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弱虫ペダルRIDE.838『電話と夜』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

ぐーんと季節が進みましたね。
私はかなり寒いのが苦手なので。今週始めからヒートテックの長袖シャツを着用するようになった&薄手のコートを羽織って出勤しています。
そんな姿を目にした家族には、まだ早い、ママだけ季節がバグっていると言われていましたが。
特に昨日今日で電車に乗り合わせる人の服装がぐっと秋冬物になった感じがします。
さて、現実の季節は変わっても、私の大好き弱虫ペダルはまだまだ暑い夏!インターハイの1日目が終わったばかりです。
今日は木曜日、週刊少年チャンピオン発売日ですからね!そんな弱虫ペダルのお話に移ろうと思います。
以下は内容まとめと感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

 

『◎湯煙立ち上がる別府!! お風呂で疲れをいやした総北は明日に向けてマッサージ中!?』という言葉が綴られ始まる今週の弱虫ペダル。

総北の泊ってる宿では、マッサージを受ける六代の声が響きわたります。

六代「いでででテ、木中くん、もっとやさしく」

木中「やさしくやってるよ!!」

六代「テ、え~~~?」

木中「六代ぃ~、レースの後、大丈夫みたいな顔して。しっかり疲労してるじゃないか」

六代「う~~~、だしかに」「今泉さん…すいません…テ」

そんな会話をしている横では、小野田や鳴子、鏑木もマッサージをしてもらっています。

鳴子「マッサージでどれだけ回復できるかが鍵やで。しっかりやっとけよ。明日のレースはもう始まっとるで!!」

下級生が『はい』と答えている中、小野田のスマホが鳴ります。
気付いた小野田は立ち上がり、スマホを持って『ちょっとごめん』と言いながら部屋を出ていきました。

そんな小野田への電話について、鏑木が『電話の向こうの声、女でしたよ』なんて言うものだからもう大変。
マッサージを受けていたはずの鳴子や六代は、がばっと立ち上がります。

鳴子「たしかめに行くぞ、六代!!」

六代「鳴子先輩かしこまりテ!!」

そう言って部屋を出た小野田の後を追った鳴子、六代、鏑木ですが、廊下に出るなり耳にしたのは、小野田の『うん、そうだね母さん』という言葉。
3人は盛大にずっこけます。

鳴子「おかんやないか」

鏑木「女の人の声でした!!」

六代(お母さまでしたか~)

そんな騒がしい3人ですが、それでも曲がり角の壁に隠れるように小野田を覗きます。

小野田「うん、それは2位だった」

小野田の言葉を聞いた3人は言います。

鳴子「山岳賞か…今日の」

六代「山岳賞のお話でしたテ…」

鏑木「すね」

鳴子「小野田くんのオカンも、ロードレースの理解度は3ミリくらいでからっきしやけど」

六代「3ミリ!? テ!?」

鳴子「小野田くんへの心配度は宇宙一やからな。心配なんやな」

鏑木「そっすね」

3人の見つめるその先で、小野田は母と電話で話しています。

小野田「うん、でも落ち込んでないよ。うん、え?クツ下?え?カッコイイ、クツ下がある…て、何その話、急に!? 今から千葉から送っても間に合わないよ。九州だよ、ここ。いいよ」

鳴子(クツ下?)

六代(クツ下?)

鏑木(山岳賞の話じゃなかったのか)

小野田「持ってるからいいよ~~」

小野田が母親と電話をしている姿を覗きながら、3人は小野田の母親について話します。
鳴子は小野田の母親を『台風オカン』と表現し、過去2回のインハイで宿舎に突然現れた話をします。
鏑木も優勝報告で小野田の家を訪れた時に会ったそうで、それを聞いた六代は、今年は突然の訪問ではなく、電話だったこと、自分も会いたかったと残念な気持ちを語ります。
小野田の母親の話を聞いた六代の表情はとても柔らかく、小野田親子の話への好感が現れています。

そして、小野田の母親について解説を終えた鳴子は、自分も小野田の母親との電話に飛び入り参加してくると告げ、六代の制止も聞かずに小野田のもとへと向かいます。

鳴子「おーきに、おーきに、小野田くんのオカンさん、ワイです、“鳴門の子ども文章吉日”鳴子章吉ですー!!」

鳴子の声を聞いて、電話口の小野田の母親が返事をします。

小野田母「あー赤髪のー!」

鳴子「おーきにですー」

小野田母「あなたも来てたのね」

鳴子「メ…メンバーやから…ですから!!」

小野田「話したじゃないか~~母さん」

小野田母「心配してるのよー」

鳴子「カッカッカー、ワイがおりますので大船に乗ったつもりでおってください!!」

小野田母「心配だわ」

小野田「大丈夫だよ、母さん」

鳴子「まかせといてください。今日の山岳賞もですね、小野田くんを…」

小野田母「心配すぎて、九州まで来ちゃった!!」

小野田達は2階か3階か、宿の上の階の廊下で話していましたが、窓の外、下を見るとなんと!電話をしている小野田の母親がいるではありませんか!

小野田・鳴子・六代(来とるー!!)

鳴子「オカン九州来とるー!!」

六代「あれがお母さま」

小野田母「主婦会の3人でね、今年は息子さんどこいくのーて言うからね。九州なのよーって言ったらね、それはいいわねって話になってね。九州旅行に決まったの!ロードライフっていうの?いいわね、あれ。毎年違う旅行の目的地になるもの!!」

小野田の母親が電話越しで語っている間、大急ぎで階段をくだり、彼女のもとへ駆け付ける面々。

六代(いきなり会えてしまったっテー!!)

