今日は上の娘、初の中学校体育祭です!
何年ぶりかで保護者の観覧もOKになったという事で、私も大いに張り切っております✊
というわけで、さくっと本題!今日発売の週刊少年チャンピオン、弱虫ペダルのお話に入ります💨
以下は内容と感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは『◎合宿2日目早朝、朝霧の中を走り回る影が1つ…』と綴られ始まります。
たたたた…と、足音とともに描かれているのは六代です。
六代「ボトル…ヘルメット…グローブ。…これでよし、と」(あとは)
六代は1年がまとまって寝ている部屋に向かいます。
六代「…中くん…中くん。木中くーん…」
木中「ん……」
六代「………」
六代が声をかけても木中は『かー』と寝息をたてて寝ています。
そこで六代は良い案を思いつきます。
木中の耳元で、ある言葉を言うのです。
六代「まっすぐなお」
木中「ストレートォ!!」
言いながら木中の目がばちっと開きました。
木中も起きたところで、二人は寝ていた部屋を出て、自転車に乗る準備を始めます。
木中「いや、どういう起こし方してんだよ」
六代「いやー木中くん、あれなら起きるかなって」
木中「起きたけども!! 他のヤツらも何人か起こした」
六代「“追いつくためには朝走るしかないっ早起きして”__って、昨日提案してくれたの木中くんだっテ」
木中「したけども!!」
六代「はい、朝ごはん」
六代は木中におにぎりを差し出します。
木中「え!?」
六代「昨日の夕飯の残りのコンブとふりかけとのりで作っておいたっテ!!」
木中「す、すげえなマジか、準備が!!」
もらったおにぎりをもぐもぐ食べながら言いう木中に、六代はバナナを差し出します。
六代「バナナもあるよ」
木中「マジか」
六代「ジャージとシューズ」
木中「おお」
六代「ボトルとヘルメット」
木中「おお」
六代「自転車、チェーンオイルさしといたてっテ」
木中「いやハイクオリティマネージャー気質!!」
六代「やーー照れるっテ」
木中「いや、ほめてな…ほめてる!! マジすごい!!」
六代「デヘーー」
そんなテンポの良い会話が描かれながら、場面は二人がコースを走り始めているところに移ります。
木中「何時に起きたんだ」
六代「木中くんを4時に起こすとこから逆算して3時には!!」
木中「すぐれたマネージャーだな!!」(すげー、六代)
木中が感心しながら六代を見ると、六代はもぐもぐとおにぎりを食べています。
木中「え?今ごろ?」
六代「うん。いろいろ準備あったから、今朝ごはん。自転車は食べながら走れるから便利だっテ」
木中「先に食えよ。せめてオレよりは先に!!」(こいつ!! すさまじいまでの犠牲心!!)
木中は驚き、そして言います。
木中「あ、ありがとよ…」
六代「いや、いいって。大したことしてないっテ。さっきも言ったけどテ、これは、昨日の夜に木中くんが提案してくれたおかげだっテ」
ここで場面はその昨日の夜にさかのぼります。
お風呂上り、部屋に戻るために階段を上っている木中と六代。
六代「は~~~いてて」
木中「大丈夫か、六代」
六代「うう~、さっき背中洗ってたら、足の裏つったっテ~」
木中「………」「明日は合宿『2日目』だ。オレは今、オレたちは岐路に立っていて、道が2つある__と考えている。今日走った距離は180km。大変だった。体もあちこち痛い。明日も引きつづきたんたんと走り、のこり3日間、1000kmを目標に距離を重ねる。これがひとつ目」
六代(2つ?)
木中「もうひとつは、250km走ってる先輩たちに追いついて__」
六代(!!)
木中「インターハイのメンバーの切符を見据えるか__だ!!」
木中は続けます。
木中「そのためには、誰も走ってない時間帯を走らなくちゃならない…。無理しすぎりゃあ、3日目あたりにダウンしてリタイアするかもしれねェ」
六代(『リタイア』!!)
木中「“走りきった”って勲章目指すか__6位以内を目指して華々しく散るか!! だ!!」
木中の言葉を真剣な表情で受け止める六代。
木中「先輩たちは強い!! 勝てる算段もない!! 正直無謀だってのはわかってる。けど、目の前の差をつめずにただ走るなんてのは、オレはしたくない!!」
木中は力強く言います。
そして場面は早朝、コースを走る二人へと戻ります。
木中が前を走り、その後ろに六代がついています。
六代「代わるっテ、木中くん」
木中「おお!!」
今、コースを走っているのは二人だけ。
それでも二人は真剣に、前を走る上級生に追いつくために走っています。
息をきらし、先頭を交代しながら走ります。
木中「代わる六代!!」
六代「おうっテ!!」
木中(埋める!! 差を!!)
六代(なんとかして!!)
木中・六代(合宿6位以内を目指す!!)
