今日から12月ですね❗️
しかも今日は木曜日、週刊少年チャンピオン発売日なわけですが。
なんと!今日発売のチャンピオンは2023年1号でした💡
2023年かぁ~!!早いっ!!
というか、22年のうちにやらなきゃな事がありすぎて考えると寝れなくなりそうなので。
とりあえずその事を考えるのはやめておきましょう💦
先ずは今週の弱虫ペダルのお話をさせてもらいます💨
以下は内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗️
『◎遠くに見える峰ヶ山の山頂。しかし確かに伝わる、先頭の友の熱気…!!』という文字が綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
峰ヶ山の山頂を目指しペダルを回す、ケイちゃんと恭太郎の姿で始まります。
恭太郎「見えた。やっと見えた。あれが山頂だ、ケイちゃん!! あと1kmはあるぞ!! キツいな、自転車!!」
ケイちゃん「ああ、長いな1km、恭ちゃん」
恭太郎「………抜いたかな、ロクちゃん」
二人は思いを馳せませます。
ケイちゃん「たぶんな。『往った』と思う」
恭太郎「『往く』?…………ああ……そういうことか。…だな」
恭太郎は顔を手で覆いながら言います。
恭太郎「淋しくなるなァ、ちょっと。“見届ける”なんてことを言いながら、同じ部活に入ってロクちゃんとの時間を惜しんでいたのはオレたちの方だったのかもしれないな」
ここから場面は山頂に移ります。
山頂直前で木中を抜き、先に頂上に到達した六代。
鏑木「抜いた!! ついに六代、経験者木中を山頂ギリギリで刺した!! く…そ…マジ超、レースおもしれぇーーーー!!」
叫びながら立ち上がった鏑木。
とうとう身体に巻き付いていたガムテープも外れます。
杉元「鏑木!!」
段竹「わー、ガムテの縛りを自分で解いたー!!」
上級生が興奮して見守る中、山頂を獲った六代は、背中を推してくれた二人の事を思います。
六代(やったよ…ケイちゃん…恭ちゃん…抜いたよ。『約束』……果たしたよ)
車内では興奮状態の鏑木が止まりません。
鏑木「ね、マジ!! 見えました!? 今泉さん!!」
段竹「わー、一差、今泉さんの頭を小突くな」
今泉「見てないわけないだろ」
段竹「うわ、今泉さんガチ気味にキレてる」
小野田(六代くん!!)「すごい」
思わず口にする小野田の言葉を、今泉や鳴子も聞いています。
小野田「六代くんが木中くんを抜く時の集中力…気持ち…決意…全力……見てるこっちにまで伝わってきた…!!」
小野田はぎゅっと拳を握りながら語ります。
今泉「ああ!!」
鳴子「せやな!! 小野田くん!!」
思わず気持ちを口にした小野田でしたが、慌てて言います。
小野田「はっ、ああーっ、も、もちろん木中くんの…意地やプ、プライドも伝わってきたけどね!! うん!! ちゃんと」
小野田は慌てています。
鳴子「……キャプテンやからって、そないにガチガチに平等意識もたんでもええで、小野田くん」
鳴子は続けます。
鳴子「肩入れする時はしたらええ」
小野田(え)
鳴子「感じたままを伝えてやんのも、先輩の役割やで」
小野田「うん」
こくりと頷く小野田。
一方、山頂前で抜かれた木中はショックを隠せません。
木中「くそ…マジか…。マジか、抜かれた!!」
木中は自身の足をバシンと叩きます。
木中「敗因は…オレの力不足!! くそ!!」
木中は一瞬緩めていたペダルを再び回します。
鏑木「おおっと、木中、下りに入って、やっぱり抜き返しましたよ!! ここからは長い下り。六代なんとかついて___いきたい…………ところ…!?」
皆が見守る中、六代は、足が止まったままです。
鏑木が車内から声をかけます。
鏑木「おいこらー六代ーーまじめに回せー!!」
段竹「こら一差」
鏑木「離されてるぞー。このまま木中にゴールとられていいのかー」
段竹「六代のヤツ、ちょっとヤバくないですか」
鏑木以外の上級生が異変に気付いたその時、六代の体がドカッと傾きます。
