今日は寒いですね(>_<)
長袖3枚着て出てきたものの、まだ寒い
いっきに季節が進んでしまった感覚ですが。私の楽しみにしている漫画、弱虫ペダルはまだまだ熱い夏熱いレースが続いています
今日は木曜、週刊少年チャンピオンの発売日ですので。さっそくですが、今週の弱虫ペダルの内容と感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
IH最終日、残り3km弱。
エース今泉に、坂道が追いつき、ワンツー独走状態に入った総北だが…!?
そんな解説とともに、今泉と小野田がカラーで描かれ、今週の弱虫ペダル、スタートです!
標高2172m 国道292号線、群馬県と長野県にまたがる草津白根山群の峠「渋峠」
本インターハイ、栃木県大会3日目、最終ゴール地点。
そのゴールゲート付近で選手達を待ち構える総北のサポートメンバー。
会場に流れるアナウンスを聞いています。
アナウンス『くり返します。現在、総北高校2名、トップ走行中です。残り2.5kmの地点で、ゼッケン2番、今泉選手に、ゼッケン1番、小野田選手が追いつきました‼』
アナウンスの内容に、オォォォと歓声に包まれる会場。
定時「小野田さーん‼」
両手を振り上げ大きな声を上げます。
綾も大喜びで思わず隣の定時とハイタッチ。
綾「すごいね‼」
定時「おん‼ 小野田さんすごいです‼」
勢いづいた綾は、ガシっと定時を横から抱きしめながら喜び、声をあげます。
綾「やるじゃん総北、幹‼」
幹「うん!」
定時「ほわっ」
綾「わーい、ゴール楽しみになってきたー‼」
綾は定時を離して今度は幹に抱きつきます。
定時「おん?」
ドキドキドキと綾に抱きつかれた事に一人動揺する定時。
そんな定時はほったらかしで、綾は幹に高まる気持ちを話します。
綾「だって優勝だよ。インターハイ全国一位だよ?ワタシだってテニスまじめにやっていたからさ。インターハイの重みわかってるけどさ」
幹「うん」
綾「一位だよ?どえらいことだよ?かなり‼」
幹「うん」
綾「うあ__ヤバイ、すでに泣けてきた」
幹「アヤちゃん早いよ__」
幹は抱きついてきた綾の背中をポンポンとしてなだめます。
綾「だって、早起きして夜遅くまで作業して。がんばったもーん、私__‼」
幹「そこかー」
抱き合っている綾と幹。そしてまだ綾に抱きつかれたドキドキを抱えている定時。
一方、古賀と杉元も、アナウンスの内容に震えていました。
杉本「古賀さん。やっぱり今泉は大したヤツですよ‼」
杉本は震える人差し指を立てたポーズのまま、歯を食いしばり、目にはうっすら涙を浮かべています。
古賀「ああ」
杉本「今泉は‼」
興奮した杉本が言葉を続けます。
杉本「暫定ですけど、ワンツーですよ‼ 昨日も一昨日も…あれだけピンチになったのに…昨日も2位で、今日は__い…」
杉本は人差し指を立てていたその手をぐっと握って拳をつくります。
「今泉…‼」
涙をぬぐう杉本。
そんな杉本の背中を、古賀がポンと叩きます。
杉本(たのむぞ、小野田。ゴールまで2人でこのまま来たなら押してくれ。あいつの背中を。ボクのかわりに‼)
バッっと涙をぬぐい目を見開く杉本。
古賀や杉本とは別に、総北テントの近くで備品を運んでいた段竹ももちろん、先ほどのアナウンスを聞いていました。
アナウンスの内容に思わず立ち尽くす段竹。
段竹(改めて、すげぇチームに入ったんだな、一差、おまえは。そして走りきった…‼ 青八木さんも、あの足で…‼ 強いチームだ、総北。オレも走りたい。このチームで‼ 来年、あのジャージを着て‼ この舞台で‼)
ドクンドクンと高鳴る心臓の音を聞きながら、段竹もまた、インターハイへの想いを強くしていきます。
そして場面は再び、ゴールゲート付近の古賀へと移ります。
古賀(成長したな、今泉。入った頃はトガってて。とにかく負けず嫌いで。自分のことが最優先だった。今は何だかんだと言いながらも、チームのことを考えて走ってる。オレたちのジャージのことを。鳴子も、小野田も、皆成長した。ずっと見てきたオレならわかる。よかったな、純太…青八木…)
