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弱虫ペダルRIDE.844.5☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日になりました!
週刊少年チャンピオン発売日です。
今週号から、週チャンはもう2026年の1号なので。
2025年も間もなく終わるなぁなんて気持ちが増してきます。
やり残したことが多すぎて、気持ちだけ焦ってしまいますが、先ずはせっかくの木曜日ですから。
弱虫ペダルのお話を、書かせていただく事にしましょう!
以下は今週の内容まとめと感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

 

『◎雪の中で黒田、何を思う!?』と綴られ始める今週。
いつもですと、始まって数ページ中にタイトルが出てきますが、今週は書かれていません。

先ず描かれるのは歩いている黒田。
制服の上にコートを羽織り、マフラーを巻いています。
吐く息も白く、寒い様子が伝わってきますが、加えてそこに、はらはらと雪も降ってきました。

黒田「うげ、マジかよ、さみぃて思ったら、雪だ」

空を見上げ、つぶやきます。

黒田「…っ、部室に戻ってカサとってくるか…。いや、塔一郎も拓斗も帰ったから、カギ閉まってるかもしんねーな」

一瞬、歩いてきた道を振り返るも、黒田は再び歩き始めます。

黒田「ちっ、降られながら帰るかよ」

首に巻いていたマフラーを顔の方に引き寄せながら歩みを進める黒田。

黒田「ハコガク、箱根の山ン上にあるからなー。練習にゃいいけど、雪降りやすいんだよなー。明日もこれ、チラついてたら、練習だりーなー。練習メニュー、どーすっかなー。ルートかえるかー。つか、積もってたら最悪だな」

ぼやきながら歩く黒田の脇を、傘をさした女子生徒達が『急ごっ』『うん』と小走りに抜き去っていきます。

それを見た黒田は自分にかかる雪をバッとはらいながら言います。

黒田「ち、いいなカサ。けど、明日積もってたら、拓斗も塔一郎も、はしゃぐかな」

 

 

黒田は想像します。
積もった雪で、泉田が雪だるまを大量に作り始める姿を。
寒くないのか、服装は何時ものタンクトップ姿です。

泉田「雪だよ!! ほらアブユキ!!」

黒田「いや雪ダルマ何個つくってんだよ、塔一郎!! 雪ダルマ筋トレか!! つかタンクトップ!?」

黒田の想像は膨らみ、鮮明に描かれます。
葦木場も積もった雪にはしゃぎ、大量の雪の玉を作って言うのでした。

葦木場「雪合戦やろーよ、雪成(ユキ)ちゃん!!」

黒田「拓斗!? 本格的だな!! おまえでかいから、マトとしては不利だぞ!?」「つ…拓斗!? まておまえまさか雪ダルマを…解体…して!?」

葦木場が作っていた雪玉は、泉田が作った雪だるまを崩して作っていたという事実に気づく黒田。

葦木場「え、何!? ちょうど雪のかたまりがあって、雪玉つくりやすいよ。ほら、こんなに!!」

自分の作った雪だるまが雪玉になってしまっている事をまだ知らない泉田。

泉田「これで100体完成だよアブユキ!! 写真をとってくれ!!」

黒田「いや…すまねぇ、塔一郎。バッドニュース…ていうか、言いにくいんだが、100体…ねェんだよ…」

葦木場「雪合戦やろー!!」

泉田「ア…ア!? アッブゥー!!」

 

 

黒田の脳内で鮮明に描かれる想像。
黒田は一人つぶやきます。

黒田「っハ!!」「ツッコミが追いつかなそうだぜ!!」

楽しい想像をしながら、穏やかに歩みを進める黒田。

黒田「けど、実はオレ、2月生まれのせいか、けっこう、雪、キライじゃねーんだよな。リンとした空気とか…外がやけに静かだと思ったら…降ってる感じとかな。名前にも、黒田雪成__『雪』入ってるしな。何ンか生まれた日が大雪だったらしい。はは」

どこか楽しそうに歩く黒田ですが、さくっと雪を踏みしめ、ある事実に気づきます。

黒田「やべ!? 積もりだしてる!? まて風も!? ヤバイ」

ゴォォっと吹雪いてきた雪に黒田は思わず叫びます。

黒田「箱根が本気出してきやがった!!」

走り出す黒田。

黒田「のんきに雪妄想してる場合じゃなかった。標高高けーからな。天気予報確認しときゃよかったな」(もう他の生徒も見えねェ)

黒田は先ほど急いで追い越していった女子生徒を思い出します。

黒田「それで急いでたのかうよ。このあと降ることを知って!! オレが最後の一人かよ!!」

黒田は道を急ぎます。

黒田「頭にまで積もってきやがった!! 下のバス停まで普段なら歩いて10分!!」

急ぐ黒田は滑って転びそうになります。

黒田「く!!」「と」

何とか転倒は防ぐも、ズササッと滑る黒田。

黒田「下り坂で滑りやがる!!」(普段なら余裕で間に合うが、足をとられる!! くそ!!)「間に合わねェかよ!! こうなったら、あそこしかねェ!!」

バスに間に合わない、絶体絶命の黒田が駆け込んだ先とは……

学校下の文房具屋さんでした。
野川文房具店、箱根学園生徒のオアシスです。
店主は野川倖二郎(42)

用意してもらった椅子に座り、ストーブに手をかざして温まる黒田。

黒田「たすかりましたー」

野川「まー、ゆっくりしてってよ。商品みながら!!」

ストーブで温まりながら、同じ文房具店の中に、先にくだって行った女子生徒の二人も居る事に気づく黒田。
彼女たちは、文房を『これかわいいね』『こっちも』等と言いながら見ています。

野川「こうなるのではと予想していたよ。天気予報をチェックしていたからね。まー帰りは、雪用タイヤ(スタッドレス)をはいた野川文房具店のバンで、ふもとまで送ってあげよう!!」「だから買ってってねー」

女子生徒「ありがとうございます」

そんな野川さんを見て、黒田は思います。

黒田(このおじさん…できる!!)

『RIDE.844.5 野川さんが助けます』と、最後にタイトルが記され、今週はおしまいです。

 

 

 

 

久々の黒田登場にテンション上がりましたー!!
今週は箱根学園側の番外編という事で、また野川店長の長い一人語りか…と思っていたのです。
が!蓋を開けたら、ほとんど黒田で。めちゃくちゃ嬉しいです。
間に出てきた妄想も楽しい!箱学旧3年のわちゃわちゃが見れて幸せでした(*´▽`*)
読み始めたら黒田の話が面白くて、野川店長の事はすっかり忘れていたのですが、最後の1ページで文具店が出てきて、あー!ってなりました。
今週は最初にタイトルが入らなかった理由も、これかー!って。渡辺先生上手いなって感じです。
ちょっと短めですが、まとまってて私はかなり好きなお話でした。今回の番外編、良いですね!

それでも……いくら楽しい番外編と言えども、本編の続きもものすごく気になるわけで。
飛び出した御堂筋と雉の話の続きも読みたいです。
今泉も、大丈夫でしょうか(>_<)
また一週間後が待ち遠しいです。

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