最近そんなに寒くないなぁと思っていたのですが、今朝はぐぐっと冷え込んで。なんだか起きるのが辛かったです。
ただ、起きたくないなぁ~とは思いましたが、頑張ろうとも思えたのは今日が木曜日だから!
週刊少年チャンピオンの発売日、弱虫ペダルの続きが読める日ですよ~♪
というわけで、今週の弱虫ペダルのお話に入らせてもらいます。
以下は内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください!
今週の弱虫ペダルは750回記念!カラーページで始まります。
その見開きのカラーページに描かれるのは箱根学園。
一番前にアップで描かれているのは扉間です。
扉間の背後には、真波、銅橋、悠人、高田城が描かれ、もう一人はぼやっとしたシルエットだけ、小さく描かれています。
そして本編は『◎総北は合宿を終えIH(インターハイ)に備える。一方箱根学園は!?』という文字とともにスタートです。
神奈川県
箱根町
二人の先輩を前に、扉間が声をあげます。
扉間「え、インターハイの、下見に!? 今からすか、マジすか」
黒髪の先輩「ああ…まぁ…ただ」
扉間「ぐわっほーい!!」
扉間は大喜びで飛び上がります。
扉間「いくいくいく、しゃーらっさ!!」
言いながらは大はしゃぎする扉間。
ですが突然、動きがピタリと止まります。
扉間「へぇ、下見?ちょっとだけ興味ある、かも?」
黒髪の先輩(急にクールぶった!!)
扉間「あ」「ごぷッ」
クールになったかと思うと、突然血のまじった咳払いをする扉間。
黒髪の先輩「吐血!?」
扉間「……」
先輩二人(絶対さっきのはしゃぎジャンプで舌かんだな、こいつ…)
扉間「らいりょふれふ」
黒髪の先輩「おお…」(明らかに舌をいたわってるな……)
茶髪の先輩(こいつしょっちゅうケガしてるな…)
扉間「らんれもらいれふ!!」
黒髪の先輩「わかったわかった!!」
扉間「ひゅっはつは?(出発は?)」
黒髪の先輩「30分後、部室前に__だそうだ。駅まで車を出してもらえる」
扉間「りょ!!」
ビシッと手をあげこたえた扉間は軽やかな足取りでその場を去って行きます。
先輩二人(明らかにウキウキしている)
黒髪の先輩「よかったのか。詳細は伝えなくて」
茶髪の先輩「いいんだろ。真波さんからそう言われてる。1年扉間、何せあいつは、先月の部内のトーナメント、山岳(クライマー)のF組を勝ち上がり、ああ見えて、あいつは、今年のインターハイを走る、箱根学園(ハコガク)6人目のレギュラーメンバーだからな!!」
そんな先輩の言葉とともに、場面は下見の話を聞いて浮かれている扉間へと移ります。
ウキウキしているものの、本人は冷静を装っているつもりのようです。
扉間(マジでオレは、みんなからクールに思われてぇんだ!!)(クール♬ クール♪ 九州♪)
そんな心情が描かれつつも、扉間を見た他の生徒は、『何かあいつすげーウキウキしてんな』『扉間のヤツうかれてんな』と思っている様子も描かれています。
そして場面は移動中の車の中に移ります。
運転をしている大人以外に乗っているのは真波と扉間だけです。
扉間「あれ!? オレと真波さんと2人なんすか!? 銅橋さんとか来ないんですか!?」
真波「んーー、ジョーくんと悠人にも声かけたんだけどねー。練習メニューあるから『いいや』ってさ」
扉間「てさって!! え!? 下見すよね!? インターハイの!! 下見でしょ!?」
真波「うん」
扉間「夏の大決戦の下見でしょ!?」
真波「そだねー。今から行くとこは、最大の“山”だねー。こえなきゃならない山だ」
扉間「なのに他のメンバーときたら!!」
運転している男性「あー真波…今見たら電車、事故で止まってるらしいぞ」
真波「あらー」
運転している男性「もう直接いくか」
真波「いいんですかー。すいませーん」
扉間(直接!? 車で!?)「え!?」(九州に!?)「インターハイって九州ですよね?ここからどんくらいかかるんですか…?」
真波「ん?だいたいね、2時間半くらい」
そんな真波の言葉の後、場面は目的地に到着した二人へと移ります。
『千葉県 峰ヶ町 ふもとが丘公園』という公園の名が描かれています。
扉間「うん…2時間半でついたけれども。ここメチャクチャ千葉じゃないすか!!」
騒ぐ扉間の横で、真波はジャージを羽織っています。
扉間「どこが九州なんすか!? ハァ!? ここに九州パークみたいなテーマパークでもあるんすか。雄大な自然は!? おーーい、火山ーーー!!」
騒ぎまくる扉間ですが、一度はっとすると、クールなふりの状態に戻ります。
扉間「どこが下見なんでしょうか?」
真波「早く準備したらー?今日はここでメニューやるよっ」
腕のストレッチをしながら言う真波。
そして場面はまた変わります。
ジャージに着替え、走っている真波と扉間。
扉間「メニュー…て、ただ気分かえて練習したかっただけすか?ここあれでしょ?大会とかやってる、千葉の、峰ヶ山でしょ?」
真波「そう!!」
扉間は真波の後ろを走りながら『ハコネの方がコースいいけどなー。九州旅行いきたかった』と独り言をつぶやくと、再び真波に声をかけます。
真波「ああ、そういえば、千葉っていえば、オレ、知りあいいるんすよ。オレ中学時代バスケ部に所属してたじゃないすかー。自転車もやってましたけど」
真波「へー、知らなーい」
扉間(結構先輩からバスケ部いじりされてるんだけどな…)「何か顧問の先生が仲良かったらしくて、千葉の中学とよく練習試合してたんすよ。オレ、しょっちゅうケガしてたから、そん時も、よくケガして、その中学のヤツに手当てしてもらってたんすよ。メチャ手当てうまくて、そいつが。オレらの中学校では“スーパーマネージャー”て呼んでました。あいつまだバスケ部マネやってんすかねー」
遠くを見ながら話す扉間。
扉間「あ、ところで、今日のメニューて何すか。出力固定で15分…3本とかすか?」
真波「んにゃー、たぶん来るからね。その人に“勝つようめいっぱい踏む”だね!」
扉間「え!? 誰か来るんすか。約束してんすか」
真波「そろそろね……たぶん、約束は、してないけどね」
扉間「え!?」
扉間はバッと後ろを振り向きます。
扉間「車輪の音…うしろから…!? 一台!? …いやもっとだ」(!?)
