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弱虫ペダルRIDE.479『2人の壁』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

木曜日がやってきましたヽ(*´▽`*)丿
週チャンで弱虫ペダルが読めるこの木曜日が大好きで。楽しみにしすぎているが故に、というか楽しみにしているからこそ!物申したい!
そんな感じの今週なのですが……まあ、その辺の事は後にして。先ずは内容に入らせて頂きます
いつもの事ですが、本誌未読の方はネタバレにご注意ください

今週の弱虫ペダルも、葦木場の語りで始まります。

中3の冬、神奈川に引っ越してきて
すごした正月
続けた自転車
高校は箱根学園を選んで
自転車部に入った
いろいろあって、やらかして
レース無期限出場停止になっていた高校2年の秋
「レース」の話がふってわいた

同じ中学だったその手嶋と、同じレースに出てみないかと新開に言われ、目を見開く葦木場。
そして次のシーンでは、部室のベンチに座り、想いを巡らせている葦木場の様子が描かれています。

葦木場(「レース」久しぶりの「レース」。しかも、この箱根学園のジャージを着てのレース……‼)

金やん「おう、葦木場」
葦木場「金やん」
金やん「謹慎とかれるんだって?きいたぞ、千葉のレース行くんだろ?」
葦木場「そうなんだ」
金やん「よかったなー。いつかはとかれると信じてはいたけど、よかったよ。練習がんばってたもんなー。篠崎(シノ)も喜んでたぞ」
葦木場「ありがとう。でも“ジャージ着て”だから責任重大だ」
金やん「今のおまえならやれるよ………きっと。だから胸はって行ってこいよ。明日の朝、早いのか?」
葦木場「うん。始発で自転車は袋に入れて電車で行く。峰ヶ山ヒルクライムへ」

連絡がとれないまま純ちゃんと離れて2年後
オレは、千葉で行われた
峰ヶ山ヒルクライムレースに出た
重責はあったけど
心は弾んでいた
出走リストに“ちゃんと”
純ちゃんの名前が載ってたからだ

峰ヶ山ヒルクライムにて、後続スタートにもかかわらず、ぐんぐんと他の選手を追い抜かして進む葦木場。
葦木場(出てる……出てる…同じレースに………‼)
心を躍らせペダルを回します。

開場について真っ先に探して
うしろ姿だけ見たよ

レース前、杉本と話す手嶋の後ろ姿が、まるで木陰から覗いているかのようなアングルで描かれています。

懐かしかった
やっぱり少し成長してた
背中も大きくなってた

怒られるかな
2年間、何の連絡もできなかったこと
何も言わず、引っ越したこと

けど、怒られてもいい
絶交されてもいい

オレは今日この日を
“運命”なんじゃないかって
少し思ってるんだよ

自転車をやめるって言ってた純ちゃんと
引っ越していったオレと
この千葉で
よく走った峰ヶ山の
そのレースで
もう一度
出会えるなんて‼

この葦木場の想いとともに描かれているのは、峰ヶ山ヒルクライムでぐんぐん進む葦木場の姿。
そして手嶋、小野田、今泉の姿を捉え追いつこうとしたその瞬間の1コマ。

葦木場(純ちゃん‼ いた‼ 乗ってる‼ 走ってる‼ 純ちゃん‼)

手嶋「元気にしてたか」

葦木場「………うん」

手嶋「ピアノ、まだやってんのか?シキバ」

手嶋の言葉に大きく目を見開く葦木場。
一瞬、間を置いてから答えます。

葦木場「うん…時々……。よかった。純ちゃん自転車やめてなくて」

手嶋も少しはっとしたような顔を覗かせます。

手嶋「ああ……また乗りたくなったんだ」

純ちゃんは怒らなかった
中学の時と同じように
あの時の続きみたいに
やさしく話をしてくれた

すごく長い
なつかしい時間に感じた__

そして同時に「理解」した

手嶋「けどオレは、キャプテンになった。だから闘わなくちゃならない。葦木場、おまえと…箱根学園と‼」
葦木場「………オレもだよ。箱根学園の次期エースだから」

すでにお互いが違う立場にあって
そこに「カベ」が存在することを

ここで、場面は、峰ヶ山ヒルクライムまでの思い出から、現在のインハイへと戻ります。
山岳リザルトラインを前に、死闘を繰り広げている手嶋と葦木場。
観客の声が響きます。
「2人、全開、駆け上がる!」
「3日目山岳ラインまで、のこり80m‼」

葦木場(だからオレは、純ちゃんを遠ざけた)

