今週も週刊少年チャンピオンの発売日、木曜日がやって参りました
大好きな弱虫ペダルは、いよいよ大きな節目に向かって最終段階に突入本当に目が離せません!
というわけで、さっそくその弱虫ペダルの内容や感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意下さい
今泉(小野田…‼)
微笑む口元だけが描かれ『逆境の中、微笑む今泉の心境とは…!?』という文字が綴られます。
今泉(こんな、ゴール前2kmの土壇場で、ピンチ迎えて。それでもオレが提案した“オーダー”守ろうって思ってたのかよ。おまえは‼)
小野田の、『ごめん。もうワンツーフィニッシュはできない』という言葉を思い返す今泉。
今泉(「ごめん」じゃねーよ‼ そんなのとっくにわかってるんだよ‼ 箱根学園が迫ってきて、オレの足が動かなくなった段階で‼)
今泉「遠慮すんなよ、小野田」
今泉はそう言いながらバッと大きく手を振りあげます。
今泉「ワンツーのオーダーは現時点で破棄だ」
小野田「今泉くん…‼」
小野田がハッと一瞬振り返り、今泉を見つめます。
そんな小野田の背にバシーンと手を置く今泉。
その表情は真剣ですが、やはり口元には笑みを浮かべています。
今泉「状況は変わった。おまえが感じてる、その通りだ。猛烈にヤバい‼ だからこいつが、このレースの最後のオーダーだ‼ オレたちのジャージをゴールに届けろ‼ 真っ先に‼ これはチーム全員からのオーダーだ‼」
小野田「わかった‼」
気迫に満ちた表情でしっかりとそう答えた小野田。
ゴォッと沸きあがっていくプレッシャーに、今泉も目を見張ります。
今泉(上がる…‼ 小野田のプレッシャーが‼)
小野田「ああああああ」
声をあげ、ぐるぐると回る足。
小野田のケイデンスが上がっていきます。
今泉「行け、覚悟しろ、振り返るな、強くあれ‼ 小野田坂道‼」
叫びながら全力で背中を押す今泉。
小野田「はい‼」
小野田坂道が、飛び出します!
一瞬で小さくなっていく小野田の背中を見届ける今泉。
今泉(つながった__もしおまえが追いついてなくて、オレ一人だったら、完全にゴール獲られてた。なのに「ごめん」? バカヤロウ。こっちが「ありがとう」なんだよ、小野田。おまえはいつでもそうやってトンチンカンなことを言い出す…。その度、オレは救われてる。ありがとよ。おまえはオレにとって__メガネをかけた、いつも側にいる__“スーパーマン”だよ。)
ゴール前2kmでの逆転劇。
小野田が単独で真波を追うかたちになった総北。
そんな様子を見ていた観客も大きく盛り上がります。
「すごい勢いで登っていく‼」
「けどおっそろしく速ぇぇ‼」
「あれは___小野田坂道だ‼」
「えっ!? うそ、じゃあ今の小さい男が__伝説のクライマー“山王”‼」
「すげぇ」
観客の声援の中、走る小野田。
小野田(いくよ、今泉くん。ありがとう、背中を押してくれて。“強くあれ”…‼ “強くあれ”…‼ 強くあれ‼ ボク‼)
ぐぐっとハンドルを握るその手に力を込めます。
突き進む小野田の前方には、前を行く人物の背中が見えてきます。
その小さく見えるシルエットからも、前を行く人物、真波が、後ろの小野田を振り返っている様子が伺い知れます。
小野田「見えた、真波くん!!」
ここで、小野田のシーンから、小野田が通り過ぎた道で応援していた観客へと場面が変わります。
先ず描かれるのは女性たち。
「すごかったね、今の」
「まなみくんがもー」
「きゃ」「フフフ」
すっかり真波に見惚れている様です。
そして次にとある男性の二人組が話している様子が描かれます。
「すげぇ…ハコガク真波が飛び出していった後、総北小野田が追いかけていった。のこり2kmとすこしってところで…。闘うのか、この先で…あの2人が‼ もっと先で陣取ってるヤツらがうらやましいよ」
「え?“あの2人”?たしか去年も…あの2人だったんだろ?」
「ああ、いや、意味合いが違うんだよ。あれから一年たってるからな。一年たって小野田は『山王』ってアダ名ついて、ヒルクライムのレース会場じゃ、人だかりのできる有名人になった。対する真波は、この一年で出たヒルクライムのレース、全戦全勝。しかもほとんどがコースレコード‼ 一緒に走った選手は、登りのあまりの軽やかさに、そのまま空の上まで飛んでくんじゃないかって思ったって話だ。しかもニコニコさわやかな笑顔で抜いていくらしい…一瞬で。ついたアダ名は“天空の羽根王子(スカイプリンス)”。一緒に走ったヤツは、その背中しか見ることができない」
いよいよ明かされた真波のあだ名と共に、描かれるのは小野田を振り返る真波の姿。
真波「やあ、やっぱり来たね、坂道くん‼」
研ぎ澄まされた表情の真波の顔がアップになり、今週はおしまい。
『◎互いに成長を遂げた真波と坂道。一年の時を経て、再び激突する‼』という文字もありました。
真波の新しいあだ名が出ましたね(≧Д≦)
天空の羽根王子!!
……まあ、まんまですが。改めて言われると何故かこっちが照れちゃう系じゃないですか、コレ。笑
でも、さすが眠れる森の美形の後輩!
これはもう真波にしか名乗れない感じします
山王vs天空の羽根王子……楽しみですね(*´▽`*)
この響きだけでワクワクが止まらないのですが。
今週は観客の言葉から、真波がいかに成長して強くなったかを聞かされ、ワクワクと同時に恐ろしさが増すばかりでした。
出場したヒルクライムでほとんどコースレコード……一位を超えてきましたよ
塗り替えられた記録の中には、東堂とか巻ちゃんの記録も入っているのでしょうか……。
どんだけ強いんだよ、真波~(≧Д≦)
コースレコードの話で東堂巻ちゃんを思い出したので。
改めて、真波と坂道、二人は同じヒルクライムのレースに出なかったのかが気になりました。
東堂と巻ちゃんは、後半こそお互い話したうえで同じレースに出ていますが、出会った頃は、示し合わせていなくても、同じレースに出ていて、ゴールを二人で競っています。
東堂と巻ちゃん、二人の間にはやなり運命的な何かがあるのね~なんて萌えます(´▽`)
と同時に、対する真波と坂道は、大舞台でしか競えていないとしたら、別の意味でまた運命を感じます……なんだか可哀そうです
東巻カップルに対して切な萌えの山坂?
なんとも胸が締め付けられます(>_<)
そして、今週激しく気になったのが、あだ名ではないのですが、今泉の中の小野田。
メガネをかけたスーパーマンなんだ……って
今泉のスーパーマン……いつも側にいるメガネのスーパーマン……
メンタルの弱さには定評がある今泉らい表現だなぁなんて。いや、全然笑うところではないのは分かっていますが。すみません、ちょっと面白かったです。笑