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弱虫ペダルRIDE.732『相棒×4!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日になりました♪
最近ジャンププラスというアプリでハマって読んでいる漫画も木曜更新のものがあるので、木曜最強じゃないか!なんて気持ちになっております。
まあ、ジャンププラスの方はさておき、私の大本命はやはり弱虫ペダルなので。
今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
以下は内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

今週の弱虫ペダルはカラーページもあります。
青を背景に今泉と杉元の目元が描かれ、同様に、赤背景で鳴子と小野田の目元、オレンジ背景は鏑木と段竹、黄緑背景に木中と六代。
1ページを4段に分けて描き、『8人の視線、見つめる先は全員インターハイ!!』と添えられています。

 

本編のはじめに登場するのは寒咲幹です。
学校の教室で『ふぅ』と言いながらスマホの画面を見つめています。

綾「おーい、幹」

幹のいる教室に綾が入ってきます。

綾「?」

返事のない幹の背後に立つ綾

綾「何見てんだー。幹ぃ~」

幹「わ」「きゃ、綾ちゃん。びびびっくりしたぁ~~」

幹は言いながら、ばっと持っていたスマホを隠します。

綾「おーーかくしたぁ!? ため息つきながら何見てたのぉ~?誰かからのメールかな~?」

幹「合宿の皆の周回数…」

綾「!?」

幹「今年は電光掲示板のデータをお兄ちゃんがとばしてくれてライブで見れるようになったの。今2日目の午後の練習に入ったとことろ」

綾「うわホントだ。数字がびっしり。だったらかくすな、ため息つくな。リアクションが内容と合ってないんだよ、幹は!! 自転車オタクの娘め!!」

一呼吸おいて綾は続けます。

綾「そっか。今皆合宿なんだ」

幹「そ、静岡」

綾「どおりであのにぎやかな赤いのいないと思った」

鳴子の席なのでしょうか。
綾のそんな言葉とともに誰も座っていない席が描かれます。

阿多「……自転車部いないと、なんとなく廊下も淋しい感じするね」

幹「…うん。でも今この時も、彼らは必死で走ってる。気の遠くなるような道のりを。残り時間を意識して。最後の__3年生最後のインターハイに向けて」

 

 

幹の言葉とともに見開き2ページを使って描かれるのは、まさに今、走っている8人の選手。
今泉、杉元ペアと、鳴子、小野田ペア、鏑木、段竹ペア、六代、木中ペアが、ほぼ同じ辺りを一緒に走っています。

今泉「珍しいな。何十周回も回っているとはいえ、全長5kmのこのコース、この8名がたまたま居合わせるってのは。まだ2日目途中だから。先はわからないが__周回数だけでいうなら、今先頭にいる8名だ!! それとも…」

今泉は続けます。

今泉「たまたまじゃないのか?」

鏑木「ないっすね!!」

言葉と同時に鏑木と段竹が動きます。

鏑木「少なくともオレたちは!!」

杉元「鏑木たちが前に出た!!」

今泉(鏑木!!)

杉元の斜め前に出るような形になった段竹を見て、杉元が言います。

杉元「う…話はきいていたけれど。あらためて意識して近くで見ると…た、たしかに、でかくなってる、段竹!!」

段竹「通司さんにピッタリのサイズの自転車を貸していただきました」

段竹はしっかりした眼差しで言います。

杉元(何…だ…段竹のこのプレッシャー…前より格段に上がってるじゃないか!!)

杉元はぐっと拳を握りしめます。

そんな杉元に、鏑木が振り返って言います。

鏑木「今『段竹のプレッシャーが上がってる』なんて感じてました?杉元さん」

杉元(!)

鏑木「上がってんすよねー、正直。ここまで400km以上走ってきて、確実に成長した自分の力に__それが100%伝わるその自転車に!! 確信と自信をつけてるんすよね!! それがどういうことかわかりますか、杉元さん!!」

六代「テ!!」

木中(オレたちはひたすら距離が開かないようにって今泉さんたちを追って走ってたけど、正直たまたまだったけど、わざとペースを合わせてきたのか、鏑木さんたちは!!)

今泉(鏑木、段竹__!! 狙いはやはり__!!)

400kmは必殺ワザを編み出すのには十分な距離でしたよ!!

