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弱虫ペダルRIDE.730『しかけ』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日です❗️
しかも良い天気✨
ですが、実は昨日、鼻水と喉の痛みで仕事帰りに耳鼻科に寄ったら、副鼻腔炎と言われまして。
熱こそ出ていませんが、けっこうしんどい状態が続いております。
そんな私に元気をくれるのはもちろん、弱虫ペダル❗️
というわけで、さっそくですが今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
以下は内容と感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください!

 

 

 

『◎相棒(バディ)が出揃い、いよいよ…!?』と綴られ始まる今週。
冒頭に描かれるのはスタート/ゴール地点で休憩中の一年生の声。

走ってきた今泉と杉元を見て、一年生が口々に言います。
「見えたぞ。今泉さん杉元さん3年コンビ!!」
「現在最速で20周回に突入した!!」
「すげー」
「ヤベェ」
「もう…100km!?」

休憩中の者の他に、スタート/ゴール地点ではピエール先生と通司も走るメンバーを見ています。

通司「相棒バトルか…考えましたね、あいつらも」

ピエール先生「ハッハー」

そんな二人の会話とともに、一年生の声も描かれます。
「それを追う小野田さん、鳴子さんコンビ!」
「最初の40kmのハンデあるけど、ジリジリ追い上げてる。すげっ」
「見てるだけでワクワクする!!」

先輩の走りを見て盛り上がる一年生に注意する二年生もいます。

ゴリ蔵「休けいばっかしてないで、おまえらも走れ!! おほっ」

一年生「は、はいゴリ蔵先輩」

通司「去年の手嶋は自ら『チーム2人』を解散して切り離し、1年だった段竹、鏑木の2人も遠ざけて、個の力の底上げを図った。今年は逆に、組ませて走らせる。2人一組で走るってことは、意見の違いで当然諍いもおこる。全ては1000km終わってみないとわからないが。鳴子、小野田、今泉__おまえたちが2度のインハイを通して学び、出した答えがこの合宿なんだな」

ピエール先生「ですネー」

通司「協力することで、トラブルや困難をのりこえて、完遂する__『相棒』は『支え合う総北』の最小単位なんですよ!!」

 

通司の言葉とともに、今泉、杉元ペアが走っている姿が描かれます。
今泉と杉元の後ろには鳴子と小野田が走っている姿も見えます。

また、別のコマでは、鏑木段竹ペア、六代と木中、定時と川田が、それぞれ走りこんでいる姿が描かれています。

そしてまた次のコマでは、先ほど今泉杉元の後ろに描かれていた鳴子小野田が、今泉達を抜かしていく姿が描かれています。

鳴子「ほな先いくでスカシー。カッカッカー」

小野田「あ…い、今泉くん、今日遅くなってゴメン」

小野田が振り向き、後ろの今泉に言います。

今泉「ああ、別に気にしてねーよ」

今泉が小野田の背中に向かって返します。

小野田「途中で倒っ……」

今泉「…………」

少し会話を交わすも先を急ぐ鳴子と小野田。
小野田の声は途中で途切れてしまうのでした。

今泉「毎回抜く時あの話を振るくせに『倒』で聞こえなくなるんだよな。たおって何だ」

杉元「……」(あの2人にはさっきから何度抜かれてる…!! 40kmのマージンあるからトータルではもちろん抜かれてないけど)「今泉!!」(時間の問題かもしれない!!)「こっちから何か策を…あの2人は速い!! 打って出なくて大丈夫かな、策を!!」

今泉「ああ、心配するな。マージンがある。このままのペースでいっても抜かれはしない」

杉元の前を走る今泉は、振り返ることなく言います。

杉元「あ…あ、冷静だね。さすがだ今泉」

杉元は今泉の背中に向かって続けます。

杉元「あの2人は登りで小野田が引いて、平坦で鳴子が引く…一番効率のいい2人だからね!!」

杉元の言葉を表すように、小野田と鳴子の様子が少し、入ります。

小野田「登りに入った。前に出るよ、鳴子くん!!」

鳴子「ほいな!! おるああ!!」

前を交代しながら走る様子が描かれた後、今泉と杉元に戻ります。

今泉「『効率がいい』………?そう見えてるのか、杉元、おまえには」

今泉は視線を杉元に送ります。

杉元(!!)

