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弱虫ペダルRIDE.462『産声』☆腐女子フィルター越しネタバレ&感想

今週の弱虫ペダル、衝撃のラストでした
涙あり、萌えあり、そして笑い(?)ありで。渡辺先生すごいです!

以下、ネタバレと感想になりますので、ご注意ください

先頭に飛び出した泉田に黒田が声をかけます。
黒田「おまちかねの平坦だ、塔一郎。いけよ!! ジッパー閉めろよ、泉田塔一郎!!」
泉田は振り向かないまま、後ろに手を伸ばします。
その手に泉田もパァンと手をタッチします。
泉田「当然だよユキ。ボクは閉めるんだ。こうして、一番上まで。ジャージのジッパーを。本気の時はね!!」
そう言いながらジィイイとジッパー閉め切った泉田。まさにスイッチの入った本気の表情です。

手嶋「くそ!! ハコガク。はじめからここで泉田を使うつもりだったのか。ここから先は__高原の上の“平坦道”だ」

泉田「アブアブアブアブアブアブアブアブ」
ゴォアアアと泉田が加速。ギュウンと前進します。
黒田「ヤツらをけちらせ、引き離せ、塔一郎!!」
泉田の筋肉達が動き始めます。バシン、バシンと胸筋が反応し、背筋がもりもり上がってきます。
泉田「ブアアアッ」「アブアブアブアブアッブゥ!!」「ブゥ‼」

手嶋「今泉離されるな!! 全開で追え!!」
今泉「はい!!」「おおおお!!」
一瞬でドンと距離が開くも、今泉の引く総北も懸命に追います。

黒田(正直ムダだぜ、総北!! 絶対、追いつかねぇ。うちの泉田は、スーパースプリンターだ)
泉田「アブアブアッブァ!!」
黒田(その塔一郎が、“全身”賭けて、走ってんだからな___!! すまねぇな、ありがとよ、塔一郎)

ここで、前日の夜の回想シーンに入ります。
ミーティング中の箱学。
泉田「作戦変更!? 明日のレース、山での作戦にボクを!?」
驚く泉田に黒田がプランを語ります。
黒田「そうだ。明日はどのチームも、登りがはじまる前までにスプリンターの役割をもってくるだろう。けど、コースマップを見れば、温泉街の登りがはじまる手前に、2.5kmの平坦がある。休みどころってとらえんのがフツーだろうが、そこをあえて、攻撃にかえたい」
泉田「まて。だとすれば、その前の平坦はどうする? 平坦を引けるのは__」
黒田「ああ。銅橋1人ってことになる」
銅橋「ブハ。かまわねェよ、泉田さん。平坦の最後は、オレ1人で十分だ」
泉田「銅橋…」
黒田「確実な差をつけたい」
泉田「ユキ…。ボクは平坦屋だ。そのプランだと、最初の山を一緒に登らないとならない。山でペースアップがおこれば、千切れる可能性もある。危険な賭けになるかもしれないよ」
黒田「いや。………。塔一郎、おまえなら、それも、できんじゃねーか て、思ってんだ。3年間、ハコガクで走って、スプリンターでありながら、キャプテンのカンバン背負ってやってきた、おまえならな」「オレは、ずっと見てきたから、わかるよ。今のおまえはたぶん、自分が思ってるより、3倍強いよ!!」

黒田の『3倍強いよ‼』という回想の言葉とともに、場面は現在に戻ります。
鋭い眼差しで先頭を突き進む泉田。
泉田(ユキ!!)「アッブ、ユキ!!」
泉田(小さな頃から一緒だったユキ。ボクはどんなスポーツも優雅にこなすキミに、密かにあこがれていたんだ。

ここから、泉田の回想シーンに入ってきます。
泉田(だからボクが誘った自転車に興味をもってくれたことは嬉しかった。同じ箱根学園に進んで、自転車をやるってきいた時も嬉しかった。けれど、懸命にやるうちに、いつの間にか、ボクは、キミを追いこしていた)
(自転車競技は、優劣がついてしまう。ボクはインターハイメンバーに選ばれ、キミは選ばれなかった)

壁を背に座り込んでいる黒田。一年前、真波とインハイメンバーを競ったF組レースの後のようです。
そんな黒田の様子を心配そうに近づく泉田。
泉田「心配いらないよユキ。キミは元々、ポテンシャルが高いんだ。今年はダメでも、来年なら」
黒田はバンと地面を平手でたたき、がっと泉田の胸ぐらをつかみ、声を荒げます。
黒田「なぐさめてんじゃねぇよ、くそ!! おめぇはいいよ。出られるんだからな。活躍してくりゃいいじゃねぇか、インハイでよ。思いきり!! 笑えよ!オレは1年ボーズに負けたんだ。ブザマに!!」
泉田「ユキ…」
黒田「オレは…天才て言われて…、オレは…。く…!!」
泉田の胸ぐらを掴んでいた手が緩み、クローズアップされた足元の地面に、ポタポタと黒田の涙が落ちます。
黒田「すまねェ」「わかってん だ。おまえの胸ぐらつかんだところで、何ンもかわんねェこと…」
泉田「…………」
黒田「わかってる。おまえが、オレの敗北を、我がことのように、つらいきもちになってくれてんのも…塔一郎!! オレはくやしい!! くやしいよ!!」
ボロボロと黒田の瞳から涙があふれ出ます。
泉田(ユキ…)
泉田はがしっとそんな黒田の背を抱きます。
黒田「うああああ」

