昨日は雨に加えてびっくりする寒さでしたが、今日はよく晴れて気持ちがいい天気です
しかも今日は木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日ですからね
朝からテンションが上がります
というわけで、さっそくですが私の大好きな弱虫ペダルの内容や感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
『近づくゴールに…高まる緊張感…‼』という文字とともに始まる今週。
ポツ、ポツ、パァンパァンと、水滴が落ちて水面に波紋が広がっていく様子が描かれます。
そんな波紋を背景に綴られるのが、いつの日かの真波や小野田の台詞。
「限界の__最後の一滴まで争うような闘いをやろうよ」
「楽しみだね」
「やろうよ、出しおしみのない勝負を。インターハイで」
そして次のシーンでは現在のインターハイに戻ります。
誰かの叫び声が響きます。
「ゴールまでのこり170m‼」
ゴールを目前に、小野田と真涙は並んで走っています。
両者一歩も譲らない白熱のバトル。
『張り詰める空気を切り裂き、2人の熱が…ゴールへと迸る‼』という文字も綴られています。
真波「そ、れぇぇ‼」
真波が声をあげてペダルを踏み込みます。
観客が叫びます
「のこり160m‼」
「並ぶ」
「2人‼」
「真っ向勝負‼」
小野田「あああ、あああ」
小野田も声をあげてペダルをまわします。
観客の「のこり150m‼」という声が響き、『LAST150M』という看板を通り過ぎる二人。
二人を見守る観客が言います。
「まだ並ぶ‼」
「けど、ここから先は、ゴール前に向かって少しだけ__斜度が上がってる区間がある‼」
観客の言葉通り、小野田と真波、二人の前には、まるで壁のように立ちはだかる斜度の上がった坂道が続いています。
ハァハァと荒い息で、その坂を目前とした二人。
真波(斜度が)
小野田(変わる‼)
バチン、ガシャンと小野田のバイクが音をあげます。
そして、ぐるぐるぐると回る脚。
それを見た観客が口々に言います。
「山王、ギアを1枚軽くして、回す脚は変えないで__ケイデンスはそのままに登る‼」
「速ぇぇ」
「すげぇ‼」
ぐるぐるぐると、小野田はハイケイデンスのまま、斜度の増した坂を駆け上がります。
一方、真波のバイクもガチャン、ジャンと音を上げています。
ブゥンとダンシングして進む真波。
それを見た観客は言います。
「真波はァ」
「ギアを…!?」
「え!?」
「重くして!?」
「バイクを振りながら、速度はそのままに駆け上がる‼」
真波「そっ、れぇぇ‼」
声をあげて進む真波。
観客はそんな真波の姿に驚きます。
「すげぇ‼ 逆転の発想‼」
「あんなことできるのかよ‼」
「フツウやんねェよ」
「カミワザ‼」
「今年のハコガクは__本気でジャージを奪い返しにきてる‼」
斜度の増した坂を並んで走る小野田と真波に、観客は声をあげます。
「ギアの差は、そのまま、速度の差になる」
「斜度の変化が終わって__車体ひとつ分、ハコガク真波が前に出た‼」
斜度の増した坂に並んで入った小野田と真波でしたが、真波がバイクひとつ分、前に出たのでした。
その様子に沸く会場。
「ハコガク__‼」
「総北__ッ」
「ふめー‼」
「ゴールまで、のこり110m‼」
真波も小野田も、全身全霊で走ります。
観客の声援が響きます。
「いけぇぇ‼」
「山王ォォ‼」
「総北ゥゥ」
少し先行している真波。
真波(このまま、いけぇぇ‼)
荒い息で、それでもペダルはゆるめません。
真波(あとはゴールに向かって100m踏むだけだ‼)
小野田(ついた‼ 差が…‼)
荒い息で必死に前を見据えて走ります。
小野田(小さい差だけど、ここでは大きな差が‼ だけど、苦しいけどボクは__まだあきらめないよ、真波くん‼)
真波(坂道くん__もうすぐだよ。もうすぐ“約束の勝負”が終わる‼)
真波はギリッと歯をくいしばります。
小野田はぎゅうっとハンドルを握りしめます。
誰かの声が告げます。
「のこり100m‼」
『坂道、リードを許したまま…のこり100mに突入……‼ 次号、3号連続カラー第1弾‼』という文字が綴られ、今週はおしいまいです。
来ました3号連続カラー
という事は……次週以降の3号の中でゴールが決まるという事ですよね!
やはりキリの良いRIDE.540でゴールでしょうか。
平成から令和へという、タイミングもばっちりです。
どちらが勝っても負けてもおかしくないこの状況。
今週の真波、特に最後に歯をギリッと食いしばっている表情は鬼気迫るものがありました。
真波にとっては雪辱を果たす意味もありますから……負けられませんよね。
でも小野田にも勝って欲しいし……
うーん、もう特に語る事はありません!
とにかく来週からの3号を楽しみにしています