いよいよ闘い舞台は山岳へ入りました!カラーで始まる今週の弱虫ペダル
以下、いつも通り、本誌内容を取り上げてから感想を書かせて頂きます。
感想までしばらくはバリッと週刊少年チャンピオンのネタバレになりますので。ご注意ください
『一斉に飛び出したクライマー‼ 栄光の頂上を獲るのは、誰だ‼』という文字とともに、登りに入った両チームのメンバーが描かれています。
新開悠人、真波、葦木場、黒田の順で上がっていく箱学。
坂の為、黒田の後ろが見えませんが、おそらくその黒田の後ろに泉田が続いていると思われます。
対して、小野田、手嶋、今泉、鳴子の順で総北も駆け上がっていきます。
沿道で応援する人々
「上がってきたぞ」
「いよいよ登りに入る!!」
「各チームのクライマーだ!!」
山岳に突入し、ペースを上げる総北。闘志を全身にみなぎらせて進んで行きます。
応援する人々がそんな総北メンバーを見て叫びます。
「総北!! 4人!!」
「小野田先頭」
「昨年1年生にして最後の山のゴールを制した、小さなクライマー!! 山王!! 小野田坂道!!」
「1日目山岳で魅せた伏兵3年手嶋純太も続く!!」
「2年生エース、今泉俊輔!!」
「赤い派手男、鳴子章吉!!」
『今泉俊介』と書かれたプラカードを掲げた女子2人
「今泉くーん、がんばってー♡」「きゃ」
漢字で『赤』と大きく書かれたTシャツを着ている男性
「鳴子ォー!!」
『GO GO!千葉』と書かれたTシャツを着た男性3人組
「すげぇ総北、万全!!」
「これだけ揃ってりゃ今年も!!」
「ああ!! 獲れるんじゃないのか、総合優勝!!」
3人中2人はワァァと盛り上がりますが、1人冷静に、まったをかけます。
「いや…!!」「見ろよ。そのうしろから来てる神奈川勢のメンバー…箱根学園を!!」
「山の司令塔、3年、黒田雪成!!」
「1日目、ゴールスプリントで優勝をもぎとった、3年、長身のエース、葦木場拓斗!!」
「昨年のファイナリスト、2年、ハコガク山のエースナンバー“3”、真波山岳!!」
「1年生クライマー、山頂のスズメ蜂(ビークホーネット)、“直線の鬼”の弟、新開悠人!!」
「うおおおお」
「やべェ、すげぇ圧…」
「オーラがハンパない…」
「か…勝てる気がしねェ…」
「ヤバい…」
総北メンバーを見て盛り上がっていた『GO GO!千葉』Tシャツの男性達ですが、箱学を見て意気消沈です。
最後の言葉は弱気な言葉で締めくくられました。
「せめてギリギリまでねばってくれ!! 総北!!」
そんな応援の人々の台詞が終わるのと同時に、総北と箱学が並走している様子が大きく描かれます。
箱学は、新開、黒田、葦木場、真波の順になっています。
先頭を引きながら、同じく先頭を走る小野田に視線を送る新開。口にはパワーバーを加えています。
小野田(新開くん……!!)
新開「ここからは急なつづらおりが続いて、標高を上げていきます」「正面に山が見えますね。あれ、何山なんでしょうね」
小野田「……!!」
新開「知ってました?このルート、有名な温泉地に向かう、古い登り道らしいですよ」
小野田、ドクンと何かを感じています。
新開「温泉は、好きですかぁ?」
手嶋「! 気をつけろ小野田。ヤツらこっちの」
新開「答えはyesですか!?」
手嶋が注意を呼び掛けますが、その言葉が終わらないうちにもう始まってしまっていました。
バンと小野田に体を寄せる新開。
完全にくっついて押している状態です。
小野田(近い!!)
今泉(速い‼)「小野田!!」( ハコガク!! 早速、攻撃をしかけてきた!!)
