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弱虫ペダルRIDE.797『それでも前へ!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

待ってました!今日は2週間ぶりに弱虫ペダルが読める日です♪
先週のように、せっかく木曜日が来て週刊少年チャンピオン発売日でも、弱虫ペダルが休載ではなんとも寂しいものです。
やっぱり週チャンには弱ペダがなくちゃ!というわけで、さっそくですが以下は今週の弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
内容と感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

今週の弱虫ペダルは、先週休載だったのもあり『◎連載再開!最後の一滴まで…!!』という言葉が綴られはじまります。

インターハイ初日、山岳リザルトラインを目指して闘う小野田と真波。
小野田は真波に先行されるも、残り300mのところで追いつき並びます。
二人は全身全霊で走ります。
ハァハァと息はあがり、大粒の汗が落ちていきます。

小野田(まずい)

真波(ヤバイね…!! 意識して力入れてないと、ハンドルから手がはずれそうになる!!)

小野田(ブランケットから指が落ちそうになる!!)

まるで最後の気力を振り絞るかのような走りをする二人。

沿道の観客は声をあげます。
「上がってきた先頭!! 山岳ラインまでのこり250m!!」
「いけぇハコガク」
「去年のファイナリスト同士のバトル」
「表情苦しそう!!」

観客の声援の中、小野田と真波は気迫のこもった走りで登っていきます。

真波(のこりィ)

小野田(250m!!)

二人とも決して前を譲ることなく並んだ状態で走ります。
苦しそうに顔を伏せそうになるも、鋭い眼差しで前を見据え、ペダルを回す二人。

観客もそんな様子を見守り応援します。
「体はキツくて頭下げようとするのに、それでも両者前を見る!!」
「うわ、当たったァ!!」

観客の叫び通り、小野田と真波はぶつかり、お互いふらつくも、それでも力強い眼差しで前を見据え、体勢を立て直して進みます。

真波「そおおお!!」

小野田「ああああ!!」

観客は沸きます。
「それでも前だけ見て足を回す!!」
「のこり200m」
「すごっ、鬼気迫るって、ああいうこと?もう2人とも……限界だよ、あれ!!」

全力で走る小野田と真波。
息は上がり、険しい表情です。

真波(同じ瞬間__同じ勝負なんて二度とない。だから、全開で踏む!!)

小野田(みなさんが送り出してくれた。背中を押してくれた。だから全開で回す!!)

真波・小野田(勝負のラインをこえるまで!!!!)

 

 

ここで場面は山岳リザルトライン周辺で二人を待つ東堂へと変わります。

東堂「今年の1日目の山岳賞の最終ラインは__レイアウトが特殊だ」

そんな東堂の言葉とともに描かれるのは、山岳リザルトライン直前のコースの様子。
大きなU字のカーブになっています。

東堂は他の観客より少し後方、山の斜面にある階段の上の方から見下ろすような状態でコースを見ています。

東堂「のこり100mで大きく右に曲がり、180度向きを変える。勾配のきついカーブを登り、曲がった先にラインが、ある!! 今までの山岳勝負ではほとんど見られなかった形をしている。そしてそのカーブの50m手前からは__再び、道幅が広くなる!!」

語る東堂の視線の先には、まさにその道幅が広くなったところを走る真波と小野田の姿があります。

誰かの声が告げます。
「のこり150m!!」

東堂「真波よ。メガネくんよ。あとは後悔のないように走るがいい。この勝負はオレが見届け、すぐさまイギリスのあの男にも伝えよう」

東堂の手にはスマートフォンが握られています。

そして、フッと息をついてから、東堂は続けます。

東堂「とはいえ、巻ちゃんよ。証人だと気取って見ているが……ヤツらの純粋な走りを見ているとダメだな。どうしても重ねてしまうな。あのころのオレたちと。勝負したあの日の箱根のインターハイと!!」

