T2応援中の私としては不安いっぱいの展開が続いております週刊少年チャンピオンの弱虫ペダル
以下、その本誌の弱ペダネタバレに入ります
ご注意くださいm(__)m
浦久保の仕掛けたバトルがチーム戦ではなく、個人戦であった事に衝撃を受ける手嶋たち。
今週はその続きから始まります
庭妻(“優策と5番のバトル”__!! 確かにどっちが勝つかは明白じゃ。どんなスプリントにもちこんだところで__5番の足は“平凡”。さっき優策が先行した時のでわかっとる。優策が勝つ。仮に総北、青八木が5番をラインまで風よけになって引き続けたとしても__おそらく5番は、スプリンターの最後の猛烈な加速にはついていけなくなって、失速する!!)
青八木が手嶋を連れて引き続け、後ろの手嶋もが浦久保に先行してゴールするという構想。
私も先週それを考えたのですが。庭妻がそのやり方では手嶋が青八木のスプリントについていけなくなるだろうと、分かりやすい図とともに否定してくれました
庭妻(ワシは広島__総北に肩入れするつもりはないが…)「………」(この勝負、総北、敗北じゃ!!)
浦久保「ナハ!!」「さあ、どうする?総北5番…3年…キャプテン…クライマー…手嶋純太くん!!」
御堂筋級の不吉な笑みを浮かべる浦久保。
初めて手嶋の名前を呼びました!
名前どころか、クライマーである事等々、全て知っていたことを含ませた台詞です。
手嶋「…………!!」(こいつ!! オレの名前を__!! 知っていたのか、最初から。クライマーってこともわかって…わざと名前を間違えて。オレに狙いをさだめて、オレにチップバトルを仕掛けたのか!! このスプリント勝負を!!)
手嶋、ツゥーっと冷や汗。ゴクリと唾をのみこみます。
浦久保「さ……どうする?全開でヒヨドリに引かせて逃げるか?当然ワシも追いかけるけどのう。2人に交代しながら引かせて。」
手嶋「……!!」
青八木「どうする純太!!」
浦久保「どうする?純太」
手嶋、ギリっと歯を食いしばります。
浦久保「ラインまで残り2キロきったぞォ!!」「1800!!」「ホラ、1750!! 1700!!」「それともこの…」
浦久保、言いながらゴソっと背中のポケットに入れた手嶋のチップを取り出します。
「今すぐここの森に、投げ捨てて楽になるかァ!?」チップを高々と持ち上げて見せる浦久保。
「優策ゥ!!」
ここでなんと!庭妻が声をあげます!
浦久保「!」
手嶋も驚きます。
青八木(庭妻!!)
東村(庭妻さん!?)
浦久保「何じゃ庭妻。大きな声出して。」
庭妻「チップは……返してやれ。」
浦久保、目が据わっています「………は?何で?」
庭妻「勝ち負けがつけばそれでええじゃろ。終わったら…その、返してやれ。こんなことしょったら、これは…ロードレースじゃなくなる。ワシらはロードレースしにインハイ来とんのじゃ。」
浦久保「ロードレースは命(タマ)の獲りあいじゃ。命がけで走っとる!! これがロードレースじゃろォ!!」
庭妻「代償は“敗北”だけで十分じゃ言うとるんじゃ優策!!」
浦久保「おじけづくなァ庭妻ァ!! ゾクゾクするじゃろ!! 全てを掌握した興奮!! すぐそこまできとるんじゃ。昨年王者総北を。大物を潰すチャンスが!!」
浦久保、ぎゅうぅっと拳を握りしめます。
「これは、ワシが頭つかってしかけて、手に入れた最大のチャンスじゃ!!」
庭妻「けどじゃ!! 優策!!」
浦久保、庭妻は無視です「加速じゃあ、東村!!」
東村「は…はい!!」加速します。
手嶋「広島が出た!! 追ってくれ青八木!!」
青八木「わかった!!」
浦久保[総北を引きちぎれェ!!」
ゴッアアアァとスピードをあげる広島。
浦久保「走れ東村!! 距離かせいで、残りの“命”を減らして追いつめろォ!!」
庭妻(……ぐ!! これも勝つためには仕方ない言うんか!!)「うおおおお」
大橋までここから1キロという看板を通りすぎます。
手嶋「く!! 橋まで1キロ!! 橋の終わりまで1.5キロ!! 命が、どんどん削られていく気がする!!」
ドックンと焦る手嶋。
(どうする、オレ。もう知恵でどうのこうのって状況じゃねェ。距離もない!! 方法はひとつ。残り1キロで青八木に前に追いついてもらって、そこから一瞬、落ち着いたスキを狙ってカウンターでフル加速して先行する。そこで何とか100メートル以上の差をつけて、そしてヤツより先の位置からスプリントを開始する。これしかねェ!! オレがヤツに勝つ方法は!!)
