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弱虫ペダルRIDE.513『強襲』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

木曜日って良いですね
土日休みの場合に限りますが、あと1日頑張れば花金になると思うと頑張れる(すみません、花金は死語でしょうか)
加えて週刊少年チャンピオンの発売日でもありますから
私にとってやる気の出る要素がもりもりの日です
というわけで、さっそくですが週チャンの中で最も楽しみにしている弱虫ペダル。その内容や感想に入らせてもらいます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

追いついてきた箱学の黒田と真波。
焦る今泉と小野田の様子から今週の弱虫ペダル、スタートです!

真波「やぁ。来たよ、坂道くん。約束通り」

小野田「ま…なみ…くん」

今泉(追いつかれた…‼ ゴールまで、残り2kmの…土壇場で…‼ 箱根学園に‼)

『総北に襲いかかる真波と黒田の獰猛な牙‼ 総北、ここにきて最大のピンチに‼』という文字とともに、もう真後ろまで箱学の二人が迫ってきている様子が描かれています。

黒田「めいっぱい引いて…うしろで休ませたんだ。そして、総北をとらえたァ‼ あたぁ、大空に向かって羽ばたくだけだ。いけ、さぁ‼ 飛べよ‼ 真波山岳‼」
言葉とともに、真波の背中を押す黒田。
と同時にバンと勢いよく飛び出す真波。

真波「ありがとうございます‼ 黒田さん‼」

ペダルを回す足にぐぅぅっと力が入る真波。
いっきに今泉の前を走っていた小野田に並びます。

今泉(速い‼)
小野田(並ばれた)

並んだ真波は、そのままの勢いで小野田を抜き去ります!

小野田(一気に…)
今泉(抜かれた‼)

つい先ほどまで先頭を走っていたはずの小野田と今泉は、一瞬で真波の背中を見ることになってしまいます。

あっという間の先頭の交代劇に観客も驚きます。
「え!?」
「いつの間に」
「先頭が」
「あのジャージは…」
「さっき速報じゃ…総北のワンツーだって…」

騒めく観客の一人、電話をかけながら見ていた男性は、電話の相手に今の状況を興奮しながら報告しています。
「ヤバイって!そうだよ。戦況がかわってる‼ 総北じゃねェって。入れかわったんだよ。ゴールまで残り2km手前で。今先頭を走ってんのは箱根学園エースクライマー、ゼッケン13番、真波山岳だ‼ ハコガク速ぇぇ、ヤベェ‼ それにあいつ…笑顔だ‼」

そんか観客の男性の声とともに、大きく目を開き、笑みを湛えながら走る真波が描かれます。

抜かれてしまった総北。
今泉「追え小野田ァ‼」
ハァハァと息を切らしながら、叫びます。
今泉「このまま獲る気だ。追え小野田。今動けるのは__おまえだけだ‼」

今泉の必死の叫びにもかかわらず、下を向いたまま狼狽える小野田。

小野田「そんな…どうして今…」

今泉( !? )(何言ってる。何やってる)「小野田!」

小野田「真波くんは“約束”って言ったんだ」

今泉(それは今どうてもいい‼ )「小野…」

小野田「約束…」
俯いて呟く小野田に、焦る今泉。

小野田「1日目のスタートの時も、2日目の山だねって、たまたま会って話した時も。今日3日目、はじまる時も。どこかで勝負__ギリギリの最後まで出しあうような走りが、またできたらいいねって約束したんだ」

今泉(小野田)
出て行かない小野田に今泉の焦りは増します。

小野田「けど、それが、こんな…最後の、皆の努力の結果が…わかれる__大事な…大事なところでだとは思わなかった」

小野田がしゃべっている間にも、『まもなくゴール 関係者車両は左へ』という看板を通り過ぎます。
まさにもうゴールは目前に迫っているこの状況。
飛び出せない小野田に、今泉は焦の焦りも爆発寸前です。

今泉(いいから早く‼ 出ろ‼)「小野田‼」

名前を叫びながら、今泉はいつの日かの練習中、巻島に言われた事を思い出すのでした。

巻島「そうカリカリすんなって、今泉」

今泉「小野田は判断が遅いんですよ。山はいいけど、平坦じゃそんなことしてたら置いていかれるでしょ。今みたいに」

巻島「ま、あいつにゃ時間が必要なんだヨ」

今泉「せっかくインハイで優勝したんですよ‼ 平坦も強くなってですね。来年はもっと」

巻島「焦んなって」「あいつは正直、判断遅い。ちょっと他のヤツらと違って、いろいろ考えんのに時間かかるショ。だからよ。あいつが悩んでたら待ってやれ。今泉、おまえが」

今泉「……」「オレがすか」

巻島「クハ。心配すんなよ。あいつはちゃんと答えを出して前に進むから」「あいつはいつでも、まっすぐでまじめだ」

今泉は加速しない小野田の背中を押そうと手を振りあげていました。
が、巻島の言葉を思い出し、バシンとハンドルを叩くように振り上げた手を戻し、堪えます。
今泉「くっ」

小野田「でも、考え直した」

今泉(!)

小野田「どうしてこういう時にって思ったけど、きっとそういうのって、苦しくて大変で、ギリギリで、そういう時だから訪れるんだって‼」

小野田は顔をあげ、前を見ます。

小野田「だから、ごめん今泉くん。もうワンツーフィニッシュはできない‼」

前を見据える小野田の表情に、もう迷いの色はありません。
先程までとは別人のように湧き上がるプレッシャーに驚く今泉。

今泉(わかってるよ、そんなことはとっくに‼)「ああ‼ いけよ坂道。オレ達のジャージ、ゴールに届けろ‼」

小野田「わかった‼」

『◎自らの運命を受け入れ、覚悟を決めた坂道‼ 総北全員の想いを背負い、いざ最終決戦へ‼』という文字で今週はおしまいです。

いよいよ真波と坂道の一騎打ちに突入ですね!
ですがその前に、今週は、えっ!?黒田は本当にここで終わり?という気持ちが拭えませんでした。
先週の段階で、このまま坂道vs真波になってもおかしくない状態ではありましたが。
黒田程の人気キャラクターですから。
もっと見せ場があるのだと思っていました
そりゃあもう、ここまで真波を休ませ一人で引いて追いついたって偉業を成し遂げていますけども、なんせ肝心なその部分は描かれず仕舞いなので。
黒田ファンの方にはちょっと寂しいかもですね
私は回想って感じで追ってくるシーンも少し入るのかな?なんて考えもあったのですが。
ここまで来て回想ばかりじゃ、緊迫感が半減してしまうからですかね。
黒田が引いての箱学の猛追は、先々週のかっこいい背中の描写を見て妄想で補います

そして今週の小野田!ヤキモキしますねー
小野田ー‼って。私も叫び出しそうになっていました。
ただ、以前から、小野田と真波の勝負って、いつも重すぎて可哀そうだなとは思っていたのです。
東堂や巻ちゃんのように、もっとチームの勝敗とは直接結び付かないような場面で真剣勝負させてあげたいなと。
毎回毎回インハイゴールをかけての勝負じゃあ、終わった後に遺恨が残りますよね……
今週は小野田がまさにその切ない運命を口にして沈んでいたので、キュンとしました(ノД`)
でもここゴール前だからー!小野田ー!!みたいな。
複雑な心境でした(^-^;

そして今週の大注目はなんと言っても巻ちゃん!
私の中で巻ちゃんって勝利の女神のイメージなので。
全く根拠はありませんが、総北にも希望の光が差した気分です(そう信じたい!)

来週からの坂道vs真波、楽しみです

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