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弱虫ペダルRIDE.749『最後の真っ次直ストレート』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日になりました♪
木曜は週刊少年チャンピオン発売日ですし、土日休みの私にとっては週刊後半に入るタイミングですし、なんとも良い曜日です。
週チャンで楽しみに楽しみにしている弱虫ペダルも、今週も心震えましたー!
というわけで、以下は今週の弱虫ペダルの内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください!

 

 

 

『◎現れた先輩は…!?』と綴られ始まる今週。
六代の自転車がパンクして困っていた時に現れた今泉に驚く木中と六代の様子が描かれます。

六代「い…今泉さん!! お、お疲れ様です」

木中「です!!」

木中は言いつつビシッと固まります。

今泉「この周回、えらく時間かかってたな」

六代「はいっテ。あわっ、パ、パ、パンクしまして。じ、自転車が!!」

木中「はい!!」

木中は手を後ろにビシッと直立しています。

六代「タイヤが!!」

今泉「タイヤ以外じゃパンクはしねーだろ」

六代「はっ、しまったっテ。そうですね」

木中「です!!」

今泉は手に持っていたバックを軽く持ち上げ、中を見せます。

今泉「そんなことだろうと思って持ってきた。換えのチューブとタイヤレバーとポンプだ。使え」

六代「………」

木中「………」

木中と六代はヒソヒソ話します。

木中「め、珍しいな!! 今泉さんってこういう気のきくタイプじゃ一番ないって思ってた。わざわざオレたちのために!?」

六代「おう!! 1・2年生なんかどうでもいいって思ってるのかと…」

今泉「使わない?」

木中・六代「使います、ありがとうございます!!」

 

時は流れ、パンクの修理が終わった六代と木中。

六代「たすかったテ~~!!」

木中「だな」

六代「あ、あの…でも…今泉さん。さき程言われてた『杉元さん来ない』ってどういうことですか」

今泉「リタイアした」

木中も六代もはっとする中、今泉が続けます。

今泉「掲示板の表示は、まだ残してあるがな」

今泉は、小野田が『まだ24時まで時間があります。もしも杉元くんが__杉元くんが戻ってきたくなった時のために、可能性だけは残してあげておいてください!!』と言っていたのを思い出しながら言います。

今泉「小野田が、どうしてもって言うんでな」

六代「リタ…イア…。杉…」

木中「元さんが………」

今泉「段竹との闘いに全体力と全精神力を使い切って、倒れた。おまえたちはずっとコース上にいたからな。気づいてないだろうけどな」

木中と六代は顔を見合わせます。

六代「あ…夕方くらいに、杉元さんと段竹さんが何回か抜いていったのって………テ」

木中「え!? あれか。あの時のか」

今泉「つまらないおしゃべりをしているヒマはない。修理が終わったんなら走れ、1年。すぐに」

六代「うわっ、は、はいっテ。工具ありがとうございました」

木中「だな。あと40km。2人で力を合わせて__」

今泉「協力はするな」

木中・六代(!?)

今泉が動き、六代達の方に近づいてきます。

六代のヘルメットに手を伸ばす今泉。

六代「テ!?」

今泉はヘルメットに貼ってあった『中六』というステッカーを剥がします。

今泉「この先は、仲良しで走ることは許さない」

六代(え…『相棒(バディ)』のステッカーを……!?)

今泉「インターハイメンバーののこり一枠は__闘って勝ち獲れ!!」

 

場面は今泉の言葉とともに、走り始めた木中と六代に移ります。

木中「闘…」

六代「かう…」

六代「木中くん……と」

木中「六代…と」

スタート/ゴール地点を通り過ぎた二人に応援していたメンバーは口々に言います。
「のこり35kmだぞー!!」
「いけー!! 木中ー、六代ー!!」
「がんばれーー!!」
「いっけそうだな1000km!! すげ」
「あれ今2人、何か距離なかった?」

皆の声が届いているのかいないのか、二人は困惑しながら走っています。

六代(闘う……全国二連覇総北レギュラーの座は、仲良しだけじゃあ獲得できないってこと………!! そして杉元さんの想い!!)

 

場面は今泉と話していた時に戻ります。

六代「ま、まってくださいっテ。今泉さん。だけど…1000kmの上位6名をレギュラーにするって条件の合宿で…何で杉元さんと段竹さんは闘ったんですか!?」

今泉「オレがここに来たのは、その杉元の伝言を伝えるためだ」

今泉は思い出します。
杉元が言っていた言葉を。

 

杉元は言っていました。

杉元「ボクはね、必要だと思うんだ。思ってるんだ。総北は支え合い、つなげていくチームだからね。最初の年、おまえや鳴子、小野田が想いをつなげてゴールを目指したように。去年の鏑木が青八木さんと走って3日目チームを山まで運んだように。だから必要だと思ってる。ボクら3年目の今年のインターハイメンバーには、必ず“1年生”が!!」

 

杉元が話していた事を聞いた木中と六代。
口を開けて目を見開き、驚いた表情で言葉を受けとっています。

今泉「自らの首を絞めることもわかっていながら、ヤツはチームとしてどの形が最良なのかを考え、受け入れ闘った。5番目の座を」

 

5番目の座と言った今泉の脳裏には、合宿中のある朝の事が過ります。

並んで朝食をとっていた時、今泉よりも量の多い朝ご飯を食べながら、杉元は話していました。

杉元「1年生、あの2人、なんとか残っているね。たのしみだね、あの2人は!!」

今泉「量多いな」

 
そんな一場面を思い返しつつ、今泉は木中と六代に話を続けます。

今泉「おそらく段竹もわかっていた。だから全力を出した。おまえらはその想いと誇りを背負って、走らなくちゃならない。闘え。相手と、そして自分自身と!! 全力を尽くして。最後のジャージを引き寄せろ!!」