ハンドルを握りしめ、手嶋は考えます。
(“100メートルの差”つけられるか__!? もし動きを読まれて、差を詰められたら__!?)「とか考えてる場合じゃねェ!! やるしかないんだよ、手嶋純太!!」
手嶋は自分自身に言い聞かせ、そして青八木を呼びます。
「青八木!! 前に追いついたカウンターで100メートルの差をつけられるか!?」
手嶋の問いに青八木が振り向きます。
一瞬バッと視線を自身の足に送る青八木。
青八木の膝がドックンと悲鳴をあげているかのような描写。ズキっと痛むようです。
ですが青八木、パンっとその膝を叩きます。
青八木「ああ、まかせておけ、純太。」
ドンっとまっすぐな眼差しを手嶋に向ける青八木。
手嶋「たのむぜ、青八木!!」
青八木「酸素音速__肉……!!」(さっきより少し、痛みがひどくなってきた)「弾丸!!」
東村「総北きました!!」「何てやつだ。総北3年青八木。」
庭妻(本当にケガしとるんか、こいつ!!)
「見えてきた!!」「橋だ!!」と、誰の声とも分からぬ叫びとともに、このバトルのゴールライン、橋が大きく描かれます。
そして、橋のおわりのラインまで残り1キロで、総北が並びました!!
手嶋「まだだ。もう少し__あと少し、のこり800メートルまできたら合図する。全開で__120%で引いてくれ!!」
青八木、コクッ。
手嶋「もう少し。もう少し。」(これしか方法はねェ!!)
浦久保「見とけ、庭妻。おそらく__ワシの読みでは、ヤツら、もう少ししたらとびだして、ワシより前で手嶋クンがスプリントする。」
ギラギラと、恐ろしい表情を浮かべる浦久保。
ここで庭妻のナレーションが入ります。
庭妻『ワシはその瞬間、同じチームメイトであるはずの優策の顔を見て、ゾッとした…!!』
浦久保「その“とびだし”、確実にツブすぞ。」
庭妻「……!!お、おう。」
手嶋の行動は完全に読まれています!!
そしてまたここから庭妻の語りで、回想シーンへ入っていきます。
小学生…?くらいでしょうか。小さな頃の庭妻と浦久保が公園にいます。
公園の端でしゃがみ込んで何やらやっている浦久保。それを遠くから眺める庭妻。
『優策のことは小さい頃からよう知っとる。警戒心が強くて、神経質で。あまり人の輪の中に入るのが得意じゃなさそうじゃった。』『いつも見るたび、公園の花に、水をやりよった。』
浦久保の視線の先には、公園の隅、花壇の前でしゃがみこみ、ペットボトルで水をやっている浦久保の姿。
浦久保の昔の姿、まだ横向きしか描かれていませんが、独特の、鏑木曰わく鶏の巣頭。私にはウニみたいに見える頭は、昔はそれ程つんつんしていないように見受けられます。
“味方も恐れ慄かせる浦久保の過去が明らかに…”という文字が綴られ今週はおしまい
次号はコミックス50巻刊行記念で表紙を飾るようです
つい燃えちゃう系イベント、キャラクター人気投票もあるとか。
応募者全員サービスもありますし、楽しみです
私、何冊買えば良いのでしょうか。笑
さて、次号の話はさておき、今週の弱虫ペダルについて言わせてください(>。<)
先ずは言いたい!
気安く下の名前で呼んでんじゃねぇと。
先週までカワシマカワシマ言ってたくせに、いきなりの純太呼び。
青八木や葦木場にしめてやって欲しいと思ったのは私だけでしょうか
というか、そもそも、浦久保が手嶋をカワシマと呼んでいた事について、私はあえて無礼な態度をとるという、挑発の一つなのだと思っていました
カワシマと呼んでいたのは、君のことなんてよく知らないよ~というアピールだったんですね
下の名前で呼んじゃうくらい知ってんじゃあねぇか!と。つくづくイラ~としてしまいます(>_<)
来週はいよいよ浦久保の過去も描かれるようです。
はたして弱虫ペダルの歴代のキャラ達のように、読者の心を捉える内容となるのでしょうか
次号を読んだ自分が、浦久保に今まで散々酷い書き方してごめんねの気持ちになるか。
やっぱり青八木にフルボッコにされちゃえ~と思うのか。楽しみです。
そして今週驚いたのが庭妻!
先週辺りから、その表情や言動で、そこまで悪いやつじゃないかも?と思い始めていましたが。
まさかの、お前けっこう良い奴じゃ~ん!に変わりました(゚Д゚)
私、高校生のヒゲキャラってあんまり好きではなくて(ヒゲは早くて大学生からお願いしたい派。ダンディーなの希望!)、庭妻に対するイメージも、登場して顔見たその瞬間から良くなかったんですよね
今走ってる広島3人の中で実は一番まともなキャラな気がしてきます。
もう一人の広島。東村に関しては、昨年、彼が1年生の時からインハイに出ているという事からも、正直謎が深まっていく一方です。
実力もそこそこあるんですよね?
昨年は待宮、今年は浦久保と、超強烈な先輩に従順に付いて走って。彼自身が3年生になったら…どんなモンスターになっちゃうのと。ちょっと心配していたり
今年はこのまま特に見せ場なく終わるのでしょうか。気になります。
このバトル、手嶋が、T2が、勝負に勝てるのか。もう~ドキドキがおさまりません(>_<)
きっと大丈夫だと信じてはいるものの……青八木に関してはもう前々から途中リタイアフラグが立っていましたよね。今週それが確実になってきた感じで
本当は痛むのに「ああ、まかせておけ、純太。」と言うところ、泣きそうでした(ノД`)
膝の痛みをこらえて手嶋を勝ちに導いて。それで自分は落ちるという展開。すごくありそうでコワい
早くも涙の予感です(≧Д≦)
キセキを信じてます!!