今泉「あいつらが仲良く協力し合ってると」

杉元(!)

ここでまた小野田と鳴子の様子が入ります。

鳴子「ハァハァ、もっとや…もっとや、小野田くん!! 上げや…!! 登りのペース!!」

小野田と鳴子の様子を少し挟んだ後、場面は今泉と杉元に戻ります。

今泉「だとしたら、おまえの目はフシ穴だな」

杉元(!?)

再び小野田と鳴子の様子が入ります。

小野田「じゃあもう10%ペースを上げます!!」

鳴子「おるああああ!!」

抜かされた者が、思わず『うわ速っ』と声をあげる程のスピードで坂を駆け上っていく二人が描かれたのち、場面は今泉と杉元に戻ります。

今泉「おまえの言った全く逆だ。残念ながらな。小野田は登りでペースをあげ、鳴子はそれにギリギリで食らいつている」

杉元(!!)

驚く杉元に今泉が続けます。

今泉「そして平坦はその逆をやってる」

ここでまた小野田と鳴子の様子が入ります。

鳴子「ようやく登り終わったァ。前出るで小野田くん」

ハァハァと荒い息で言う鳴子。

小野田「うん!!」

前を交代したシーンが描かれ、今泉と杉元に戻ります。

今泉「かつてオレたちが合宿で封じられた『機材のしかけ』。ヤツらは、その負荷を相手を使って行ってる!! 小野田は平坦で__鳴子は登りで!! まさに__『人間しかけ』だ!!」

今泉の言葉の後、その鳴子と小野田が再び描かれます。

鳴子「トバすで。ついてこいや小野田くん!!」

小野田「う…うん!!」「速い…やっぱり速いね鳴子くん!!」

ハァハァと息をつきながら言う小野田。

鳴子「ほな落とそかペース!!」

小野田はフラフラしながらも首を振ります。

小野田「ううん」

言いながらぐるぐるとケイデンスを上げる小野田。

小野田「そのままでいいよ!!」

鳴子「カッカッカー」

鳴子の声の後、場面は今泉と杉元に戻ります。

今泉「そういう使い方もあるんだよ。この相棒システムには!!」

杉元(『人間しかけ』…!!)

杉元は愕然として考えます。

杉元(『強化』するために……!! まだあの2人は強くなろうとしてる。ボクは合宿に事前にボクなりの準備をして、満足していたのかもしれない__!!)

杉元はぐっと目を閉じ、拳を額にあてます。

杉元「い、今泉!! すまない、そのことは、今言われて今気づいたよ、今!!」(何やってるいるんだ、杉元照文!! 知ってるだろう、これは元々、強くなるための合宿だよ!!)「ボクの目はフシ穴だ!!」

今泉(!)

杉元「今泉たちのレベルのことはわからないし、いろんなことに気づけてない。ボクにはまだ足りてない!!」

今泉(ほう、認めた。以前のおまえなら、言い訳してるところだ)

今泉は杉元が『き、気づいてたさ。ボクは経験者だからね。フシ穴ではないよ。フシ穴では』と言っている姿を想像します。

杉元「だから言ってくれ、今泉!! 何でもいい。ボクの足りないところを。修正するから!! この4日間で!!」

杉元は必死の表情で続けます。

杉元「ボクは今回、この3年目の合宿までの備えは十分したつもりだ。今までのプライドはとっくに捨ててる!! だから前にもらった『総北ジャージ』は家に置いてきた。次にあのジャージに袖を通すのは、レギュラーになって!! 6人目になって、おまえと一緒にインハイを走る時だよ、今泉!!」

杉元の力強い言葉に、今泉の瞳がはっと揺らぎます。

今泉「…………そうか。そりゃあ、やりがいのある4日間だな」

今泉は振り返らずに言います。

杉元「ああ、そうとも!!」

今泉「行くぞ、杉元!!」

杉元「おお!!」

杉元は走りながら思います。

杉元(やるよボクも。この合宿で強くなる!! 今泉。どんな相手が来ようとも、ボクは!! 2人で、あの舞台で走るために!!)

