お問い合わせは、この上に表示されているカテゴリーの一番右にございます。
NO IMAGE

弱虫ペダルRIDE.523『スイッチ‼』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日も寒いですね(>_<)
寒いのは大の苦手なので。辛いです、本当に。
今日は週刊少年チャンピオンの発売日なので、なんとか布団から出る気になれましたが。
楽しみのない日はどうやって起きれば良いのでしょうね……毎朝ギリギリです💦

そんな今日の目覚ましになってくれた週刊少年チャンピオンですが。
私が真っ先に読むのはもちろん弱虫ペダル
以下はその内容と感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

名のある選手はほとんど出ていない、地味なレースに出場した黒田。
他校の選手から悪意ある肘テツを受け、体勢を崩して鉄柵へと突っ込んで行ったところで先週は終わっていました。
今週はその続き、先週同様、黒田の語りで物語が進んでいきます。

『オレはふっとんだ。鉄柵でこめかみんとこ切ったんだろう。すっげぇ血が出て、あったかかった』

ガシャンと鉄柵にぶつかる黒田のロード。
ゴロっと地面に転がり落ちる黒田の様子が描かれます。

『地面にたたきつけられて、オレはしばらく動けなかった。時間にすりゃ30秒くらいだ。オレを押したそいつのことを考えた。レース自体は格式はない。草レースに近い。オレがこのまま倒れても、たぶん塔一郎か篠崎が獲ってくれる。チーム的には、それで何も問題ない。故意の危険行為は、あとで申告すりゃあいい』

血を流し路上に横たわっていた黒田でしたが、だん!と地面を叩くように手をつき、体を起こそうとします。

黒田(けど‼ オレは__悪ィなオレは黒田雪成‼)

地面に膝をついて起き上がった黒田の脳裏には、肘テツをくらわしてきた選手の言葉が過ります。
『よっぽどしょぼかったんだな、今年のメンバーは』というその言葉。
思い返す黒田の表情は険しく、闘志に燃えています。

黒田(ハコガク馬鹿にされて、地面で寝てられる程、心穏やかなヤツじゃねェんだよ‼)

すぐさまロードに乗り、走り出す黒田。

見ていた観客は驚きます。
「うわっ、とびのってまた走り出した」
「大丈夫か、キミ」

大丈夫か?の声に、後ろ向きのまま手を上げて答え、走り去る黒田。

走り出したものの、鉄柵に激突した衝撃は確かにロードにも残っていました。

黒田「くそ、落車でブラケットがあさっての方に向いてやがる」

走りながらガンガンと拳でブラケットをたたき、力技で直します。

黒田(待てよ、てめェ。逃がすかよ。とっつかまえてやるよ‼)「づああああ」
声をあげて走ります。

黒田「落車で前の3人とついた差は50秒から1分10秒くらいか。この登り2つと、ゆるい下りの6kmコース。各周で25秒ずつ。2周半ありゃ追いつける」
ペロッと舌なめずりをする黒田。
黒田「さっきの言葉__謝らせてやるよ‼」
言葉とともに、ドンと加速します。

一方、黒田に肘テツをした選手を含めた先頭の3人。
肘テツした選手ではない他二人の選手は、黒田の事を心配しています。
「本当に大丈夫かなー、さっきの黒田くん」
「もう、あれから2周半…ゴール近いけど…」
「やっぱり戻って謝った方が…」

そんな二人の会話を耳にした肘テツをした選手は声をあげます。
肘テツした選手「何言ってんだおまえら‼ ひよるな‼ これはレース‼ つまり『闘い』だ‼ 3人で回してオレたちがゴールを獲るんだ‼ レースは熾烈な生き残りゲームだ‼ 一人しか勝たない‼ 80人出れば79人は負ける」

この肘テツした選手の声に答える声があがります。
「そら、福富さんんの言葉だな」

肘テツした選手「そぉーだ。よく知ってるじゃないか。あのハコガク福富が昔言った言葉だ。引用した」

他二人の選手は顔を見合わせます。
「え!? おまえ言った?」
「今の誰?」

二人の背後に現れたのは箱学の青いジャージ。
二人は「あ」「うあ」と驚きの声をあげます。

ほんの少し前を走っていた肘テツした選手のみ、状況がまだ分かっておらず、呑気に言葉を続けます。

肘テツした選手「すぎ去った黒田のことはもう忘れろ‼ 自業自得だ。さっき言ったろ。あいつは、中学時代、オレに肘テツ喰らわし、“ドンくさい”と言った男だ‼」

黒田「謝るよ、そいつは悪かった」

黒田の声に、えっと硬直する肘テツした選手。
彼の真後ろには一緒に走っていた二人ではなく黒田が構えています。

黒田「昔のオレだ。正直そんくらいのことは言いそうだ」

肘テツした選手(え!? ええええ、黒っ…!?)

黒田「けど、今は今だ。フェアにいこうじゃねェか‼)

肘テツした選手「うあああ、単独で…ケガして…追いついてきたァァ‼ マジか。ハコガク黒田‼」

焦る相手を見据える黒田。

肘テツした選手「わひっ、ごめっ」

他二人も驚きを隠せず、「ハコガクすげぇぇ‼」と声をあげます。

肘テツした選手「だ……ど……」

黒田「謝れよ、そしたらさっきのはナシにするよ」

肘テツした選手「押したこと?」

黒田「アア、いや、そっちじゃねェ。その前の__」

ダンと腰を浮かせ、ダンシングスタイルになる黒田。

黒田「箱根学園を___」

予想外の出来事に、あたふたしている相手選手を尻目に、黒田はガァと加速します。

黒田「バカにしたことだ‼」

言い残して、あっという間に去っていきます。

勢いよくゴールし、優勝を手にする黒田。

会場のアナウンスが告げます。
「4人のゴールスプリントをブッチギリで制したのは、箱根学園、黒田雪成__‼」

黒田は「箱根学園勝利__‼」というアナウンスの中、声援に応えるかのように片手を上げたまま進みます。
黒田(血ィ足んねェけど、何だ……逆に血ィぬけて冷静でいれたわ。…悪くねェなコレ」

