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弱虫ペダルRIDE.518『高鳴る胸』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (私の胸が高鳴りました!ネタバレ注意です!)

木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日
それだけで嬉しい日なのですが、さらに今週の弱虫ペダルが最高すぎて……(ノД`)
ちょっともう言葉にならないので。さっそくですが、内容と感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

『◎加速する2人の闘い‼ 両者まけじと前へ出る‼』
そんな文字とともに描かれるのは、インターハイ3日目最終日、先頭を走る真波と小野田の後姿です。

二人を見守る沿道の客は口々に言います。
「インターハイゴールまでのこり1700m‼」
「先頭はハコガク真波。その後ろにピッタリ総北山王‼ 両者ゆずらない‼」
「決まる、この2人のどっちかが。この先の山頂にある巨大な黄色いゲートをくぐって、今回のインターハイの個人総合優勝者になる‼ もう10分もしないうちに‼」

ハァハァと息のあがる小野田。
懸命に真波を追いペダルを回します。

小野田(ドキドキする。今まで、3日間走ってきた中で、ボクは、今が一番ドキドキしてる‼ 何でだろう。期待…?不安…?真波くんと闘えてるから?ゴールが近いから?皆に託された最後のジャージを預かってるから?)
小野田の脳裏に、チームメイトの顔が過ります。
鏑木、青八木、手嶋、鳴子、今泉。
順々に思い浮かべ、走ります。

小野田(そうだ。たぶん、きっと、それ全部だ‼)
ぐるぐるぐるっと、小野田のケイデンスが上がります。
小野田「あああ」

声を上げる小野田。
バンと真波に並びます。
真波がはっと小野田を見つめます。

そんな二人に観客も沸きます。
「総北、ハコガクに並んだ‼」
「すげぇ」
「総北1番、真っ向から闘う気だ‼」

小野田「今からキミを、抜く‼」
きりっとした眼差しをむけ、宣言する小野田。
言葉を受けた真波の瞳は大きく開かれ、ザワッと怪しい雰囲気を漂わせます。
真波「いいね。ヤバイね」
ブラケットの握り方を変える真波。
真波「そうこなくっちゃ。そうでなくっちゃ。いいね、最高だよ」

小野田「ああああ」「あああ」
声を上げながら、ぐるぐるぐるとケイデンスをあげるます。

宣言通り、小野田が真波を抜き去りました!

その様子に観客が叫びます。
「総北、ハコガク真波を抜いた‼ ついに先頭に出る‼」
「すげぇ、山王‼」
「山王‼」
「山王は、足の回転がヤバイんだ‼」
「入れ替わった‼ トップは総北1番‼」
「ハコガク下がる‼」

小野田に抜かれた真波ですが、すぐさま後を追うわけでもありません。
観客は声援を送ります。女性ファンに至っては悲鳴をあげます。
「どうしたハコガク‼」
「真波くん‼」「きゃあ」
「元気出して‼」

小野田に抜かれた後、顔を上げた真波。
恍惚とした表情でザワァアと、ただならぬオーラが放たれています。
真波「ホント、最高だよ‼」
笑顔で漏らす真波。
真波のそんな雰囲気に、一瞬心配した女性客も「え」「笑ってる?」と驚きます。

真波「はは‼ あはは。そうでなくっちゃ‼」
ゴォッと沸きあがるプレッシャーを放ちながら、真波が小野田を追います。

真波「期待通りだよ、坂道くん。キミは‼」

語りながら距離を詰めてくる真波。
真波「のこり2kmをすぎて、勝負が始まって、オレはペースを上げてみた。ついてこれるかと思ったらついてきた。それどころか、抜いてきた‼ 心が逸るよ」「心が逸って、思わず__」
ガチャン。ジャンと真波のギアチェンジの音が響きます!
真波「ギアが上がっちゃうよ‼」

言うと同時にバンと小野田に並ぶ真波。

小野田(もう並ばれた‼)

観客の声が響きます。
「ハコガク一気に並ぶ‼」
「真波強ぇぇ‼」

真波「すっげ、楽しいね、登り‼」
言いながら真波はグッとブランケットを握る左手を動かします。

小野田(またギアを‼)