実際に会った小野田の母は、開口一番『どお?』と尋ねてきます。
皆が何のことか分からず答えに困っていると、小野田の母親は、この九州旅行に合わせてパーマを変えた事を告げます。
確かに以前よりもの髪がボリュームアップしている小野田の母親。

鳴子は『会うてすぐそれ!?』と驚き、小野田に『今年も来とるで。何やこれ毎年の恒例行事か!? オカン台風が九州に上陸しとる!!』などと言っています。

六代は『似合ってますっテ!!』と答えつつ挨拶し、鏑木も一度家に行った時の話をしつつ丁寧に挨拶します。

その後も別府温泉の事などを饒舌に話す小野田の母親。
鳴子は『こりゃあ今年もレース見てへんパターンやな…』と呟き、小野田も『そ、そうだね』と同意します。

すっかり小野田の母親のペースで話が流れていきますが、小野田の母親は突然、『そうだそうだ、ごめんなさい。これを渡そうと思って来たのよ』と、自身の鞄の中から靴下を取り出します。

鳴子(出た、クツ下!!)

小野田母「はきなさい!!」

小野田「はい」

鳴子(なんでクツ下やねん)

鏑木・六代(電話で言ってたやつだー)

小野田母「あらもうこんな時間!ホテルに帰るわね」

座って話していた小野田の母親はすくっと立ち上がります。

小野田「うん」

六代「はいっテ」

小野田母「母さんね、ほんとはね。キャプテンになった、あなたの顔を見に来たの」

はっとるす小野田。
鳴子たちも同様です。

小野田母「家にいるとゴロゴロしてるし、休みの日は寝てるかアニメばっかり見てるでしょ?」

小野田「バラさないで」

小野田母「キャプテンになったんだーって聞いた時も、ホントかしらーって思ってね」

小野田の母親は小野田がキャプテンになったと話してきた時の事を思いだし、続けます。

小野田母「でも母さん、嬉しくってね。任されたってことは、信頼されてるってことでしょう」「思ったの、きっと大きく成長するって」

小野田(母さん…)

小野田の心がボッと熱くなります。

小野田母「その成長がきっと皆を助けるんだろうって」

母の言葉をしっかり受けとめる小野田。
ぐっと握りこぶしを作ります。

こうして小野田の母が帰った後、皆はマッサージの続きに戻ろうとしますが、六代がある事に気づきます。

六代「小野田さんのお母さまからいただいたクツ下…刺繡がしてあります。かかとの上に…6足ある…テ…」

部屋に戻って、もらった靴下を広げてみる六代達。
靴下のアキレス腱の辺りに『ゆうきをだして』『がんばって』『ファイト』『まえをみて』『ぶじにかえる』など、縦に文字の刺繍が施してあります。

鳴子「……かかとの上…!?」「マジか…小野田くんのオカン…天然か…もしかしたら、メチャメチャロードレースのことワカっとるんちゃうか。ロードレースじゃ、きつい時、つらい時、ついつい下向いてしまう。そん時、1番目に入るんが、前を走る仲間のくつ下なんや!! そこにメッセージ!? 最高にパワーになるヤツやでこれ!!」

鏑木(パワーアップアイテム!!)

六代(小野田さんのお母さまからの!!)

六代「ひとついただきますっテ!!」

鏑木「オレも!!」

小野田「ボくもはくよ。明日2日目__このクツ下を!!」

『◎新装備でいざ出陣!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

 
小野田母、来ましたねー!!
『来ちゃった』って可愛いけども面白い!笑
ボリュームアップした髪、ちょっと表現するのは難しいなんとも言えない髪型です。
以前の髪型より私的には好きですが、鳴子の髪を黒くしてウェーブかけたみたいな長さ?でも前髪も全部上にあげちゃってるの、まずまず女性キャラで見ない髪型ですね…さすが小野田母!
内容をまとめた部分には書きませんでしたが、鳴子も、小野田母の事を『自由気ままでマイペース!! ワイもたじろぐ積極性のカタマリや!!』と言っていました。
小野田母、確かに会話のほとんどはそんな雰囲気で進んで行くのですが、最後にきっちり、心にビシッと響く事も言ってくれるのですよね。
キャプテンな小野田が成長する、その成長が皆を助けるだろうって言っていましたので、先週のお話で真波がこのインハイ中にさらに進化する事を暗示させるお話が描かれていたのと一緒に考えると、やはりこのインターハイ、最終ゴールは小野田vs真波なのかな?なんて考えが過ります。
とにかく小野田のお母さん、出てくる度にその愛情深さが伝わってきて、良いですよね。
天然なのか、実はとんでもない策士か。今回のようなお話を読んでいると後者なのでは?と思ってしまいます。
2日目、現時点で総北はエース不調という大ハプニングが予想されていますから。この靴下をはいた6人が支え合ってのゴールとなるのでしょう。
今泉、今回の話で全く出てこなかったのが心配です。
小野田母が帰るまでは同じく出てきていなかった段竹も、靴下を見ている場面では出てきていまして。6人の中では今泉だけが出てこなかったんですよね…。
最後に『いざ出陣!!』なんてあったので。来週から2日目に入るのでしょうか?
ドキドキしますね(≧▽≦) 楽しみです!

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