私の住む地域ではとても涼しい日が続いております
暑いのも大変ではありますが、そろそろ夏が恋しくなってきました
週刊少年チャンピオンの発売日、そんな夏への思いが増すのは大好きな弱虫ペダルには夏が似合うから。
予想外の新展開に毎週一喜一憂しております。
というわけで、さっそくですが今週の弱虫ペダルの内容や感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
今週の弱虫ペダルはRIDE.550と、きりの良い回。
雑誌のセンターカラーを飾っております。
カラーで描かれるのはマウンテンバイクにまたがった小野田坂道。
『新展開MTB(マウンテンバイク)編ヒートアップ!』という文字が綴られております。
そしてページをめくると、前回の続き、小野田がマウンテンバイクで走り始めたシーンへと変わっていきます。
小野田(すごい。進む‼ 道は土と石ででこぼこしてるのに‼ さっきロードバイクで試した時はすごく大変だったのに。この“MTB(マウンテンバイク)”は、この自転車は、それをものともしないで進んでいく‼ すごい‼)
初めて乗るマウンテンバイクに感動する小野田。
そんな小野田に、後ろから雉が声をかけます。
雉「行っていいよ、そのまま‼ 行こう、そのまま‼」
小野田「雉さん‼」
雉の声に小野田は後ろを振り返ります。
小野田(登ってくる…………‼ 速い!?)
小野田が雉の速さを認識したと同時に、もう雉は小野田に追いつき、横に並んでいました。
小野田(速い‼)
小野田と雉は並んで未舗装路を登って行きます。
小野田(うああああ。ここはさっき雉さんと会った場所。一瞬で来た‼ さっきボクが転んでパンクした場所も、もうとっくに通りすぎてる‼ 山の中だと、MTBはロードバイクより格段に速い‼)
小野田と雉、二人はどんどん登っていきます。
小野田(道が続いてる。林の中の一本道が‼)「雉さん‼」
雉「“くん”でいいヨン。同級だ」
小野田(えっ…)「へ!? 同級!?」
雉「行こう、このまま。頂上まで。小野田クン」
そう言いながら雉はサングラスを外しました。
カシャッと外したサングラスの下から現れたのは、綺麗で整った顔。そして印象的な色の薄い瞳が小野田を見つめています。
小野田(うわっ、カ…カッコイイ人だ__‼ 目が、色が__‼)「あ、あ…はい。はい‼」
雉「ごめんちゃい」
小野田「えっ」
雉「オレ、生まれつきちょっと目の色素うすくて。サングラスなしだと、目、弱っちゃうんだヨン。サングラスかけっ放しでもいい?」
小野田「は、はい」
雉「あ、そだ。これ」
小野田「え」
雉から差し出されたのは小野田のヘルメットでした。
雉「忘れもん」
小野田「あっ。うわっ。すいません、ホントだ。ヘルメット忘れてた」
あたふたする小野田に雉が言います。
雉「いいね。ヘルメット忘れるほど、頂上を目指して登ろうとしてたってコトだね」
小野田「えっ」
サングラス越しに小野田へ視線を送る雉。
雉「いいよ。おもしろい。大切なのは衝動なんだ。心の内側からあふれる、おさえきれない意思、本能。こうしたいって気持ち。それが一番大切なんだ。大自然を相手にしたスポーツ、このMTB(マウンテンバイク)には‼」
雉の言葉に小野田の胸はドクンと音をたてます。
小野田(大自然を相手にした、スポーツ‼)
雉を前にし、続いて小野田が、頂上を目指して登って行きます。
雉「鳥の声。川の音。木々のざわめき。土の道。そこにわけ入るために、より遠くへ行き、楽しむために、作られ、進化してきたのが、このMTBだ‼」
初めてのマウンテンバイクで小野田は山道を登ります。
小野田「うわっ。うわっとっと」
グラつきながらもバイクを進める小野田。
小野田「とっと」(「わけ入るために」‼)
雉の言葉を頭の中で反復しながら進みます。
雉「こっから先は、道も細く荒れてくる。気をつけてヨン」
小野田を振り返りながら、雉が続けます。
雉「神経を研ぎ澄まして。本能を、呼び起こすんだヨン。たどりつきたいという本能を‼」
小野田「はい‼」
細い道に入った小野田と雉。
雉はぐいぐい進みますが、小野田が少し遅れ始めます。
雉「!……ありゃ…」(遅れてる…キビしすぎたかな…この道。MTB初めての人だからな…彼は)
小野田「す、すいません。ちょっ…これ以上は」
雉(「ムリ」か__)「はいよ」(もっと登ってくれると思ったケド__“引き返す”か__)
雉は小野田の言葉を予想し落胆しますが、小野田の口から出た言葉は、雉の予想したものとは異なるものでした。
小野田「すいません。この自転車初めてなものでして…その、ギアはどこで変えればいいんでしょうか」
『◎ギ…ギアが変えられない‼ __ということは…!?』という文字が綴られ、今週はおしまい。
新展開 MTB編……
言いたい事は先週と変わっておりません
今までのキャラが好きすぎて、このMTB編がどんな位置付けになっていくのか、それがひたすら気がかりです
あくまでバイクコントロールの練習であって欲しいのですが。
小野田くん、マンウンテンバイクに相当感激しているご様子なので、私の心配は増すばかりです。
そんな中、今週は雉の素顔が明らかになりました
………めっちゃ好みのタイプです、私
整った顔に薄い瞳の色って設定もツボで。
早くも瞳の色はグレー?グリーン?ブルー??って。気になって仕方なくなりました。
ヘーゼルとかでも良いですよね!
何色なのでしょう?
しゃべり方も特徴的で面白いですし、自分が好きになる要素はたくさん詰まったキャラな気はしました。
なので、この新展開が少しずつ楽しくなってきた感覚もあります。
キャラで気持ちがコロコロ変わる……我ながらゲンキンな奴ですね
でもでもでも雉への期待は今までのキャラ達への愛の前ではまだまだちっぽけなものなので。
基本的にずっと応援してきた大好きな漫画が知らないものへ変わっていってしまうような感覚からくる寂しさは拭えきれていません
どうなるんですかね……これから。
とりあえず、マンウンテンバイクってギアが変えられないのでしょうか?
私は知らなすぎなので、新しい世界を楽しむ気持ちで構えていきたいです