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弱虫ペダルRIDE.636『あの日の3人』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

暖かく気持ちの良い天気が続いてますね☀️
暑すぎず寒くなく、このくらいの天気が続けば良いのに…と思ってしまう今日この頃です。

さて、今日は木曜日💡
週間少年チャンピオンの発売日です✨
今週もさっそく私の大好きな弱虫ペダルの内容や感想に入りたいと思います。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

『◎思いだされるかつての白熱した闘い。坂道・真波・御堂筋の三つ巴__。』そんな言葉が綴られ始まる今週の弱虫ペダルは、過去のシーンから始まります。
小野田が1年生の時のインハイ3日目後半。
富士山を走っている小野田、真波、御堂筋。
それは先頭集団に追いつくまでという勝負でした。
結果は三人が横並び。
真波が『勝負はゴールラインまで、おあずけだね!!』と言っていました。

 

場面は変わって、そんな過去の思い出を胸に、一人夜空を眺める小野田。
部室を出た少し先のところで、空を見上げて佇んでいます。

部室内では今泉、鳴子、鏑木、段竹が着替えをしています。

鏑木「そんなやべーんすか、御堂筋さんて」
鳴子「おまえも一緒にインハイ走っとったやないかい」
鏑木「しゃべったことなかったんでー」
鳴子「まあ、しゃべっても上手いこと話通じる相手やないけどな」
今泉「ああ、どっちにしろ色んな意味ですごいやつだ。常に勝つことを考えてる。どんなギリギリの手を使ってでも。限界まで闘う男だ」
鏑木「そんな会話の通じねェヤツなんすね。だから…それで練習おわって小野田さん、そんなヤツがキャプテンになったってきいて、外で遠く見てたたずんでるんすね」

部室で自分の事が話題になっているとは知らず、小野田は夜空を見ています。

小野田(3人ともキャプテンになるなんて__。真波くん、御堂筋くん…ボクは今でも時々、最初のインターハイの富士山で3人で走ったの、思いだすよ。御堂筋くんとはその前日、あのインターハイの2日目の夜も出会って。一緒に走った。峠の薬局まで勝負したんだ__)

小野田はその時の様子、『……__キモッ』と言っていた御堂筋を思い出しています。

小野田(偶然出会って__何だろう。御堂筋くんがキャプテンになったって聞いて、すごく、真波くんがキャプテンになったって聞いた時もドキドキしたけど。もっと__更に、ドキドキしてる)

ぎゅっと拳を握りしめる小野田。

小野田(また会えるかな。また走れるかな、3人で。次のインターハイで)

小野田が一人佇んだままなので、部室に残っている他のメンバーは、扉からこっそり小野田を覗き始めました。

鏑木「コブシ握って空見てますよ」
鳴子「決心や。キャプテンとして、闘う決心をしとるんやな!!」
今泉「テキトウか」

鏑木達が見つめる中、小野田がはっとします。
小野田「あ、そうだ」

そんな小野田の様子を見つめる鏑木達。
鏑木「何かケイタイ取り出しましたよ」
鳴子「ああ、オカンやな。オカンに帰る時間デンワしとるんや」
今泉「おまえの副音声うざいな」

三人が見つめる先の小野田は電話を耳に当てました。

鏑木「かけた」
鳴子「うざいとは何やねん。解説しとるんやないかい」
今泉「ああ悪かった。じゃあ解説がうざい」
鳴子「ゴルァ、スカシ」

鏑木「母親の割にはかしこまってますね」
今泉「母親にバレたらマズい何かを今から打ち明けるんだ」
鳴子「おまえもノリノリであそんどるやないか!!」

三人がそんな事を話しながら見ているなんて露知らず、小野田は携帯を握り、少し緊張しています。

小野田(ん~~~なんか勢いでボタン押しちゃったけど。だ、大丈夫かな)

小野田は今かけている番号を知った経緯を思い出しています。
それは小野田が部室に居る時でした。
鳴子「小野田くん、あいつの電話番号ゲットしてきたでー」
小野田「えーーーほんとにーー」
鳴子「ちと強引にな♪ついでに小野田くんのも教えたったけど、ええよな?」
小野田「う、うん。かかってくるかなぁ、ありがとう」

小野田が今電話をかけている相手の番号は、その年の夏、鳴子から聞いたものだったのです。

夜空の下、携帯から聞こえてくる呼出音を聞きながら、少し不安を抱く小野田。

小野田(話きいてくれるかなぁ。ていうか、出てくれるかな。出てくれないかな……。出てくれないか__さすがに。ボクからの電話なんて…おめでとうって一言伝えるだけでいいんだけどな。御堂筋くん__)

なんと、小野田が電話をかけていた相手とは、御堂筋翔でした!

御堂筋「何やの。キミィ……急にィ。サ カ ミチィ」

とうとう電話に出た御堂筋。

小野田「わ、出た。あ、あの。御堂筋くん。な、夏…ぶりだね、そ」

御堂筋「出たって何やのォ。オバケみたいにィ」

小野田「やっ、あっ、ごめん、あの、出ると思わなくって。あの、でもっ、つながってよかった」

御堂筋「ハァ?」

小野田「キャ、キャプテンおめでとう」

御堂筋「ハァ?」

御堂筋は五重塔と思しき寺を背景に、一人座って電話しています。

御堂筋「プク。あんな肩書き、ドゥでもいいワ。どうしたん……カッコつけて敵に塩でも送るつもりやったん?」

小野田「ち、ちがうんだ。ホントに。ただ、お、おめでとうが言いたくて」
小野田は嬉しそうに電話を続けます。

小野田「今日、あの、御堂筋くんがキャプテンになったってきいて、嬉しくて」

御堂筋(ウレシイ…?)

