毎日寒いですね(>_<)
布団から出たくない日々ですが、今日は週刊少年チャンピオンの発売日なので頑張れました
というわけで、さっそく元気の源、今週の弱虫ペダルの内容と感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
先週、小野田のお母さんと委員長が偶然再会するシーンで終わっていました。
その続きから始まるものかと思いきや、今週はゴールを目指して走る、真波と小野田の様子から始まります。
観客の声援に包まれながら走る二人。
僅かに真波の方が先を走りながら、道を曲がります。
真波「きた‼」
小野田「見えてきた‼」
二人が曲がった先に見えたものとは、赤い逆三角形に“１”と書かれたフラッグです。
道の両脇に立てられたポールからアーチのように掲げられた赤い“１”のフラッグは、その下を通過するとゴールまで残り１kmという目印です。
今そこを、真波と小野田が通過していきます。
真波（のこり‼）
小野田（１km‼）
真波・小野田（切った‼）
いよいよゴールまで残り１kmを切った二人。
息もつかせぬ攻防が続いています。
真波（コース幅も狭くなる‼ しびれる。観客の声援‼ …あ。）
真波はピクピクッと痙攣する手を一瞬見つめます。
真波（んにゃ、これ、体が限界に近い時のシビれだ‼ ギリッギリだ。けど、いけ‼）
自分に言い聞かせ、思い切りペダルを踏みしめる真波。
小野田（苦しい‼ 首が痛い。背中が痛い。つま先の感覚ない。けど１km。のこり１km）
小野田も必死にペダルを回します。
汗をぬぐい競り合いながら進む二人。
小野田・真波（それでも前へ‼）
ここで場面が小野田のお母さんと委員長へと移ります。
会場で再会した二人。
小野田母「まぁ‼」
委員長「ひゃっ」
小野田母「まあまあ、奇遇ね。またあなた!? 学生さん」
委員長「あっ、あっ、どうも…ごぶさたしてます。あ…いちね…」
小野田母「１年ぶりね‼」
委員長「そ、そうですね」（言おうとしたのおに）
小野田母「どうして分かったと思おう!?」
委員長「え…何がですか？」
小野田母「クイズよ‼ ノーヒント‼」
委員長「え、問題は？クイズ!?」
小野田母「正解はボウシよ。そのボウシ‼」
委員長「もう正解ですか!?」
小野田母「ボウシを見て『あー』て思って顔見たら、あなただったの‼」
委員長「何がですかー!?」
委員長は帽子を頭から外してマジマジと見つめます。
小野田母「それ、私があげたやつなの。親切な学生さんがいて。プレゼントしたのよ。お礼に。前髪がピンピンしてて、ちょっと切れ長の子で……。…あ、そうか！今思い出したわ、あの子。ちょうど１年前、あなたが応援してた、坂道の前走ってた子だ」
委員長（え、さんがく…‼ に…‼）
小野田母「フフ。もうおつきあいしだしたのかしら？彼とは」
委員長「………へ!? ひゃっ、いやいや。何言って。おつきあい!? まだ……いや‼ まだっていうか」
小野田母「１年もあったのにぃ？」
委員長「う…あ…え……。べべべつに、そういうのじゃないですから。私はただ…」
小野田母「若いんだから積極的にいったら？さわやかでいい子だったじゃない、彼」
委員長「さわやかですけど‼」
小野田母「好きじゃないの？」
委員長「えっ、やっ、私は好きだとは一言も……」
小野田母「態度で丸わかりよ？」
委員長「ひゃ～。私はただ、今は、応援するだけで…さんがくは今、自転車に夢中だから」
そう語った委員長の横顔を、小野田のお母さんが見つめます。
小野田母「しょうがないわねー」
委員長「いいじゃないですか。私は私の……」
小野田母「男の子って」
委員長（えっ）
小野田母「すぐ夢中になっちゃうものね」
委員長（え）
小野田母「こっちは心配してるのに」
委員長「おばさま…」
小野田母「うちの子はね。あ、坂道ね、メガネの。昔はヤブにも一人じゃ入れないような、いつも気後れする子でね。もっとしっかりしないかしら。もっと積極的にならないかしらって、思ってたのに。近ごろは、練習で転んだーって言って自分でキズテープ張ったり、それを手伝おうかって言っても断ったり。一生懸命不器用に頑張ってる横顔見てるとね。たくましくなったなーって、嬉しいんだけど、遠くにいっちゃうなーって、フト淋しくなってね」
委員長（…あ）
委員長は、隣の家、真波の部屋の窓が開かないのを、一人ベランダで見つめている自分を思い出します。
小野田母「皆のために＿＿とか、がんばらないと＿＿とか言って、いつもあわてて家をとびだして。勝ったよ＿＿とか、すごかった＿＿なんてお土産話をもってくるけど。だけど、違うのよねー。こっちが願っているのは＿＿ただ、無事に帰ってきてほしいって、それだけなのにね」
遠く、空を見上げて語る小野田のお母さん。
委員長もその横顔を見つめ、耳を傾けます。
小野田母「だけど、やっぱり勇姿は見たいじゃない？だから写真撮ろうと思って今日来たの‼ デジカメ、篠原さんの車に忘れちゃったけど‼」
委員長「ひゃーどうするんですかー」
小野田母「交通規制っていうの？あれで車から急いで降りてっていうもんだから。どうするといいかしら‼」
委員長「えっ、えーとっ」
無茶な質問に言葉を詰まらせる委員長。
小野田母「さっきから掛川さんに電話してるんだけど、電波悪くって」
言いながら、スマホを耳に当てる小野田のお母さん。
それを見た委員長が気づきます。
委員長「あったーっ」
小野田母「え、カメラ？どこに!?」
委員長「それです」
小野田母「ほほほ、あらこれ電話よ、最新型の！知らないの？スムーズホン」
委員長「カメラついてます。スマートです」
小野田母「そうなの!?」
委員長（私も応援に来た。バスを乗り継いで、今年のインターハイはちゃんと絶対応援しようと思ってここに来た。この１年のさんがくを、私は、ずっと見てきたから）
想いを胸に遠くを見つめるような委員長の横顔で今週はおしまい。
『◎真波を応援する決意を固めた委員長が見た真波の１年とは!?』という文字も綴られています。
さて、今週はほとんど小野田母と委員長ばかりのお話でした
最終ゴールまで、残り１キロを切って、いよいよ最後のラストスパートになる前の小休止的なお話ですね。
小野田のお母さんは面白いキャラですが、毎回心に響く事を言ってくれます。
私的には「フト淋しくなってね」なんてフレーズが印象的でした。
委員長とお母さん、私はこの二人ももちろん好きなのですが、ごめんなさい、この二人だと萌えはない
今週はレースのドキドキ感もあまり出てこなかったので、感想は少ないですm(__)m
次週の予告っぽく『インハイで真波を応援した委員長はハコガクが負けた後…!?』なんて言葉もあったので。来週から始まるだろう真波のターン、ヤバそうですね……また今年は箱学が優勝で良いのかなって気持ちが膨れてしまいそうな予感……
初心に戻りますと！私は今年は総北に優勝して欲しい！T2に表彰台に立って欲しいのです
小野田にも真波にも、どちらにも勝って欲しい気持ちでいっぱいですが。
頑張れ、小野田！総北を表彰台へ上げてくれ！って思っております。
