木曜日、今週も週刊少年チャンピオンの発売日がやってきました！
私の大好きな弱虫ペダルでは、現在私の推しキャラが引退をかけて闘っています。
結果はいかに……!? というわけで、さっそくですが、その弱虫ペダルのお話に入ります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください！
『◎決着寸前…!!』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
杉元と段竹がインハイメンバーの座を賭け闘っています。
杉元（勝つ!! ボクは!! なるよ、６人目に!! 今年こそ!!）
段竹（行く!! オレは!! 一差、おまえのいる舞台へ!!）
杉元（必ず!!）
段竹（必ず!!）
誰かの叫ぶ『両者ならんだ!!』という声とともに、強い意志で闘う二人の姿が描かれます。
鳴子「センサーラインまで、のこり50m!!」
杉元「くああ」
段竹「ガルァ」
小野田は自分まで歯を食いしばりながら二人の様子を見つめています。
今泉も鋭い眼差しで見守ります。
定時「兄ちゃん、おん!!」
川田「くそ、そういうことかよ。なんて覚悟なんだ。ふるえがくるぜ。杉元!! オレはおまえを応援するぜ!!」
鏑木「段竹!!」
のこり30m。
杉元は歯を食いしばってペダルを回しています。
杉元（聞こえる気がする。定時の声にまじって。川田の応援する声が。驚きだ。けれど、ありがたいね。力になるよ、川田）
杉元は自分を応援する定時や川田、勝負を見守る者達を感じながら、渾身の力を込めて前へと進みます。
杉元（今泉は＿＿静観かい。仕方ないね。部をまとめる３年生の中心の３人だからね。どちらかに肩入れするわけにはいかないものだからね。けれど、もし、おまえが応援してくれたなら、ボクは、いつもの、数倍の力が出ただろう。楽しかったよ、この合宿は。きつかったけれどね。今泉、おまえと『相棒(ﾊﾞﾃﾞｨ)』になれて、走れて、濃密な４日間だったよ。今泉＿＿まだ、言ってないけどね。このレースが終わったら＿＿聞いてくれるかい。他愛もない話さ。モーソーなんだ。ボクがインターハイを走りたいと思った理由。１年以上前から思ってることさ。同じチームメイトとして、同じジャージを着て走って、最後ゴール前＿＿ボクは＿＿＿）
杉元が他愛もない妄想だという、そんな彼の願いが描かれます。
杉元が『行け今泉!!』と言い、今泉が『わかってる照!!』と返す。
杉元が今泉の背中を押して、その思いを託す。
そんな姿が描かれます。
杉元（おまえの背中を押して、ゴールに届けたいって、思ってるんだ。この手で!!）
杉元はハンドルを握る手にぎゅっと力を込めます。
全身全霊で走る杉元。
彼を見守る今泉の背中も描かれます。
今泉（杉元。初めは、経験者って気取ってる、口先だけのヤツだった。最初の合宿だって、途中リタイアした。けれど、おまえは、努力した。密かに、泥くさく、休まずに、３年間）「杉元…」（３年間の歩みが実る瞬間を見せてみろ）「踏め!! 杉元!!」
今泉が声をあげます。
杉元「おお!!」
こたえる杉元の口角が一瞬上がったような、そんな様子が描かれます。
杉元（今、ボクはフルパワーで踏むよ!!）
杉元は全ての力を込めて、ペダルを踏みこみます。
のこりはもう10mです。
段竹「ガルァアア」（杉元さん。本当にすごい人だ。心から尊敬できます。たぶん、あなたの方がハートは何倍も大きい。最後まであきらめない心。それを秘めた、強い人だ。オレより強い。何倍も!! オレはそれを最終周回でやっと気づいた。だから、最後です。お願いします。オレのハートは、手の平に乗るくらい小さい。だから、もう一度胸を貸してください、先輩!!」
強い思いで、ペダルを回す段竹。
段竹「ガルァア」
両手を広げ、勝利の雄たけびをあげる段竹。
その後方で頭を伏せたままの杉元。
鳴子「段竹や。段竹が先にセンサーラインをこえた!!」
今泉「……」
杉元はハッハッと荒い息で、うな垂れたままです。
『◎段竹、勝利の雄たけび!! 次号、巻頭カラー大増24P!!』と綴られ、今週はおしまいです。
(T-T)
ちょっと、コメントが……
辛くて。すみません。
本当に悲しいです。現実、受け止めたくありません！！！
今泉の声が届いて杉元がフルパワーで踏んで。
杉元が勝つ流れじゃないですか!?
あの今泉が心の中で言ったんですよ！３年間の歩みが実る瞬間を見せてみろって。
その瞬間がないまま終わるだなんて……
弱虫ペダルはそんな残酷な漫画じゃない……と思っていたんで……
ちょっと…まだ気持ちの整理がつきません(T-T)
現実はそんなもんだって。大人だから知ってますけども。
そうゆう現実、いらないんです。漫画くらい、夢を追いかける希望を持てるものにして欲しい。
今週のこのやり場のない切なさ、どうすれば良いですか？
来週なんて、この後が描かれるわけですから。さらに辛い展開必至じゃないですか！
読みたくない勢いで苦しいです(読みますけども！)
杉元のインハイでの夢。今泉の背中を押す夢。
叶わないなんて……
密かに泥くさく休まずに３年間努力して、こんなに強くなったのに!?
辛すぎます……
段竹……最終的に杉元の強さを心から認め、先輩にもう一度胸を貸してくださいという気持ちで挑んだから勝てたって。
杉元推しはそれで納得しましょうって流れになっていくんでしょうか。
いやね、段竹も好きなんで、勝てて良かったねって思いますけども。
それ以上に杉元の敗北がひたすらにつらいです。
よし！杉元くん！やっぱりこのまま走り続けて6位内ゴールすれば良いじゃないですか！！
まだペダル、回し続けて！お願いぃぃ(ﾉД`)