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弱虫ペダルRIDE.521『真波が見たもの』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週もあっという間に木曜日
まだ一応師走前なのに、日が経つのがあっという間に感じて仕方ありません。
年内にやりたい事がてんこ盛りで、焦る気持ちもありますが。楽しみにしている木曜日がすぐに訪れてくれる感覚だけは嬉しいです
木曜日。週刊少年チャンピオンの発売日ですからね
今週の弱虫ペダルも、後半特にドキドキが止まらなくなりました
というわけで、以下その弱虫ペダルの内容や感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

『再び真波を抜き返した坂道!ハイペースで坂を駆け上がる‼』という言葉とともに始まる今週。
トップに出た坂道、続く真波。
そんな二人に声援を送る沿道の人々の声が綴られます。
「先頭2人‼ 総北が前‼」
「いけぇ」
「総北だ」
「インターハイ3日目最終日、ゴールまで、のこり1.5km‼」

声援の中、ハァハァと息を切らしながらも小野田はトップで懸命にペダルを回します。
小野田(抜けた‼ 真波くんを抜いた‼ のこり1.5kmのプレートをすぎた。ドキドキが増す。ゴールが確実に近づいてる‼)

一方、小野田の後ろを走る真波は、鋭い眼差しで小野田を見据え、どこかまだ余裕のある様子。
真波(また抜かれた。残り2kmから始めて、この500mで2度も。手強いね、やっぱり。でも、まだゴールまで1500mもある。それでいい。これがオレが望んでいたことだ。ワクワクする‼)
真波はバッと汗をはらうと、鋭い視線を小野田に向け、彼の後ろを走ります。

観客が叫びます。
「両者ゆずらず駆け上がる‼」
「ハコガクーッ‼」

前を走る小野田は視界の隅で後ろの真波を確認します。
小野田(差が少しついてる‼ いい状態ってことなのか。このまま__‼ このままペースを乱さずいこう‼)
ガァァと猛スピードのまま、駆け上がっていく小野田。

真波(速いや……すごいペースだ。さっき息苦しそうで、差が少しひらいていたから、ここだと思ってしかけた__それなのに追いついてきた。あんなに苦しそうだったのに。自分で持ち直した‼ 強くなってる。去年よりもはるかに。一度優勝って目的を達成すれば、人は誰でも気持ちもゆるみ、体も緊張から解放される。ましてや年に一度のインターハイだ。長くつらい。次に向けてのトレーニングに身が入らなくなるものなんだ。『チャンピオンは勝てない』という言葉がある。大きなタイトルを手にした選手は、その達成感から目標を失い、モチベーションを上げられず、レースでチャンスをつかめなくなるジンクス。でもキミは、こうしてオレの前を走ってる。インハイの“ゴール前”を‼ 堂々と、ゼッケン1を背負って。どうやってモチベーションを上げたの?この一年間。自分で!?)「…あ。__いや」(ちがうか。たぶん__仲間がいたから‼ か‼ そういえば、 5月のあの日も、言ってた__)

真波は5月に水族館で偶然会った際に交わした会話を思い出します。

小野田「え。ボクが3日目最後の?えーす!?」
真波「そ!やっぱりそうなのかなーって思って」
小野田「いやいやいやいやいや。ムリムリムリムリムリ」
真波「ムリ…って」
小野田「もちろん、総北としての目標は優勝だけど……。__それは、チームの誰かが獲ってくれたらいいと思ってる。ボクはその手伝いが……できればいいと思ってるんだ、精一杯」
真波「……へー」

そんな水族館での会話を思い出しながら、真波は小野田の背中を見つめます。
真波(そういうことか。キミが強くなったのは、仲間を手伝うせい。仲間を勝たせるために___仲間のジャージをゴールに運ぶために、キミは、今のインターハイの最終日を走ってるのか‼ 力強く‼)

真波の視線の先、小野田は、ハァッハッと短く息をつきながら前を向いて走っています。

小野田(今泉くん、鳴子くん、手嶋さん、鏑木くん、青八木さん。古賀さん、寒咲さん、杉本くん、1年生の皆さん。届けるよボクが、このジャージを‼)

