今日も良い天気ですね雨があがってくれて良かった
清々しい気分のまま、さっそくですか、今週の週刊少年チャンピオン、弱虫ペダルの内容と感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
小野田「来てる。御堂筋くんが。箱根学園のうしろから。すぐそこに迫ってる‼」
小野田の叫びとともに、異様な雰囲気を漂わせ、迫ってくる御堂筋が描かれています。
御堂筋「トゥカ」「トゥカ」
前傾姿勢のダンシング。左右に体を揺らすとともに“トゥカ”と声を漏らし、猛スピードで近づいてくるその姿。
まるで餓えた捕食者が獲物を追いかけてくるかのような威圧感です。
御堂筋「トゥカ」「捕(トゥカ)まえた。箱根学園(ハエ)と総北(ベンジョバエ)‼」
今泉(くそ‼ この忙しい時に‼ 御堂筋‼)
黒田(チィッ京都‼ おまえもやっぱ来やがったか、この下りで‼)
ドンと瞬く間に箱学と並ぶ御堂筋。
真波「黒田さん、ならばれた」
黒田「く‼」(速ぇぇ‼)
御堂筋「ハエ、ハエ…カス。キモ‼」
真波を引きながら走る黒田に並んだ御堂筋は、口をパカッと開け、言い放ちます。
御堂筋「キモォ‼」
そう言ったかと思うとほぼ同時に、ペダルにのせた足に力を込める御堂筋。
ドンとさらに加速をしていきます。
御堂筋「キモォ‼」「キモッキャアア」
あっという間に箱学2人を抜き去っていきます。
真波「行かれた‼ 黒田さん‼」
小野田「御堂筋くんが、うしろのハコガクを追い抜いた‼」
今泉「“もう”か‼」
鳴子(御堂筋‼)
小野田「コーナーのすぐうしろまで来てる‼ 追いつくつもりだ。ボクらにも‼ この下りの間に‼」
コーナーを曲がり切った総北の後ろで、まさにそのコーナーの入り口まで迫った御堂筋。
そんな様子を後ろから見つめる箱学。
黒田(「速ぇぇ」‼ けど、御堂筋、そら突っ込みすぎだ。その先はァ‼ 角度のついた270度コーナーだ‼ その速度のままいきゃあ落車(すっころ)ぶ‼)
ところが、御堂筋は超スピードのままコーナーをむかえようとしています。見開いた異様な目です。
黒田「!」( !? おい、まて。どうした!? 速度を落とさねぇ‼ 御堂筋‼ そのまま!? コーナー入る‼ 何だ!?)「 !? 」(何だ、その、とびこむようなダイブバンク‼)
通常なら転ぶであろうスピードのままコーナーに切り込んでいく御堂筋。
車体を道路すれすれまで倒してコーナーをぬけていきます。
あまりに車体を傾けているがゆえ、ペダルはガチッと地面にあたり、御堂筋のあごやハンドルもガチィンと地面を擦って進んでいきます。
黒田(ありえねぇ速度と角度で、コーナー、曲がっていきやがった‼)
御堂筋の走りを目の当たりにした黒田はゾクッと体を震わせます。
そして猛スピードで総北に迫る御堂筋。
小野田「すぐうしろに来られた‼」
今泉(く‼ マジかよ‼ 早ぇぇんだよ‼)「大丈夫だ‼ もうすぐこの下りも終わる‼ あとは直線だ。ゆるめるな。登り返しまでもうすぐだ。向こうは速いが、こっちと大差はない‼ このままいける‼」
小野田「うん‼」
鳴子「先行(にげ)きれ、スカシ」
今泉(このままこっちがミスなく進めば追いつかれることはない‼)
信じて突き進む今泉の視界には、前方の道にある起伏が飛び込んできます。
今泉「路面が一部荒れてる。気をつけろ‼」
小野田「うん‼」
今泉、小野田と順に、今泉が危険視した道路上の起伏を避け、進みます。が…
今泉「登りに入る‼ 入ると同時にギアを軽くしろ‼」
小野田「うん‼」
バズンという音とともに、鳴子の車体が大きく飛び上がります。
鳴子「!」
視界が狭くなって見えなかった鳴子だけは、その起伏に乗り上げてしまったのです。
しまった!という風に歯を食いしばる鳴子。
口を開け驚き、後ろを振り返る小野田、今泉。
と、ちょうどその瞬間です。
御堂筋が総北3人の横をすり抜けていきます。
鳴子「くっ」
バンと着地し、ザザッと車輪を滑らせながらも、なんとか体勢を整える鳴子。
小野田「鳴子くん」
鳴子「すまん、段差ひろうてもうた」
今泉「鳴子‼」
鳴子を心配し声をかけたと同時に、御堂筋の動きにも気付く今泉、小野田。
今泉「御堂筋‼」
小野田「御堂筋くんが前へ‼ 抜かれた‼」
ドクンドクンと心臓が早鐘を打つ小野田。
小野田(抜いていった。このくだりで。先頭を争ってた5人全員を)「まるで、獰猛な昆虫がエサを捕食するように」
ベロリと舌を出す御堂筋とともに『◎御堂筋の強さ…やはり規格外‼』という文字が綴られ、今週はおしまい。
……いやぁ、本当に規格外過ぎますよ(´Д`)
御堂筋、そりゃあ強いのだろうと思ってはいましたが。
今週の、このたった1話の間に5人抜き
抜かれた皆、この局面まで残ってきた強者ですからね。それをどんどん抜き去るという……想像以上の走りを見せつけられました
序盤、箱学の後ろから迫ってきた時の描写なんて、まさに進撃の御堂筋!(違う漫画ですみません)
巨大な体で、道脇の舗装したコンクリートの山肌をバキバキ、メキって手で押しのけるようにしながら追いかけてくるその様子は奇行種です
黒田や鳴子が止めに入ると思っていましたが。全く予想外の展開でした。
というか私、御堂筋が先ずは後方の箱学の脚を削ってくれる事を少し期待していたのですが。
ある意味あっさり抜きすぎて。御堂筋のせいで余計な体力を使う間もなかった印象でしたちょっと残念(>_<)
黒田と真波、もう少し御堂筋を止めといてくれりゃ良かったのに~!あっさり抜かれすぎだろう!と。
すみません、総北なので。そう思わずにいられませんでした。
そして今週の鳴子
道のでこぼこに乗り上げた瞬間、心臓が口から出そうな程にドキーッとしました
転ばなくて良かった(ノД`)
けれど、そんな鳴子を気遣って振り返っていた瞬間に御堂筋が追い抜いていったわけですからね……先頭を取り返すのに、来週どうゆう展開になるのか……
鳴子が絡んでくるイコール鳴子リタイアの展開が怖くてたまりません(>。<)
鳴子頑張って!そんな気持ちでいっぱいです(>_<)