木曜日、待ちに待っていた週刊少年チャンピオン発売日になりましたー♪
なんと言っても今週は弱虫ペダルがなんと連載800回目の記念すべき回ですからね!めでたい(≧▽≦)
私は週チャンは電子版を買っているのですが。電子版不対応の歴代インターハイ山岳バトル投票とかあるみたいなので。やっぱり紙でも買おうと思っています(だって投票したいじゃないですか!)。
そしてそして!話は週チャンからそれるのですが。同じく本日発売の別冊少年チャンピオン!!
表紙を東堂巻ちゃんが飾り、『新章・留学編開幕!!』なんてあるじゃないですか!!!
これはもう~表紙見ただけで心臓バクバクしてくるレベルです。ヤバい~!
ただ、今月号は毎年恒例の弱虫ペダ卓上カレンダーが付録についているので。先日、電子書籍ではなく紙で購入予約したんですよね。
いつもすぐ届くのに、今回は12月だからか家に届くのは12~15日の間となっていまして……早く読みたすぎる!!
待てませんー!週チャン買う時に売ってたら買ってしまうかも…。保存版と読む版と2冊あってもかまわないし?くらいの感覚ですよ。
あーー、仕事なんて行ってる場合じゃないんですけどね。
コンビニにも別チャン置いてるとこもありますよね?
とにかく早く本屋へ行きたいです(≧Д≦)
……さて。前置きが長くなりましたが、こちらの記事は週刊少年チャンピオンの方のお話という事で!
以下では今週の弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは連載800回の巻頭カラー!!
『◎“1日目の山”__。小野田坂道vs真波山岳、決着!!!』と綴られ始まります。
クライマーの勝敗は
いつも
空に近い場所で
決まる
全霊をかけた
車輪がラインを
割る時
勝者は___
手を空に掲げて
歓喜する
『真波を祝福する広い空はハコガクブルー!!!!!』という文字とともに描かれるのは、大きく手を広げで空を仰ぐ真波。
傍らには顔を伏せた小野田も描かれています。
観客の声で沸く場にアナウンスも響きます。
『インターハイ1日目、山岳賞は箱根学園、ゼッケン13番、真波山岳!! 鮮やかに両手を空に掲げる!! 3年連続、1日目山岳賞は箱根学園!!』
真波は言います。
真波「空…青!!」「オレ、生きてる!!」
応援していた人々は口々に言います。
「ハコガクー!!」
「神奈川__!!」
「王者ぁ!!」
「すげぇ」
カメラマンは『真波が獲った。山王を退けた!!』と言いながらシャッターを切っています。
応援に来ていた箱学メンバーも大喜びです。
「真波さぁぁん!!」
「強いぜ箱根学園(ハコガク)!!」
「最強ォォォ!!」
「真波さぁぁん」
真波「!」
ハッハッと息をつきながら、真波はある事に気付き、声をあげます。
真波「うあああ」「すげぇ、いい景色。こんなところまで登ってきたんだ。何でだろう、不思議と__すべてが華やいで見える」
両手を広げたまま、周囲の景色を味わう真波の後ろ姿が大きく描かれます。
真波「みどりの鮮やかさ。草木の生命力。鳥のさえずり、虫の羽音。生きものの命を感じる」
笑顔の真波は祝福の声に包まれます。
「マナミさーん!!」
「今のすごかったー」
「しびれましたー」
「マナミくーん」
東堂はそんな真波の後ろ姿を見送っています。
東堂「………」(景色が華やいで見えるか、真波よ。ロードレースにおいて『勝利』とは、それほどのもの。体の感覚が、入れ替わるほどのものだ。ましてや相手が2年連続最終ステージで敗れた相手だ。歓喜が体中の細胞をふるわせているだろう」
東堂の目線の先には箱学のサポートメンバーと会話する真波がいます。
掘田「ボトルです」
真波「あ、ども__」
受け取りながら真波は言います。
真波「なんかイケメンになったね、掘田くん」
掘田「ぐえ、マジすか」
東堂は敗北の深い苦しみの中にいた頃の真波を思い出します。
東堂(真波よ、それは__おまえがこれまで苦しみながら、努力し耐えぬき積み上げてきた、そのすべてが)「“報われた 喜び”だよ。真波よ、おめでとう」
そして場面は真波と、俯いたままの小野田に変わります。
俯きハーハーと息を整えている小野田に、真波からスッと手を差し伸べます。
小野田はそれに応えようと手を差し出そうとしますが、力を出し切っており、その手はフルフルと震えています。
真波はがしっと受け止める様に小野田から出された手を取り、そして小野田をしっかり見つめて言います。
真波「全力で闘ってくれて、ありがとう」
はっとした表情の小野田に、真波は続けます。