インハイ初日のスタート前、総北テントに訪れた葦木場が、手嶋が投げ渡したドリンクを受け取らなかったシーンが描かれています。

葦木場(昔みたいに一緒に騒いだりしたら、ダメだと思ったから。もし2人が何のジャージも着ていなくて、それで再会してたら、オレはすぐに純ちゃんに言ったと思う。ずっと気にしていた2つのこと。何も言わずに引っ越してしまったこと。もし連絡先がわかれば、相談したいことが山ほど、あったこと)

山岳リザルトラインを前に走りながら、葦木場の想いがどんどん溢れていきます。

葦木場(だけどね純ちゃん。オレ、今、不思議な気持ちなんだよ。相談したかったこと、もう話しちゃってる気持ちになってる)

大声援を送る観客の声が告げます
「70m‼」

葦木場(何も言わずに引っ越したことも、謝ってる気持ちになってる)

「60m‼」

葦木場(これって、自転車の力なんだと思う。純ちゃんとオレを再会させてくれたみたいに、不思議な力があると思う。こうして2人で全力で走ってると、敵同士とか、背負ってるものとか、景色と一緒に、いろんな余計なものが、うしろにすっとんでいって。あるはずの「カベ」も、いつの間にか、とっぱらわれて、すごく仲良しになっちゃうんだよ」

葦木場のこの想いと同時に描かれるのは、手嶋と葦木場、インハイを走る二人の間に現れていた壁がボロボロと崩れ去る様子です。

葦木場(ねぇ、純ちゃん)

全力で駆け上る葦木場と手嶋に、観客の声が告げます。
「のこり50m‼」

手嶋(シキバ、覚えてるか__。去年の秋の、峰ヶ山のレースのこと。オレはおまえの名前をリストに見つけて、手が止まった。たまらなく嬉しくなったんだ)

出走リストを見つめる手嶋が描かれています。
『葦木場拓斗』の名前を見つめ、(おまえか__‼)と、密かに口元に笑みを浮かべる手嶋。

手嶋(おまえが自転車を好きでいてくれて。神奈川にいっても、まだ自転車を続けてくれて。嬉しかったんだ。見ろよ。信じられるか。そんな2人が今、インターハイの山岳賞争ってんだ)

もうまさに目前に迫った山岳賞のゲート。
ハァハァと息を切らせ、最後の力を振り絞る手嶋と葦木場。

手嶋「最高だな、自転車」

葦木場「…うん…純ちゃん」

手嶋「おおお」
葦木場「ああああ」

手嶋(いこうぜ、あのゲートの向こう側まで‼ 全開で‼)

インターハイ3日目、山岳ラインまで、のこり40m‼
なんて文字も躍ったところで、今週はおしまいです(>。<) いよいよ!いよいよ来週こそ山岳賞が決まるでしょと心も躍った矢先、見つけてしまったのは『◆次号は休載させていただきます。連載再会は週刊少年チャンピオン10号(2/1発売)から‼』なんて記載ショックです
また!またも二週間後ですかぁ!(≧Д≦)
年末年始を挟んだものだから。この二週間後~にも慣れてきちゃいましたがね
しかも毎回、次こそは決まる!と信じて疑わず…からのお預け(´Д`)
好きすぎる弱虫ペダルの大大大好きな手嶋の山岳賞の瞬間を。
待ちすぎで私、疲れて来てしまいましたよ(ノД`)
次回こそは見れると、信じてます。
……“手嶋の山岳賞”と言い切らせてもらいましたが。手嶋の才能開花の瞬間から回が進めば進むほど、手嶋山岳賞への確信が揺らいできているのも事実。
なので、ここはあえて言い切らせてもらいました!
次回こそ!手嶋が山岳賞を獲る瞬間なのだと。信じて楽しみにしています

ちなみに、私の文章のみで本誌の絵をご覧になっていない方に申し訳ないくらい。
今週もゲート前の走り、大迫力です。
山岳賞の瞬間はどうやって描かれるのかと思うとドキドキが止まりません!

そして最後に…お約束な腐った発言も一言
しかも、この期に及んでKYですが、言わせてください(>。<) 手嶋と葦木場の絆、交錯し通じ合う想い、心に響きまくります
響きまくるだけに!手嶋の恋人は青八木と信じている青八木が大好きな私としては辛いぃ(>_<)
葦手本激増な予感しかない……なんせ私ですら葦手のお話を書いてみたくなるレベルですから。
青八木ぃぃぃ(ノД`) 今カレはあなただから!頑張れ~と叫びたいです。

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