杉元は、今泉と肩を組んでインハイのステージを走る姿を思い浮かべ、気持ちを高めます。

一方、杉元の前を走る今泉は杉元とは様子が違います。

今泉「…………」(杉元…冷たい言い方だがオレは__おまえを非力だと思っている。オレもこの4日間で強くならなくちゃならない。マージンのある小野田、鳴子に追いつかれず、誰よりも早くゴールするつもりだ。いずれどこかで千切れるにしても__『非力なおまえ』を連れて1000km走る!! それがオレが自分に課した『人間しかけ』だ!!)

合宿一日目
終了

 

コース付近では走り終えた下級生が声をあげています。
「ぐあー、つかれた」
「あ、足がっ、足が痛っ…」
「あ、歩けないっ」

へとへとな状態の下級生は、さっさと歩いてる鳴子と小野田を見て、さらに声をあげます。
「先輩たちはスタスタ歩いてるぅ~」
「すげー」

木中と六代も、芝生に大の字になって声をあげます。
六代「テェ~~」
木中「ぐあ~~」
六代「やっぱり…合宿キツいっテ…」
木中「うおお~世界が回る~」
六代「明日も…あるの?木中くん」
木中「ある!! 六代」
六代「うわ~」

 

初日走行距離
今泉 杉元
250km

鏑木 段竹
それぞれ
250kmと240km

杉元定時
ゴリ蔵 沢田
3年川田も
リタイアなくクリア

小野田 鳴子組は
225kmと250km

1年生は

六代と木中
180km
他数名も
無事ゴールした

 

そんなそれぞれの走行距離が綴られつつ、部屋で寝ている様子も少し描かれております。
鏑木は『だん、ち、くぅ~』と寝言を言い、段竹はその寝言に目を開け『ねごとか?』と呟いています。

一年生の寝ている部屋では『腰が…』『首が…』『足が…』『つった、痛っ』という声があがっています。

木中と六代はぐっすり寝ており、『◎明日に備え、束の間の安らぎ__。』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

胸が締め付けられるこの展開!!
今泉ったら、杉元を『非力なおまえ』と言っているぅ(>_<)
まあ、それはそれで萌えポイントにもなりますが、今泉は杉元が途中で千切れると思っているわけです。
インハイで一緒に走る事を想像して頑張っている杉元とのギャップが辛いぃぃ。
でもまあきっと、今週今泉の考えが描かれたという事は、その後、杉元が今泉の想像を超える頑張りを見せつけるエピソードもあるはず!
私はそう信じております!!
号泣しても大丈夫なようにハンカチと言わずバスタオル用意して、今泉と杉元の二人を見届けたいです。

今週、一日目を終えた距離などを見ていると、鳴子&小野田ペアと鏑木&段竹ペアは安定しているように見えます。
やはり最後の6人目を競うのは杉元と六代なのでしょうか……
木中はどう絡むのでしょう。
というか、木中と六代はそもそも追いつけるのか……?
これからどんな展開になるか読めず、やはりそわそわしてしまいます。

ちなみに今週一番ぐっときた腐女子的なツボは、最後の1ページに描かれていた鏑木と段竹だったり。
いつもオレ様な鏑木ですが、寝言でまで段竹を呼んでいて。
いかに段竹を待っていたかが分かりキュンとしてしまいます。
それを段竹も聞いているわけですから、ねぇ?
これはもう二人の間に何も起こらないとは言わせないですよ!笑

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