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弱虫ペダルRIDE.530『闘う資格』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日も寒いですね
天気予報で『チョコが溶ける心配はありません』なんて粋な表現をしておりましたが、そろそろ春が恋しいです。
バレンタインデーでもありますが、今日は木曜、週刊少年チャンピオンの発売日
ということで、毎週恒例(?)の弱虫ペダルの内容と感想を書かせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

『◎ますます激しさを増す優勝争い‼ カッと見開いた2人の瞳に映るのは!?』
そんな言葉とともに、競いながら走る小野田と真波の姿が描かれ、今週の弱虫ペダル、スタートです。

小野田と真波の走る道の両脇には、二人を応援するたくさんの人々。
そんな人々の声が響きます。
「山王、ハコガクに並んだ‼」
「ゴールまでのこり__700m‼」
「両者並ぶ‼」
「ハコガク、王者の意地と、山王、前年度優勝者の意地がぶつかる‼」
「650m」

観客の大声援の中、走る小野田と真波。
緩やかなカーブを前に、小野田が前に出ました!
ハァハァと息を切らしながらも、そのまま前をキープしながらカーブを曲がろうとする小野田。
しかし、真波も負けじとカーブのイン側コースに入り込んでいきます。

そんな二人を見守る観客が口々に言っています。
「山王前に出る‼」
「ハコガクは__イン側にコースをかえて…うわっ強引に…まさか、内側から前に出る‼」
「ぶつかった‼」
「それでも両者、ペダルを踏み止めない‼」

バシバシぶつかり合いながら走る小野田と真波。
真波(獲る‼)
小野田(届けるんだ‼)
真波(ゴールを‼)
小野田(ジャージを‼)

ここで話は、走る二人の650m先、ゴール地点で待つ金城、荒北、田所へと移ります。

会場アナウンスが現在のレース状況を告げています。
『700m地点を過ぎて、先頭2人はまだ拮抗状態です。最後のゴール、総北高校対箱根学園。さあ、どちらが栄冠を手にするのでしょうか』

荒北「……」
金城「……」
田所「……」

沈黙を破ったのは荒北でした。

荒北「どっちが…か。オワってみなけりゃワカらねェのがロードレースだ。けどォ、金城ォ。もし、予想を言えつんなら、この勝負、オレの想像する軍配は__圧倒的に真波だ」
荒北の言葉に、金城は黙って聞き入ります。
荒北「ヤツはこの1年。苦しんだ。オレも最初はフシギちゃんだとか言って、メンバー入りに反対してたくれぇだが、実力はあった。そして更に負けがあいつを強くしたァ。東堂もそう言ってたしな。実際あいつは目つきがかわった。ニオイもな」
金城(荒北……‼)
荒北「集中力が更にアガるようになったつうのか、トボけてるくせに、ニオイが濃くなった。たしかに小野田チャンもがんばり屋だ。この1年、がんばったと思うぜ。けど、この頂のゴールラインを最初に割るヤツにゃ、それなりの“資格”がいる」
語る荒北に、金城も田所も黙って耳を傾けます。
荒北「1年目、何も知らずに勝って、優勝の栄光手にして、そのあと峰ヶ山でも優勝飾って、元気一杯明るく楽しく過ごしてきたヤツにぁ___おっと、悪いな金城、悪口じゃねェぜ。冷静な判断ってヤツだ。そのカベは突破できねェ……‼」

ここで場面が一度、小野田と真波に戻ります。
先程の荒北の言葉を表すかのように、真波に先頭を許してしまった小野田。
ハァハァと俯き、必死にペダルを回しています。

観客も心配そうに声をあげます。
「どうした山王」
「ハコガク真波のペースアップに反応できずに差がついた‼」

小野田(先に行かれた‼)「ああ、もう…ああっ」(何やってるんだボク。さっきぶつかった時、足をねじって右足のビンディングが外れたんだ__それが、なかなかはまらない‼ 差がついちゃう‼)
ガチャガチャと、外れたビンディングをはめようと焦る小野田。その間にも、真波との差が開いてしまいます。
小野田(ここでの差はたぶん致命的なものになる‼)

