週末体調を崩していたので、今週はあっという間に過ぎた感覚です。
もう木曜日!週刊少年チャンピオン発売日ですよ!
弱虫ペダルの続きが読める♪
というわけで、さっそくですが今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
以下は内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『◎激闘の合宿を終えた総北高校にやってきたのは…!?』という文字とともに始まる今週の弱虫ペダル。
描かれるのは、生徒が疎らな総北高校。登校している生徒達の間から、おはようという挨拶の声が聞こえてきます。
続いて描かれるのは二人の男子生徒の足元。
ページをめくると足が描かれていた二人が、校舎の中を歩いています。今泉と鳴子です。
鳴子「夏が来たな」
今泉「ああ」
鳴子「見てみぃ、あの空の色!! カリッカリのブルースカイや!!」
今泉「スカイブルーな、色ならな」
鳴子「カーーー!! おまえホンマ細かいな!! 目、細いな。そんなことやから後輩に疎がられるんや」
今泉「目は関係ないだろ……え!? 後輩に!?」
そんな会話をしながら歩いていると、後ろから誰かが走ってきます。
誰か「せ…せんぱ~~~い!! テ」
今泉「!」
鳴子「お?」
ふり向いた今泉と鳴子の視界に飛び込んできたのは、荷物を詰め込んで大きく膨らんだバックを両肩にかけた六代と、両手で大きな袋状のバックを抱えた木中です。
鳴子「六代!!」
六代「鳴子さん、今泉さん。おはようございます!!テ!!」
今泉「なんだ。元気に声をかけてきたじゃないか」
今泉が密かにほっと息をつきます。
鳴子「相変わらず大荷物やな。どないした、それ」
六代「ありがとうございます」
言いながらぺこーりと頭をさげる六代と木中。
鳴子「ソコありがとちゃうわ!!」
今泉「木中もいるな」
木中「おはようございます」
六代「みんなの分の、合宿のたまった洗濯物、今から干しにいくところです!!」
木中「です」
言いながら六代は持っていた白いTシャツを広げてみせます
鳴子「一手に担うな!!」
六代「合宿で使った誰のものともつかないタオルやTシャツなどです!!」
鳴子「あるけども、そういうの」
六代「天気がいいので乾きが楽しみです!!」
六代が指さした窓の向こうは、ちょうど自転車部の部室が見え、その部室の前にはすでに洗濯物が干されている様子が見えます。
今泉「すでに一弾目は干し終えてるのか」
鳴子「ごっついマネージャー気質やな!!」
今泉「他の1年はどうした」
六代「あー、まだ来てないですテ」
今泉「来てないのか」「クビだな」
六代「えーーー」
木中「決断早っ!!」
六代「そこを何とか!!」
今泉「んー、じゃあ半分クビにしよう」
木中「うおーーっ」
鳴子「……そういうとこやぞスカシ」
今泉「何が?」「?」
六代「あ……あれ、ところで、おの…小野田さんは?」
鳴子「あーーもうすこししたら来るわ」
六代「あ、朝、お弱いんですか?」
鳴子「…いや。小野田くん、合宿のあとは__」
鳴子の言葉とともに、場面は小野田が自転車に乗り学校へ向かっている様子に移ります。
小野田「フフン♪らったったった♬太陽___一緒に行きたいよう。フフン♬」
鼻歌を歌いながらママチャリで走る小野田。
その小野田の前に、本格的なジャージを着てロードに乗った男性が走っています。
小野田「はるかー」
鼻歌を歌いながらロードの男性を追い越す小野田。
小野田「遠くへー♬フフ~」
男性(あの学生ママチャリ速ぇぇ!!)
学校に着いた小野田は、駐輪場に自転車を止めると、軽やかに階段を上がります。
小野田「おっはよう、みんなー!!」
ご機嫌でやってきた小野田。
鳴子「合宿でたまった録画をがっつり見てから来るんや!!」
今泉「アニメをな!!」
鳴子「見ろ、テッカテカや!! あれは見たアニメがおもしろくって、その主題歌を歌いながらごきげんに登校した顔や!!」
六代「おーー」「おもしろい……アニメを見ると…てかてかになる、と」
六代はスマホにメモをとります。
鳴子「小野田くんの生態メモんなや」
小野田「いやーよかったよー。『皮算用はあとにしろ』略して『皮シロ』前評判通り作画よくって、2話目の演出と展開が原作リスペクトがすごくって、あのスタジオは動きが」
今泉「ほう」
小野田「今泉くんも見る?」
今泉「考えとく」
小野田「考えといて~~~~!!」
テンション高く話す小野田と、その話にのる今泉。
そんな二人の様子を六代は『おお~』と目を輝かせて見ています。
小野田「『ピープルオブデッド』の2期目『血戦』もこわいけどよかったよ~~~」
今泉「ほう」
鳴子「ちなみに小野田くん、おまえらは見たことないやろうけど、レース中にアニメの鼻歌出ると、メッチャ速なるで!!」
鳴子の話を六代と木中が驚きの表情で受け止めます。
六代「か…かっこいいーー!!」
場面は変わり、小野田、今泉、鳴子、杉元、川田が『3年生 自転車競技部 遠征合宿 振り替え補習授業』という紙が貼られた教室の前に立っています。
鳴子「さて!!」「毎年のことながらだるいけれども乗りこえたるぞ」
小野田「うん」
今泉「チッ、補習か!!」