後輩の事を思い、そして、合宿で手嶋とインハイへの出場を賭けて闘った後、青八木も含めて三人で顔を突き合わせ話した時の事を思い出します。
古賀(おまえたちが見せてきたがむしゃらな背中は、あいつらを強くしている。オレも誇らしいよ)
思いを馳せながら、ガチャっと眼鏡をおさえる古賀。
古賀「願わくばあと2km半__」
幹「!」
隣の幹も古賀の言葉に反応します。
古賀「何事も、起こらないことを__。ただ、そう祈るよ」
古賀の願いとともに、バサッと飛び立つ鳥が描かれ、場面はインハイの先頭を走る今泉と小野田へと切り替わっていきます。
背後から感じる強大なプレッシャーに、思わず振り返る今泉と小野田。
今泉「プレッシャーだ。ものすごい圧の‼」
小野田「うしろから!? 誰か来るよ‼」
今泉(うそだろ。くそ、ここで!? のこり2kmだってところだぞ‼)「ペースあげるぞ、小野田‼」
前に向き直りながら声をあげる今泉。
小野田「うん‼」
すぐさま反応し、ペースをあげようとする小野田。
小野田とともに自分も加速体勢に入る今泉。ですが…
今泉「くっ」
加速できません。
小野田「今泉くん‼」
今泉の異変に気づき、振り返る小野田。
今泉(さっきの闘いで足つかいきってる。これ以上のペースは__‼)
自身の足の限界を感じる今泉。
ズズズと迫ってくる背後からのプレッシャーに、再びちらりと背後に視線を送ります。
確かな危機を感じ取り、声をあげる今泉。
今泉「いけ、小野田‼ 一人でそのまま加速しろ‼」
小野田「え」
今泉「いいからいけ‼」
小野田「…あ」
小野田の中には迷いが生じています。
御堂筋のリタイア後、追いついた今泉と走り始めた時の事、ワンツーフィニッシュを鳴子に報告したいと願った事など。
思い出して加速を躊躇う小野田。
ですが、今泉は険しい表情で叫びます。
今泉「追いつかれたら元も子もねェ‼ おまえだけは逃げきれ。ゴールまで、全開で回せ‼」
叫ぶ今泉ですが、小野田はやはり眉をひそめます。
小野田「い…今泉くんは!?」
今泉「オレはいけねェ。いいから走れ‼ 小野田坂……」
今泉が手を広げ、小野田を鼓舞するように名前を叫び始めたその時、全てを言い切らぬうちに、ズッと背後に迫っていた者がその姿を現します!
黒田「そのオーダー、ちょいと遅かったようだな、今泉‼」
現れたのは箱根学園、黒田雪成。そして真波山岳。
真波「やぁ、来たよ。坂道くん。約束通り」
坂道に声をかける真波。その目は鋭く、普段の和やかな雰囲気は一切ありません。
小野田「ま…真波くん」
驚愕する小野田。
今泉(追いつかれた…‼ 土壇場で。箱根学園‼)
黒田「めいっぱい引いて、後ろで休ませたんだ…」
ガリィッとこめかみのスイッチに触れながら黒田が続けます。
黒田「さあ、飛べよ‼ 真波山岳‼」
『◎祝福ムードを引き裂き、箱根学園が襲いかかる‼』という文字が綴られ、今週はおしまい。
いよいよ本当に追いつかれました(>。<)
先週は背中のみで登場の箱学でしたが、今週は黒田も真波もばっちり表情まで描かれました!
真波、不思議チャン要素は一切なく、研ぎ済ませれた様子で……恐ろしい
これはめっちゃ飛んで行ってしまうんでしょうね……
温存されていた真波が羽ばたく次週、どうなる総北
先週今週と描かれた“祝福ムード”って。総北敗北フラグに感じてしまいますよ(≧Д≦)
本当に、どうなってしまうのでしょう!!
というか、今週前半で描かれていた総北サポートメンバーの様子。
まだ喜ぶのは早いでしょー!(特に綾ちゃん!)と、先週と同じつっこみを入れたくなりました
読者としては先週のラストで箱学を見ていましたからね。
総北メンバーの祝福ムードには、ひたすらやきもきさせられました
そんな中で印象的だったのは段竹でしょうか。
両の手で拳を握りしめ、自身もこの舞台で走りたいと、心の高鳴りに震える様子。
ちょっと気が早いですが、来年が楽しみになります。
鏑木と第二のT2な感じで頑張って欲しいです
って、先ずは今年のインハイですよね!
頑張れ総北~(>_<)