観客が叫びます。
「ハコガクとの差が広がる‼ 5m…6m…いや、その差8m‼」
「ゴールまで、のこり600m‼」
「更に差が広がってる‼」

小野田と真波の様子も描かれたところで、再び場面はゴール地点の金城達へと戻ります。

荒北「もしのこり500mが近づいて、もし10m以上の差がついてたら、そん時は先走ってるヤツの勝ちだ。一対一でのこり500となりゃ、体力使い果たして、あたぁ気力の勝負になる。気力てのは、それまでの積み重ね__失敗や悔しさ、どうにもならねェ想い。そいつが下支えになるんだ。そいつを持ってねェヤツは__正直勝てねェ‼」

ずっと黙って話を聞いていた金城ですが、ここで口を開きます。

金城「“どうにもならない想い”__か。もしそれが、ゴール前を闘い生き残る条件だとすれば、あるな、小野田にも。その“資格”が‼」
荒北(!)
金城「荒北から見て、小野田は順調に成長してきたように見えるか」
荒北「優勝のプレッシャーってヤツか?」
金城「いや…それじゃない。他のチームの連中にはピンとこないだろう…。ヤツは、インターハイの優勝とほとんど同時に、大切なものを失ったんだ」

荒北と田所が金城に視線を向ける中、金城は遠くを見つめたまま言葉を続けます。

金城「憧れて__心から憧れて、インターハイを一緒に走り、常にアドバイスをもらい、目標にしていた先輩が、突然目の前からいなくなった。出会って数か月だったが、同じ脚質ということもあり、小野田はその男に魅かれ、傾倒していった。勝利にモチベーションを持たないあいつにとって、一番大切だったのはつながりだった。友や先輩とつながるために、自転車にのる__ヤツはそういう男だ。その男が失ったもの__少し、語ろうか。この1年の小野田と、オレが総北のキャプテンとして最後にした仕事のことを」

『◎1年前“つながり”を失った坂道に、金城がした仕事とは!?』という文字が綴られ、今週はおしまです。

やっと来ました!坂道のターン(≧Д≦)
もうすっかり今年の優勝は真波、箱学だろうと思ってしまった私ですが、やはりT2に、総北メンバーに揃って表彰台に上がって欲しい
というわけで、次週から始まる小野田のエピソードで、今年の優勝も小野田、総北かも!と思えるようになりたい
期待は膨らむばかりです
巻ちゃん絡みのエピソードを持ってきたところで、小野田が巻ちゃんの待つ地点に到着→勝利の女神巻ちゃんパワーで小野田優勝!って。ならないですかねぇ……。
でも、すごい追い上げを見せたものの、“致命的なものになる”の差が最後まで残り、僅差で真波……とかもありそうです
というか、先週までのエピソードで真波にも優勝をあげたい気持ちも膨らんでいますので。
正直、どちらが勝っても嬉しいですし、同時に辛いです

にしても、巻ちゃんの扱いはすごいですね。
渡英なのですが、他界したくらいの(表現悪くてすみません)インパクトと影響を与えている気がします。
音信不通になっちゃう巻ちゃんのキャラ故に余計そうなるのでしょうか。
東巻クラスタ的には、巻ちゃん渡英エピソードは二人の関係を思い、切な萌えで悶えるところなのですけれども。
小野田に着目しても、巻ちゃん渡英エピソードは非常に泣ける部分なのですよね。

ゴールまであと僅か600m!!
ですが、来週から小野田サイドのエピソードに入るので。二人の決着がつくのはまだ少し先になりそうです。
今年度中に終わるのでしょうか……あぁ~先が気になります(≧Д≦)

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