今週もあっという間に木曜日、週刊少年チャンピオン発売日ですね♪
寒くて布団から出たくない日々が続いていますが、朝一弱虫ペダルを読むと頑張れます!
というわけで、さっそくですが、以下は今週の弱虫ペダル、内容と感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『◎インハイの試走中、見つけたその姿は!?』という文字が綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
観客エリアに青八木が居る事にいち早く気付いた段竹が声をあげます。
段竹「青八木さん!!」
段竹の後ろを走っている鏑木はまだ気づいていません。
急に止まった段竹に驚きます。
鏑木「ぬおっ、どうした段竹。急に止まるな」
段竹(どうしてここに。九州に!?)
鏑木「何だ何だ」
段竹の表情がぱっと明るくなります。
段竹(今1番会いたかった人かもしれない!!)
鏑木「どうした観客エリアに誰かいたのか?知りあいか?驚きすぎだろ。オレ様は誰かいたとて、そんなに驚いたりはしないぞ」
そんな鏑木の言葉を聞くより先に、段竹は青八木の方へ向かっています。
段竹「お、おつかれ様です!! オ…オレたちの応援に…来てくれたんですか!!」
青八木「久しぶりだな、段竹」
段竹「はい…はい!! 遠いところありがとうございます!!」
青八木「でかくなったな」
青八木と段竹が挨拶を交わしていると、鏑木も青八木に気づきます。
自転車を降りて走ってくる鏑木。
段竹が『ありがとうございます』と頭を下げているその脇を、疾風のごとく通り過ぎていきます。
段竹「あの、実は、今話したいことがあるんですけど、いいで___」
鏑木「青八木さぁーーーーん!!」
段竹「すか!?」
どごーんっと、突進してきた鏑木にまるでタックルを食らうようなハグをされ、ふっとぶ青八木。
鏑木「何すか、マジすか。本物すか。何すか、ヤバイす!!」
段竹「オイ一差、今はオレがだな…」
段竹は言いかけますが、青八木がぐたっとしているのに気づきます。
段竹「ちょっ…今のおまえのタックルで青八木さんぐったりしてないか!?」
鏑木は喜びに舞い上がり、そんな段竹のつっこみが聞こえていないようで、更に青八木をガシィィとハグして締めあげてしまいます。
鏑木「青八木さーーん!! ハハッ、ハハ、ハハッ!!」
段竹「追いうちー!!」
青八木「だ……い……じょぶ…だ…」
段竹「いや、言葉がとぎれとぎれになってます!」
鏑木「ハハッ」
そして場面は総北のテントに戻った様子に移ります。
椅子に座った青八木の周りを、幹や杉元、定時、鏑木が囲っています。
青八木は差し入れらしき袋を幹に手渡しています。
幹「ありがとうございます」
鏑木「来るなら来ると言ってくれればよかったのに、青八木ー!!」
杉元「『さん』づけ忘れてるよ~鏑木」
段竹はそんな皆の様子を一歩引いて見ています。
段竹(話したいこと…あったけど。仕方ないか)
青八木と話したいと思っていたのに、諦めてしまう段竹。
そんな段竹の描かれたコマには、『また譲ってしまう段竹』と書かれています。
そして段竹の耳には、鳴子と六代の会話が飛び込んできます。
鳴子「そや。青八木さんは、去年のメンバー!! 去年の総北を下から支えた支柱や!! 3年で初出場の苦労人。スプリントを走り、チームを引き、メンバーを何度も連れ戻し、語らず拒まず、無言実行!!」
六代「あわっ」
鳴子「ピンチになってもケガをしても決して目立たず全力前進!! あの人がおらんかったら、総北の優勝はありえんかった!!」
六代「す、すごいお方なんですねっテ」
鳴子「そや!! ああ見えてもな。カッカッカー。ワイは派手好きやから、ワイの真逆の走りやったかもわからんな」
段竹(すごい人だよな、あらためて聞くと…。オレも3日目の足のことはよく知っている。同じ立場になって、ケガをしてて…オレは同じように走れるだろうか)
考える段竹の脳裏に、『すぐ逃げ出す』『弱心臓(チキン)だ』という銅橋の言葉が過ります。
自身の手を見つめる段竹。
段竹(このあとすぐに始まる、このインターハイで)
段竹が思いを巡らしている間にも、青八木を囲んだ面々は賑やかに話しています。
鏑木「せっかく青八木さん来てるから、スタートダッシュかましますよオレ」
青八木「かまさなくていい。冷静に走れ」
鏑木「オレ今最高潮です」
青八木「レースにとっとけ」「相変わらずバカだな」
鏑木「ハハッ、青八木の言うことなら向でも許す!!」
そんな賑わいの隣で段竹は考えます。
段竹(代わった方がいいのか。今ならまだ間に合う)
段竹は杉元の『誰も責めない』『15分で準備できる』という言葉も思いだしています。
段竹(オレに何ができる。何が…)「……」(何もない__!!)