ガチャン。

真波「上がっちゃうよ‼」

真波の姿を目の当たりにした客は言います。
「ハコガク真波、一気に抜き去ったァ‼」
「しかも笑顔で‼」
「すげ」
「うおお、いけ」
「軽やか」
「あざやか」
「さわやか」
「強ええ」
「あれが__“天空の羽根王子(スカイプリンス)”。箱根学園エースクライマー真波山岳‼」

小野田(強い‼ 真波くん‼)
ハァハァと息を切らしながら、ペダルを回す小野田。

小野田(でも‼)
小野田は今泉の『強くあれ』という言葉を思い出します。

小野田「うん。大丈夫。まだいけるよ‼」

ゴッとプレッシャーの上がる小野田。
その瞳はしっかりと前を見つめています。

観客が叫びます。
「総北抜かれても喰らいつく‼」
「いけぇ」
「どっちが獲るんだ‼」

そして、場面が小野田と真波が走る道の先、もっとゴールにほど近い場所へと移動します。

設けられたゲートの向こうで、先頭が来るのを今か今かと待ちわびている観客。
「2km地点はもう通過してるって」
「来るぞ、来るぞ」
「ヤベー」

そんな声と一緒に聞こえてくるのは、とある人物の声。
「最後までわからんものだな。ロードレースというものは」
その人物の発言とともに描かれるのは『8』の字のTシャツ。

東堂尽八、登場です!!

東堂「まさかインターハイ3日目。最後の闘いが、再びあの2人に託されることになるとはな」
フッと笑みを浮かべる東堂。
東堂「そして、このゴール手前の最後のコーナー。このポイントで、巻ちゃん‼ おまえに出会うとはな‼」
バンと片手を広げた東堂の横には、巻島裕介!
巻島「クハ……‼ よりにもよって…ここに東堂がいるとは…くされ縁ショ」

『◎クライマーOBの頼れる人が見参‼』という文字が綴られ今週はおしまい。

東巻キタ━━━(≧Д≦)━━━!!!
まさかまさか!ここで東堂と巻ちゃんが出てくるとは!同じコマにおさまる姿を見れるとはっ!
不意打ちの超サービスショットに完全ノックアウトでした!!(≧Д≦)

すみません、もう……感極まって言葉が出てこないです、私は。
とにかく嬉しすぎて。この喜び、なんと表現したら良いのでしょう?
今週の真波と小野田の闘いもすごく熱くて魅了されていたのに。最後の1ページに全て持ってかれました
罪な先輩方……(*´▽`*)

3日目の東堂の行動については、描かれておらず、おそらくゴールの方で待っているのだろうとは思っていましたが、謎でした。
対する巻ちゃんは、金城、田所っち、荒北と一緒に車に乗っていたハズ。
一人降りて向かったポイントに東堂もいたって事ですよね。
もう~どんだけ以心伝心なのでしょう( ´艸`)
腐れ縁なんて照れてましたけど、二人がここで会うのは必然だったのですよ!運命東巻万歳~ヽ(≧▽≦)丿
いかにも「やれやれ」という表情の巻ちゃんを隣に携えた東堂のどや顔。
かっこいいはずなのに、いつもの8の字Tシャツなところも好きです。
巻ちゃんも、どんな表情していたって、東堂の隣に立っている時が一番いきいき見えます、私には!
ほっっっんと大好き、この二人
未来永劫、唯一無二のライバルおめでとう~って。頭の中で祝福の鐘が鳴り止まないっ!!
鳴り止まないのですが!今週のバトルの方も熱かったので。何とか一時気持ちを落ち着かせて、東堂巻ちゃん意外の感想も書かせて頂きます

今週の真波、まだまだ余裕がある感じが漂っていて。空恐ろしさを覚えました
なんせ、とうとう真波の“思わずギアが上がっちゃう”は出ましたが、真骨頂の羽根がまだ、描かれていません!
坂道くんとの対戦中に羽根が見えてからが真の本気モードですよね。
物語の中では、残り10分も経たないうちにゴールが決まるらしいですが。
その間にどんなドラマが繰り広げられるのでしょう。
楽しみでなりません

………ここ数ヶ月の間で、私は、今が一番ドキドキしてる‼ 何でだろう。期待…?喜び…?もちろん東堂巻ちゃんが出てきたからに決まってます

これからゴールが決まるまでの間に、また二人揃った姿が見れる事があるのですね!
心が逸る……
心が逸って、脳内が東巻で溢れちゃうんだ!

私、生きてる(≧Д≦)

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