今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきました~
弱虫ペダルの続きが読めて、今日も朝から絶好調です
花粉になんか負けないぞ
というわけで、いつものように以下は弱虫ペダルの内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください
黒田の横を抜いて、前に出ようとした御堂筋。
その御堂筋を新開悠人がブロックしました。
御堂筋(前に出とった新開ユートゥくんが、マナミィと入れかわるように下がってきたァ‼)
黒田(悠人‼)
悠人「これで2対2ですよォ?御堂筋さん、悪いですけど、これ以上先には、京伏行かせないすよ‼」
パワーバーをくわえ、言い放つ悠人。
ズンと御堂筋もその言葉を受け止めます。
黒田(悠人……‼ 何ンで下がってきたァ)
険しい表情で悠人と御堂筋を見つめています。
御堂筋「プク…“行かせない”?タンカ切るのォ?ボクゥに?昨日、2日目ゴール前…最後のスプリントでぇ…大事な大事な大事な場面で、ブザマにボクに敗北したキミが‼」
御堂筋はそう言いながら、右側から振り返っていた悠人に対し、ぐるんとバイクを左側に持って行き、抜きます。
御堂筋にいったん前に出られてしまう悠人。
ですが、すぐさま反応、加速し、やはり絶妙なバイクコントロールで御堂筋の前に出ます。
再び悠人の背中を見ることになった御堂筋。
御堂筋(!)「ホウ…何やのキミ」
悠人「いやぁ、ピークホーネットって呼ばれてるんすよ」
パワーバーをかじる悠人。
御堂筋「速いネ」
悠人「Yesですよ」
御堂筋「本気の加速やったね」
悠人「最終局面すから」
御堂筋「『インターハイにかける想い』いうヤツゥ?」
悠人「出たかったんで。インターハイ。かなり前から。出て、証明しなきゃなんなかったんで。オレの場合」
サクッとパワーバーを噛み切って手に持つ悠人。
悠人「ま、それも今は」
と、悠人の言葉が終わるのを待たずして、御堂筋が再び加速。悠人を抜き去ります。
御堂筋に行かれた悠人ですが、口に含んだパワーバーをもぐもぐすると、空の袋をくしゃりと丸め、背中のポケットへぎゅとしまいます。
ポケットにのびていたその手を、ハンドルへ持っていく悠人。出ます!
悠人「ちょっと変わってきてますけどねぇ‼」
言葉の続きを言いながら、再び御堂筋の前にまわりこみました。
御堂筋「カッコイイね…余裕の口ぶり。補給食をくわえるしぐさ。みごとな反射運動ォ…寸分違わぬ身のこなし」
さくっとパワーバーを食べる悠人。鋭く険しい表情です。
御堂筋「けどそれ、ボクゥはワカるよ?その動き、細かいとこみとったら、もう“限界”近いヤツの動きやね?だいぶムリしとるやろォ‼」
御堂筋の言葉をドンと受け止める悠人。
悠人「バレましたァ?」
ここで、やや後方から黒田が追いついて悠人に並びます。
小鞠は少し後方に残されたままです。
黒田「悠人ォ‼」
悠人「黒田さん。いやぁ、さすがにこの人ら相手に2対1で止めようってのは、黒田さんでもムリあったでしょォ」
笑うように目を細める悠人。
黒田「悠人‼ バカヤロウ‼ 何で下がってきた。おまえは鳴子と2人でいたんだ‼ 真波を出したんだ。先にいるてめェは、うまいこと3番鳴子をだしぬいて、真波についてきゃよかったんだ。その前には総北2人が逃げてんだ。なるべく多い人数で追っかけんのがハコガクのやることだ‼」
悠人「…いやぁ」
ボスッと太ももに手を置き、さすり、伏し目がちに言葉を続けます。
悠人「この先の山は……ちょっと……今のオレには険しすぎるかな…って」
顔をあげ、黒田を振り返る悠人。
左手では、“オレクライマーだから”と言う時の手をつくっています。
ハッとする黒田。
