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弱虫ペダルRIDE.505『雨の下り』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日も暑いですね(>_<)
仕事、「熱中症になりそうなので今日休みます」と一度で良いから言ってみたい。
そんな日々です

ただ、暑さに仕事のやる気も削がれそうですが、今日は木曜、週間少年チャンピオンの発売日
大好きな弱虫ペダルが読めるから、なんとか元気で頑張れます

というわけで、さっそくですが、今週の弱ペダ、内容と感想に入りますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

ザァァと雨が降りしきる中、並んで走る今泉と御堂筋。
『◎御堂筋からの勝負の提案に、今泉…どう返す!?』という言葉が綴られ、今週の弱虫ペダルスタートです!

御堂筋「面白そうやろ!? なァ!?」
ズンと今泉に迫ります。

今泉「“勝負”だと__?この先の下りの終わりまで、全開で走って、“どっちが先に登りに入るか”__?」
今泉はドンと鋭い眼差しで御堂筋を見返します。

御堂筋「そうや」
コクコクコクと何度も大きく頷くような仕草をみせ、御堂筋は続けます。
御堂筋「そうや。インターハイ3日目ぇ、最終日の、最後の、登りに入るぅ…“最後の勝負”や‼」
不気味な気迫で言い放つ御堂筋。

今泉「いいぜ。うけてたつよ」

御堂筋「ほな…決めようか?どっちが勝者の称号にふさわしいか…どっちが運、もっとるか‼ “決めようか”‼ “この雨の下りで”‼」

「でェ‼」という語尾の音を繰り返しながら、御堂筋、ドンっと一気に加速します。

今泉(前に出た‼ 御堂筋‼)

今泉もすぐさま加速しますが、御堂筋とバイク3台程の差をつけられてしまいました。

バァシャアアアアと雨の中を猛スピードで下る二人。

今泉は後ろから御堂筋の走りを目の当たりにします。

今泉(更に加速‼)「後輪をスリップさせながら、それでも、ダンシングで加速していく‼」

御堂筋「デッキャ‼ デッキャキモ‼」
バシャアッと雨の下りを突き進む御堂筋。

今泉(御堂筋‼ あいつ、一見奇妙なフォームだが、後ろから見てるとわかる。体を左右に絶妙に動かしてバランスをとってる)

一見奇妙なフォームだというその言葉通り、沿道で傘をさしながら見守る観客からも声が上がります。
「うわ、今のヘンな走り方」
「へっぴり腰?雨にびびってんのかな?」

今泉(長い首も使って、荷重を操ってる‼ 雨の日の下りの走りで、バイクコントロールの上手い下手がわかるっていいうが__雨でグリップが減ったタイヤを、バランスを失うギリギリのところまで、あと1ミリずれれば転んじまうような紙一重で、ダンシングしてる。こいつは実はバイクコントロールが超絶に上手い‼)

御堂筋の真後ろで走りながら、その実力を見た今泉。
今泉「けど、悪いな、オレもそういうのには自信あんだよ‼」
言葉とともに、バッシャッと水をきって加速します。

ズルンと後輪が滑るもバイクを操り転倒をさけ、加速する今泉。
御堂筋と並びます!

御堂筋「来たね、追いついて。けど、そんなに速度出して大丈夫?この先、急なカーブあるよ!?」

御堂筋の言葉通り、二人の前方には90度くらいの急なカーブが見えています。

御堂筋「ブレーキかけた方がエエんちゃう?」
今泉「おまえが先にかけろよ」
御堂筋「キミからどうぞ。ホラ急がんと…」

ブレーキをかけず、コーナーに向かってくる二人に、雨の中を見守る観客の方が焦ります。
「うわ、2人選手来る」
「速えぇ。あの速度で!?」
「大丈夫か、曲がりきれねェぞ」
「うわ」
「突っ込む‼」

御堂筋「皆、心配するよ!?」
今泉「わかってんだよ。おまえのやることは。このままぬける気だろ。滑りながら‼」

ブレーキをかけず、コーナーに突っ込んだ二人。
バシャァァアアと水しぶきをあげ、まさに滑りながら、コーナーをぬけていきます。

その姿を見た観客が驚き声をあげます。
「左足外してバランスをとりながら」
「ひゃっ」
「うわ、なんだ、あの2人」
「すげぇ速度で。バイクを滑らせながら曲がっていく‼」
「ヤベェ‼」

コーナーを抜けてもなお、どちらも全く先行を許さず、並び走る今泉と御堂筋。

二人を見た観客は言います。
「あの2人…フォームもスタイルも違うのに…」
「ああ、何か息ぴったりだな」

突き進む今泉と御堂筋。
その前方で、一人の観客が選手の通る道に出て手を振っています。
観客「おおい、まて、止まれ。横断幕が風にあおられて‼ 道に…危ない‼」

確かにその観客が言うように、大きな横断幕がちょうど道を横に横断するように落ちてます。

今泉と御堂筋も、それを目で確認しました。

今泉「……」
御堂筋「……」

今泉「なら問題ない」
御堂筋「ないワ」

声が揃った二人。
そのまま横断幕にも突っ込みます。

今泉「どけ‼ 飛びこえる‼」

バンと二人とも横断幕を飛び越えるようにして進んで行きました。
決してブレーキをかける事はありません。

二人が過ぎた後、すかさず何人かの観客が道に戻り、横断幕を引き上げます。
「自転車でジャンプした‼」
「すげぇ…」
「すげぇ…2人ともすげぇけど、このあとそこに優劣がつくのか…レースだから‼」

道を塞いでいた横断幕が撤去されたその道に、バシャァァと水しぶきをあげながら現れたのは小野田。
ハァハァと息を切らし、今泉達を追っています。

小野田(今泉くん‼)

『◎心配そうな小野田をよそに、2人の闘いは激化…‼』という文字が綴られ、今週はおしまい。

今までなかったレースでの雨。
どんな展開になるのハラハラしていましたが。
今週はむしろ気持ちの良いくらい息のあった今泉と御堂筋の走りに圧倒されました!すごい
二人ともバイクコントールが超絶上手いわけですね
今泉の正統派な強さのイメージに対して、御堂筋は陽動作戦を使ったり戦略に長けているイメージでしたが。
結局作戦を実行出来るのも、確かな実力があってこそなんだなと。
改めて御堂筋の強さを実感させられました。
高校入学前から因縁のある二人ですが、ぴったり息があっているところが面白いです。
スピードも出せる、技術も確かな二人の闘いをもっと見ていたいなと思いました。

気になるのが、勝負を始める前の『最後の勝負』という言葉。
二人ともゴールを狙っている以上、必然的に最後の登りが最後の勝負となるはずですが。
その登り前のこの下りで、あえて“最後の勝負”という言葉、“決める”という言葉を強調するのは何故でしょう。
別にこの勝負で負けたらゴールまで追い抜かないという約束をするわけでもありませんでしたし。
登りに入ると差は詰めにくいと言えど、最終ゴール前ですし。
負けたら心も折れて、最後の登りでの巻き返しは厳しいという事なのか…体力が尽きるのか…
この勝負、二人ともどちらかが落車して終わると読んでいるかのようで。なんだか心配です

最後に出てきた小野田は今泉と御堂筋にどう絡むのでしょうか。
次号は巻頭カラーますます楽しみです

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