今週も木曜、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきました
弱虫ペダルの続き、今泉の事が気になって気になって、仕方なかったんですよね
というわけで、さっそくですが、今週の弱虫ペダルの内容や感想に入ります
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
御堂筋は目の前に広がった水溜まりにさも飛び込むような事を今泉と話ながらも、同時に考えていたのでした。
水たまりのダメージを最小限にする確実な方法が他にないか。
そして、それを見つけ出し、行動した。
結果、見事に今泉を出し抜きました。
御堂筋は少し後方で水たまりにはまっていく今泉を振り返ります。
御堂筋（うなァ‼ 捨てないかんよォ、先入観はァ。“水たまりがあったら正面から突っ込むしかない”＿＿そういう先入観は。ボクは捨ててさがしたよ。必死に、研ぎ澄ませて＿＿全神経を研ぎ澄ませて‼ そして見つけたよ。この草に隠れた溝蓋を‼）
深い水たまりに入ってしまった今泉と、溝蓋の上を行く御堂筋が描かれ、『水しぶきを上げる今泉に対し、悠然と先を行く御堂筋!! 今泉、絶望の沼へ…‼』という文字が躍っています。
そんな二人を見た観客が口々に叫びます。
「先頭、両者、水たまりに突っ込む‼」
「すげぇ」
「総北は真ん中から…」
「京伏は…コースのギリギリはじっこだ‼」
バシャンとその体よりも高くまで水しぶきを上げる今泉。
今泉「くそ‼」（やられた‼ ヤツが一瞬下がったのは、あのルートを通る進路変更をする為だったのか‼）「おおお」
雄叫びをあげ、水たまりの中を進む今泉。
バシャアアアと水しぶきがあがり続けます。
沿道の観客も固唾をのんで見守ります。
「水しぶきがあがる‼」
「水しぶきは、おしのけた水の量だ。水の抵抗‼ あげているしぶきが低い方が、より有利なルートを通ってるってことになる‼」
観客の目の前で、高い水しぶきをあげる今泉。
対する御堂筋の水しぶきは、今泉より格段に低い状態です。
今泉「おおおお」
今泉がペダルを回す足が下へ下がるタイミングには、その足が水たまりに浸かってしまう程。水たまりは深く、今泉は水の抵抗をもろに受けてしまっています。
今泉（くそ水が深い‼ ホイール半分くらいうまってる‼ 水の抵抗で、バイクが重い‼ ペダルを回す足が言うこと気かねェ‼）
しかしそれでも重いバイクを前に進めようと懸命にペダルを回す今泉。
ズンと脚に強い負荷がかかります。
今泉「うっく‼」
顔をしかめる今泉。
今泉（脚が＿＿けど止まんなァ‼ 今泉‼ 俊輔‼）
ものずごい気迫で水中でもペダルを回します。
観客の声が響きます。
「総北、京伏の方に進路をとる‼」
「強引に‼」
「追いつく気か‼」
ザババと水しぶきをあげながら、水たまりを斜めに走り、御堂筋の走る溝蓋の方に進路をとる今泉。
今泉「はりついてやる‼ うおおおお」
観客が声をあげます。
「総北、京伏に近づく‼」
御堂筋（ ‼ ）
驚きの表情を見せます。
御堂筋（強引に来た、うな泉‼ ボクゥにはりつく気か‼）
今泉「御堂筋」
二人を見守る観客の中には、水たまりを行く今泉の走り方を懸念する声をあげる者も。
「けど、水の中って、よく考えたら、マジでヤバいよな。もしパンクするような段差があっても、見えないって事だろ!?」
「だよ…‼ つまり＿＿試されるのは、そいつの運だ‼」
深い水たまりの中を突き進む今泉。
雨と水しぶきをかぶりながら、歯を食いしばり、まるで前方を睨みつけるような気迫に満ちた表情です。
今泉（口の中で鉄の味がする）
御堂筋の走る、溝蓋の方に近づいた今泉。
御堂筋「うな泉」
今泉「御堂筋‼」
今泉はバイクの前輪が溝蓋への段差にぶつかった瞬間、バン！と前輪を浮かせ、自分も溝蓋へ乗り上げる事に成功します！
観客も声をあげます。
「総北、車体を浮かせて」
「京伏と同じコースはじの溝蓋の上に＿＿‼」
「すげぇ」
今泉「乗ったァ‼」
目を見張る御堂筋。
今泉「言ったろ…オレとおまえの最後の勝負なんだ」
ハッハッと荒い息で、御堂筋を見据える今泉。
今泉「削り合おうぜ‼」
観客の声が響きます。
「総北、京伏のうしろにはりついた‼」
御堂筋の真後ろに張り付いた今泉がさらに声をあげます。
今泉「どけよ、先頭はオレが走る‼」
コースの左端の溝蓋を走る御堂筋の、さらに左側に入り込んでいく今泉。
御堂筋「‼ この狭い溝蓋の上でぇ…並んで抜く気かァ‼」
今泉「てめェが言った“運”…たしかにそういうの、あると思うぜ。ツイてる、ツイてねェ。そういうのある‼ けど、そいつは、最初から決まってるわけじゃねェ。そして決して転がってもねェ‼」
ハァハッと荒い息でも勢いを増す今泉に、御堂筋も表情を歪めます。
今泉「だからよ。とりにいくんだ。全身で＿＿なりふりかまわねェで＿＿力づくで‼ 限界のその先の力つかって‼」
ドンとペダルを回す足に力を込める今泉。
二人の勝敗が決まるインターハイ最後の登りは、もうそこにあります。
観客が声を上げます。
「うおお。下りの水たまりをぬけて、インターハイ３日目最終日、最後の登りに＿＿先頭で入ったのは＿＿総北２番、今泉だ‼」
観客の声の通り、御堂筋を抜き、見事に最後の登りに先頭で入った今泉と、その後ろを走る御堂筋の背中が描かれ、今週はおしまい。
『限界のその先の力を使った今泉…‼ ギリギリの雨中決戦、執念の逆転‼』という言葉も綴られています。
今泉、かっこよかった(T-T)
今週の走りは痺れました！
私は先週、もう御堂筋に追い付くのは無理かと思ったくらいですから。
それでもポジティブに大丈夫だと考えるようにもなっていましたが。
どうやってこの場を乗り切るのか、本当に心配していたのです。
なので、今週の逆転劇には感激(ﾉД`)
まさに力業でやってくれました、今泉！かっこいい！エースですよ
「どけよ、先頭はオレが走る‼」って決め台詞も飛び出して。今週はまさに今泉の見せ場でしたね
改めて惚れ直しました
ただ……やはり喜んでばかりはいられない
“限界のその先の力を使った今泉”が最後の登りをそのまま先頭で進む……とはなりませんかね
今泉と御堂筋の最後の勝負って、どういう意味なのでしょう。
二人のこの後が気になって仕方ありません
私はこのまま行って欲しいんですがね……
総北ワンツーフィニッシュ！
総北信号機の手繋ぎゴールが無理ならワンツーフィニッシュは私の悲願でもあります。
ですが、まだ小野田は御堂筋の後ろですし。
てか、箱学ー！真波ー！！
いつ来るのでしょう？？
そろそろですかね？
雨の次にやってくるのは真波という突風か……なんて思っているので。
頑張れ総北(>｡<)
