心配と萌えでドキドキさせられっぱなしの弱虫ペダル
今週も読みました
色々感想はあるのですが、先ずは軽くストーリーのご紹介から入りますね
以下、週刊少年チャンピオンのネタバレになりますので、ご注意ください
浦久保から提示された、センサーチップをかけたバトル。
まさにデスゲームであるそのバトルに応じた手嶋ですが、開始直後から遅れをとってしまい大ピンチです
手嶋は浦久保達を必死に追います。
手嶋(誤算だ)「うおおおお」(このバトル、絶対に頭脳戦で仕掛けてくると思ってた。広島キャプテン浦久保…!! 空気の間を切りさきながら走る男!! 速い!!!)
浦久保「ウラァラァ」
手嶋(軽妙な言葉と身ぶりでハッタリやブラフをしかけて敵を追いこむ。“頭脳プレーヤー”だと完全に思っていたァ!!)「正直誤算だよ。うおおおお」
手嶋「おおお」と、必死に追うも差は全く縮まりません。
対して前方を走る浦久保は、クイッ、クイッっと空気の間をぬうように進んで行きます。
手嶋(く!! 細かいバイクコントロールで加速してやがる。まるで船の舳先を潮の流れに合わせて動かすように。ホイールで行き先を選んで。見えない空気の道を通りぬけるように進んでる!!)
浦久保「ラァア」(どうじゃ総北!! 総北!!)「ウッラァ」(昨年の王者、総北!! 追いこまれた気分はァ!! 驚いたか、読めんかったか、ワシの走りを!! 勝負あったのう!!)「ナハ!!」「チップバトルで自分のチップさし出す時は、勇ましかったがのう!!」
手嶋「くっう速い!!」「差がひらく…チップが遠のく…!!」「のこり3.5キロォ!!」
ハンドルを握り締める手嶋。
ズキンと、ガードレールにぶつけた際に負った傷が痛み、顔を歪めます。
「うっく」歯を食いしばる手嶋。
前方を走る東村が振り返ります。
東村(総北手嶋…!!)
息を上げて俯く手嶋「……!! 限界だ……もう……ここまでだ…オレは、」
東村「やはりです!! この勝負、やはりつきましたね、浦久保さん。」(“あきらめた”は自転車の勝負において、“死”を意味するんだ!!)「チェックメイトです。」
手嶋「すまねェ…」
ここで、大きく見開き2ページを使って手嶋と青八木が描かれます。
すまねぇと俯いていた手嶋でしたが、顔をあげ、手を伸ばし、後ろの青八木に言葉をかけます。
「出れるか、青八木!!」
「ああ、純太!!」
きりっと前を見据える青八木。飛び出す準備はもう出来ているようです。
手嶋の背後から臨戦モードで出てきた青八木を目にした東村が驚きます。
青八木、ゴオオ、スウウっと息を吸い込み、その体をだるまのように膨らませます。
驚愕の東村(ふくらんだァ!!)
青八木「酸素音速…肉弾丸」ゴゴゴと前に出て行きます。
青八木「ずい分長く引いたな、純太。」
手嶋「ああ、ちょっと、」
手嶋は言いながら、斜め前まで出てきた青八木の背に触れます。
手嶋「天気がよかったからな。」「それと…おまえがこの暑いのにレッグウォーマーつけてるからさ。」
青八木はハッとした様子。
手嶋「ちょっとカゼ気味なんじゃないかなんて、思ってね。」
そんな手嶋の言い回しに、青八木の表情が変わります。
「心配ばかりするな、純太。」
青八木の笑ったような口元だけが描かれます。
(純太…!!)
「“出れるか?”だって? 大丈夫だ、ここまでおまえの後ろでオレは十分に休んだ!!」
勝負前の青八木。気合いの入ったその表情。めちゃくちゃ美形です!
ドゴンっと背中が膨らみ、太ももの筋肉が膨張する青八木。美形もびっくりな膨れ方。
青八木「筋肉は必ず運動する時膨張する。それがオレはちょっとばかり特殊でね。“体幹”や“脚”が異様なまでに膨らむんだ。
東村「きます!! 浦久保さん!!」(なんだ一体。あんなスプリント見たことない!!)
