年度が変わってはじめての木曜日
たとえ年度は変わっても、私の情熱は一切変わりません！
今週の弱虫ペダルも楽しかった(*´▽｀*)
さっそくですが、以下は今週の週刊少年チャンピオン分の内容や感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
小鞠と悠人を置いて、一人先に進んだ御堂筋。
その御堂筋の前を走っている真波、黒田、鳴子。
真波は黒田に、鳴子の事を「この人くらいの登りなら、いつでも加速して、置き去りにできますよ？」と言ってのけました。
今週はその続きからスタートです。
鳴子（すでにゴールまで10km切っとる。最後の山‼ とびだすクライマーをワイはすかさず追いかけた。その前には小野田くんとスカシがにげとる。ピリッピリの状況＿＿）
ぺろりと上唇をなめます。
鳴子（何としても追いつきたいハコガク‼ ＿＿わかる。ここでの小さな判断ミスがゴールの勝敗を分ける。感じる。何でもないように見えて、ギリギリの状況。伝わる。バリバリの緊張感‼）「カッカッカ、燃える‼ 燃えるで‼ 沸騰しそうや‼ ワイの、赤い血が‼」
鳴子は前の真波に言葉を投げます。
鳴子「いつでも？ワイのこと“置き去りにできる”？そう言うたか、真波」
真波「うん、はっきりと」
鳴子は一度顔を伏せたかと思うと、しっかり真波を見据えます。
鳴子「この登りで‼」
真波「そうだね。鳴子くん、キミくらいの“登り”なら」
鳴子「ほな、勝負しよか真波‼」
鳴子は言葉と同時にドンと加速し、真波と黒田の僅かな間を縫って前へ飛び出します。
真波（！）
黒田（オレたち２人の間のスキマの30㎝くらいを縫うようにすり抜けた‼）
真波（前に出た‼）「へぇ、去年の走りより、正確に、かつ素早くなってる」
前に出た鳴子の走りを見た真波の表情は、冷酷な印象すら受けます。
ドドドとプレッシャーも増し、まさに感覚が研ぎすませれてきているのが分かる、そんな表情です。
鳴子「カッカッカ。ワイは進化のとどまるところを知らん男。天才鳴子章吉やからな‼」
ドンと言ってのける鳴子
鳴子「興味わいたか、真波」
にかっと笑っています。
真波「誘ってる？」
ゴッと気迫の増す真波。
真波「オレを」「この山で？」
言いながらギュオオと加速する真波。
鳴子「そう聞こえたんなら、耳はええようやな‼」
黒田（集中力あげたァ‼）
一瞬で鳴子を抜き去った真波はさらに加速。次の瞬間でさらにもう一段階前へと進みます。
通常のアタック二回分を一回でやってのけているかのようです。加速体勢を緩めません。
真波「それぇぇぇ‼」
鳴子「速っや‼」（バカっ速‼）（あれが真波山岳‼）「新幹線か‼ おっ…るああああ‼」
鳴子も負けじと加速。
鳴子「ああああ」
真波に追いつきます。
真波「あれ？ついてきてる」
鳴子を振り返り、言葉を続けます。
真波「だいぶムリしてるね」
鳴子「相手は新幹線や。ムリもするわ、ボケ」
真波「どこまで乗っていく気？」
鳴子「終点、博多までや‼ ワイは、明太子も大好きやからな‼」
真波「その発言、“のぞみ”も希望もないよ？」「名古屋あたりで降りる？」
鳴子「カッカッカ。思っとったより、鉄道詳しいやんけ、真波‼」「うまいことノッてきよる」
真波「鉄道に？話に？」
鳴子「話の方や‼」
言いながら前に出ようとする鳴子。
真波はすかさず追いつき並びます。
真波「あれっ、そういえばオレたち、去年も同じインターハイを走ったはずなのに」
真波は並んだ鳴子をギュンと抜き去ります。
真波「ほとんど話したことなかったね‼」
鳴子「くっ」
真波「すごく新鮮な感じする‼」
言いながら、ギュウンと鳴子を置いて前に出る真波。
鳴子「そら、そやろ。おまえはクライマー。ワイは去年、スプリンターやったからな‼」
