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弱虫ペダルRIDE.801『杉元の決意』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

私の勤めている会社の年内最終営業日は今週の金曜日でして。今週はとにかく目が回る忙しさです。
……仕事が終わらない、終わる気がしない(´Д`)
ここ数日、やばいです。
でもまあ、今日は木曜日、週刊少年チャンピオン発売日ですからね!
仕事の事を考えるのは小休止で、弱虫ペダルのお話、させてもらいます。
以下は今週の弱虫ペダルの内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

『◎坂道VS真波の山岳勝負が終わり…!!』

インターハイではバイクタイプのサポートカーも走っています。
バイクに2人乗りし、後ろの人はサインボードを選手達に見せています。
サインボードには、山岳賞の順位が書かれており、1位は真波、小野田は僅差で2位であったことが記されています。

そんなボードを見ているのは選抜チームとして走っている杉元。

杉元(小野田……!!)

杉元とともに走る選抜チームのメンバーも当然、そのボードを見ます。

古林「見たが内川。今のサインボード、山岳賞はハコガクのマナミだ!! やっぱ全国には強い選手がだくさんいるな!!」

内川「ですよ!! 小林さん。去年のファイナリストの2人の戦いって…いぎなりですよ、インターハイ!!」

古林「けど2位の小野田は接戦の秒差…悔しかったでしょうね、総北小野田は!!」

そんな二人の会話を聞きながら杉元は思います。

杉元(よかったね、小野田。約束したと言ってたからね、約束を。去年のレースで、箱根学園の真波と__!!)

杉元は小野田が『初日の山岳賞、ボクが出てもいいいかな!!』と言い出した時の事を思い出しています。

杉元(ロードレースは混沌の競技とも言える。いろんな思惑や戦略がひしめき合ってる。1秒の遅れが計画を狂わせる世界だ。その中で“約束を果たす”ていうのは、決して簡単なことじゃない。簡単なことじゃないんだ。やっぱり、すごいな、おまえは。小野田)

杉元達が進む道では、沿道の人々が選抜チームに声援を送ります。
「がんばれー」
「選抜だ」
「揃ってるぞ」
「もうすこしでゲートだぞー」

杉元は小野田の事を思います。

杉元(普段は廊下をぼぅーーと歩いてるけどね(笑))

部活活動中ではない学校での小野田を思い出す杉元。

杉元(実際に自分で走ってみて、改めてわかるよ。IH中(このなか)でやるのは、並大抵のことじゃないよ)

内川「おー、見てください、あれ。山岳ゲートですよ、この先を曲がったら」

杉元(おまえの、その、約束を実現させてるっていう事実が__)(いやぁもちろん、わかっているけどね!! 別のチームだということは、もちろんね!!)(ボクを!! ボクの心の奥を、奮い立たせているよ!!)

杉元はハンドルを握る手にググっと力を込めます。

そして、選抜チームも山岳ゲートを通りました。

杉元(ボクら選抜には、総北のようなサポートはないけれどね!!)

そう思いながら走っていた杉元は、ふと沿道を見て、口をあんぐり開けて驚きの表情をみせます。

なんと、そこにはボトルを持った田所が立っているではありませんか。

田所「出しきれよ、杉元ォ!!」

杉元「えっ、わったった、田所さん!?」

杉元は驚きすぎて一瞬ぐらっと態勢を崩しそうにすらなります。

杉元「うおっとと、やば」

態勢を立て直した杉元に、田所は持っていたボトルを差し出します。

田所「受け取れよォ!!」

杉元「は、はいっ。す、すいません!! 田所さん」

ボトルを受け取ろうと、ばっと手を伸ばす杉元。

杉元「ど、どうして、ここに!? あ、小野田ですか、小野田ですね。あいつの応援に!!」

田所「おめーもだよ、杉元」

ボトルを受け取りながら通り過ぎたところ、田所から届いた声にはっとする杉元。

田所「スタート直前に変更になったリスト見てな。通司さんからも電話あった。よかったじゃねえか、インハイ走れて。ようやくスタートすることができた!! けど、そいつは文字通り“スタート”だ。ここから__“何をするか”は、おめー次第だ!!」

声を大にして続ける田所。

田所「やりきれよ!! ぶつけろ、おまえの3年間を!! 経験者 杉元照文!!」

拳を突き上げ、杉元を見送る田所。

杉元(田所さんが…ボクらが入ってきた時の3年生で__あの厳しかった田所先輩が、ボクを__このボクを応援してくれてる!!)(わずか4秒ほどの時間__だった。なんて勇気の湧く4秒なんだ!!)