黒田が声をあげて泣くその姿の回想から、徐々に場面は現在に戻ってきます。

泉田(そうして、何度となく悔しい思いをしてキミは変わった。しなやかに、たおやかに、強く、そして、したたかに!! 勝ちに対する渇望と嗅覚に磨きがかかったんだ。キミのプランならのみこもう!! キミが望むなら叶えよう!! この最後の平坦を、全身全霊で走るよ!!)

悠人「泉田さん、総北がまだ、ついてきてます!! ヤッバイ、エース今泉さん、反応速いすよ!!」

手嶋「ここがふんばりどころだ今泉!! 何とか追いつけ!!」
今泉「はい!!」

悠人「泉田さん、やっぱ…さっきの登りでパワー使いすぎたんですか!!」
泉田「心配いらないよ悠人。うぶ声を、きいていたんだ」
新開(!? うぶ声!?)
泉田「筋肉たちのね。もうすぐだ。出てくるのさ。ボクの呼びかけに応えてね。ほうら、出ておいで」
黒田(塔一郎__!!)
泉田「右大胸筋のアンディも、左大胸筋のフランクも」
泉田に名前を呼ばれ、それに応じるようにアンディとフランクがビクンビクンと動きます。
泉田「そして背筋のファビアンも待っているよ!!」
ボコンとファビアンが動きます。
泉田「自転車競技の、ゴール前スプリントの時、猛烈な加速を生みだす筋肉は、2つの上脚筋!! この脚の上側の筋肉を使うことによって、圧倒的な瞬発力と爆発力を、引き出すことができる。しかし同時に、使いきれば終わる__引きかえに足は動かなくなる。ゆえに彼らは“最後の筋肉”!!」
悠人(____!! “最後の筋肉”!! それを呼びさますのか!!)
泉田「そうだ、悪い悪い。まだ、キミたちの名をよんでなかったね。さぁ出ておいで2人とも……」
ピクピクと泉田の“最後の筋肉”上脚筋が動き始めます。

泉田「左上脚筋のペテル!!」
もりもり、ドコンとペテルが反応します。
泉田「右上脚筋のマーク!!」
もりもり、ボコンと、マークが動きます。

泉田「ともに走ろう。光の矢となって!!」

バンっと泉田、ものすごい加速です。

泉田「ブッアアア!!」

今泉「ハコガク加速!! __!! 一瞬、光の矢のようなものが見えた」

『全ては、この時のために…。“最後の筋肉”が開放された!!』という文章とともに今週はおしまい。

キタ━━(≧Д≦)━━!!! ペテルとマーク!!!
新しいの増えました━━!!!

今週、読み始めた当初、総北を全力で応援中の私には気が重~い展開でした
これじゃマジ勝てないじゃん…と、暗~い気持ちに。
先週は泉田がこの平坦で出てくる事を予期出来ていなかった手嶋に、えー!そりゃないよ~って思いましたが。
まあ、黒田が手嶋すら予想できないリスキーな戦略を立ててきたという事で納得。

そして泉田の回想で、一年前、真波に敗北した黒田の様子を見て、かなりキュンと胸が締め付けられ……
見せつけられた黒田と泉田の絆にニヤニヤ萌えました(*´▽`*)
渡辺先生は腐女子の心をくすぐるのがお上手!
泉田が『キミのプランならのみこもう!! キミが望むなら叶えよう!! 』と思うシーン。
キミのプランなら“のもう”じゃなくて。“のみこもう”って表現を使う辺り、すごく好きです
すごい細かいんですが。こうゆうちょっとした表現で萌え度が違ってくるんですよね(*´▽`*)笑

いや~これは泉田と黒田のカップリングもいけるよなぁなんて。
左右は私的には黒田が右かなぁとか。
熱くなりつつニヤニヤしていたら!
萌えと熱さをぶっ飛ばしてくれたのがペテルとマーク
アンディフランクだけでも面白かったのに、ファビアンが加わって……最後にペテルとマークですよ!
ヤバい、今週の萌える流れに、これはアブアブ泉田の話だという事を忘れかけていました
やっぱりアブはアブでした(≧Д≦)

黒田曰わく、スーパースプリンター泉田の、最後まで出し切る全身全霊の走り。
今は“スプリンター”のいない総北が追いつけるわけないじゃないですか(´Д`)
どうすんの、コレ……
鳴子がリタイア覚悟で走っても厳しいと思えるパワーを感じます
こうなったらやっぱり京伏!小鞠に引っ掻き回してもらうしかないんじゃ……
まだ追いつかないんですかね、京伏(>_<)
総北にとって京伏も手強い敵なのですが、助けを求める感覚で早く来て~とか思っちゃいます
ほんと、どうなるんでしょう……

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