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弱虫ペダルRIDE.452『託した想い』渡辺先生、ありがとう(T-T) ☆腐女子フィルター越しネタバレ&感想

今週は超萌える回でした
T2推しの人にとって、先週は感動しつつも、あれあれあれ~??と、モヤモヤが生まれたのではないでしょうか?(私はそうでした
今週はそのモヤモヤがニヤニヤに変わりました
渡辺先生ありがとう!!!
本当にありがとう(ノД`)

以下週刊少年チャンピオンのネタバレ入ります
くれぐれもご注意くださいm(__)m
そして、今週に限った事ではないのですが、改めておことわりしておきます。
基本的には本誌通りですが、キャラクターの表情や行間などを文字にしている部分は、私の解釈がものすごく反映されております。
今週ももちろん、T2はバリッとカップル設定で読んでおりますので!ご了承ください

↓↓↓

鏑木「ハコガク…青八木さんが、チームを離脱してまでつかまえてくれたハコガク…!! ぜってー離されねェ!! 追いかけてやるよ、地の果てまで!! だから!! あえて!! もう一度言う!!」
鋭い眼差しを向ける鏑木。声を大にして言います。
「今!! 箱根学園に追いつきましたァ!!」

鏑木のこの言葉の後、総北5人、箱学6人。一人一人の表情が描かれています。
総北勢は皆、ドンと鋭い眼差しで前を見据えているのに対し、先行していた箱学は余裕の感じられる表情です。

現在泉田を先頭にして走っている箱学。
鏑木が先頭を引きながら、総北も完全に並んだ状態になり、泉田が口を開きます。
「大したものだ。よく追いついた。素直に褒めよう。登りが始まる前の、この区間で!! 山の入口までのこり3.3km。そこに到達する前に、ボクらをつかまえなければ、キミたちの可能性は限りなくゼロに近づいていたのだから。険しく細く長い登りに、きっとバラバラになって!!」「 冷静で的確な判断だったと言っていい、1人チームメイトを削ってまで__今、ボクらに追いついたことは」

泉田の言葉に、鏑木は鋭い眼差しで返します。
「冷静とか言うな。カードや駒みたいに。物を切り捨てたみたいに言うな!! 青八木さんは強えんだ!! 誰よりも。そして速くて優しいんだ!!」

鏑木の言葉にぐっと歯を食いしばったような表情の小野田、鳴子。
今泉も険しい眼差し。
そして手嶋は俯き、その表情は見えません。

泉田「目立ってはいなかったようだが?」
鏑木「知らねェのかよ」「そこが青八木さんの、カッコイイところだ!!」

鏑木の二つ目の言葉とともに、離脱した青八木へと場面が移ります。

描かれた後姿。もう足は回っておらず、ジィイイと車輪の余力の回転のみで動いています。
ハァハァと苦しそうな息。フラフラです。
朦朧とした様子の中の、青八木の想いが綴られます。
(たのん…だ…ぞ、鳴子…、今泉、小野田…、鏑木…)

力を出し切った青八木。描かれたその顔は、苦しそうというより、口元はうっすら笑みを浮かべているように見えます。
(もう、走る力も、立つ力も)(残ってない)
ドシャっという音をたて、青八木はとうとう道路脇へと倒れ込んでいきます。

草むらに倒れこみ、隣に倒れた自転車に目をやる青八木。
(車輪が…止まってる………。3日目…よくここまで走ってこれた。終わった……オレのインターハイ。終わったんだな…)

「………」ふっと口元を緩ませる青八木。
(ありがとう、純太__)

場面が移り、広島とのデスゲームの後、二人でチームを追っている時の回想に入ります。

手嶋「え、“温存はするな”………!?」

コクっと頷く青八木
「この先チームと合流できて、箱根学園と闘う、もしくは、ヤツらを追うという状況になっても__オレを温存はするな。ためらいなく使え」

手嶋「………」「けど、」
言葉をためらう手嶋
「けどたった今、広島と闘って、ムチャなスプリントして。今でもオレを引いて…そのヒザで__…お前はもう」
手を広げて青八木に訴えます。
「おまえはもう十分に走った!! これ以上やったらリ___……いや」

最後まで語れず、言葉を止めた手嶋に、青八木が自分の想いを伝えます。
「リタイアする。覚悟はできてる。」
目を見開く手嶋に、青八木が続けます。
「おまえは優しいから、きっと、オレを休ませる。恩を感じて、これ以上オレを、自分の命令で酷使するわけにはいかないと思う。けどレースだ、これは。」