小野田「真波くんには、この間レースの時に、終わった後に箱根学園の高田城って人にお願いして、ど、動画で伝えてもらったんだ」

御堂筋(オメデトウ?)

小野田「ど、どこかで…また…レース中とか…そうじゃないところで、一緒に走れるかなって」

御堂筋(走る…?)

小野田「いろんな話できるかなって。レースのあととか。あの…ボク、その、御堂筋くんと友達になれたらなって思ってるんだ」

小野田の声を聞いた御堂筋がはっとなります。

御堂筋「ハァ?」

小野田「去年のインターハイ2日目の夜。真紅の2号機の話してくれて…ボクは本当に嬉しくて。薬局まで、勝負して勝ったらアニメの話をじっくりしてくれるって言ってたけど、ボクは負けて。その時、話せなかったけど、どこかでまた、アニメの話、したいんだ。したいと思ってるんだ、ゆっくりと!!」

御堂筋「ハァ?アニ…。…………」

小野田ははにかんで続けます。
小野田「ボク、あの。王立軍の新劇場版、見にいってきたよ。夏のおわりに公開したやつ。3回行って、来場者特典の人型兵器立体キーホルダー、2号機は2つ、当たったんだ、真紅の!! ひとつ、御堂筋くんに送るよ!!」

御堂筋「____!! キモ…」

小野田「あ、もう見に行った?2号機あるんだったらカブるよね?ああ、見た?劇場版。評価よかったよね。ボクもね、あのね、あ…いいんだ、もし持ってなかったらて思って…」

御堂筋「………」

小野田「きょ、京都に送るよ」

御堂筋(ボクが当てたんは3号機や。ゆずる?せっかく出た2号機を?)「トモ…ダチィ?」「それがタオルの正体か」

小野田「え、タオル?」

ここで電話が切られてしまいます。

小野田「あ…切れちゃった」(ああ~~~やっぱりアニメの話はしてくれないのかー。きびしいなー御堂筋くん)「………でも、おめでとうが言えて良かった」
少し恥ずかしそうに、喜んでいる小野田。

そんな小野田の様子を部室の扉から身を乗り出さん勢いで眺めていた三人の会話も続きます。

今泉「切れたっぽいぞ」
鳴子「プツっとな」
ニヤリとして鳴子が続けます。
鳴子「女か…」
鏑木「どぅ、えぇーーマジすか!?」

鏑木の叫びを最後に、場面は昼間の学校に変わります。

 

総北高校の校舎を歩く二人の男子生徒。
なんと、その二人は、自転車競技部の一年生レース後、部を離れていった桜井と川田でした。

川田「聞いたかよ、桜井。あのオトボケ小野田が今やキャプテンらしいぞ」
桜井「ああ、びっくりだな」

二人は廊下を歩きながら会話を続けます。

桜井「峰ヶ山も、チームで勝利したらしい」
川田「マジか、マジかそれ!!」

川田は歩みを止め、立ち止まります。
川田「やっぱりな……オレの想像してた通りだ、桜井…。落ちてんな…レベル。小野田がすげぇんじゃねェ。レベルが落ちてんだ。県内の自転車部全体の。金城さんは鬼のスパルタ練習だった。そうだろ!? 桜井」
桜井「金城さん…」
川田「やっぱり今からならいけんじゃねェか。部にもぐりこみゃ、オレたちもインターハイ出れんだろ!!」
熱くなった川田の言葉は止まりません。
川田「男テニは先輩がクズだった。ちょっと髪染めたくらいでブチ切れられてヨォ。やめてやったよ、クソが。やろうぜ桜井。あの頃のオレ達とはもう違う。レギュラーうばってやろう!! もう一回__自転車部に入りなおして!!」
桜井「川田…!!」
川田「行こうぜ桜井!!」
ポケットに手を突っ込んだまま、再び歩き始める川田。そして桜井。

『◎坂道や金城を知るこの男たちは…!? 次号、急展開!!』と綴られ今週はおしまいです。

 

 

最後、まさかそうくるか~!な展開でした!!
川田!!ビジュアルはとてもカッコ良くなっているのですが。弱ペダで久々に見る嫌なヤツなオーラ全開の会話してましたね😅
口悪くてすみませんって感じですが、川田に向かって、何言っちゃってんだボケ!とか言いたくなりました💨
ぶっちゃけ、どっちが川田でどっちが桜井だったかよく覚えてもいませんでしたよ、私は。
自転車離れてテニスやっていて。先輩に注意されたからって辞めてしまうような中途半端な彼らが今、自転車競技部に来てもお話になりませんよね!
さっさと恥かいて帰って頂きたいところですが。
部の雰囲気が一時でもすごく悪くなりそうで。それがとても嫌な感じです。
入りなおして…って、キリの良い4月からでしょうか?それとも今すぐでしょうか。
とりあえず弱ペダ的にはちょっと珍しい展開な気がするので、続きが気になります。

川田桜井の話はさておき、今週まさかの小野田と御堂筋の電話!びっくりでした!!
鳴子、どうやって聞いてきたんだ~って💦すごい!✨
小野田からの、友達になれたらという話にはっとなる御堂筋。
御堂筋の中に今まで無かったものが入り始め、さらに強くなるのでしょうか……
というか今週の冒頭を読んでいると、三年目のインハイ!最終ゴールの闘いはこの三人に決まりでしょーって気持ちになってしまいます。
夢のまた夢かもしれませんが、小野田、今泉、鳴子の三人の手繋ぎゴールも見たいところなのですが。
どうなるのか、ワクワクします🎶楽しみです😆

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