木曜日ですね!週刊少年チャンピオン発売日です♪
弱虫ペダルの続きが読めるだけでも嬉しいのですが、今日は雨かと思っていたのが晴れ間ものぞくようで。嬉しいさ倍増です。
雨も大切なのは分かっているのですが、やはり晴れが良いなぁと思ってしまうんですよね。
まあ、天気の話はさておき、今日発売の週チャン、弱虫ペダルの話に入りたいと思います。
以下は内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください!
『◎インハイのイスをかけて…!!』と綴られ始まる弱虫ペダル。描かれるのは、段竹と杉元がコースを走っている様子です。
先行する段竹に杉元がついて走っており、そんな二人に抜かされた者達の会話も描かれます。
「うお、段竹。おほっ」
「杉元さんも!?」
「抜いてった。速っ!! ハイペェース!!」
「え!?」
「何かガチの勝負してる!?」
段竹は後ろの杉元を意識しながら走っています。
段竹(わかる。伝わってくる。この人……!! 全然あきらめてない!!)
ここで、『◎気持ちでは絶対に負けない!杉元照文、3年生のプライ!!』という言葉が入り、段竹の心情が綴られます。
段竹(さっきのライン勝負で勝てると思った。はるかうしろでうなだれて、ラインを割るのだと思った。のに__ならばれた___!!)
ここで場面は、合宿最終日である今日、鏑木と段竹が杉元に勝負を挑んできた時の様子が振りで描かれています。
鏑木「この勝負、すでに前哨戦は『2日目』に終えています。あの時の結果は、ドローでした!! もう細かいことはいいでしょう。この周回で決着です!! ルールはシンプル。ここから4kmヨーイドンで、出発点のラインを先に割った方の勝ち。負けた方は勝った方をもう『追いぬかない』って、そういうことでいいすね!! 杉元さん!! 今泉さんも!!」
鏑木は今泉の方に向き直って付け加えます。
今泉「…ああ。こういうのはちゃんと勝負って形ではっきりしといた方がいい。その方が、本人も後悔がない__!!」
鏑木「じゃ、いきますよ。ひねりつぶしてこい、段竹!!」
そして場面は現在に戻ります。
今泉たちもスタート/ゴール地点に着きました。
センサーラインの勝負を見守っていた定時と川田に話を聞いた今泉たちは驚きます。
鳴子「同着……!!」
小野田「あ…また『同着』!?」
鏑木「マジか!! マジの話か、定時ィ!!」
鏑木は定時の胸ぐらをつかんで続けます。
鏑木「ひいき目だろ。兄だから」
定時「おおん!! 違うおん!!」
川田「マジだよ、鏑木。オレも見てた。ありゃあ同着だ。杉元が最後のびた」
鏑木「川田!!」
川田「『さん』な!!」
鏑木「おまえもグルか!!」
川田「何のだよ」
皆が驚いている中、小野田も言います。
小野田「す、すごいね杉元くん。すごい!!」
ぱぁと笑顔になる小野田に、今泉が言います。
今泉「『すごい』か、小野田」
小野田が今泉の方を見ます。
小野田「今泉くん…」
今泉「フッ。おまえは杉元が勝つと思ってたか?__この勝負」
小野田「え」
今泉「思ってないよな。だから結果に対して『すごい』って言葉がでてきた」
小野田「は!!」
小野田はあわあわしながら言います。
小野田「ご、ごめん杉元くん!! 信じてあげれてなくて。あんなにがんばってたのに~~!!」
鳴子「どこに叫んどんのや」
今泉「オレもそうだ」
はっとした表情になる小野田に、今泉は続けます。
今泉「この4日間__杉元は頑張っていた。だが、2日目の勝負のあとに、更に目覚ましく強くなっていく段竹を見て、次に勝負をかけられたら、杉元は確実に負けると思っていた。そしてさっき、その時が訪れた。負けるなら全力出してからの方がスッキリする。だから『その方が本人も後悔がない』と、オレは言った。だが、あいつはそれをくつがえした。確かにすごいよ杉元は。誰も信じる者のない中で。たった一人の力で段竹から『ドロー』をもぎとったんだ!!」
今泉の言葉をのこして、場面は杉元と段竹へと移っていきます。
杉元「続く!! まだ勝負は続くよ、段竹!!」
ハァハァと荒い息ですが、強い眼差しで言う杉元。
段竹「く…」(こんなにキツそうなのに。まだついてくる。さっきから何度かペースアップをして引きはがしてるのに。その都度、“くあくあ”“くあくあ”言いながら、追いついてくるんだ)
段竹は杉元が『くああ』『くああああ』と言いながら、自分の加速に追いついてくる様子を思い出しながら走ります。
段竹は後ろを振り返りながら言います。
段竹「ついてくる…」
杉元「いやぁ…“ついてきてくださいよ”って言ったのはキミの方だよ、段竹」
段竹「…!!」
段竹はギリッと歯を噛み締めます。
段竹「ガルァ!!」
加速する段竹。
段竹「はぁああ」
息を吸いこみます。
段竹(ふざけるな。そんな訳ない!!)「あああ」
息を吐き出しながら更に加速する段竹。
段竹「ヒィガルァ!!」(オレは負ける訳ない!! 杉元さんなんかに!!)