真波「山岳ラインの先には、まだゴールがある。チームのために、力を抜くことだって戦略の内だ。でもキミは限界の力を出して闘ってくれた。だから、ありがとう、だ」
小野田「はーー。……うん、でも…勝てなかったよ……ボクは…。皆さんに背中押してもらったのに…」
手を取り合ったまま、小野田も真波を見つめ返して言います。
小野田「すごいよ、真波くん。峰ヶ山の時より強くなってた」
真波「いやーーあの時はまだ75%くらいで、仕上げの途中だった。それでもキミに差をつけたから」
真波は峰ヶ山での闘いを思い出しながら続けます。
真波「正直今回は、100mくらいは離して勝てるかなーって思ってた。けど、ギリギリまでわかんなかった。キミも強くなってるよ!!」
小野田を見て言う真波。
小野田「いやいやいやいや、ないないない、それはないよ。ぜんぜんぜんぜん」
小野田は手をブンブン振って言います。
小野田「ついていってるだけだよ、ボクは、ただ、精一杯」
真波(自覚ないのか、てことは)
小野田「ただ練習を一生懸命やってるだけだよ~~~」
真波(あの2人が、練習をうまくコントロールしてるんだね__ベースパワーが上がってる)
真波が“あの2人”と表現したからでしょうか。
同じコマの中に小さく今泉と鳴子が描かれ、今泉が『まぁな』、鳴子が『ようわかったな』と言っています。
小野田「そ、それより、あの…ごめん!!」
突然の謝罪にきょとんとする真波。
小野田「あの……ライン前で、その…ボク…実は……」
真波はよく分からないといった表情のまま小野田の話を聞きます。
小野田「キミのこと、“さんがく”って、心の中で呼び捨てにしちゃったんだ!!」
真波「こ……心の中ぁ?呼び捨て?」「あはははは」
思いきり笑う真波。
『ははは』と笑いが止まりません。
小野田「あれ!? それどっちの反応?! え!? ご、ごめん、すごく最後、なんかもう、き…気持ちが高ぶってて!!」
真波「全然いいよ?」
真波は優しい表情で言います。
びっくりする小野田。
真波「呼び捨て、むしろうれしいかも。すげーーキョリ縮んだ感あるでしょ」
小野田「いやでも、ボクは__その」
真波「オレ、ヤじゃないよーー」
小野田(やっぱり『くん』付けが一番しっくりくるというか……)
真波「それに、心の中で叫んだんなら、言わなくてもいいのに」
小野田がはっとした表情になります。
真波「あとオレも、最後、心の中で“さかみち”って叫んだよ」
真波の言葉に、小野田は大きく口を開け、頬を赤らめます。
小野田「な、なんか嬉しいね」
真波「でしょー」
小野田「はぁ……これでようやく……」
言いながら少し力が抜けたようにフラッとする小野田。
真波「ん……」
真波も小野田同様、肩の力が抜けたようにクラっとします。
力が抜けたお互いがお互いを支え合うかのように、肩と肩をどすっとぶつけ合う二人。
真波「約束果たせた…よ。ありがとう」
小野田「だね……!!」
真波「まだゴールじゃないから休めないけどねー(笑)」
小野田「こ…今回の山岳ラインって、終わってもまだ登るんだね」
真波「もう少しあるみたい」
小野田「ひ~~~」
二人の会話通り、山岳ラインを過ぎても続く坂。
小野田と真波は一緒に登って行きます。
そして場面は後続のチームメイトへと移ります。
箱学と総北は並んで走っていました。
銅橋「ブうおおっしゃあ!! ハコガク勝利ィ!!」
鏑木「るっさ!! 声でか!! サンナ!!」
銅橋「箱根学園(ハコガク)の勝利だ、ブハァ!!」
鏑木「何回も言うなーー!!」
銅橋「何回も言ってやるぜ!! 小野田より、真波が強えぇ!!」
鏑木「き~~~!! 小野田さんを~~~!!」
扉間「ふん」
扉間は内心『やっべー、やっぱつえぇ、カッチョエエ!!』と叫びたいのを我慢してクールぶっています。
扉間「へーー、すごいっすねーー」
悠人「やりましたねー」
高田城「ああ、おかげで、士気が上がる!!」
高田城の言葉通り、箱学のプレッシャーがボォッと上がります。
鳴子「ヤバ…パワー増しとるで、ハコガクさん。どーするスカシ」
今泉「心配いらない。上げたければ上げさせておけ」
今泉の言葉に、鏑木と段竹、六代は驚くような表情を見せます。
今泉「それとも鳴子。おまえはヤツらの士気が上がって不安か?」
鳴子「不安?『不安』って何や。石コロか?」
今泉「そうだオレたちは、小野田とおまえと3人は、すでに確実に強くなるプログラムでベースパワーを上げている!!」
鳴子「カッカッカ!!」
鏑木(え……何だそれ…『ベースパワー』!? 強くなってるってことなのか!?)