強い思いを胸に走る小野田のその姿に、観客は口々に言います。
「山王先頭‼」
「ハコガク、また少し遅れる‼」
「でも、何か…すごかった。今の山王のペダリング。すごいスムーズに回ってるんだけど、一踏み一踏みに、気持ちの入った力強さを感じた」

そんな小野田の後ろを走る真波は、むしろさらに昂ぶります。
真波(すごいや。とてもオレには真似できない。けどいいんだ。人それぞれ走り方は違うから。オレはキミの走りはできない。けど、キミも、オレの走りは真似できない‼ ですよね、黒田さん)

ここで場面は、最後の登りに入ってから、黒田と真波で先頭を追っていた時の話に遡ります。

黒田「最後の登りに入ったぜ‼ 真波‼ もちっとだ。もう少しすりゃあ、たぶん総北見える。てめェはそれまで風よけ入って、足ためとけ。オレが“出ろ”って言うまでなァ‼」
真波「はい……けど、黒田さん。もう限界ギリギリっすよね」
黒田の後ろを走っていた真波は、従う返事をしたものの、黒田の様子を伺いながら続けます。
真波「1日目のゴール前の落車のキズ、まだ治ってない。今、相当…痛いでしょ」
黒田はハッハッと短く息をつきながら答えます。
黒田「ハ‼ 気づいてたかよ」
真波「けっこう前から右ヒザかばうみたいなペダリングだったんで」
黒田「けど、まあ、そいつもしょうがねェよ‼ オレはおまえを届けるって決めたんだ」
真波「!」
黒田「オレは昔から自分が決めた通りになんねーと許せねェ性分だからな。プライドの高いエリート野郎さ。けど、その決めた通りにするために、代償払わなきゃなんないのも知ってる。ムチャ通そうってしてんだ。痛みがあんの、あたり前だ」
右ひざに触れ、語る黒田の顔を見て、真波はハッとします。
真波(オレが想像してる以上に痛いのか、この人__まさか)「やっぱり代わります」
黒田「まだ出んなァ‼」
黒田の横に出た真波ですが、すかさず黒田が真波の肩を掴み、制止します。
黒田「真波……じっとしてろ。言っただろ。総北に追いつくまでオレが引くって。今はじっとすんのがおまえの仕事だ。黙ってついてくりゃあいいよ。ぜってー届けてみせるから」
真波(黒田さん…‼)
黒田「けど退屈か?それなら少し、昔話でもするかよ」

『◎激しく痛む足で真波を運ぶ黒田が、この土壇場で話す“昔話”とは一体…!?』という文字が綴られ今週はおしまい。

やっぱり来ましたー(≧Д≦) 黒田との話です
しかも、『次号、一年前、インハイにサポートとして参加した黒田が会場で見た光景とは!?』なんて予告のような事も書かれています
これは……来週は涙の回の予感
今週のラストと予告の文字を見ただけでドキドキしてきてしまいました(>。<)
今週、黒田のキズの話を切り出す時の真波の表情、なんとも形容しがたいものがありました。
王者復権を目指す箱学の先輩に、自身が口に出していないケガの話を振るわけですからね。
ここで言っても仕方ない事と分かっているような印象も受けます。
それでも、途中で引くのを交代しようとしてしまうところとか、当然制止されるところとか。
読んでいて胸が締め付けられました
今年は総北応援中のはずなのに、複雑な心境です
やっぱり弱ペダって、嫌いなキャラいませんからね。
箱学、総北、どちらにも優勝して欲しい気持ちもあるわけです……
というかこの流れ、今年は箱学優勝というフラグが建設されていくようで。不安になってきましたよー(>_<)
やっぱり敗北を知った者は強い!みたいな流れになると小野田はピンチですよね
来週、黒田がどんな事を語るのか……。
それによっては自分も今年は箱学優勝で~なんて考えがうまれてしまいそうで怖いです
私は小野田に二年連続の総合優勝を獲ってレジェンドになって欲しい

……その気持ちが揺らぎそうで怖いです(ノД`)

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