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弱虫ペダルRIDE.738『灼熱の舞台へ!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

土曜日になってしまいました(´Д`)
今週の弱虫ペダル記事、ただでさえ遅くなっておりましたが、予定より更にアップが遅くなってしまいました(>_<)
待っていてくださった方にはとても申し訳ないです。
もう皆さんはどこかで今週のお話、読まれたでしょうか?
以下は、今週発売の少年チャンピオンに載っていた弱虫ペダルの内容と感想になります。
まだ本誌未読だよ~という方、ネタバレにご注意ください!

 

 

 

『◎うだるような暑さの中、よりアツく燃える男たちが…!?』とい言葉で始まる久々の弱虫ペダル。
バテバテの様子の一年生二人が休憩をとっている姿が描かれていす。

 

合宿3日目
天候__

灼熱

 

描かれのはその暑い空の下、走っている総北3年生。
鳴子とその後ろを走る小野田が大きく描かれます。
二人の少し後ろには今泉が描かれ、その後ろには顔こそ見えませんが、もう一人走っているの姿が見えます。おそらく杉元でしょう。

鳴子「カッカッカ。出る!! ふき出るわ!! 汗が!!」

言いながら、鳴子は顔の汗を払います。

鳴子「こうして日陰を選んで走ってへんと、マジメに体力消耗するわ!!」

小野田「うん!!」

小野田もぶるっと顔を振り、汗を払います。

鳴子「村紙ィ!!」

スタート/ゴール地点に近づいた鳴子は、一年の村紙の名を叫びます。

村紙「はいっ」

呼ばれた村紙は、返事をしながら、走ってくる鳴子と小野田にボトルを差し出します。

村紙の差し出したボトルを走りながら受け取る鳴子と小野田。

鳴子「おーーきに!!」

小野田「ありがとう!!」

受けとったボトルの水を、二人は頭からかぶります。

鳴子「カーー!! 冷たい水きもちぃー!!」

小野田「ひゃ~~効くよぉ~~!!」

鳴子「水かけの基本は顔かアタマか背中やで、小野田くん。お腹にかけるとメッチャキモチいいけど、一発でお腹こわしてトイレ地獄が待っとるからな」

小野田「う、うん!! こわっ」

鳴子「ほな、リフレッシュ完了!! 再びペースあげるで小野田くん!!」

小野田「うん!!」

 

ここで場面はスタート/ゴール地点にいる村紙に変わります。

村紙(鳴子さん……)

鳴子と小野田にボトルを渡し終えた村紙の後ろから、冒頭で描かれていた、休憩していた一年二人がやってきて話しています。

「すごいよなー先輩たち。休み入れないで走ってる」
「この暑っついのになー」
「ていうか、気づいてるか、おまえ」
「え?」
「ジャージだよ。先輩たち、この合宿始まって、ずうっと長袖ジャージなんだぜ」
「なんで!? あ!本当だ。今泉さんや…鏑木さんも、脱げばいいのに暑いんだから」
「修行的な意味なのかな?負荷かけてパワーアップ的な?」
「重かったりして」

村紙はそんな二人の話をだまって背中で聞いています。

村紙「…………」

村紙は前夜、鳴子と話した時の事を思い出していました。

場面はその鳴子と話している時の様子に移ります。

 

村紙「すいません…左ヒザが痛んでしまって」

鳴子「そうか」

村紙「甘かったです…オレはうまいことやれば…合宿乗り越えて6人に入れるなんて思ってました。けど…乗り越えてなおかつ闘うには」

鳴子「フィジカルと準備が必要や。悪知恵だけじゃ道は開けんもんや」

鳴子に言われ、村紙はいつも閉じたままの様な細い目をばっと開きます。

鳴子「わかった。リタイアの申し出は受け入れる。けど、残り2日は裏方や。めいっぱい裏方の仕事あるで。今度は精一杯全力でやれよ」

村紙(!)

鳴子「走りを見るのも勉強や。強くなりたいんやったら、観察するんや。見つけ出せ。ペダルを踏んでない時にしか見つけられへんもんは必ずある。学びのない時間なんて一秒もないで!!」

 

場面は再びスタート/ゴール地点で裏方に徹している村紙に戻ります。

村紙(あんな熱い先輩と会ったのは初めてかもしれない…『学び』…鳴子さん…オレがんばって強くなりたいです)「氷、追加します」

村紙はドリンクを冷やしている大きなクーラーボックスに氷を足しながら考えています。

村紙(ジャージも意味があるんだ。きっと。ぼんやりした負荷ってだけじゃない__何かが!!)

 

そして場面は合宿を走る鳴子と小野田に変わります。

鳴子「人間の体には、順応機能が備わっとる。春から夏に、秋から冬に入る季節変化に合わせた順応を。毎年2度、繰り返しとる。暑さや寒さに対する耐性を、気候に合わせて自然と体がつくり出しとるんや。夏に葉を茂らせた緑が、冬は葉を落とすように。皮膚や骨や汗腺、筋肉が目ではわかりにくいけれども、劇的に変化しとる。夏の10℃は凍える程寒く感じるのに、冬の10℃は暖かいと感じるのがその証拠や。その順応を無理矢理早めよういうんが、この今回の長袖ジャージや!! 順応には時間がかかる。早めに暑さに順応して夏のインターハイへの準備をする!! 体ごと!!」

小野田「うん!!」

鳴子「何せ、今年の夏、ワイらの3年目のインターハイは!!」

 