鏑木は今泉と鳴子の背中を見つめます。
確かに、二人からはビリビリとプレッシャーが沸き上がっています。
鏑木(2人のプレッシャーが急激に上がる!!)
高田城「!」(今泉と鳴子の__!!)
鏑木(強く、なってる……去年よりも。それって、春先に…1週間、3年生が練習来なかったことと関係あるのか)
今泉「ハコガクの士気が上がる?そんなもの、楽しみしかないだろ」
鳴子「いいや、ウズウズしかないわ!! この先の『ゴール』が待ちきれんわ!!」
『◎山岳勝負決着!! そして…!?』と綴られ、今週はおしまいです。
キター!!今泉と鳴子のコンビ!!ヽ(≧▽≦)丿
山岳勝負に出る前の小野田のオーダーで、ゴールはこの二人が出るのは分かっていましたが。
いざとなると読んでいてテンション爆上がりです!かっこいい!!
読んでいるこちらも、楽しみしかないし、ウズウズで待ちきれないってもんですよね!楽しみ~!
鏑木が春先の一週間の話をしていましたが。三人で何をしたのでしょう?
きっとそれも追々、明かされるのでしょうけども。三人の絆が深まるエピソードと言えば、私としてはインハイ1年目、スタート時にした約束。三人でのゴールが思い出されます。
その辺とも絡んでくれたら良いなぁなんて。期待してしまいます。
とにかく初日のゴールに向けての今泉と鳴子の様子がかっこ良すぎて気持ちが高ぶってしまいましたが。
話を少し前に戻しますと、今週はやっぱり真波くんおめでとう!!ですよね。
東堂の言葉が全てだなと思いました。
真波ってずっと小野田のライバルとして描かれ続けてきた最強クライマーなのに。報われていなかった感が強かったですから。
今回、本当に本当におめでとうって。心から思います。
勝利してからのキラキラした雰囲気、明るい表情、私もすごく嬉しい気持ちになりました。
そしてそして今週の真波、というか真波と小野田、二人のやり取り全てがヤバかったー!!!
手を取り合ったり、名前の呼び捨てのとことか、もうキュンキュンですよ!えっ結婚するしかなくない?って。山坂いいじゃーん!って腐女子的に大興奮!二人の行く先に教会を建てなければですよ!
なんか私、しばらく山坂妄想が止まらなくなりそうでうす、幸せ( ´艸`)
別チャン読んだら東巻もヤバそうですし。これは現実戻ってこれなそう。笑
嬉しい悲鳴な今週です。
それから、来週の予告として『次号→山岳勝負の結果を聞いたあの男が…!?』とありましたが。
この“あの男”って、誰ですかね!?
私は巻ちゃんか雉かな?って思ったのですが。
あの男=巻ちゃん で、やっぱ現地行くしかないショ!って、なってくれないかなぁ!!
夢のような話ですが(しかも間に合わなそうですが)、それを期待してしまいます。
あっ、それから最後にひとつ。
今週のカラーページ、勝った真波が描かれたところに書かれていた『ハコガクブルー』って表現。なんだか心に残ってます。
この表現、私も使おうかな♪なんて思っています。