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弱虫ペダル NEW GENERATION 円盤特典 SPARE BIKE 東堂尽八5☆ネタバレ注意です

昨日、予約していた弱虫ペダル NEW GENERATIONの円盤が届きました

アニメ2期は東堂も巻ちゃんもほとんど出てこない
なので、円盤購入はやめようとまで思っていたのに、結局買ってしまった理由。それはひとえに特典のスペアバイク東堂尽八5が欲しかったからであります!
スペアバイク東堂尽八5は、前作同様、東堂が真波に過去を語るというつくりになっています。
中学生の東堂、年齢故の可愛さもあるのですが、どこまでもかっこよくて。
私的には非の打ちどころがありませんでした
以下、スペアバイク東堂尽八5のネタバレになりますので。ご注意ください。

真波「で、その人、今何してるんですか?」
寝ていたかと思った真波が聞き返すという、前回の終わりのシーンから始まります。

東堂「知りたいか、真波」
真波「ええ、興味ありますよ。その人、東堂さんを自転車に乗せた人でしょ?」
東堂はバッと手を広げ言います。
「ならば次は、…その修作の話をしよう」
そう告げる東堂が見開き2ページを使って大きく描かれています。
そしてその描かれた東堂の様子について、真波のナレーションが入ります。

真波『一瞬__一瞬東堂さんが言いよどんだ気がした。そして、少し悲しい表情をしているように見えた。』

真波(いつもペラペラとめどなくしゃべるのに)
東堂「あの男はよく、実家の自転車屋を手伝っていたよ。手がいつも黒くてな。話のわかる、明るい男だ、糸川修作は。」
真波(東堂さんのあんな表情はじめて見た。)
東堂「真波、この話、少し長くなる。覚悟して聞け。」

ここから、本編に入ります
土手っっぽいところに座り、話している東堂と糸川が描かれ、それぞれの簡単なプロフィールが添えられています。
東堂尽八 老舗旅館「東堂庵」嫡男 中学3年生
糸川修作 実家はロードバイクを扱う「糸川サイクル」 中学3年生

次のシーンは中学校内。掃除の時間です。
ほうきでちゃんばらをやっている男子生徒もいる中、サッサッっと教室をはいている東堂。
その姿を見て目を輝かす女子。
女子A「東堂くんてさ__はき方も何か品があるのよね__」
女子B「うんうん、育ちがいいのよ__上品すぎて話しかけにくいのが玉にキズ。同じクラスになれて良かった!」
女子A「それに比べて他の男子はも__」
「ねー!」っと、女子らしく、東堂の事を語り合っています。

そこへ、糸川がやってきます。
糸川「おー、いた尽八。」
すまし顔の東堂でしたが、糸川の姿を見ると、パッとにこやかな表情になります。
ここ、ものすごく可愛いです!

東堂「どうした、修作」
糸川「3年になってクラスが違くなって、不便だよな__」
東堂「ハッハッハッ、大したキョリではないよ、同じ建物だ。」
糸川「そうだ!今、女子たちがおまえ見て、はき方が上品だってウワサしてたぞ。気づいてたか?」
東堂「無論、聞こえていたよ。うちは古い温泉旅館だからな。小さい頃からはき掃除は堂に入ってる。」

糸川は大袈裟に騒ぎます
「ホントいつも感じわるいな、おまえ」
東堂も「ハッハッハッ」と楽しそうです。

糸川「あ、用件はそんなんじゃないんだ。」「そうだそうだ。ついに来たぞ。昨日届いた!うちの店に!おまえがかねてから注文していた…」
あまり表情を変えない東堂ですが、顔つきが変わります。
東堂「修作、まさか‼」
糸川「そう‼ 自転車(リドレー)だ‼」「ヨーロッパのメーカーだからな、来るのにちょっと時間がかかった。自転車ってのは、大きな箱に入って届くんだ。中身はフレームとフロント、フォーク。そこに部品を足して組み上げる。この組み上げが、簡単なようでミリ単位の調整のワザが要る。うちの祖父はそこの腕がいいので評判なんだ。」
糸川の話しに聞き入り、ザワッっとなる東堂。
糸川はそんな東堂の肩をバシバシ嬉しそうにたたきながら続けます。
「さすがに胸が高鳴るか、尽八‼ そういう顔してるぜ‼ ハハハ。」
東堂「ムウ、本当なだけに反論できん…」
糸川「ただ、もうちょっと待ってくれ。他のお客さんの順番があるっつってたから、たぶん一週間くらいだ。」
東堂「おまえもいつになくハイテンションだな。」
糸川「新しい自転車てのは、いつでもテンション上がるもんなんだよ‼」「それともう1つ‼」
東堂「⁉」
糸川「今年でオレたち3年だ。3年の夏は1度しかこない。だからさ、作ろうぜ、2人で‼ 尽八‼」
東堂「え………“自転車部”ぅ………?」「2人…でぇ?」ハァ?と困惑、嫌そうな顔の東堂です。

糸川「お前も部活入ってないしさ。オレも店の手伝いあってやってないしさ。」
先ほどまでは教室で話していた2人ですが、今度は下校中のようで、道を歩きながら話しています。
それだけ、糸川が自転車部の話をし続けているのが分かります。