鏑木が片手をバッと上げます。
肘が90度に曲がり、なんとも不思議なポーズです。

鏑木「いっけ!! これが__段竹必殺!! 竹のしなりの跳躍加速(バンブーホップショット)!!」

段竹「ガルァ」

鏑木のかけ声と同時に一瞬で加速した段竹。
もちろん鏑木もその後ろについて同時に加速します。

今泉「ひと息であの距離を!! あのでかくなったフレームを、竹のようにしならせて加速している!!」

一瞬で距離を開けた鏑木は、振り返って言います。

鏑木「そうす。これがこの合宿の間に編み出した必殺ワザ!! 竹は柔軟でしなやかで、そして__強い!!」

杉元「くあああ」

鏑木が言い終えるのと同じくらいに、段竹の加速に反応して飛び出していた杉元が追いつきます。

鳴子「今の段竹の加速に唯一杉元が反応して追いかけた!!」

鏑木「さすが、話早いすね、杉元さん。そうす…オレたちは2人でインハイに行かなきゃならない。しかもこの合宿で、強くならないと活躍はできない。段竹が不調から完全に復活し、万全でインハイに行くためには、杉元さんみたいな人柱を倒していくのが手っ取り早い!!」

杉元はぎっと歯を食いしばるような表情を見せます。

今泉(狙いは杉元!!)

小野田「え、杉元くん!?」

鳴子「杉元!!」

六代「へぇ!?」

木中「う…」

段竹「勝負をして自信をつけさせて、オレは完全復活をさせてやりたいんすよ!! 段竹に!!」

杉元「まるでボクが負けることが前提のような言い方だね」

鏑木「前提ですが?もが」(?)

杉元に言いたい放題の鏑木の口を、慌てて段竹が塞ぎます。

段竹「失礼すぎるだろ、一差」

鏑木「そーかぁー?実力の世界だろ?」

六代「杉元さんと…」

木中「段竹さんが…」

鏑木「ていうか、今追いついてきたのは“受ける”ってことでいいんすよね。あと少しなんすよ。完全復活まで!!」

杉元「かわいいじゃないか」

今泉(!)

杉元「後輩がむじゃきにはしゃいで、先輩に胸をかりようとしている!! いいよ!! 貸してやろうじゃないか。かかってきなよ、2年段竹竜包!!」

鏑木「わお!! あざす、杉元さん!!」

次の瞬間、先に飛び出したのは杉元です。
バァッと鏑木と段竹を置いて加速します。

今泉「受けてとびだす!! 杉元が先行する!!」

鏑木「積極的!! さすがっす!! 倒しがいがあるな、段竹ゥ!!」

言いながら鏑木はまた先程と同じように肘を曲げた状態で腕をあげるポーズをとります。

鏑木「ああ、ひとつ言い忘れましたが、この合宿中編み出した段竹の必殺ワザ__もう一コあるんすよ。白黒熊雄叫び(パンダーシャウト)っていうんすよ!! あとでじっくりみることになるかと思います」「ところで杉元さん__あなたの必殺ワザは?」

杉元「ああ…!! それを準備してこないほど、意識低くはないよ!!」

『◎先輩VS後輩バトル開始(スタート)!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

ああああぁぁぁ~杉元!勝って~!!
勝って先輩の実力を見せつけて欲しい!!(≧Д≦)
もちろん、勝ってインハイに出て欲しいというのが一番の希望ですが、最悪の場合、たとえそれで故障してインハイに出れなくなってもここでは勝って欲しい。
私はつい、そう思ってしまいます。
今週の杉元、かっこ良すぎじゃないですか?
鏑木の挑発にも、『かわいいじゃないか』って。
私はそのセリフにハートを撃ち抜かれました。
鏑木もね、好きなんですよ。悪意のない、確かに無邪気なんだと思いますけど、杉元くん推しで見ているとちょいちょい失礼な事を言ってますしね。
何よりこれは段竹と杉元の戦いなのに、段竹がしゃべってないで、鏑木が言いたい放題ですから。
まるで段竹は鏑木の所有物のよう……(^-^;
段竹も大好きなんですが、やはりここは是非とも杉元に勝ってもらいたいです。
来週杉元の必殺技も見れそうなので楽しみにしています!!
意識高め系男子!どんな風なものになるのでしょうか……
コツコツ努力もしているイメージなので、手嶋的な雰囲気になるのか…
いずれにしても、笑ってしまうので、段竹の必殺技のようなネーミングにはならない事を切望します。
てか、段竹の必殺技2つ。
段竹だけに竹で攻めてきてますねー!
竹からパンダときた!パンダーシャウトですよ!
上では書きませんでしたが、パンダーシャウトって鏑木が言った後、杉元が一瞬愕然となる描写が一コマあったんです。
それって、そのネーミングに凍りついたのか、必殺技がもうひとつ出来ている事に驚いたのか、どたらともとれました。
で、私は前者だと思っています。笑
杉元、必殺技のネーミングセンスでも勝って欲しい!
そしてそして、バディと言いながらも、杉元と段竹の場合は個人戦な雰囲気ですよね。
この後、杉元&今泉VS段竹&鏑木のバディバトルにはならないのか、その辺もとても気になっていたりします。
とにかく、段竹も好きなのですが杉元くんに頑張って欲しい気持ち強いです!
来週も待ち遠しい!!

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