鳴子(あいつが新開悠人!!)「小野田くん!」(なんやあの動き)
手嶋(くそ!! 新開!!)「しまっ…」(ワンテンポ速い!! 改めて感じる。こいつ、動きに、“容赦も躊躇もない”‼)
ドンと接触している新開。自身の腕で小野田の腕をぐいぐい後方へ押します。
小野田「うっ」
新開「山に入って、登りになって、山王、あなたがチームを引いてる。それはナゼですか?本来、温存されるべき存在じゃないんですかぁ。作戦ですか。戦略ですか。『1番』に山を引かせるなんて。それとも‼ 山をハイペースで引く人材が」
新開はスウッと小野田を押していた腕を離すと同時に、ゴォッと一瞬で隣から消えるように加速。
「いないからですかァ!!」と、言葉の続きを言う時には、既に一人でアタックをかけた状態に。
小野田(えっ)
後方、小野田との距離がバンと開きます。
新開「 るっしゃあああ」
小野田「新開くんが加速!!」
今泉「ちっ」
鳴子「アカン」
手嶋(単にリズムを乱すだけじゃない…!! ハコガク!! 登りの始まった、この序盤から、攻撃をしかけるつもりだ!!)
新開「るしゃあああ」
ドンと更なる加速体勢に入ります。
新開「しゃああああ」
手嶋「この斜度のキツイところで!! くっ、けど、そう簡単にいかせるわけには__」(いかねェんだよ!!)「出ろ!!」「小野田、今泉‼」
手嶋、バッと手を上げ指令を出します。
小野田「はい!!」
今泉「うす!!」
すぐさま反応し、新開のアタックを潰しに出る小野田&今泉。
小野田「あああああ」
今泉「おおおおお」
ぐるぐるぐるっとペダルを高回転させ、坂を駆け上る小野田。今泉も小野田に続きます。
小野田「あああ」
今泉「おおお」
ゴッというプレッシャーに後ろを振り返った新開。
新開(速い!! ヤバイ速さだ!!)
焦った新開。ガジャン、ガジャンとギアチェンジし、さらに加速しようとします。
「しゃるあ」
バンと再加速で出ようとしたその瞬間
新開「!」
小野田と今泉がそれぞれ新開の右脇と左脇をすり抜け、先頭を奪います。
新開(山王!! エース今泉さん!!)
アタックを潰し、先頭を奪った小野田と今泉。
ハッハッハッと、さすがに二人とも息があがっています。
前に出た今泉と小野田が新開の方へ振り返って言います。
今泉「そんな、急ぐなよ、新開」「まだ登りは、あるんだ。たっぷりと。それとも__」
しっかりと新開に威嚇の視線を送り、言葉を続ける今泉
「この先の温泉に、早く入りてぇのか」
新開「……」(一気に前に出られた…!!)「 ええ、そうすね。汗かいてからの方が、気持ちいいですからね」
その一瞬の攻防を後ろから見守る残りの総北&箱学メンバー。
手嶋(なんとかおさえた…!! ハコガクの一撃目はしのだ__だが)
黒田「ちっ、失敗かよ」
真波「今のはいいタイミングでしたけどねー」
葦木場「やっぱ今泉も速いね」
3人とも余裕の表情。真波、すごい笑顔です。
手嶋(真波、葦木場、黒田…!! 1人、新開を出してなお、余裕の布陣!! こっちは今泉と小野田を出して、鳴子と2人!! そして___)
ポッ、と汗が落ちます。
手嶋(ヤツラの戦略か…どんなプランを立ててる)
警戒を強めながら、手嶋は後ろの鳴子に声をかけます。
手嶋「鳴子……気づいてるか」
鳴子「カッカッカ。当然すわ。ヤツらの最後尾でしょ」
箱学の最後尾に視線を送りながら、鳴子が続けます。
「山じゃ見なれん男が1人、ついてきとりますね」
手嶋「山の景色をただ見たくなって、ついてきてるわけじゃあ、なさそうだ」「箱根学園、キャプテン、“スプリンター”、泉田塔一郎」
泉田「どうしたんだい。ジロジロと見て。手嶋くんに鳴子くん。驚いているのかい?いやぁ、ボクだって3年間、箱根学園で練習してきた男だ。少しの登りくらい、ついていくのは、難しいことじゃないよ」
鳴子(マツ毛くんが…山に!!)