 

場面は木中と六代が走っているところに戻り、そして木中が叫びます。

木中「真っ次直ストレートォ!! ストォおおレートォ!!」

木中が前に出て仕掛ける素振りを見せるも、六代はのってきません。

六代「…ぐ、うぐっ。木中くん…」

木中「泣くなァ六代!!」

木中は振り向き、叫びます。

木中「何やってんだおい!! 置いていくぞこのまま!! 引きちぎるぞ!! おまえがあきらめてくれればオレはラッキーだ!! オレの目標はそもそもインターハイジャージだ!! バカにした先輩たちを見返すために!! 自転車を教えてくれたお兄さんに活躍するその姿を見せるために!! そのために__」

木中の叫びに、六代が木中を見ます。
六代のその瞳からは、大粒の涙が溢れています。

木中はその表情を見て、ばっとまた前に向き直り、顔を伏せます。

木中「だから泣くなつってるだろ!!」

六代「だって木中くん…“真っ次直ストレート”全然速くないんだもん……!!」

顔を伏せたままの木中。
彼の膝はズキズキと痛みを発しています。

六代「ヒザ?ヒザでしょ?いつから?結構前から?」

木中は顔を伏せたまま答えます。

木中「800kmくらいのトコだ」

六代は涙しながら愕然とします。

木中「勝負だ、六代」

六代「言ってくれっテ。気づかなかったっテ!!」

六代はうなだれて言葉を続けます。

六代「元マネージャー失格だっテ…」

そんな六代に木中は言います。

木中「オレはおまえに1年生レースの山で負けてるからな。次の勝負になったら絶対負けねぇて思ってきた」(本当はもう、そんなのどうでもよくなってるけどな)「だからなァもう一回…勝負だ六代」

木中はしっかり六代を見て言います。

しかし六代はブンブンと首を横にふるだけです。

木中「やるぞ六代!!」

六代「できないっテ」

木中「勝負するんだ踏め!!」

六代「ヤだっテ…」

俯く六代に木中は声を上げます。

木中「闘うんだ!!」

六代「踏めないっテ」

六代が顔をあげ、泣きながら言います。

六代「だって今の木中くんと闘ったらオレ、勝っちゃうっテ」

六代の叫びを聞いた木中。
眉をひそめながらも微笑みます。

六代の隣に並ぶと、思い切り六代の肩を抱き寄せる木中。
六代は俯いたまま大粒の涙をボロボロこぼします。

木中も顔を伏せたままですが、その口元はふと和らぎます。
そして六代のサドルの後ろを掴むように持つと、力いっぱい六代を押し出すのでした。

木中「そのやさしさで、インターハイで、先輩たちを支えてこい」

『◎相棒で目指したインターハイへ。泣いて進む六代と、笑って送り出す木中__。』と綴られ今週はおしまいです。

 

 

 

木中ーー(≧Д≦)
好き!!!!
木中って言うより中六?
木中と六代の二人の描写、腐女子的に心を鷲掴みにされました。
肩を抱き寄せるとこ、ヤバいです。
うるうるしながらもちょっとニヤついてしまう……って、すみません!
ラストの木中と六代に完全に腐女子なスイッチ入ってしまいまして。
とりあえず今二人をカップル推ししたくてたまらないモードになっております(*´▽`*)
ただこの二人、ロクちゃんはレギュラー入りしましたが、木中は入っていないので。必然的に普段の練習とか少し離れちゃうのでしょうか。
まあでも同じ一年生同士、鏑木と段竹がそうだったように、木中と六代も仲良く絆を深めていってくれるでしょう!これからに期待大です!!
…という事で、話を今週のお話の方に戻しますが、今週の木中と六代。先週の時点で二人のうちどちらか一人しかレギュラー入り出来ないのは分かっていたわけで。
涙な展開は予想していましたが、私としては予想以上にやられました。切ない……
これはもう総北三連覇するしかないっショ!って思ってしまいます。
しかも六代がインターハイではかなり重要な役目を果たすのはもう決定稿ですよね!?
もしや最終ゴールは六代vs扉間になるのかな?くらいまで考えてしまいます。
六代は手嶋からも託されていますし、何より!!
六代のメンバー入りの背景には、杉元の想いが溢れているじゃあないですか!(T-T)
先週伏せられていた杉元の台詞、“一年生”でしたね!
こちらのブログに寄せていただいたコメント通りの展開になっていて、思わず「おおぉ!」って声が出てしまいました。
一年生が必要だって杉元の話、めちゃくちゃ胸を打たれました(T-T)
自分だってあれだけインハイへ行くって言っていたのに。
そのために努力してきたのに。
自分の事以上に部の事を想って。必死に走っている合宿中に一年生の事を気にかけていて。
しきりに6人目になるって言っていましたが、実は5人目の座をかけて闘っていたって。
今泉との会話が明かされる度に泣きそうになりました。
杉元、本当に本当に大好きです。
だからこそ、本当はインハイ、出て欲しかった……
今言っても仕方ない感じに綺麗にまとまってしまいましたが。やはりインハイを走る姿も見たかったです。
杉元のように、こんなにも心動かしてくれるキャラクターがインターハイを全力でサポートしてくれる総北。
今年も応援せずにはいられません!!
めちゃくちゃ気が早いですが、頑張れ総北!って気持ちが盛り上がる話でした。
なんて言いつつ、他校も応援せずにはいられなくなるのが弱虫ペダルですが。
今週は、杉元や木中の想いに、全力で総北を推したい、そんな気持ちになっています。

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