そうは考えながらも、そのままドサっと倒れそうになる黒田。
ゴールで控えていた箱学サポートメンバーが支えます。
「大丈夫ですかっ」
「黒田さーん」
「うわ血が」

そんな黒田を見た肘テツした選手は驚きを隠せません。
(ハコガクすげ__‼)

ここで、話が今のインターハイに戻ってきます。
最後の闘いをしている真波の回想です。

先頭をいく総北を追う黒田と真波。
黒田が真波を引きながら語っています。

黒田「そいつがオレの“スイッチ”の話だ。前に葦木場に言ったら、この話知らねェつってたな……けっこう部じゃ有名だと思ったが」

真波は驚いたような表情で黒田の話に聞き入っています。

黒田「先輩たちはオレにとっちゃ憧れだ。箱根学園そのものもそうだ。強ええんだよ、福富さんも、新開さんも…東堂さんも、荒北さんも、雲の上さ。神レベルだ。けど去年は__それでも結果、優勝じゃなかった。だから、次にハコガク任されたオレたちが、そいつを証明しなくちゃなんねェんだ」

真波(黒田さん‼)

黒田「ソレが、オレたちが王者でありつづける誇りなんだよ。ケガが痛いです。キズがうずきますってのが、言い訳になると思うか?真波」

少し振り返り、真波に視線を向ける黒田。

真波「……‼」(けど、それは1日目のゴールを獲るため負ったケガ……十分理由には__)「あ……」

黒田「ならねェよ。何ンも、言い訳には、ならねェんだよ、オレたちは」

荒北の言葉。「言い訳すんな」と言ったその顔を思い出しながら、黒田は走ります。

黒田(ですよね__荒北さん__‼ 勝たなきゃダメだ、勝たなきゃ)

黒田はこめかみの瘡蓋をガリっと剥がします。
ツゥーと流れ落ちる血。

真波(「スイッチ」‼ まだ加速する気だ…その体で‼)

黒田(それがオレたち箱根学園なんだあァ‼)「…くぞ真波‼ 総北に一気に追いつくぞォ‼」

真波「はい‼」

黒田「しなれ猫足」
叫び、ペダルを回すその足に力を込める黒田。
ジンジンとキズが痛み、ギリっと歯を食いしばります。

黒田(キズは痛ぇけど、まだ止まるんじゃねェぞ、オレの足‼)「づあああああ」
声をあげて走ります。

そして、総北の背中が見えました!

黒田「総北とらえた‼」

ハッハッと息をつきながら、黒田が言います。

黒田「今年も__最後におまえに背負わせて悪いな、真波」

下をむいたまま、顔を上げずに語る黒田に、はっとする真波。
そして少し上目遣いになり言葉を続けます。

真波「いえ__嫌じゃないですよ」

黒田「……成長したな……やっぱ__頼りンなる」

総北を射程圏内に収めた黒田は、真波の背中に手を添え言います。

黒田「いけ。もう前出ていいぜ。もうオレに、やりのこしたこたあねェ。あたぁ、おめーが大空に羽ばたく様を見送るだけだ」

目を見開き、黒田を見つめる真波に、黒田は言葉を続けます。

黒田「さあ、飛べよ。うしろは気にするな。おめーは、おめーの飛び方で、自由に走りゃあいい。けど、最後、おめーにひとつだけ何か頼んでいいつうなら、オレの…3年最後の、最初で最後のインターハイ__」

真波の背中にあてた手に、ぐぐっと力を込める黒田。

黒田「“最高の結果だった”って言わせてくれ‼」
言いながら、最後のありったけの力を込め、真波の背中を押し、送り出します。

真波「はい‼」
大きくこたえ、飛び出す真波。

ここで真波の回想が終わり、今まさに最終ゴールをかけて小野田と走っている場面へと戻ります。

真波(黒田さん、ありがとうございます。ゴールまで残り1400m)

鋭い視線で前方を走る小野田を見据える真波。

真波(そろそろ、飛ぼうか)

『◎託された王者ハコガクの証明‼ 真波山岳、いざ頂点へ羽ばたく‼』という文字が綴られ今週はおしまいです。

いよいよです!!
いよいよ真波がその羽根を出し、飛び立つ時が来ました!!
『頂点へ羽ばたく』って、そのままゴールまで飛んでいってしまいそうな雰囲気と、過去回想でした。

先週に引き続き、黒田の過去の話にはすっかり心を持っていかれてしまいます。
かっこいいぃ!好きになります、これ
そして、続く真波とのやりとりを見ていると、こりゃあもう今年は箱学でしょって気分になってしまいます

が、そんな事もあろうかと予期していた今週の私は一味違う!
今週入ってから、夜にコツコツとアニメを見返しているのですよー
大好きなT2の、インハイにかける熱い想いを見続けてきた今、やはり今年も総北優勝で!という気持ちを固めて参りました

………が、辛いです。
それだけに辛い(>_<)
箱根学園も優勝させたい!
だって確かに強いですもの、福富、新開、東堂、荒北。
神レベル。その表現に賛同です!
なので、それを証明して欲しい!
でも、総北にも勝って欲しい!!

……同着とか、そんな奇跡はないものでしょうか。

来週の週チャンはお休みなので、真波が羽ばたく姿を見れるのは再来週ですね。
待ち切れませんー(>。<)

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!