手嶋(青八木…笑って…)
青八木の微笑んだその表情に、言葉に、声を失う手嶋。

青八木「優しさはしまっておけ。おまえはキャプテンだ。おまえが迷えば、チームが迷う。」「ためらうな純太。その方がオレも、最後、心おきなく、ありがとうと言える」

その後、チームに追いついた手嶋は、青八木の言葉通り、彼を使うのでした。

6人が揃い、箱学を追走する時の、あのシーンが蘇ります。
全力でチームを引くように、スプリンターの名前を次々と呼ぶあのシーン。

手嶋「オーダーだ、出ろ!」「鏑木!!」「鳴子!!」「青八木!!」
青八木「……!! ああ純太」

場面は再び草の上で横たわる青八木に移ります。
青八木(純太…、おかげでオレは、最後まで走れたよ…。ありがとう。)

そしてまた、場面が切り替わります。
青八木の走りで志気があがった総北。
皆、青八木の事を想っています。

手嶋(青八木!!)
小野田(青八木さん!!)
今泉(青八木さん!! 強い人だ、あなたは!!)
鳴子「青八木さん!!」
鳴子はバッと後ろをふり向こうをしますが、
手嶋「ふり向くな鳴子‼」
鳴子「!」
手嶋「レース中だ。」「オレたちは託された!! 託した者の願いは、前に進むことだ。オレたちが見なきゃなんないのは、前だ!! 敵だ!!」「この先のゴールだ!!」
顔を伏せ続けていた手嶋ですが、鋭い表情が戻っています。

鳴子(手嶋さん、ホンマは__、一番ふり向きたいんは__!!)
鳴子はふり向くのをやめます。
「はい!!」と声をあげ、前を見つめます。

決意の固まった総北。
ここで、ズウッっと泉田が手をあげ、呼びます。
泉田「出ろ、銅橋!!」
銅橋「このタイミングってことは、“そういうこと”なんだな、泉田さん。ブハッ」
泉田「…ああ!! そうだ!! 引け、“限界まで”。」「ヤツらを、引きちぎれ!!」

バンと前に出る銅橋
「了解だ!! 泉田さん!!」

鏑木もすかさず反応します
「させるかァ!!」

『託された想いを胸に。両者、真っ向勝負…!!』
そんな文字が綴られ、そして最後にまた、草むらに横たわった青八木が描かれます。

青八木「まっすぐに。進め。鏑木」

うわあああああ(≧Д≦)
青八木を抱きしめてあげて!純太!!

今週の展開、ほっっんと、心に響きました(≧Д≦)

「優しさはしまっておけ」「ためらうな純太」と笑った青八木。からの!箱学を追う為に手嶋がスプリンターの名前を呼ぶシーン。
「青八木!!」「……!! ああ純太」で青八木が出て行くところに繋がるという流れ!
マジ号泣です(ノД`)
追走の為、青八木の名前を呼んだ時。この時にすでにもう青八木がリタイアする事を分かっていた上で、彼の名前を呼んだわけですよ(T-T)
そして名前を呼ぶのは本当にそれが最後になったわけで……
ずっと顔を伏せたままだった手嶋の心中は、この青八木の回想を通して、推し量る事ができました

確かに、6人揃って箱学を追走時、手嶋は、皆が揃ったこの状態は長くは続かない、この先へは全員がたどりつけるわけじゃないと考えているシーンがありました。
もう青八木が散る事は分かっているんだろうなと思ってはいましたが。
デスゲーム後にこんな会話をしてたなんて!
もう涙なくして読めません(ノД`)

青八木の純太への強い想いは、以前、青八木の過去回想回で語られました。
自分に話しかけてくれる手嶋に対して、ボッと心が燃えていました。
その青八木の過去回、どんどん手嶋を好きになっていく様子、忘れられません(>。<)
大好きな手嶋との、一回きりのインハイ。最後の形が、その身をもって手嶋の率いるチームに大貢献するということになったわけで……ああ、本当にキュンときます。
こんな萌える展開をみせてくれるなんて。期待以上過ぎて。気持ちが追いつかないくらいです(T-T)

青八木、倒れた後、頼んだぞと思うところでは純太の名前はあげないんですよね。ありがとうの方で純太なんです。何この特別な感じはー!って。とにかく萌えます。
どこまでも純太ラブな青八木のボロボロになって倒れる姿!
ほんとマジ、抱きしめてあげて純太ー!!と叫びたくて。読んでて苦しかったです。

対して手嶋。振り向こうとした鳴子を止めるその時が、初めて口を開く時なんですよね。
リタイアする事を分かった上で名前を呼んで走らせた以上は、確かに落ちていく青八木を振り返る事はできませんよね……。
優しさはおいてけって言葉どおりに、キャプテンを全うする手嶋にも号泣です(T-T)

今週、心底素敵な回でした
青八木と手嶋の事で頭が一杯すぎて。すみません、他キャラの事を考える余裕がありません、私は

まあ、来週はまたリタイア覚悟の、今度は銅橋と鏑木のバトルになる展開は間違いないでしょう。
でもって、この流れで、まさか鏑木が負ける事もないでしょう。
ちょっと安心して読めそうな、そんな気がします。

……とにかく今週はT2に涙です(≧Д≦)

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