東堂「ホントに…冗談じゃないのか、それ。3年だぞ?」
糸川「よくないか?3年最後に2人で部活作るんだよ。オレ、これがひらめいた時、ピーンときたんだよ。」
東堂「余計なアイデアってヤツだな。」
糸川「大会でてさ‼ 良くないか?コレ、最高に思い出に残るでしょ‼ チームのジャージ作ってさ‼ やろうぜ、尽八‼」
ガシっと手をつかんで語る糸川に、東堂「断る‼」と即答です。
糸川「部ができたら、初代部長と副部長だ。」
東堂「そんなポストはいらん‼」
糸川「女の子にモテるかもしれないぞ。」
東堂「もうモテてる。」
糸川、断られ続けても、笑顔でこくこくと頷いています。
糸川「その鉄の意志がオレたちの部を引っぱっていくんだ‼」
東堂「めいっぱい断ってるぞ、オレは‼」

糸川、自販機でジュースを買ってきて東堂に差し出します。
東堂「ジュースで買収する気か?」

少し場面が変わり、ベンチがあり、そしてその脇に湧き水でしょうか?水の出ている、休憩にはもってこいの場所にやってきた2人。
東堂は、その水をコップに注ぎ、ベンチに座って飲みます。糸川のジュースには手をつけません。
東堂「部活を作るのには煩雑な手続きが必要だ。手間も時間もかかる。わざわざ今それをやらずとも、自転車部のある高校に入る方がはるかに効率がいい。思い出作りも結構だが、先を見ればやめておいた方が賢明だ。受験もあるからな。」「あの…何と言ったか、修作がほれてる…年上の高校生、皆水さんだったか、彼女がいる“箱根学園”に入学すれば済む話だ。同じ部活で楽しみも増える。あせる必要はないよ。」

糸川、今までになく真剣な表情になります。
糸川「尽八…おまえはすごいヤツだ‼ たぶん全国レベルだって気がする。去年のヒルクライムだって、中学の部で優勝して伝説になってる。これからだって、もっとすごくなると思う。オレはそんなおまえと部活がしたい‼」
東堂「だからそれは___」
糸川が東堂の声を遮り、続けます。
「オレはたぶん、来年の3月でこの箱根町を離れる。」
はっと驚く東堂。
糸川「親父が何年も前から大きなメーカーの研究所の人から誘われてるんだ。ウデがいいからって。でもオレの中学卒業まではって、引っ越さなきゃなんないからって、断ってた。」「今、お店を親戚の伯父さんに譲り渡す話をしている。」
東堂、衝撃を受けている様子です。
糸川「最後の夏なんだ、オレにとっては、この大好きな町で過ごす。埼玉に行ったらここまでは通えない。だから尽八__一緒に部活を、やってくれないか‼ オレと‼」
バッっと90度に頭を下げる修作。

東堂はベンチに置いてあった糸川の買ったドリンクに手を伸ばします。
「ノドはかわいていないのに、ジュースを飲みたくなった。仕方ない、やるからには勝ちにいくぞ、修作‼」
がしっと掴んだジュースを飲む東堂。
“2人だけの夏が始まる…‼”という文字が綴られ、スペアバイク東堂尽八5はおしまい。

中学生東堂、可愛くかっこいいです品行方正、すばらしい
こんな息子が欲しいって思ってしまいます(>。<)
今回、“修作の話をしよう!”と言っただけあり、修作の事がどんどん分かってきました。
修作、女子曰く“上品すぎて話しかけにくい”東堂にもぐいぐい話しかけてくれる、東堂にとって大事な友人なのでしょう。
教室に訪ねてきた修作を見た東堂の表情が、とたんに和らぐシーンが忘れられません!
それだけ大きな存在なのでしょう。
というか、他に友達いるの?と思ってしまうくらい、中学生の東堂、あまりに品があり、中学生らしくはありません。
東堂、友だち少なそうって思ってしまいます
そんな大事な友達の修作と2人で自転車部をつくっていく。
これからの話しがすごく楽しみです

そして修作、高校は埼玉の学校に行く事になるんですよね?
自転車は続けているのでしょうか?
インハイで、埼玉代表校って出ていましたっけ?
東堂が今まで修作の話しを全くしていない、そして、冒頭に真波に悲しい表情と思われていた事を考えると、修作ともう自転車に乗って交わることはない状態なのでしょうか。気になります(>。<)
東堂は中学では修作との別れがあり、高校では巻ちゃんとの別れがあり…考えると胸が痛くなります。
まあ、巻ちゃんとは“別れ”と書きましたが、心はしっかり繋がっていると思ってますがね
私は絶対、東堂巻ちゃんのゴールは教会だ!と思ってる人なんで。笑

これから続く中学3年生の東堂の話し、とにかく早く続きが読みたいです(≧Д≦)
やっぱり東堂の話、楽しすぎる
最近漫画でもアニメでも見ていなかったので、嬉しくてたまりません
来月の円盤発売日が待ち遠しい

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