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弱虫ペダルRIDE.787『押された背中!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週ももう木曜日ですね!
週末、実家の父がケガをしたという知らせでバタバタしてしまいまして(大事に至らず済みましたが)。
今週はそれを引きずってのスタートだったので、なんだかあっという間に木曜日になった感覚です。
木曜日と言えば!週刊少年チャンピオン発売日♪
大好きな弱虫ペダルの続きが読める日ですよ~!
というわけで、今週もさっそくですが、その弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
以下は内容と感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

今週の弱虫ペダルはセンターカラー!
先ずは鳴子が小野田の背中を押して根性注入している様子がカラーで描かれています。
そして本編は『◎山岳賞を目指して逃げる福岡城西…!!』という文章が綴られ始まります。

追いついてきた真波に声をかけた福岡城西の井々塚でしたが、真波がペースを落としたのを見て、自分は先に走っていきます。
そんな井々塚に、沿道の人々からは『福岡やれぇー!!』『福岡山とれよォ!!』という声がかかっています。
そして、井々塚の前方には、同じチームの後輩らしき、メンバー(泊旗)も走っていました。

泊旗「井々塚さん!!」

井々塚「泊旗!!」

泊旗「ハコガク真波の様子は!?」

井々塚「心配ない。追い上げてきたが、ピタリと止まった。オレが一喝したら、目をつぶって黙りこくった!!」

泊旗「それは井々塚さんが福岡城西の『山の将軍』と知ったからですか」

井々塚「そうだ、おそらく!!」

泊旗「すごいっす!!」

泊旗は続けます。

泊旗「先行しましょう、今の内に!! この先には、九州連合の熊台藤原さんもおらすです!!」

井々塚「しかし、まさか箱根学園(ハコガク)が、エース真波を出してくるとはな…一瞬肝を冷やしたばい!!」

そう言って井々塚は、まだ後ろに見えている真波を振り返ります。

真波は目を瞑って耳を澄ませています。

真波「聞こえた」

真波のその様子に、井々塚は何か違和感を覚えます。
しかし、井々塚の前を走る泊旗は何も気付いていない様子で井々塚に話しかけます。

泊旗「1日目の山岳賞!! 地元のインターハイで獲りましょう!!」

井々塚(まて………!! “車輪の音”? “追いついてくる”?
まさか真波は誰かを待っているのか。もしも、待って、足をゆるめてるのだとしたら__!!)「ペースを上げろ、泊旗ぁ!!」

泊旗「まだ山は序盤ですよ。ここで足を使ったら__」

井々塚「いいから。今の内に差をつけておくんだ」

泊旗「ええ!? でも」

井々塚「バカ、考えろ!! 考えればわかることだったんだ!! ハコガク真波が足をゆるめてまで待つ相手は__総北『山王』だ!!」

井々塚の言葉の途中で既に少しヘルメットが描かれ始めていた小野田。
言葉の終わりと同時に、完全にその姿を見せました!

小野田は息を切らして上がってきます。

それを見た泊旗と飯塚は大きな口を開けて驚愕の声をもらします。

泊旗「や」

井々塚「ま、おう」

泊旗「い、い、い、1日目の山ですよ!? 何で山王まで、山王まで!?」

井々塚「知らん!! 知らんが、いる事実にかわりはない!!」

追いついてきた小野田の気配を感じながら、真波は目を閉じたまま言います。

真波「去年は何度も何度も勝負できなかった。だから、もしかして今年もかも、って……」

小野田「!」

真波「来なかったらどうしようって……」

真波はゆっくりと目を開きながら続けます。

真波「怖くてオレ。しばらく目、開けられなかったよ」

大きな瞳で嬉しそうな表情の真波。
横に並んだ小野田は言います。

小野田「追いついたよ」

真波はハンドルの上に置いた手でぎゅっと拳を握ります。

真波「よかった、本物だ!! 来たね坂道くん」

小野田「うん!! 真波くん!!」

二人はお互いをしっかり見ながら言います。

真波「できるの、勝負?」

小野田「うん!!」

小野田は続けます。

小野田「チームの皆さんに背中押してもらった!!」

 

小野田のその台詞の後、1ページだけ使って、総北のメンバーの気持ちが描かれます。

鳴子(小野田くん!!)

今泉(今ごろ、真波に追いついてるか!!)

段竹(小野田さん)

鏑木(ハハッ!!)
六代(裏門坂先輩!!)

鳴子・今泉(全力で!!)(走ってこい!!)

段竹・鏑木・六代(全力で!!)(走ってきてください!!)

 

 

真波「くーーーー!!」

目をぎゅっと閉じて嬉しさを噛み締める真波。

小野田「『くーーー!!』だよ!!」

小野田も頬を赤らめ、はにかんだ笑みを浮かべます。

小野田「あはは」

真波「はは」

 

そんな二人の笑い声は、前を走る福岡城西にも届きます。

飯塚「急に笑い出したぞ。ペースを上げろ!!」

泊旗「ハイ!!」

 