青八木「酸素音速肉弾丸!! サードスタイル!!」
ドゴンっと加速する青八木。
手嶋「うっく」
青八木「純太、今から超加速する!! 絶対離れるな!!」
手嶋「もうしてんじゃねーかよ、青八木ィ。わかってる、全開でしがみつくよ!!」
青八木「一気にいくぞ。」
手嶋「おう!!」
青八木&手嶋「前に追いつく!! 2人で!!」「同調直列弾丸(シンクロストレートダンガン)だ!!」
ドンっとあっという間に前に追いつく二人。
広島に並びます。
青八木、ドン!「追いついたぞ、浦久保。」
浦久保、ゴッ。「………」
手嶋は息をきらしながらも、ニヤリと笑みを浮かべます。
東村(追いついた…!! 浦久保さんに…!! こいつら!!)
庭妻「初日スプリント3位の男、総北青八木!!」
浦久保は今まで以上に不吉な表情を浮かべます。
「ほぉ…ヒヨドリ……よう追いついたナ…互角じゃとでも言いたいカオじゃな。キリッとして……」「飛べんヒヨドリがさえずりよる!! それが最後の羽ばたきじゃろうが!! 落ちろォ!!」
浦久保、再び加速に入ります。
「もう少し先かと思うとったが、今が頃合いのようじゃ!!」
浦久保、ゴオオオっと進みます。
「完全に勝負つけてやるわ!!」「視界から消してェ!!」
と言いながら、バッと左方向から後方を見る浦久保。
その顔が始めて驚きの色を帯びます。
右側から浦久保を抜き去るT2!!
浦久保「そっち…う…前に!!」「く!! 総北…青八木」
“ヒヨドリ”でなく青八木と名前呼びになりました!浦久保、息も上がっています。
そんな浦久保を振り返る青八木
「どうした浦久保。もうボトルは落とさないのか?」「今度はひろうつもりはないがな!!」
青八木のこの台詞で今週はおしまい。
T2の反撃が始まりました気分いいですね
読んでいるこちらもにんまりです( ´艸`)
口数の少ない青八木ですが、もっともっと浦久保に言ってやれ~!って思ってしまいます
なので、私的に是非とも青八木に言ってもらいたい台詞を考えてみました~
その①←絶対言わないだろうけど…
オレの表情から言いたい事をくみ取るなんて10年早い!今言いたい事がお前に分かるか?互角だなんて思っていない。オレたちの方が上だ!!
その②←コレは是非お願い!
オレ一人だったらヒヨドリで終わっていたかもしれない。けど、オレはもう飛べないヒヨドリじゃない。純太と二人なら、どこまででも飛んで行ける!!
その③←1番言ってくれそう
カワシマじゃない。手嶋、手嶋純太。オレ達総北のキャプテンだ!!
その④←もはや完全に私の個人的気持ちを代弁
よくも散々やらかしてくれたな。この鳥の巣ウニ頭野郎!!
その⑤←ちょっと言い過ぎたので……
萌えをありがとう!!
今週も青八木の怪我を労る手嶋、さり気ないボディタッチにとても萌えました(´▽`)
集団にのみ込まれた手嶋を青八木が救出に来てからというもの、手嶋と青八木の二人にはニヤニヤが止まりません!萌えを提供し続けてくれています
でもその萌える展開は、浦久保のおかげでもあるんですよね
彼によって生まれた危機的状況が、T2だけではありません!各キャラ、それぞれの相手との愛を深める事に繋がりました。
コレはまさに浦久保の功績!
なので、今のところその点においてのみは、彼に感謝しております
それにしても!今回まただるまのように膨れていた青八木を見て思いました……スプリンターってみんな必殺技ヤバイ(´Д`)
青八木、あんなに麗しいのに……膨れ方、“ちょっと特殊”じゃあ済まされないレベルですよ(゚Д゚)
新開も、あんなにイケメンなのに鬼だし。
田所さんも肉弾頭だったし、待宮も闘犬だったし。泉田だって筋肉ですしね。
名のあるスプリンター達の必殺技モード、ヤバいですよね
まあ、それもひっくるめて好きなんですけど。
来週は巻中カラーでページも増えるそうです
今週、はじめて焦りの色をみせた浦久保ですが、このまま終わる男でもなさそうですので。
どういう展開になるのか。楽しみです