鳴子も加速し、再び真波に並びます。
隣に並び走り、視線をぶつけ火花を散らす鳴子と真波。
と、ここで待ったが入ります。
黒田「まて真波‼」
後ろから聞こえた声に、振り返る真波と鳴子。
真波「黒田さん」
黒田「“勝負”はここで終わりだ。今すぐやめろ。そいつにノッてやる必要はねぇ」「ここが勝負の分かれどころだなんて思ったか。考えたな鳴子。ここで真波を誘い出し、ゴールより手前で真波の脚を疲れさせようって作戦だろ。リタイア覚悟の捨て身で‼」
鳴子「はっ、いやいやいや黒田さん？捨て身？カッカッカ。ワイはただ、このまま先頭行こう思うとるだけですよ。この真波を引きちぎって‼」
ドンと言い放つ鳴子。
黒田(＿＿＿＿‼）
真波もハッとした表情を浮かべます。
鳴子「ちょいと去年の＿＿古い約束あるんすわ。それ果たすためにも、先頭いくんすわ‼」
三人で手を繋いでゴールするというあの約束を思い浮かべ、言い放つ鳴子。
黒田（真波を引きちぎって先頭に!? ア!? こいつ……‼ 何だフェイクか。この登りで真波を引きちぎるなんざ）「できねぇだろ‼」
真波（やっぱり、そのつもりだったね。走りで、分かってたけどね‼）
真波は鳴子の走りで黒田以上のものを感じ取っていたようです。
鳴子「そやそや、ルール言い忘れとったわ。単に走るだけやとオモロないやろう思うてな」
黒田（「ルール」!?「オモロ」!?）
鳴子「行き先は“先頭”‼ そこに並ぶまで。２対１はアレなんで、すいませんけど、黒田さんは手ェださんいうことで」「その代わり、こっちからも“差し出すモン”出しますわ」
黒田「!?」
鳴子「もしこの勝負＿＿ワイが負けたら、ワイはゴールするまで、黒田さんより前には出んへん。これでどうすか!?」
真波「いいね、やろう、鳴子くん‼」
バンとプレッシャーの跳ね上がる真波。
鳴子「話早いな、真波。ほな、いこか‼」
黒田「即答!? まて真波。こんなギリギリの勝負＿＿」
真波「ギリギリ？………だから行くんですよ、黒田さん」
黒田を振り返り告げる、鋭い表情の真波。で、今週はおしまいです。
『◎鳴子の強い覚悟に共鳴し、真波が動く‼』という文字も綴られています。
鳴子がカッコイいぃぃ(T-T)
すみません、今週は真波も終始かっこいいんですよ！
集中力も上がって、鋭い眼差しの真波。しかもめっちゃ早いですし。かっこいい
ですが、私は今年は総北応援中なんで
もはや空恐ろしさを感じてしまう程の真波に挑んでいく鳴子に心奪われます(≧Д≦)
しかも！昨年からの、三人でゴールという約束をちゃんと胸に秘めているわけですよ(ﾉД`)
普通に考えれば生粋のクライマーである真波と、スプリンターから転身してオールラウンダーになった鳴子。鳴子の方が分が悪いのは明らかです。
それでも、それでも鳴子なら、何かやってくれるんじゃないか。そう期待してしまう。そしてそれに応えてくれるのが鳴子だと思っています
前半の、戦況を読んでいる鳴子も、ゾクゾクする程素敵だなと思ってしまいました(*´▽｀*)
テンポの良い会話も見せ場ですよね
総北信号機三人の中で、鳴子が一番、戦況も読めて安心して見ていられるキャラな気がしてしまいました。
小野田はある意味真波と同様(？)、感覚で～って部分ありますし、今泉ってだいたい最終日の最後までメンタル崩れがちですから…
鳴子って抜群の安心感あるかなぁと思います。
なので…なので！期待を込めまくって。鳴子、頑張れ
安心感があると書きつつ、めちゃくちゃドキドキしてしまいます。
早く続きが読みたいです(>｡<)
……御堂筋は黒田とになるのか？？
御堂筋も鳴子vs黒田のバトルに入り込んでくるのか。
その辺もものすごく気になるところです
