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弱虫ペダルRIDE.846『全開の今泉!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今年もあと少しになりましたねー!!
年末、仕事が超繁忙期に突入したのと同時に、推しキャラ(弱虫ペダルではない、ゲームのキャラなのですが…)のイベントが始まり、目が回りそうです。
今日は楽しみにしていた木曜日!週刊少年チャンピオン発売日ですのに。
なかなか記事を書いている時間がなく、気付けばもう夜、もうすぐ日付が変わってしまうじゃないですか(>_<)
遅くなってしまいましたが、とりあえず木曜日のうちに、弱虫ペダルのお話をさせてもらいます。
以下は内容まとめと感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください!

 

 

 

 

今週の弱虫ペダルはカラーイラストから始まります。
『木漏れ日の中、まだ敵も見方もなく…』という文字とともに描かれるのは、今泉にパワーバーを差し出す悠人と、それを受け取ろうとしている今泉。
木漏れ日の中の二人はとても和やかな雰囲気です。

そんなイラストから一転。
本編は御堂筋と雉を追う今泉と悠人です。
順番で前に出て今泉を引きながら加速したつもりの悠人が後ろを振り返ると、今泉がいません。

悠人「は?え?」(今泉さん!? 離れた!? ついてきてない!?)「大丈夫すか、今泉さん。メカトラすか!!」

悠人の声に、やや間をおいてから今泉が答えます。

今泉「ああ…ちょっとしたな」

目を見開き答える今泉。

今泉(何やってんだよ。止まってんじゃねェよ、今泉俊輔。行け、行け!! 進め!!)

歯を食いしばり、必死に手足に力を込めます。

今泉(レース中だ。動かせ!! 進め!!)

今泉は悠人に追いつき後ろにつきます。
ハッハッと荒い息、ボタボタと汗が落ちます。

今泉(キツイ…マジキツイ!!)

悠人「ヒュウ、メカトラ!チェーンすか、ギアすか?」

今泉(脚まで、震えてきやがった!!)

絶不調の今泉。それでも今泉は悠人に言います。

今泉「ギア…だな。変速したら変なトコ入った」

悠人「うあー、あるあるすね。ビビりましたよ。ロードレースは複数移動が基本すからね」

悠人は後ろを特に振り返る事もなく、今泉を引いて走りながら言葉を続けます。

悠人「“後ろは楽に進む”が大前提。1人より2人、2人より3人だ。前が2人だったら、こっちも2人の方がはるかに楽に追いつける。ここで今泉さんに下がられたら、オレも前追いつくのに足削られちまいますからァ!! お願いしますよォ!! る、しゃああああ!!」

悠人は加速します。

今泉「うぐっ」(集中だ!! 集中しろ!!)

必死に悠人にくらいついて走る今泉。

しばらくして悠人がまた口を開きます。

悠人「くっそ、このロープウェイのりばの施設までには背中見えると思ったのに。見えない!! マジか!! 相当ヤツらペース上げてる!! しゃあないすね。もう1段ペース上げますよォ!!」

今泉(ペースを!!)「ぐ…」(集中だよ!! 筋肉を動かせ!! いつも自然とやってるペダルを回転させるという動作を、ひとつひとつ意識して、ひとつひとつ力を入れて__丁寧にやるんだ、今泉俊輔!!)

気力を振り絞る今泉ですが、悠人が加速すると、悠人との距離がドンと開いてしまいます。

今泉(体幹__腹筋、大臀筋、腸腰筋、足首、つま先!! 右脚、左脚!! 交互に動かせ!!)「おおおお」(交互に動かせ!!)

今泉がひたすら走る事に集中していると、前の悠人が動きます。

悠人「次、前お願いしゃす!!」

後ろに下がる悠人と前に出て行く今泉。
すれ違う瞬間に今泉を隣で見た悠人ははっとします。

悠人(この速度域で、今泉さんがこの__必死な顔!? メカトラじゃない…ヤバい__これ。肩で息してる。時折顔をふせる。これは__『体調』__!!)「……フェイクじゃなかったのか…」

悠人が驚きの表情になる中、今泉は顔を伏せたまま、ただ必死に走る事に専念し続けます。

今泉(苦しいのは__調子のいい時の自分と比べてしまうことだ。いつもなら軽くクリアできるのに__いつもなら簡単にできるのに__こんな速度域で苦しんだりしないのに。動く体と比較して、その差にさらにダメージを喰らう。できない自分に苦しむ。ダメだってわかってんのに、比べちまう。頭ン中にぐるぐる回る。足を止めたら楽になるんじゃないかって。もう1人の自分が肩をたたいてくる!!)「ああッ」「レース中につまらないこと考えんな。考えるべきは、敵だ、地形だ、ゴールのことだ!!」

思わず叫ぶ今泉。

そんな今泉を、悠人が抜き去っていきます。

今泉「!!」

悠人が振り向き言います。

悠人「させん。ちとペース会わなかったんで。やっぱ、オレだけ先行きますね。前の2人追いかけます」

今泉(まて。ちょっ、おい、新開、まて。気の毒そうな目で見るな。頭さげるな)

今泉の脳裏に『プル泉クゥン』と言っていた御堂筋が過ります。

今泉「先にいくな!!」

思わず叫ぶ今泉。

 

 

そして場面は協調して走っている鳴子と高田城に移ります。

鳴子「見えた先頭!! アカン!! マジでバラバラなっとる!! 4人やないぞ!! 目の前に残っとんのは2人…いや、1人か!! あのジャージは__ス…」

鳴子の心臓がドクンと音をたてます。

『◎その背中、見間違えるはずなく!?』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

 

つらいーーー!!!ひたすらつらい…読んでいてつらい気持ち、大爆発です。
とにかく今泉がかわいそうでなりません。
悠人に不調を気づかれる前の、メカトラだと言っている状態の今泉、見ていてしんどい気持ちになりました。
残念でもありますが、悠人の対応は当然だと思うので、今泉が置いていかれるのは仕方ないですよね…。
今週、冒頭のカラーイラストで和やかな雰囲気の二人が描かれていたので。そのイメージを多少なりとももって読んでしまいまして。今泉を置いて先に行かないといけないこの状況、お互いつらいだろうなぁなんて考えてしまい、余計に切ない気持ちになっていました。
そしてそして!いよいよ鳴子が追いついて来てくれて。ドクンってなっていましたよー(>。<)
やっぱり不調だったのかー!ってなるのでしょうか。
気になる!気になりますが、また来週はチャンピオンお休み……続きは年明けですね。
2週間、待ち遠しいです。

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