真波「来たよ。前年度優勝の総北高校だ!!」
真波と扉間の後ろから走ってきたのは小野田、鳴子、今泉、鏑木、段竹、六代です。
真波達を見た小野田達は皆驚きの表情を隠せません。
真波「やぁ」「久しぶりだね、坂道くん!!」
今泉(箱根学園(ハコガク)キャプテン真波山岳、どうしてここに!!)
鳴子(ジャージ着て自転車乗っとる。観光に来たわけやなさそうや!!)
小野田「真波くん!!」
真波「来週にはもうほらインターハイでしょ?その前に一度…“山王”を超えておこうと思ってね」
扉間「!!」(“山”___!! “こえなきゃならない”これが『下見』か!!)
真波「ここの山頂まで__どお?キミたちのホーム…オレにとっては圧倒的に不利だけど、負けるつもりはない。“前哨戦”といかない!?」
ゴォッと真波のプレッシャーが上がります。
扉間(真波さんの集中力が___ハネ上がったァ!!)
真波「おもしろそうでしょ!?」
今泉「前哨戦!?」
鳴子「勝負する気か!?」
鏑木「今から!?」
段竹「ここからですか!?」
小野田「わざわざ……そのために…来たの」
真波「そう」「このためだけに来た」
扉間「!?」(う!! 総北キャプテンの__小野田さんの集中力もハネ上がった!!)
小野田「わかった!!」
真波に呼応し、プレッシャーの上がる小野田。
今泉「小野田」
鳴子「小野田くん!!」
鏑木・段竹「マジすか!!」
六代「あわっ」「お2人の闘いが始まる!? っテ!?」
ここで場面が再び変わります。
峰ヶ山で始まろうとしている真波と小野田のバトル。
それを少し離れた山の上の方から見ている人物がいました。
雉弓射です!
雉「あれ。あれ、あれ?」「まじ?あのジャージ、箱根学園と総北高校じゃん!!」
『◎2人の闘いを山から発見!? まさかの男が登場!!』と綴られ、今週はおしまいです。
何だろうこのワクワク感!!
面白くなってきましたねー!!
まさか真波が突然やってくるなんて。
私は冒頭、下見と言うのは、サイクルスポーツセンターへ行くって事かな?なんて思っていました。
ちょっと時を遡って、実は総北の合宿中に真波と扉間が来ていた~なんてエピソードが入るのかと思ったら、なんともうインターハイ一週間前だとは!
そんなインハイ直前に真波が扉間を連れて峰ヶ山に来るこの流れ!
しかもそこに雉まで居合わせるなんて。もう運命ですね!ワクワク感半端ないです(≧▽≦)
雉は自分も参戦しちゃったりするのでしょうか?
途中からは入れないかなぁとも思いますが、小野田と真波、雉の3人が顔を会わせる展開になるのか……楽しみ過ぎです。
そして扉間くんですが!なんとバスケ部だったうえに、ロクちゃんと知りあいだったとは!
ケガしやすいというのはロクちゃんとの接点を設ける為の設定だったわけですね。
しかもクライマー枠。これはこれは…完全に、小野田の後継者六代に対する、真波の後継者、という位置付けですよね。
となると、今年のインターハイ、六代vs扉間のバトルもきっとありますね!
それがかつての小野田と真波のように最終ゴールだったりはするのか……もう色々な可能性が次から次へと出てきて楽しみすぎです。
早く続きが読みたくて仕方ありません!
ちなみに扉間、総北メンバーにロクちゃんが入っている事、いつ気が付いてくれますかね。
というかロクちゃん……他校の生徒からも“スーパーマネージャー”なんて呼ばれていたとは。
さぞ皆から愛されていたんだろうなぁって、ニヤニヤしてしまいました( ´艸`)笑