再び場面は変わり、続いて描かれるのは一年生が補習を受けている様子。
木中がふと、隣で補習を受ける六代を見ます。
木中(行けよ、六代。オレたちの分も)
場面は合宿の最終日、六代が一人で1000kmを走りきろうとしているところへ移ります。
スタート/ゴール地点には部員が集まり、六代の走りを見守っており、『あと3分』『ライト見えた!!』『来た』などの声が上がります。
『おおおー!!』という声の中、近づいてくる自転車のライト。
村紙「予想しなかったな、古屋」
古屋「ああ、村紙」
村紙「制限時間ギリギリ、オレたち1年の中で、唯一この合宿1000kmを走破したのは、元マネージャーで初心者の六代蓮太だ。たった一人の生き残りだ」
一時は競いあった者達にも応援されながら走りきった六代。
そんな様子を上級生達も見ています。
今泉「リミット2分前。23時58分。1年六代、1000km達成__着順6位だ」
1000kmを走破した六代は自転車を降りると、足にサポーターを巻き、椅子に座って六代を見守っていた木中のもとに走りだします。
六代「木中くん!!」
木中「やったな六代」
手をあげ六代に答えた木中に向かって、飛び込むようにがしっと抱きつく六代。
六代「木中くん!!」
木中「ごえっぷ」
勢いのあまり、木中がむせます。
六代「ありがとう、木中くん…木中くんがいなかったらオレ、達成できなかったっテ…!!」
木中「実力だよ、おまえの」
木中はポンと六代の背中に手を添えます。
六代「ぐあああん。ありがとう~~」
木中「ゴホゴホ」
六代「大丈夫!? 木中くんノド!?」
木中「おまえのエルボーが刺さった」
六代「テ!?」
そんな二人のやり取りを、周りの1年生や小野田達も見つめます。
鳴子「さて、集合して、締めのあいさつして撤収や」
小野田「うん!!」
鳴子「最後のあいさつビシッとたのむでキャプテン!!」
小野田「はーーー!!」「そうだ…あいさつ…名言的なことを言わないと…ど、どうしよう」
鳴子にふられた小野田は動揺しはじめます。
鳴子「カッカッカー。感じたままを言やそれで十分や!! 何せ、これでようやく、ワイら最後のインターハイを闘うメンバー6人全員が、出揃ったんやからな!!」
鳴子の言葉とともに描かれるのは、今泉、鳴子、小野田、段竹、鏑木、そして六代。
場面は締めの挨拶をするシーンに移ります。
『ありがとうございました』『ざした!!』『た!!』『した!!』と、真夜中のコースに響き渡る声。
それをピエール監督や寒咲通司も聞いています。
通司「いやー、今年も、見てるこっちまで心拍上がりましたよ」
ピエール「ええ!! アツい合宿ニ ナリましたネ!!」
そして場面は補習授業を受けている木中に戻ります。
木中(たのむぜ、六代!!)
さらに場面は、2年生の補習授業の教室に移ります。
段竹「おい……おい、起きろ一差」
段竹は隣の席で、机に突っ伏して寝てしまっている鏑木を肘でぐいぐい押し、起こそうとします。
段竹「先生がすごい形相でにらんでる!!」
段竹の言葉通り、ものすごい形相で怒りのオーラを発する先生が描かれています。
鏑木は寝たまま何か言っています。
鏑木「え?あそこの大福が半額!? マジすか、鳴子さん」
段竹「ダメだ、完全な寝言だ!!」
そして最後のページでは、寒咲幹が補習授業の行われている教室の廊下にたたずみ、空を見上げている様子が描かれます。
幹「……皆、合宿、本当にお疲れ様。今年もすぐだね、インターハイ」
『◎坂道3度目の夏が始まるーー!! 次号、連載750回突破巻頭カラー&豪華ふろく&プレゼント企画!!』と綴られ、今週はおしまいです。
今回の話は合宿後でしたねー!!
箱学や京伏の話が少し入るかなぁと思っていたんですが。
そう言えばこの補習風景もお馴染みな流れでした。
振り返りで描かれた六代の1000kmゴール。
先週、腐女子的に木中と六代を推したくてたまらなくなった私的には、ものすごく良いものを見せてもらった感じです。
真っ先に木中のところへ駆けていく六代が可愛い!
そして受け止める木中。登場当初はあんなに嫌な雰囲気で薄味薄味言われてましたのに。かっこよくなりましたねぇ。
仲良しな二人、良きことです(*´▽`*)
この二人が揃ってインハイに行けたら萌えたのになぁと思うところですが。まあ、それは仕方ないですね。
さて、先週の時点でもうインハイメンバーは決定されていたようなものですが。
今週は改めて決定された6人が描かれました。
小野田、今泉、鳴子、鏑木、段竹、六代。ゼッケン順はこんな感じでしょうか。
メンバーが決まると、いよいよ3度目のインターハイが始まるなと楽しみが増してきます。
小野田、今泉、鳴子の3人での手繋ぎゴール。これは相当に難しいですが、形が少しかわっても、実現して欲しいですし。
今年は小野田と真波に初日の山岳賞で闘って欲しかったり。
鏑木と段竹のコンビネーション技はないのかなという事や、スプリンター鳴子の復活にも期待してしまいますし。
他校の事も含め、楽しみを考えるときりがありません!
とりあえず、先ずは来週号!
750回ってすごいですよね!!
最近は電子版で購入していますが、付録など付くとなれば、紙で買わないとかもで。とても楽しみです♪