真波「1年生の合宿の時だったね。オレたちが、初めて勝負したのは」

真波は当時の事を思い出しながら続けます。

真波「お互いの名前が“坂道”と“山岳”ってきいて。オレすごく興奮したの覚えてる。ビンディングもつけてないキミに驚いて。あずま屋で止まって話した」

真波は両手を大きく広げて言います。

真波「あっのころは自由だったねー!! チームとかジャージとか、なぁんにも背負ってなくてねー!!」

小野田は無邪気なまでの真波の様子に『あはは』と微笑んでいます。

真波「2年、3年に上がると、やることやたらと増えてねーー」

真波は口を尖らせ言った後、小野田に視線を向けてきっぱり言います。

真波「この『キャプテン』も、いつでも捨てたい!!」

小野田「あはは、わかる。ボクも大変だよ。チームの人に聞かれたら怒られるね」

真波「特に銅橋くんはおっこるねー!!」

小野田「こわそう~~」

そんな言葉を交わしつつ、真波は小野田のゼッケンに目をやります。

真波「ゼッケン『3』にしたんだね」

小野田「あ、うん。これ、そう。みんなで話して。あ…大会的には前年度勝者は『1』だって言われたらしいんだけど」

小野田は先輩方のゼッケンを引き継いで走りたいという気持ちをピエール先生に話した時の事を思い出しながら、真波に話します。
ピエール先生が『ソウイウコトならマカせてくださイ。ワタシがゴリオシマース!!』と言ってくれたのでした。
そんな先生に、小野田は『だ…だ大丈夫ですか』と心配そうに言いますが、今泉は『あざっす!!』と頭を下げ、鳴子は『ぐあー頼れるわーピエール先生!!』と言っていました。

 

真波「先生が……!! それって……」

小野田「うん、巻島さんの『173』の『3』」

真波も自分のゼッケンにグイっと触りながら言います。
今年も真波は『13』というゼッケンを逆さにして付けていました。

真波「オレも東堂さんの『3』にした」

二人は東堂と巻島の事を思います。

真波「2年前のインターハイ1日目のあの日。山岳賞を争う2人を想像して、チームを引きながらボクらは__」

真波は自身が2年前、小野田を交わした言葉を思い出します。

真波は『きっと楽しんでるね。カラッポになるまで闘うんだ。楽しくないわけないじゃないかっ!今は出来ないけど、やろうよ。限界の……最後の一滴まで争うような闘いを!!』と言い、それに小野田は『うん!!』と答えました。

真波「勝負を誓った。もしかして、純粋にあの願いを叶えるのは___今日かもしれないね!!」

二人の表情が引き締まっていきます。

真波「3年最後のインターハイ。1日目__だたゼッケンだけを争う闘い。勝負の純度は限りなく高い!!」

プレッシャーの上がっていく真波。

小野田「うん!!」

小野田も真剣な表情で答えます。

二人ともサドルから腰を浮かせました!

小野田「やろう真波くん!!」

真波「その言葉を待ってた!!」

『◎坂道vs山岳、純粋な想いを研ぎ澄まし、いざ勝負!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

いざ!ってところで終わるの、憎いですね~!続き読ませてよ~って感じです。
本当に、続きが読みたくてたまりません(>。<)
今週のお話は、二人のすごく嬉しそうな姿にキュンとしまくりでした!
小野田はもちろんなのですが、特に真波!
真波は一年生の時に負けてどん底を味わっているじゃないですか。
勝って当然とされた箱根学園というチームを背負って、そして負けてしまった事の重大さ。見ている私も辛くてたまりませんでした。
まだ一年生だったのに、大きなものを背負いすぎてしまったなという感覚だったんですよね。
しかし今週、以前の様な笑顔でしゃべっているのを見て、改めて、良かったなぁと、じーんときました。
台詞にもありましたが、二年、三年と、学年が進むにつれて、背負っているものは増えたのだとしても、今はそれをちゃんと支えられる技術と精神力も備わってるのでしょう。なんか嬉しかったです。
二人が出会ってからの事を振り返って話しているので、読者の私もつられて想いを馳せてしまって、感激してしまう、そんな感じでした。
しかも今週は二人会話の中でですが、私の大大大好きな東堂巻ちゃんも出て来てくれたのでテンションMAXですよー!
途中の回想シーンで出てきましたが、東堂と巻ちゃんのラストクライムの時、真波と小野田は、最後の一滴までを争うような闘いをしようと話していたわけですよね。
それが2年越し、自分達も当時の先輩と同じ学年になった時に叶うって。最高に胸アツじゃないですか!泣けてきます。
二年前、東堂がつけていたゼッケン『3』が真波ではないというところ、切なさも感じますが。今年も昨年同様にゼッケンを逆さまにしてつけているのは嬉しかったです。
いよいよ!いよいよ!来週から二人のバトルが始まりますね!楽しみでなりません!
来週一瞬で抜き去られるだろう、井々塚と泊旗。
彼ら、けっこうしゃべっていましたね!笑
井々塚、自分でオレは頭が回ると言ってるわりにおバカだなと思っていましたが。本当にバカではなかったようですね。まあ、気付くの遅すぎですが。笑
あと、今週読み終わってやはり頭に浮かんできたのが雉の事!!
来るなよーー!!絶対来るな!って。めちゃくちゃ思いました(雉ごめんねです)
それと同時に思ったのですが。真波も小野田も、特に小野田はチーム全員が二人の純粋な勝負を応援してくれてるじゃないですか。
そこに雉が水を差そうとしてくれば、総北と箱学が協力して止めてくれるかなって。
というか、止めてお願い!って。思ってしまいました。
二人の純粋なバトル、楽しみなだけに心配です。

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