加速しながら段竹は自分に言い聞かせます。
段竹(油断した、オレは油断したからならばれたんだ!! 2度とも!! 今度は油断しねェ!! しっかりと踏み切って、ハンドルを投げて、ラインを超える。全開で!!)
段竹「最終コーナー!!」
ライン前最後のコーナーで後ろを確認する段竹。
段竹(もうついてきてない!! 姿は__いる!!)
コーナーで杉元を引き離したと思った段竹でしたが、杉元は段竹の後ろではなく、真横に並んでいるではありませんか!
ハァハァと荒い息の杉元。
杉元「キツイ。ゴホッ。くあっ」
苦しそうですが着実に、杉元は前に進んでいます。
段竹(スプリントに入る!! くそ、この人、ここからが長いんだ!!)「ヒィガルァ!!」(踏み切る!!踏み切る!!)
段竹は全力でペダルを踏みます。
段竹(ハンドルを投げる!!)
油断することなく全力で踏み、ハンドルをラインに投げ入れた段竹。
しかし、そんな彼の隣には、同じようにハンドルを投げ入れた杉元の姿が描かれています。
同着です!
鏑木「うああ!! ちょっ…まて、今のも…同着(ドロー)!!」
鳴子「や!!」
定時「おん」
小野田「わっ」
鏑木「……!! くそぉ、どうしたんだ段竹、何やってる!! おまえはもっと強いはずだ………はず……もしかして…杉元さんも…強いのか!!」
川田「さ…三戦ドローってことかよ!! いつまで続くんだよ、この勝負。このまま終わんねーんじゃねーのか!!」
今泉「…いや。残念だが、そこまで時間は残ってない…。もうこの周回が最後だ」
『◎繰り返す接戦!! そして…!?』と綴られ、今週はおしまいです。
杉元ぉぉ!!!(≧Д≦)
最近、毎週読み終わると彼の名を叫びたくなってしまいます。
すごい!気持ちでは負けてないなんてフレーズもありましたけども。実力だって負けてないです!!
鏑木もやっと分かったようでスカッとしました。笑
段竹も強いし杉元も強い!そんな二人の接戦が続いているわけですが、今週のラストに今泉が、この周回が最後って言っていました。
次こそ勝敗が決するというわけですね……
今泉は小野田に、杉元は誰も信じる者のない中で、たった一人の力で段竹からドローをもぎとったと語っていましたが。今もなお、杉元の勝利を信じている者はいない状況なのでしょうか?
てか今泉、君は信じてやりなさい!って言いたくなりました。
誰かのそうゆう気持ち、杉元の力になるじゃないですか。
つい昨年の古賀vs手嶋を思い出してしまいます。
あの時は手嶋を青八木が信じて応援していました。
私のような読者だけでなく、今泉達ももっと杉元を応援してあげて欲しいです。
特に今泉はバディなんですから!!
杉元vs段竹は、今のところずっと杉元が段竹にくらいつく状態できているので。最後に今度は杉元の方から仕掛けるような展開、願ってしまいます。
そして勝って欲しい!!杉元に勝ちをあげたいです!!
ちなみに今週、この勝負で負けた方はこの先も相手を追い越さないというルールを設けているのが判明しました。
鏑木の口ぶりからして、それはバディもという事でしょうか?
これがインハイのメンバー確定に影響をもたらすんでしょうか??
今回、他のメンバーは2周回分、スタート/ゴール地点で杉元と段竹の勝負を見守っている事になりますので。
杉元と段竹の二人は、この勝負が終わったあと、2周回、それぞれのバディが走る間、休憩してて大丈夫って事ですよね。
杉元の疲労が心配でなりません。
あぁもう~、インハイは昨年の4人プラス杉元&段竹でいいじゃないかと毎週思ってしまう自分がいます。
まあ、そうはいかなそうなので。この杉元と段竹のバトルが終わった後の展開も非常に気になります。
気持ちとしては、続きを3週間分くらいいっきに読ませて欲しいです!