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弱虫ペダルRIDE.535『超えたい背中』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日は水曜日ですのに週刊少年チャンピオン発売です
大好きな弱虫ペダルがいつもより早く読めて、なんだか得した気分
というわけで、さっそくですが、弱ペダの内容や感想、入らせて頂きます!
続きがきになって仕方ないのです(>。<)
いつもの事ですが、本誌未読の方はネタバレにご注意ください

『◎真波を追う坂道が思い出す、巻島との熱き会話の記憶__』という文字とともに、物語はあの日、小野田が巻島と最後に峰ヶ山を登った時のシーンから始まります。

小野田「最近いつも話してるんですよ。鳴子くんと今泉くんと。“3年卒業までにはブチ抜いたる”__って」
巻島「クハ、今の似てる」
小野田「えっ、そうですか。今日も最後負けちゃいましたけど、ボクも、何とか巻島さんが卒業するまでには、何とか強くなってって思ってるんですけど。また、そ、その時は、勝負してもらえますか」
巻島「…オレはいつでもおまえと走ってるショ。そう思えば、勝負なんざいつでもできる。つづら折の登りのカーブで。果てなくつづく1本道で。草おいしげる田舎道で。来年も、そのつぎも。オレはおまえの前を走ってる。だから抜け。強くなれ」

ここで場面は現在のインターハイへと戻ります。
巻島(__坂道‼)
小野田(巻島さん‼)
巻島は観客バリアから身を乗り出すようにして声をあげます。
巻島「オレはいつでもおまえの前を走ってる‼ だから、オレを抜けっショ、坂道ィ‼」
小野田「はい‼」
力強く返事をした小野田は、真剣な表情でまっすぐ前を見つめ、巻島の前を通り過ぎていきます。
巻島(__あの頃、今泉も鳴子も小野田も、先輩の背中超えたがってた。アツくてガリガリしててなァ。珍しくおまえまで、「勝負」なんて言葉つかってヨ。オレはあの日本での最後の峰ヶ山で、おまえと走って、おまえの口からその言葉が出た時、秘かにオレは“成長したなァ”って、思ったんだヨ。いけ坂道。結果は聞かねェ。のこり400mちょっと、おまえの出せる力__)「限界まで絞り出せショ‼」
小野田の背中を見送る巻島は、胸の内の最後を声に出して叫びます。

小野田「はい‼」
巻島の声が届いたのかのように、声をあげた小野田。
巻島の『オレを抜け』という言葉を胸に走ります。
小野田(巻島さん__巻島さんが最後の峰ヶ山で言ってた言葉だ)
『いつでもオレは、おまえの前を走ってる』という言葉も噛みしめる小野田。
小野田(そうか、そういうことだったのか__。今ごろになって__こんな時になって、気づきました。いるんだ。いるじゃないか、いつも。そうだ、ボクは重ね合わせて走ってきた。この道の先に、いつも世界で一番カッコよく走る__巻島さん、あなたのその背中を‼)
小野田は、自身が走る道の先に、巻島の背中を見ます。
小野田が見る巻島は振り返り、小野田に言います。
巻島『クハ‼ 抜けるか、オレが‼ 坂道』
小野田「はい‼ お願いします‼」
想像で見た巻島の言葉に力強く返事をし、小野田はペダルを回します。
ぐるぐるぐるとケイデンスが上がる小野田。
想像の巻島は追い抜かそうとする小野田を笑顔で見つめると、自分も加速します。
体ごと大きくバイクを傾ける独特の走り。
小野田の追い抜きを許しません。
小野田「あああ」
小野田は声をあげて走ります。
小野田「あああ」
ぐるぐるぐると、ケイデンスが上がります。
小野田(巻島さん‼)「あああ」(巻島さん‼ 巻島さん‼)
走りながら小野田の頭には巻島がかつて自分に告げた言葉が過ります。
『自分のスタイルで速かったらそれ、サイコーにカッコイイっショ』
小野田が走りながら感じている巻島は、独特のダンシングで少し前を走っています。
小野田(巻島さんは体とバイクを傾けて独特のスタイルで登る。世界一速くてカッコイイクライマー。1年前のインターハイが終わって、まだ日の浅い日。皆で3年生を何とか超えたいって話になって。ボクはあの時、本当に、はじめて、ボクは生まれてはじめて、誰かを超えたいと思ったんだ‼)
強い気持ちで、まるで巻島を追う様に走っていた小野田。
とうとう、想像の巻島と並びました。
小野田(巻島さん‼)
巻島は柔らかい微笑みを浮かべています。
小野田(ボクはあれから、つらいこともあったけど、たくさん練習して、少しはあなたに近づけたと思っています‼)
小野田がやっと追いつき並んだ想像の巻島は言います。
巻島『どうした坂道。遠慮するなよ。抜け』
ハッと目を見開く小野田。
ぎゅうっと拳を握りしめ……
巻島を抜きます!
抜かれた巻島はすっと小野田の背に手をそえます。
巻島『強くなったな』
そう言って巻島は小野田の背中を押すのです。

巻島に背中を押してもらった小野田は、まっすぐに前へと突き進んで行きます。

そんな小野田の姿が描かれた後、最後にまた先ほど身を乗り出して坂道にエールを送った巻島へと話が戻ります。
巻島「クハ。強くなったな、坂道」

『◎あの日の“憧れ”を超えた坂道、先頭を走る真波を追う!』という文字が綴られ今週はおしまいです。

泣きました(T-T)
先週に引き続き、今週も涙です。
憧れの巻島を追いかけて追いかけて。超えていく坂道の姿……本当にぐっとくるものがありました。
私としては、小野田が巻ちゃんを抜いた瞬間、そこがゴールでした~くらいに盛り上がったので。
インハイの勝敗はもう良いよって気分にすらなっています
真波も小野田も、どちらも勝たせてあげたくて。
どちらかが負ける姿を見たくないのです。
なのでゴールを想像すると、ドキドキよりも苦しくなってきてしまうんですよね。
回が進む毎に辛さが増してきています(>_<)
どっちも負けないで欲しいっ!!!

すみません、今週は苦しいので感想も少なめです。
語彙力なくて申し訳ないのですが、小野田が巻島を抜いていくシーン、本当に最高でした(≧Д≦)

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