黒田(__そうか。いつも余裕あるし、負けん気強いし、飄々としてるから忘れちまってた__こいつぁ、まだ『1年』だ。山に入ってさんざん最前線で仕事してきた。その脚がもう__‼)
悠人の今までの走りを思い出す黒田。
そして目の前で語る悠人の脚に視線を送れば、ピクピクと限界が近いことが見て取れます。
悠人「それに、真波さんと2人で行くんなら、黒田さんの方が適任かなって。オレほら我が強いんでゴール前までいくとほら、真波さんと勝負しちゃうかもしんないでしょ?おしのけたりして」
黒田(__‼ てめェ、もうそんな体力も残ってねェんだろ)
悠人「だから行ってくださいよ、黒田さん。こいつらはオレが止めとくんで。オレの__」
黒田と話している隙を逃さず、加速しはじめた御堂筋。
悠人「ふ……ふ……」
下ハンドルを握る手にぐぐぐと力を込めます。
悠人「ふしゃああああ‼」
険しく苦しそうな表情で、それでも加速、御堂筋の前にまわりこみ、ブロックします。
悠人「脚動くうちにィ‼」
黒田(悠人‼)
悠人「う…」
ギリっと歯をくいしばります。
御堂筋「キモ‼」
悠斗「おさえた‼ カウンターであがってください、黒田さん‼」
叫びます。
上がる黒田。
悠人を抜いてもそのまま前へ。上がっていきます。
黒田(悠人‼)
悠人(黒田さん…オレ、もうひとつ、下がった理由、あるんすよ。オレちょっと変わったんすよ。皆さんとこの3日間走って、闘って。葦木場さんや、黒田さんや、泉田さんの走り見て。オレ、オレだけ勝ちゃいいと、正直思ってたんです…始まる前までは。」
チームメイトの走りや、インハイが始まったばかりの頃、小野田に対して、あなたと勝負したくてインハイに出たと告げた頃の自分を思い返す悠人。
悠人(けど今は、今は、箱根学園のジャージに、勝ってほしいって思ってるんですよ)「獲ってください、黒田さん」
悠人は無事に前へと抜けた黒田の背中に向かって叫びます。
黒田「そんなもん、言われなくてもそうするよ‼」(ありがとよ‼ 悠人‼)「づああああ」
黒田は加速し、前を追って行きます。
御堂筋「180度コーナーのイン側をおさえて行かすとは、考えたね、ユートゥ」
ハッハッと息のあがる悠人。
悠人「いやぁ…さぁこいつは、2対1で止めんのは大変そうだ」
『◎黒田に思いを託した新開悠人‼ 京伏の2人を止められるか…!?』という文字で今週はおしまい。
この展開!残った8人中で先ず散るのは悠人って事になりますね(>_<)
悠人が御堂筋と小鞠の足止めをしたわけですが。この後は??
御堂筋は止められても一時でしょう
悠人の限界もすぐ見抜いてる。御堂筋は本当に最強ですね(>。<)
良いとこ小鞠と共倒れ?でしょうか。
小鞠くんも一年生。
削りあいこそしていませんが、御堂筋と後ろから追い上げてきたわけで。かなり疲労はしているハズ…。
でも、私的には小鞠くんの筋肉への欲望をもうちょっと見ていたいので。
小鞠にもコマ進めて欲しい気がしてしまいます
それにしても、悠人。
私も先週の時点で、何故下がってきたのか、何故鳴子と先へ行かないのか、一瞬の疑問はあったんですが。
限界が近かったわけですね!(>。<)
少し意外でもありつつ、納得もしつつ……
新開悠人と言えば、ちょうどアニメでも今週クローズアップされたところ
タイミングばっちりでびっくりしました(*゚ロ゚)
まさに私は、今週のアニメのシーンを本誌で見た時には、悠人くんの少々強引な走りに、反感すら抱いたものです。
ですが、周りの走りを見て刺激を受けたり、自分の中のスプリンターの血を意識したり。
アニメで見たあの時の悠人と、今週の本誌の悠人。
変わったその二つの姿を並べて見せてもらった感じで。ちょっと胸が熱くなりました
まだ一年生ですからね!来年も頑張れ!
って、すでに散ったみたいな感覚
来週、本当の最後をどう魅せてくれるのか楽しみにしています。
今週の段階でも、依然総北がちょっと有利
頑張れ、総北~(>。<)