そんな時、放送が入ります。
『間もなく、ステージイベントが始まります。昨年度優勝の千葉県代表、総北高校の皆さんはステージテントにお願いします』
鳴子「カッカッカー。出番やな!!」
六代「テ~~~。緊張するテ~」
鳴子「めっちゃ客おるでー」
木中「ど、ど、動画とりますか、オレが。杉元さん」
杉元「じゃあ、たのむよ。ボクはこっちを終わらせていくから」
段竹(杉元さん!!)「すー」
杉元の名前を呼ぼうとした段竹の前に、青八木がドンと現れます。
段竹「青…八木さん……」
青八木「ひとつ、たのまれてくれるか?」
段竹「あっ、はい。食いもんですか!? すぐに!! キッチンカーあそこにあるんで…カレーでいいすか」
段竹はカレーという看板を掲げたキッチンカーを指しながら言います。
青八木「…いや」
段竹「カットバンですか!? ツメ切り!? まかせてください。裏方は去年散々やったので、オレ」
今泉「おい段竹、何やってる。いくぞ」
はっとする段竹。
段竹「は…はい」
青八木「バカをたのむ」
段竹(___!!)
青八木「インターハイは過酷で長い。だが、あいつは無鉄砲で空気が読めない。一方おまえは、常に周囲を見渡し、人の言動に注意を配れる。それはつまり、状況のリスク判断が正確にできるということだ」
段竹(!!)
青八木「危険の中の細かい情報も読みとける能力はロードレースには不可欠だ。おまえはさっき、雑踏の100人以上の観客エリアの中のオレを一発で探し当てた」
段竹の心には、ぼっと燃えるような感覚が過ぎります。
青八木「おまえも知っていると思うが、あいつは前しか見てないからな。サポートしてやってくれ。いつものように、気を配って、おまえが一歩下がって」
はっとする段竹。
そして段竹は勢いよく頭を下げます。
段竹「はい!! ありがとうございます!!」
お礼を言って、ステージの方に向かって走りながら、段竹は思います。
段竹(『一歩下がって』…!! 下がることが__ゆずることが、オレの__この小さなハートが、オレの能力なのだとしたら)
段竹は決意します。
段竹(走るぞオレは、一差!! おまえと共に!! 全開で!!)
青八木「走れ、段竹。去年オレが、純太とそうしたように。思いはきっと力になる」
場面は総北メンバーがステージに上がっていくシーンへと移っていき、また、そんなステージとは少し離れた場所にいる、ある少女へと変わります。
持っていた風船を飛ばしてしまい、木の枝にひっかかったその風船を見上げる少女。
彼女に長身の男が声をかけます。
長身の男「どした、の?風船…とってあげよか?」
長身の男。それは御堂筋でした。
木の枝にひっかかった風船を取り、少女に渡します。
少女「ありがとう。お兄ちゃん」
手を振り去っていく少女。
小鞠「意外ですね、御堂筋さん。やさしい」
御堂筋「ブク…やさしいよ?ボクゥは、ゼッケンをつけていない者には!!」
『◎そびえ立つ巨大な敵、御堂筋の思惑とは!?』と綴られ、今週はおしまいです。
段竹、ふっきれましたね!
先週思ったと通りの流れになりました。
段竹視点で見ていると良かったねって思いますが。
リザーバーの話、これだけの為なら、出して来ないで欲しかったー!!
やっぱり杉元くん走らないじゃないですか!!
一時はものすごい期待していただけに、ガッカリ度が半端ないです。
せつないぃ(T_T)
まあ……渡辺先生、何かしら杉元に活躍の場を用意しているのだと信じていますが……それにしても切ない。
期待させるような事はやめてくれって、恨みつらみを言いたくなってしまいますので。話を今週の良い面の方に変えますね。
私は鏑木&段竹のSSが、T2のようになるのを期待していたので、そこはとても歓迎しています。
青八木が後輩をさり気なくフォローしている姿にはニヤニヤがとまりませんでした。
やぱっり好きだなぁ(*´▽`*)
めちゃくちゃ青八木を慕っている鏑木も可愛い!
今週の話を読んでいると、鏑木と段竹、手嶋が青八木を取り合うという腐女子的妄想がぐわーんと湧きまくってきます。
久々に二次創作を書きたくなる感覚もありました♪
ただ、二次創作に走る前にめちゃくちゃ知りたいのが、青八木の進路!
大学はどこなのでしょう?手嶋と一緒ではないのでしょうか?(出来れば一緒であって欲しい!)
青八木は田所さんを追って筑士波大学というのが有力だと思っているのですが。
今回の九州入りは一人でなのでしょうか?
後から東堂&田所も来るとか?そもそも同じ大学だからといって一緒にくるとも限りませんよね。
個人的には東堂は巻ちゃんと二人で(二人だけで!)応援しに来て欲しいくらいです。
そして筑士波大学と言えば、黒田も入学している可能性高めな大学ですよね。
黒田もきっと応援に来てくれると思っています。
というか、卒業メンバーみんな来て欲しい!!
って、話がすっかりインハイからそれてしまいました。
そのくらい、卒業していったキャラ達が好きでたまらないという事だったりします。
来週はもうスタートしますかね?
スタート前に、箱学とか、MTBメンバーももう少し見たい気もしますし。
早く走り出して欲しいというワクワクもあります。
楽しみです♪