木中「よぉぉし、いいぞ六代、いいペースだ」
六代「おう!!」
そして、スタート/ゴールラインを通過する二人。
六代「6周目!! ここまでは順調じゃない!? オレはね、最近ひとつ、感じることがあるんだ。言っていい?木中くん…」
六代はここで、木中が後ろについてきていない事に気付きます。
後方で俯き止まってしまっている木中を目にし、驚く六代。
六代「木中くん!!」
六代はすぐにUターンして木中のもとに戻ります。
木中は左ひざをおさえて顔をゆがめています。
六代「大丈夫!?」
木中「いや、ちょ…」
六代「痛み!?」
木中「ヒザん横んとこのスジがな。大丈夫だ。ここは時々痛くなるんだ…経験ある。トルクかけなきゃ…いける。たぶん、昨日1周目からしかけられて“ストレート”出しちまったのが響いてる」
六代(!!)「のこり半周、ゆっくりいって『スタート/ゴール』でテーピングするっテ」
木中「ああ、たのむ」
そして場面は、木中にばっちりきれいにテーピングを施す六代の姿に移ります。
木中が履いていたサポーターを置きに行ったのか、その場を離れる六代。
その後ろ姿を見て、木中が呟きます。
木中「あいつ、マジで手際いいな」
そして場面は再びコースを走っている二人になります。
六代「オレが多めに引くっテ!!」
木中「すまねェ」
六代「のこり5周だっテ」
木中は六代の後ろを走りながら思います。
木中(六代__くそ!! 六代!! 感謝だ六代!! こんなにも誰かがいて心強かったことはない!! オレは中学の時、総北いくって言ってもムダだって言われてた。頑張るつもりでいたのに、内心そうなのかと不安だった。それはいつも、オレが一人だったからなのかもしれない!! 総北に来て良かったぜ!!)
熱い気持ちので、木中は走ります。
木中「代わる!!」
六代「!」
木中「ラスト2周、最後はオレに引かせろ!! 感謝の真っ次直ありがストレートォ!!」
六代「うおーいつもより速いっテ!!」
そして二人は、朝の目標にしていた250kmを走り終えます。
手を上げ喜ぶ二人。
木中「よぉぉし!!」(よかったぜ、六代!!)「これでトータル『250km』、先輩たちと並んだ!!」
木中と六代はハイタッチして喜び合います。
木中・六代「やったぁーー!!」
木中「すっかり朝日のぼりきってるな!」
六代「おう!!」「うああ、もう皆さん朝ごはんの時間だっテ。ヤバイ急ごう」
急いで食堂に向かおうとする六代に、木中が言います。
木中「あと3日、一緒に走ってくれるか、六代」
六代「え!?」
木中「どんなに大変でも、行こうぜ」
木中は拳をぐっと六代に差し出します。
木中「2人でインターハイへ!!」
六代「おうっテ!!」
六代「あ、そういえば、もうひとつ木中くんに言いたいことあったっテ」
木中「お?お?何だ!? あんま偉そうにするな…とか?」
六代「木中くん最近、言ってること薄味じゃないっテ!!」
そんな楽しげな二人の会話を残しつつ、最後のページでは、別のメンバーが描かれます。
鏑木「さて…十分寝て体調も万全だ。そろそろ“あれ”を試す…!! 容赦はするなよ、段竹!!」
鏑木と段竹、並んだ二人の横顔と『◎全員目指すはIHのレギュラー!! パワーアップした段竹もついに仕掛ける!! 次号、相棒バトル勃発Cカラー21P!!』と綴られ、今週はおしまいです。
もうやめて~って思ってしまいました。
こんなん読んだら、六代と木中、二人そろってインハイに出て欲しくてたまらなくなっちゃうじゃないですか(≧Д≦)
それでも定員が決まってる以上、誰かが落ちるわけで……考えると辛い、辛すぎます(ノД`)
私の中では、今泉、杉元、鳴子、小野田、鏑木、段竹、木中、六代の中で、落ちるのは杉元と木中な予感が強めです…。
今週の話を読んでいますと、木中ってすごく頑張り屋さんで、めげずに食らいつく感じとか良いと思いますし。とにかくものすごーくインハイ出て欲しい!
……ただ、6位内を目指して華々しく散るって事に、なっちゃいそうで苦しいです。
六代の方だけインハイに出る事になって、今度はオレがおまえをサポートする番だから、おまえは一人じゃない、頑張れ!みたいな事を言う木中の姿が頭の中を過ってしまいました…。
いや、きっと、そうはならない!って思いたいですが。
どうなんでしょう……やはり、考えると辛いです。
ちなみに私は杉元と木中の次に落ちる可能性があると考えていた段竹ですが。
来週の予告的な部分を見ると、大丈夫そうだなと思いました。
来週チームSSがT2のような特別な連携技、見せてくれるんじゃないかと期待しまくりです。
そしてそして最後に一言、良いでしょうか。
ハイクオリティマネージャー気質で凄まじいまでの犠牲心のロクちゃん…可愛すぎました(*´▽`*)