手嶋(どういうつもりだ。確かに、泉田はさっきの平坦区間では、銅橋にまかせて、一度も前を引かなかった!!)
手嶋「作戦かよ」
泉田「いやぁ、ボクは3年だからね。最後のインターハイだし、山の景色を堪能しようと思ってね」
ビクン、ビクンと、泉田の胸筋が震えます。
泉田「アンディとフランクも喜んでいるよ」
手嶋「………」
今泉(5人…)
小野田(今年の箱根学園は、5人で山を闘うのか……!!)
『箱根学園の“狙い”とは…!?』という文字で今週はおしまい。
先週から突如描かれなくなっていた泉田。
今週のラストから意味深にどーんと出てきました!
アンディフランクファビアン連れて。登る気なんでしょうか重いでしょう!!
泉田の体重が気になって。以前弱虫ペダル検定を受ける際に勉強の為書いていたノートを見返してしまいましたよ
泉田、171センチで62キロですね
この体重は176センチの巻ちゃんと同じ。178センチの荒北で63キロです。しかもコレ↑は昨年のお話で、今年はさらに筋肉グレードアップして、より重そう……
泉田はその強靭な筋肉を登り仕様にしてきたって事なんでしょうか脚質改造
だとしたら、手強そうです(>。<)
今まで泉田は生粋のスプリンターのイメージが強かっただけに、これはけっこう衝撃
箱学はクライマー4人に、何か隠し持っている(オールラウンダーになった!?)泉田を入れて5人。
これに対して総北は……応援していた観客の言葉じゃありませんが、勝てる気がしません
私はなんとしても、今年も総北に総合優勝をして欲しいと応援しています!
それでも今週の部分を読んでいるとムリだと思ってきてしまう。そんな展開でした
手嶋さんもかなり余裕のない表情でしたよ
対して箱学は皆すごい余裕ありで。
考えると苦しいし、総北に気持ちを入れ込みすぎて暗くすらなってしまうので。とりあえず考えたくない。もうそんなレベルです(´Д`)
というわけで、今週の萌えポイント!笑
私としては、観客が応援しているシーンでした。
「きゃ」と言われる今泉に対して、鳴子の名前を叫んで応援するのがやっぱり男で。
改めて鳴子が男からモテる事を実感です
青八木も観客から『男が一番シビれるタイプ』なんて言われていましたっけ。
今年の総北も腐女子の大好物な肩書きを持つメンバー揃ってますよね(´▽`)
なんて素敵なチームでしょう
努力の人、手嶋キャプテン率いる総北にやはり総合優勝をあげたいっ(>_<)
って、結局、その気持ちが強まる一方です
昨年、小野田1年のインハイ時、私は箱学が大好きでした。むしろ箱学の方がメンバー的には好きなくらいでした。
今年も好きです、大好きです。が!今年の箱学はつい敵視しながら読んでしまう自分がいます…
新開~!悠人くんはちょっと…箱学っぽくないプレーだなと、思ってしまいます。
たとえ口や態度が悪くてもフェアプレーなのが箱学でしょう~。
荒北とか銅橋とか。ラフプレーは絶対にしませんでしたよ?
今週は小野田が「うっ」ってなるくらい押していたシーンでけっこうイラっときてしまいました
まあ、こうゆう走りだという事は今に始まった事ではないのですが。
3日目のこのタイミングで見せられると、ちょっと残念な気がします。
ここは、消えている京伏が出て来て場をかき乱し、総北にチャンスが!って流れ、作ってもらいたいです。
御堂筋&小鞠、そろそろ出番なんじゃないですかね
そうだ今、最高の筋肉の持ち主、泉田が山に残っているじゃあないですか!
きっと小鞠が吸い寄せられてくるハズ!そうに違いない!笑
来週は週チャンお休みなので。続きは2週間後になりす。
あー、待ち遠しい~!!(≧Д≦)