暑いですねー!もう夏ですよね、この天気!
もちろん暑いのは大変なのですが。私はやはり夏が好きなので気持ちは上がります♪
加えて今日は木曜日。週刊少年チャンピオン発売日ですから。弱虫ペダルの続きが読める日。
一週間も後半に突入し、土日が近づいてくると心に余裕も生まれてきますし。
何か良い事づくしな気がしてきましたよー!
というわけで明るい気持ちのまま、今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
以下は内容と感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『◎コーナー直前、遅れていた箱根学園…!!』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
先頭3人を追う箱学の高田城と悠人を見た観客は口々に言います。
「箱根学園(ハコガク)2名が水たまりを抜ける!!」
「前の3人とは差がある」
「2秒から3秒!!」
「ゴールまでもう1km切ってる」
「ゴール前での3秒は__絶望的な差だ!!」
「箱根学園!!」
観客が騒めく中、高田城はニヤリと笑みを浮かべます。
そして、呟きます。
高田城「とらえた」
そして、そんな高田城の前方では、雉、御堂筋、今泉の3人が2つ目のコーナーに入って行きます。
観客の声が飛び交います。
「先頭3人!! 群馬、京都!加えて千葉総北、コーナーを曲がる!!」
「いけぇ」
「京伏!!」
「2つ目のコーナー……これが最後のコーナー!!」
「これを抜ければ、ゴールまでほぼ直線!!」
「総北踏めぇ!!」
「群馬の人カッコイイ!」
雉(このコーナーを)
御堂筋(抜ければァ…!!)
今泉(これが最終コーナー!!)
ハンドルを握る手に力を込める3人。
そして、3人がコーナーを抜けました!
3人(見える!! ゴールゲートだ!!)
各々の視界に飛び込んでくるゴールゲート。
誰かの声が響きます。
「ゴールまでのこり600mだ!!」
雉「うは!! あれがロードのインターハイゴールゲート!! 初めて見る!!」
御堂筋「勝…利ィ!!」
今泉「託されたジャージを、届ける!!」
3人ともペダルを踏む脚に力を込めます。
今泉(必ず!!)
御堂筋(利ィ!!)
雉(ヨン!!)
今泉(このゲートは__この1年、積んできたものが、正しかったかどうか、試される、審判の門(ゲート)だ!!)
横並びになった3人。
ゴールを目指します
観客は口々に言います。
「先頭3人、直線に入って加速する!!」
「速っえ!!」
「いけぇ」
「踏めぇ!!」
今泉「静まれ心臓ォ!!」
御堂筋「もらうよ、ボクがァ!!」
雉「これがロードのゴール前!! ヒリヒリ感たまんない!!」
ここで場面は少し後ろの箱学、高田城と悠人に移ります。
箱学二人を見た観客が口々に言います。
「ようやくここでハコガクも最終コーナーに入る!!」
「最終コーナーで3秒差はもうムリだ!!」
「何があったんだ。のこり1kmで出遅れたのか。ケアレスミスだ!!」
「ゴール争いは前の3人に縛られた!!」
「箱根学園(ハコガク)はもう届かない!!」
そんな観客の声が聞こえた悠人が言います。
悠人「ひどい言われようすよ、高田城(ジョー)さん」
高田城「外野には言わせておけ。風も雨も当たらない、安全な場所からは、戦況の微細なかけ引きなどわかるはずもない。日頃戦ってない人間の言葉の槍など、錆びて腐っているものだ」
高田城は冷静に語ります。
箱学の2人を見て、大多数の観客とは違う事を考える観客もいるようで、とあるカップルの女性の声も綴られます。
「あれっ、だけど前に言ってたよね、まー君。ロードレースって、“人数が多い方が圧倒的に有利”だって。見てほら、他のチームは皆1人なのに、箱根学園は、ゴール前に__2人いるよ?」
場面は、冷静さを保ち、先頭の少し後方を走る高田城と悠人に戻ります。
高田城「何度も言われていることだが、物体が25km/h以上で移動する場合、必ず空気抵抗の影響が生じる。ましてや自転車は40~50km/hで走行している。常に空気の粒子を押しのけながら移動している。“自転車の後ろが楽だ”という理屈は、押しのけた空気の粒子が、後方の人間に当たらないからということにほかならない。強風の日に柱のカゲで風をしのぐのと同じ。後ろにいる者は当然、疲労度も少ない。“2人いる”ということは__少ない疲労度のエースを、ゴール前集団に送りこめるということだ!! のこり1kmのコーナー前で3人についていかなかったのは、テクニカルコーナーのライン取りを邪魔されることなく、安全に正確に行うため!! そこでついた秒差は__簡単だ。オレが引き上げて埋めればいい!! さあ悠人!! いよいよだ!! ゾーン5まで入れていい!!」
悠人「Yesです!!」
高田城が一気に加速します。
高田城「合図をしたら前に出ろ!!」「ヒァァ」
箱学の動きに驚いた観客がざわめきます。
「何だ」
「ハコガク加速」
「アシストが引き上げる!!」
高田城(いけ、悠人__閃け!! 1番のゼッケンの誇り。獲ってこい、ゴールを!!)
高田城が想いを込めて背中を押します。
押した瞬間です。悠人は一瞬で前に出ます。
悠人(Yesです!!)
本当に一瞬で、悠人は前の3人に追いつきました。
御堂筋も雉も驚きの表情を見せます。
今泉(来た!! 箱根学園(ハコガク)!! 一瞬で!!)
悠人(のこり500m!!)
『◎四者並び、ゴールへ!! 次号激アツ巻頭カラー27P!!』と綴られ、今週はおしまいです。
先週まで、頑張れ今泉!ってひたすら思っていましたが、すいません、悠人のかっこよさにキュンです(*´▽`*)
閃け!1番のゼッケンの誇り!ってなんかかっこ良すぎじゃないですか!?
単純ですみませんーって感じですが、やっぱ箱学かっこいいなぁって思ってしまうんですよね。
悠人は一回先頭集団を引いていますから。脚使っちゃってる!?なんて思いもあったのですが、それはもうだいぶ(?)前の事だという考え方で良いのでしょうか。
確かに雉、御堂筋、今泉が単独でゴール争いに入った後も、箱学は二人で、悠人は高田城が引いていました。
先週まで私は、箱学は二人とも追いつくまでに脚を使ってしまっていて不利だと考えていたのですが。全く逆の考え方に驚きで、さすが箱学って感じです。
コーナーで追いつかなかった理由も、全てが考えられた上での行動だったわけですか。
少ない疲労度のエース悠人。一人年下なのもかっこいいですし。今週の出方ですと、そのまま本当にゴール獲ってしまうんじゃないかと思ってしまいます。
ですが、やはり「託されたジャージを、届ける!!」って今泉を応援せずにはいられませんし。
雉と御堂筋はもう問答無用の強さがあると思うんで。うーん……本当に誰が獲るのか分かりませんね。
ゴールまで500mですが。ここから、誰のどんなエピソードを交えながら話が進んでいくのか…。
総北三人のベースパワーのエピソードが出てくれば良いのですが。
今泉、このゴールで一年間積んできたものが正しかったかどうか試されるとまで語ってしまったので。
万が一獲れなかったらメンタルが心配……なんて。一瞬思ったり。
でも!今年の今泉はもうポキらないんですよね!?安心して見守っていて大丈夫ですよね!?
確認したくなってしまうのは今泉に失礼と思いつつ。そんな事も過ってしまいます。
来週は巻頭カラー、楽しみですし。とにかく早く続きを見せて~!という気持ちでいっぱいです。