東堂の見つめる先に走る真波と小野田。
今走っているのは二人ですが、自身と重ねながら二人の勝負を見守る東堂目線で描かれる事により、描写が変わります。
真波の隣りには東堂が。小野田の隣りには巻島が描かれています。
東堂も巻島もそれぞれの高校のジャージを纏い、二人と並んで走っています。

東堂「走っているよ、巻ちゃん。あの2人が……!! まだ何もわからぬ1年生だった__あの2人が、3年となって。オレたちから、背中を押されることもなく、自分たちの意思で」

そんな想いと重ねるようにして、真波と小野田の隣りに描かれていた東堂と巻島。
いつの間にか二人の後ろで、二人の背中を見送るような状態になっています。

東堂「自分のこの目で見て、肌で感じると、心がゆらいでしまうものだ。懐かしくもあり、歯がゆくもあり、代わってやりたくもなる」

全力で走っている真波を、優しい眼差しで見つめる東堂。

東堂「オレは見届け人だ。どちらかに肩入れした応援はする気はない。とい気持ちで来たがな。真波よ。一言だけ言うよ、どうせ聞こえぬだろうがな」「羽ばたけ、自由に!!」

 

そんな東堂の台詞とともに、場面は小野田と並んで走る真波へと移ります。

全身全霊で走る真波。
ふと、何かを感じ取ります。

真波(あれ?何か、聞こえた…聞こえてきた)「いる!! 東堂さん!!」

真波のハンドルを握る手に力がこもります。

真波(はい、羽ばたきます!! 見ててください!! どこまでも自由に!!)

二人の勝負は残り100mを切りました。

『◎最後のUカーブ!! 先にラインを超えるのは!?』と綴られ今週はおしまいです。

 

 

 

これはもう~真波でしょ!!
山神東堂の言葉を受けて羽ばたいた真波が獲るでしょ!というか獲ってくれって思いました。
私はもちろん小野田も総北も大好きで応援していますが。そして前回は田所っちの応援に涙しましたが。
やはり最推し東堂さまの威力は絶大でして。今週のラストは真波ガンバレ!って気持ちが大爆発です。
そもそも、今までのインハイでの勝負はいずれも小野田が勝っていましたから。ここはもう真波で良いよねって思いますし。小野田はこの山岳で敗れても総合優勝を獲ってくれれば良いよねって思ってしまいますから……真波頑張れ!です。
今週はとにかく東堂がたくさん出てきてくれたので、私的には読んでいてテンション爆上がりの嬉しい回でした。
真波を見つめる表情、素敵です(*´▽`*)
そして何より嬉しかったのが、東堂が巻ちゃんに言及していたところ!!キター!って感じですよ~!
この山岳勝負が終わったらすぐに伝えるとスマホを握っていましたが。電話、かけるのでしょうか?
まあ、巻ちゃん移動中だったりするでしょうし、メールを送るのですかね。
どんな文章送るのでしょう~妄想止まりません!
腐女子的にはつい小野田と真波の勝負に関係ない、東堂巻ちゃんの二人の関係性の方に傾きがちな妄想がぐわーっと広がってしまうところです~ヤバい( ´艸`)笑
それから、今週は東堂が自分と巻ちゃんの姿を重ねながら二人の勝負を見ている感じもすごく胸が熱くなりました。
読者の私ももちろんそう感じているところでしたが、それが可視化された感じで。
最初は並んで描かれていた東堂と巻ちゃん、真波と小野田。それが、真波と小野田が先に行き、東堂と巻ちゃんが後ろから見届けるような雰囲気になる描写、感動がこみ上げてきました。
いよいよ残り100m!もう一瞬の距離ですよね。
その一瞬を、何回かに分けて描いてくれるのでしょうけども。
ラインのところにはきっと委員長もいますし。真波が獲りそうな雰囲気ですよね。
さすがにもう~雉は来ないでしょう!
嫌ですよ!Uカーブで見えなくて突然現れるとか。絶対やめて欲しい。
雉強いのでまだ多少心配は残りますが。でもまあ、さすがにもう来ないと信じて。
小野田と真波、二人の勝負を見届けたいです。
続きが楽しみ~!!!

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