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弱虫ペダルRIDE.541『長い闘いの終わり』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

2週間待ってました!週刊少年チャンピオンの発売日!
大好きな弱虫ペダルが読みたくて読みたくて。
前回同様、朝を待たずして読んでしまいました
というわけで、さっそくですがその弱虫ペダルの内容と感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

カラーページで始まる弱虫ペダル。
古賀、杉本兄弟、段竹。そして幹に綾。
総北のサポートメンバーが歓喜に沸き、会場ではアナウンスの声が響きます。
『くり返します。インターハイ3日目最終日、ここ群馬県国道最高地点渋峠に最初に到着したのは、総北高校、ゼッケン1番、小野田坂道選手です‼』
叫びながら左手を高く上げた小野田と、俯いた姿勢の真波。
二人の姿が見開きのカラーで大きく描かれています。

歓声に包まれるゴール会場にアナウンスが響きます。
『2度目の頂。インターハイ総合優勝は、今年も千葉、総北高校‼』

そんな中、一斉に走り出す総北のサポートメンバーたち。
「小野田‼」「小野田さん」「小野田くん」と、名を叫びながら小野田に駆け寄ります。

同じく箱学の生徒達も駆け出します。
「真波‼」「真波さん‼」と真波に駆け寄っていきます。

会場で二人を見守っていた観客も、思い思いの事を叫び、語っています。
「うおお総北‼」
「わああ」
「くそ‼ あと少しだった‼ ハコガク‼」
「くぅぅ‼」
「山王…あいつ…ハコガクを二度も止めやがった‼」
「すごかったな、最後の闘い」
「ああ‼ 正々堂々闘ったよ、あの2人‼」
「オレしびれた」
「最後の勾配がきつくなるところで小野田が遅れてさー」
「ヤバかった」
「熱くなった!」
「ゴールにいたカメラマンの人も涙ぐんでだよ」
「よくやったぞ、2人とも」
「最高だったぞ」
「ソーホクゥ」
「ハコガク‼」
「ピューッ」
「いい勝負だったぞ」
「手が震えて動画とれねェ」
「拍手だね~」
「あの2人の一生懸命さが伝わってきたね」
「やっぱりロードレースってすごいね!」
「ソーホクゥ」
「ハコガク!」

ゴールゲートを過ぎ、余力で進む小野田と真波にも、会場の盛り上がりが伝わっていきます。
ハァハァと荒い息のまま、ゆっくり会話を始める小野田と真波。
真波「皆………大興奮だよ。走ってる時は__集中してて、………気づかなかったよ。こんなに応援してくれる人がいたなんて」
小野田「………うん。すごい声援……だね……ボクも、今気づいたよ………。終わったんだね…勝負が………」
熱気に包まれた会場を見た小野田はぎゅっと手を握りしめ、続けます。
小野田「皆の、3日間の…全力の…闘いが…」

ここから数ページ、長かった3日間のレースを振り返るコマが続きます。
初日のスタート、勝負しようと言葉を交わす真波と小野田。
初日のスプリントリザルト、山岳リザルト、ゴール。
2日目の山で勝負をしようとするも叶わなかった二人。
3日目のスプリントリザルトや山岳リザルト。
チームメイトの想いを背負いながら挑む最終ゴールへの闘い。

駆け抜けてきた3日間を噛みしめながら、話す小野田と真波。
真波「……うん。終わった…2度目のオレたちの勝負が」
小野田「…あ、こういうの、変かもしれないけど…あの、ありがとう…真波くん」
真波「は。“ありがとう”?オレに?オレはすげーくやしいんだけど?」
小野田「あっ、あっわわ。そ…だよね‼ ごめ…」
真波「けど」
慌てて謝ろうとした小野田の言葉を遮って真波が続けます。
真波「全開でやった。出せるものは出した。キミの方が少しだけ、想いが強かったってことだ。今は後悔はないよ」
小野田(真波くん)
真波「あの時、こうすれば__って思いは、今年はない。スッキリしてるよ、あの空みたいに」

二人の前に青い空が広がっています。

小野田(空__真波くん…)
真波(坂道くん)

真波「けど、やっぱさ。最終ステージの最後での勝負てのはさ。やっぱプレッシャーがデカすぎるよね。来年もし2人ともインハイ出れてやる機会があったら__」
小野田「…うん」
真波「初日の山岳賞にしよう」
小野田「うん」
真波「去年の東堂さんと巻島さんみたいに」
グリップを握っていた手がズルっと下がり、カクっと力が抜けていく二人。
お互いが相手の方にもたれかかるようにして、ドッと肩と肩がぶつかり、倒れそうながらも、まだ自転車の余力で並走しています。
が、まもなくガシャンと倒れてしまうでのしょう。
くっついた二人の肩に「小野田‼」「真波さん‼」と聞こえる声が描かれ、今週の弱虫ペダルはおしまいです。

あああああ~~~~!!!
だよね、だよね、プレッシャーが強すぎたよねって。
来年は初日の山岳賞にしようって真波の言葉がぐっときました
私も真波と小野田には最終ゴールではない、もっとプレッシャーの少ない所で闘わせてあげたかったと何度も思いましたから。
本人達もやはり思っていたその気持ちを聞いて、全力で頷いてしまいました。
気が早いのですが、来年の初日山岳賞のバトルは真波と小野田に決まりですよね!そう願います
東堂と巻ちゃんのように。最後のインハイで、背中のゼッケンなんて関係なく、男と男の闘いだ!って。
あのラスクラを思い出す闘いを二人に見せて欲しい!
今週の弱ペダを読んで、ものすごくそう思いました。

それから、読んでいて救われた気持ちになったのは真波の言葉でした。
あの空のようにスッキリしてるって。
良かった……(ノД`)
そりゃあもう、想像できない程のくやしさがあるのでしょうけれども。
去年のような気持ちの涙にはならなくて済むのかなと。
後悔はないという言葉に胸を撫で下ろしました。
真波、箱学側の事を考えた時の苦しさが少し和らぐ感覚です。
そして昨年の試合の後、真波は小野田とは会わず、東堂が受け取った約束のボトルも捨ててしまっていますが。
今年の小野田との会話をみると、もう二人の仲も大丈夫だと思えます。
良かった!!

今週はゴール後の苦しい方の気持ちが和らいだおかげで、次週以降いよいよ描かれるであろう表彰式がより楽しみになりました。
ああぁぁ~!早く喜ぶ総北メンバーの様子が見たいです(≧Д≦)

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