自転車が縁石に当たって身体がはね、六代は深い草むらにダイブするように落車してしまいます。
鏑木「六代落車だ!!」
小野田「六代くん!!」
キィと音を立てて急停車した車から、小野田達は飛び出します。
段竹「あいつ、全部出しきって__!?」
杉元「と、とにかく転んだところが草むらでよかったよ、よかった!!」
小野田「六代くん」
小野田は草むらを掻き分け、いち早く六代の所の向かいました。が……
鏑木「小野田さぁん!! こっちです。そんなとこまでとんでないすよ」
小野田の向かった先ではないところに六代が横たわっていました。
鳴子「大丈夫か六代」
幹「大丈夫!?」
鏑木「走れるか、立ち上がれぇぇーー!!」
段竹「一差、ムチャ言うな」
小野田は慌ててみんなの方に駆け寄ります。
小野田「……」
一瞬気を失っていた六代がぱちっと目を開きました。
六代「は!!」
がばっと上体を起こす六代。
六代「じ、自転車…。き、木中くんは!? お…おいかけなきゃ…テ」
六代はボロボロです。
鏑木「おお!! そうだ!!」
六代「前を…」
鏑木「いいぞ六代!! 今ならまだ追いつける!!」
鏑木はわくわくした様子で六代に声をかけます。
段竹「おい一差、わくわくするな」
鏑木「立てぇ!!」
六代「ハァッ」
六代はぐっと地面に手をついて立ち上がろうとします。
しかし、くしゃっとつぶれる様に地面に伏せてしまいます。
六代「右手に力が入らないっテ…。けど…行かなきゃ…だって。木中くん言ってた…って」
六代は木中が、自分を含めた経験者全員を抜いてゴールすれば、六代もインターハイに出れると言っていたのを思い出しています。
六代「真っ先にゴールすればって…」(裏門坂さんと…オレは…)「一緒に…走るんだ…テ…」
六代の様子に鏑木ですら黙って見守る中、ブルブルと震える足で必死に立ち上がった六代。
六代「でないと。オレの…」(目標が__)
また走ろうと、歩みを進めようとする六代ですが、視界が揺らぎ、かくんと膝の力が抜けてしまいます。
倒れそうになる六代を、後ろからがしっと支えたのは小野田でした。
小野田「六代くん__気持ち、伝わったよ。だから、もう大丈夫。休んでいいよ。リタイアです」
六代ははっとして後ろから支えてくれる小野田を見上げます。
小野田「すごい走りしたから疲れたでしょ」
六代「いやっ、はいっ、いやっ。さ、支えてもらってすいませんです。うああ、でも、手も足も動かない」
六代が慌てていると、『ロクちゃん!!』と、六代を呼ぶ声がしました。
ケイちゃんと恭太郎が登ってきたのです。
六代「ケイちゃん、恭ちゃん!!」
ケイちゃん「抜いたな!!」
六代「おう!!」
六代は小野田に支えられたらまま、なんとか手を振り上げます。
ケイちゃんと恭太郎がその手にハイタッチをし、パン、パンという音が山頂に響きます。
『◎先輩に、親友に、支えられ__ロクちゃん勝利のハイタッチ!!』と綴られ今週はおしまいです。
ロクちゃんお疲れ様~!!!
文字通りのボロボロ、出し切った感じ、すごいです。
木中くんには悪いですが、山頂獲れてめでたしめでたしですし。
しかも!ケイちゃん恭ちゃんがそこを通過していくという……私的には望んでいた展開になって嬉しい限りです。
冒頭のケイちゃん恭ちゃんの会話の部分で、2人のロクちゃんに対する気持ちもより分かって。腐女子的にもこの3人、良いなぁって、思いが増してしまいました。
ケイちゃん恭ちゃん、このまま木中を追いかけてゴール争いしてくれないですかね?
てか、良いじゃん、バスケに戻んなくても。自転車部入っちゃいなよ~!って。思ってしまうんですが。
やっぱりバスケ部に行ってしまうのかなぁ。
能力もビジュアルも設定も、このまま去っていくのには惜しいキャラクターですよね……。
どんな風にこの一年生レースが終わるのか……早く来週が読みたいです。
『と、とにかく転んだところが草むらでよかったよ、よかった!!』
杉元くんのこの言葉!
その通りだよね!!って事で、今週はしめたいと思います。