鳴子の言葉を最後に、ページが切り替わり、見開きで描かれるのは九州熊本、阿蘇の台地です。

九州 熊本県
阿蘇

広大な大地の中に、自転車と二人のシルエットが見えます。
その二人とは、MTB2年連続チャンピオンの雉弓射と、彼の為に陵成学園へ転入までした壱藤丹貴でした。

雉「知ってる?ここが昔__見わたす限りのこの景色が、ぐるっと巨大な火山だったって話」

壱藤「え、そうなんですか?」

雉「人間がまだ石器で狩りをしてる時代に、大きな爆発を4回繰り返して、マグマの穴に山が崩れて、直径25kmの世界最大級のカルデラ__この外輪山をつくり出したんだって」

壱藤「ここから見えてる町も道路も田んぼも、昔は山の内部だったんすか」

雉「そ。感じるよね~。地球の息吹。なんかこう。全身で…ヨン!!」

雉はサングラスを外します。

壱藤「フォウ!! そすか!? オレには単に、でっかい景色にしか…!! いえ、感じますねー、フォウ」

雉「雄大な景色。急峻な登り。壮大な自然。時々現れる舗装されてない脇道。レースの…コースの下見ってことで“ロードバイク”を選んだけど」

壱藤「は!! そっちはわかります!! めっちゃオレも思ってます、今!!」

雉「“MTB”持ってくばよかったヨン!!」

壱藤「フォウ!!」

雉「こんなに走りたくなる道がたくさんあるなら!!」

壱藤「めっちゃわかります!!」

 

そして場面は再び合宿を走る鳴子と小野田に戻ります。

鳴子「ワイらの3年目、最後のインターハイは灼熱の九州!! 『火の国』熊本、阿蘇山が舞台やからな!! アツくなるでインターハイ!! 燃え上がるで。ワイらにとって、最後のラストステージ、マグマのように赤く!!」

鳴子はそう言って、伸ばした手でぐっと拳を握ります。
そんな鳴子の後ろに描かれるのはバディの小野田。
その後ろに今泉も走っています。

鳴子「挑むで!! 最高のメンバーで!!」

鳴子「うん!!」

今泉「ああ!!」

 

そして場面はその日の夜に変わっていきます。
日が暮れ、追い越し禁止ボードが出されようとしている頃。

 

CSP(サイクルスポーツパーク)での
総北高校
自転車競技部の
合宿は3/4を消化

各自バディの
ペースで走行

1・2年に
数名の
リタイア者を
出すも
3日目は
無事終了

インターハイ
メンバーを選ぶ合宿
上位者は現在
実質8名となり

残るは最終日

4日目のみと
なった

 

そんな言葉とともに、最後のコマには、電光掲示板が描かれています。
順位 名前 距離 周回数 が上位から書かれています。

1 今泉 750 150
2 杉元 750 150
3 鳴子 745 149
4 小野田 745 149
5 鏑木 750 149
6 段竹 750 149
7 木中 725 145
8 六代 725 145
9 杉元(弟) 615 123
10 川田 615 123

『◎あと1日で全てが決まる!! 次号、大迫力26P!!』と綴られ今週はおしまいです。
次号の予告的な文章に『次号→合宿の最終日、それぞれの相棒(バディ)がそれぞれの目標を胸に…!? そして、杉元VS段竹の勝負の行方やいかに…!?』とあります。

 

 

 

いよいよ!いよいよ次号で杉元vs段竹の勝負の続きが描かれるのですね!!
考えるだけで心臓バクバクです。
必殺ワザ、楽しみですし。
杉元についは勝っても負けても涙必至じゃないですか!
あ~~!ソワソワしてしまいます(>。<)
段竹はほぼインハイメンバー間違えない風格になっていますが、私はまだ杉元を信じています。
インハイへの切符を勝ち取って欲しいです。
そして気になるロクちゃん。
名前や存在感、手嶋とのエピソードから、こちらもメンバー入り間違いなしのメンバーですが、どうやってレギュラーの座を掴み取るのか……バディの木中はどうなるのか……。
気になる事てんこ盛りですよね。
本編で『上位者は現在実質8名』とありますが、その上位8名、全員にインハイに出て欲しい気持ちでいっぱいです。
ルールの方を変えてくれ!って思うほどです。
それから、メンバー入りの可能性は消えていますが、定時や川田もかなり頑張っていますよね!
掲示板に名前が出てるのが嬉しかったです。
合宿当初、めちゃくちゃ嫌な奴になってしまった村紙ですが、彼も改心した風で安心しました。
鳴子の事を『あんなに熱い先輩』と表現しているのを見ると、そうでしょ~!と、なんだか私が誇らしい気持ちになってしまいます。
アツい先輩のもとで総北の魂を受け継ぐ一人になっていって欲しいです。
そしてそして!今週触れずにいられないのは次のインターハイの開催地のお話!
熊本でしたねー!!!
熊本は劇場版の舞台になっていたので、ないかなぁと思っていました。
熊本の大地を走るキャラ、イメージするだけで気持ち上がります。
というか、熊本行きたい(>。<)
まだインハイ始まっていませんが、早くも聖地巡礼行きたい気持ち大爆発です。
それから気持ちが上がると言えば!雉!!
相変わらずかっこいい!
しかもMTB勢って強そうですよね。
今年のインハイは一年目二年目にはなかった要素が入って来ているので、楽しみでなりません♪
今週、休載明けの久しぶりの弱虫ペダルでしたが、実は来週は週チャン自体がお休みなので、また続きが読めるの二週間後なのですよね……
楽しみなだけに辛いです(>_<)

 

最後に……
ひとつ前の記事に頂いたコメントのお返事、遅くなっていて申し訳ないです。
予定より遅くなっていたので、こちらの記事を先にアップさせてもらいましたが、お返事は今日中に書かせてもらいます。
コメントいつも楽しく読ませて頂いているので。
書いてくださる方々に本当に感謝です。
ありがとうございます。

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