杉元は目にうっすら涙をため、こみあげる感情をかみしめます。

杉元「ありがとうございます!! 田所さん!!」

古林「杉元さん、今のでっかい人は!?」

杉元「ああ、先輩だよ。とてもお世話になったね!!」

質問に答えて、杉元は思います。

杉元(くう!! ボクは心のどこかで、“うらやましいな、小野田”なんて思っていたのかもしれない!! くう!! 誰だ、サポートがないなんて言ったのは、照文!! あるじゃないか!! 見てくれているじゃないか、ちゃんと!!)

ペダルと踏み込み、杉元は思います。

杉元(やってみよう…!! 少し迷っていたけれど。やってみますよ、田所さん!!)「できる限りのことを!!」

 

ここで一度、場面は杉元を見送った後の田所に変わります。

田所(一発勝負のインターハイだ。後手に回って守りに入れば即終了だ)「やれよ!! 杉元。田んぼの泥の中を、歯を食いしばって走るような、おまえの走り__オレは好きだぜ!!」

 

そんな田所の言葉をのこしつつ、場面は杉元に戻ります。

杉元は選抜チームのメンバーに声をかけます。

杉元「さあゲートを過ぎた!! ここからはまだ少し登るけどね。それが終わって、短いトンネルを抜ければ下りだよ!!」

チームメンバーは
馬場込「はい」
岩谷「下り!!」
新木「ひょえ」
古林「はいっ」

杉元「これからオーダーだよ!!」

岩谷「オ…オーダー!?」
古林「杉元さん!!」

杉元「先頭の2人や、総北やハコガク、他の有力チームは、すでに先にいってる。この登りでボクらとついた差は約8分だ!!」

馬場込「8…………………分」
岩谷「……」

選抜チームのメンバーはその数字に愕然とします。

内川「そんなに…」「じゃあ、オレたちのゴールはずいぶん遅くなりますね…」

杉元「その差を、『下り』で埋める」

杉元の言葉に選抜チームの面々は驚きます。

内川「で、できるんですか、ぞんなごと」
古林「埋める…て、追いつくってことですか!? 8分を!? え!?」

杉元「ロードレースでは、先頭の下りは必ず慎重になる。安全に、トラブルを回避しながら下る!! すでに持ってるタイム差を、リスクを冒して失っては元も子もないからだ!! そこを詰める!! 皆で協力して。この先の下りはタイトなつづら折りがつづく。ひとつづらで10秒__もしがんばって10秒__詰めれれば、6つで1分詰めれる!!」

内川「あ、短いトンネル。これを過ぎれば__!! 『下り』!!」

岩谷「けど、けど、待ってください、杉元さん。下りで詰めて__追いついて…そのあと…は、どうするんですか。我々の目標は何かあるんですか」

杉元「聞くかい?あるとも、ボクが考えてる__この選抜チームの1日目の目標は__1日目、ゴール勝負トップ10入りだよ!!」

新木「せ、選抜がトップ10に入るなんて…聞いたことあります?」
場面込「トップ…10!?」
岩谷「いいや!!」

岩谷「ゴールスプリントにからまなきゃならないってことだよ!! オレたちの誰かが!!」
新木「ひょえ、それこそ、できるんですか!? そんなこと」
内川「けども、オレたちは事実スプリントラインを闘えた!!」
古林「考えがちゃんとあるんじゃないか、杉元さんには!!」
内川「ですよね!!」
杉元「………ああ、あるとも。ボクは経験者だからね!!」

『◎「トップ10」、それは選抜チームにとって革命!! 次号、選抜センターカラー!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

今週も熱かったー!!めちゃくちゃ感激です(≧Д≦)
連載800回ももちろんすごいですが、新たなスタートという感覚で記念すべき801回目が杉元くんのお話からのスタートだなんて。心震えます。

今週の田所さんの応援に更に奮い立つ杉元のシーン、とても印象的で、私まで泣きそうになりました。
あの厳しかった田所先輩が…って。嬉しいですよね。
田所っちはマジで人を泣かせてばかりですよ。憎いですね、めっちゃ好きです!!
私も沿道に立って、杉元や選抜チームに応援してるよーって声を届けたいくらいで。小野田3年のこのインターハイ。トップ争いではないけれど、また別の物語がつづられる感じが嬉しいです。
次号は選抜センターカラーってありましたが、楽しみです♪
実は今週、選抜チームの会話、誰が何を喋ったのか分からない部分とかもありまして。
言葉を発したキャラクター、ちょっと違う部分があるかもしれません。
そのうちメンバー皆がしゃべりで誰か分かるようになりたいです。

まだ感想書き足りないくらいなのですが、本日はこれから超多忙になるので…ここで一度アップしておきます。
また続きで記事書くかも…くらい、杉元の登場は嬉しいです!
経験者だからね!最高ですね(*´▽`*)

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