寒いですね⛄
外の空気に触れると冷たくてならないので。
全身タイツを着たい気持ちになります。
もちろん、全身タイツなんて持っていませんが……。
そうゆう時、決まって思い出すのが、昔見た、少年サンデーのプレゼントにあった名探偵コナンの犯人スーツ。
犯人が分かる前の、全身黒くて目だけ見えてるアレです。
その商品を見て友達と笑って、めっちゃ欲しいー!なんて盛り上がった事があります。
全身冷たい空気に触れないとなると、究極はアレだよな~なんて。
ものすごく寒い日になると考えてしまうのです❄
さて、そんな寒~い今日は木曜日💡
週刊少年チャンピオンの発売日ですね✨
今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
以下は内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『今日も並んで走る。京都の兵隊たち!!』という言葉とともに描かれるのは、京都伏見の練習の様子です。
一列になって走るメンバーの横には、一人、千切れていく者が描かれています。
御堂筋「…次。ハイ、次ィ!! 今日は山の練習や…せやけども…山の始まる前のこの平坦でぇ…実力が足りずにキツくなって限界きた者はァ……次々千切れていってかまわんよ!? ハイもっと速度上げてぇ!!」
御堂筋の声に応じて「はいっ!!」と答える一年生。
必死の形相で列の前方を走ります。
どうやら1年生が列の前の方で走り、全体を引いては力尽き、次々と千切れていっているようです。
「ハイもっと速度上げてぇ!!」
この時点で先頭を走っていたのは1年生の大原。
大原「ハァ、もうオレ限界です」
千切れ行く中で、御堂筋に話しかけます。
大原「ど、どうでしたか。御堂筋さん!! キャプテン!! オレの引き!! 1年大原です!!」
御堂筋「…………」
御堂筋は表情ひとつ変えず、何も言いません。
船津はその様子を見て、そしてぎゅっとハンドルを握りしめます。
船津「オイコラ御堂筋ィ!! 1年がきいとるんや。精一杯走って!! 何かかけてやる言葉あるやろ!!」
木利屋「!? 何でオレに言うんや船津。御堂筋前やぞ。しかも小声で」
どうやら船津は思ってはいても、面と向かって御堂筋には言えないようです。
船津「う、うるさい。わかっとるわ木利屋!! オレが言いたいのは何で御堂筋が1年ばっかりに前を引かせるんかいうことや!!」
木利屋「ああそうやな」
二人がそんな話をしているそばから、また一人、一年生が『限界です、御堂筋さん』と言い、先頭から外れ、千切れていきます。
船津「まだあいつら経験も体力もない。この速度で引かせたら千切れるに決まっとるやろ。山の練習やったらフツー山のふもとまでは、オレたち3年や2年が風よけになって1年生を連れてくもんやろ!!」
木利屋「しっかりこっち向いて言うとるな」
津津「せっかく今年は去年以上に1年たくさん入ったんや。オレはそれを嬉しく思うとる!! けど、あれじゃあ…かわいそうや」
木利屋「…ああ。けど、そうとばかりは限らんぞ。」
船津「あ!?」
木利屋「去年の3年の山口さんも言うとった…。京都伏見は去年と明らかに違う」
津夏「!?」
木利屋「見ろ、千切れた1年生を…。笑顔や」
船津「!?」
二人が振り返って見た後方では、千切れた一年生同士が労いあっています。
「きつかった」
「でもオレ、今日は限界までやれたぜ」
「御堂筋さんには…また何も言ってもらえなかったけどな」
「オレも…何か言ってもらえるまでオレ頑張るよ!!」
木利屋「御堂筋が現れてから3年目。京伏は変わってきとる…ヤツはあこがれの存在なんや。あれは『引かされた』顔やない。『引かせてもらった』顔や」
船津「………!!」(く!! オレにはムリすよ。水田さん!!)
船津は卒業してしまった水田と話した時の事を思い出します。
船津「え、じゃあ副キャプテンはオレでいいんすか!? マジすか水田さん、よっしゃ」
木利屋「…」
船津「よかったー。これで母親にも一応言い訳立ちますよ」
水田「副キャプテンいうことは、船津__覚悟せいよ。これから1年間、おまえは首輪や!!」
船津「くび?」
水田「御堂筋という巨大な怪物が、暴走せんように、いざとなったら止める。調教用の首輪や!!」
船津「ちょっ…調教!? 御堂筋を!?」
水田「そや。そのために日頃からコミュニケーションを取り、意見が言い合えるようにしとけよ」
船津「意見!? コミュニケーション!?」
水田「オレはこの1年、それを死ぬ気でやってきた!!」
船津「……………!!」
船津は水田に言われた事を思いだし、そして、手のひらに握ってしまえるくらいの小さな首輪を思い浮かべます。
船津(首輪……!! オレが…!! オレが用意できる首輪はこんなもんや…!!)
船津は続けて考えます。
船津(だ、だが、やってやる!! オレは伝統の京都伏見自転車部副キャプテンなんや!!)
船津は決意を固めます。
船津「御堂筋クン!! み、御堂筋クン!! 話ええか!?」
木利屋(ガンバレ船津)
船津「オレは1年生がどれくらい登れるか見たいと思うとる。次回は…1年生をうしろに入れて、連れてってやるいうのはどうや?見たいんや!! 副キャプテンとして!!」
御堂筋の表情は変わりません。
御堂筋「船津クゥン!!」
船津「はいッッ!!」(あーくそ、調教されて首輪つけられとるのはオレの方や!!)
御堂筋「道あけや。木利屋クゥン、キミもや。ザク1年生は全て使い切ったからぁ」
船津「お…おう」
木利屋(いつの間にか全員千切れて……)
御堂筋「山までのこり5kmォ…最後の…1年生を出すで」
船津「!」
木利屋「!」
船津(く!! こいつ…)
木利屋(小鞠か連れてきた1年!」
船津(こいつ…こいつもでかく見えるんだ)「いや。本当にでかいんだ!!」
御堂筋に呼ばれ、後方にいた最後の一年生が前方へ上がっていきます。
船津(くそ、3年のオレをジャマだと言わんばかりに押しのけて」
木利屋「通りすぎる時の圧風、存在感、まるで目の前を通過する列車!!」
御堂筋「のこり平坦4km半!! 前出て引きや!! 八丁堀くゥん!!」
八丁堀「ラジャみ!!」
八丁堀は後ろから先頭にあがっていきます。
八丁堀「ほな、失礼しますみ」
八丁堀が先頭に着きました。
木利屋「来るぞ船津!!」
船津「うっく、わかってる、木利屋」
船津が先頭で引き始めました!
木利屋「こいつも!! 速い!! クソ速い!!」
船津「スプリンターのオレが体をふせてないと持ってかれると感じるくらい速い!!」(こいつも笑顔で走る1年生!! 八丁堀!!)
八丁堀「ラジャ、加速み。踏んだら踏んだだけ速度出るの、自転車って楽しいっみ!!」
八丁堀は超加速で上級生達を引きます。
船津「はるか先に見えてるコーナーが、すぐ来る!! ぐ、ぐあっ。オ…オレが……こいつらを…」
八丁堀「楽しいっみ!!」
小鞠「八丁堀くん、今日も調子がいいね」
御堂筋「プ、ク!!」
船津「くそぉ!! 死ぬ気で調教してやるよ!! あのバケモノたちを!!」
木利屋(がんばれ船津!!)
御堂筋(群馬の山の皇帝__雉弓射。MTBは一人の個の力の競技__個人の力としてはおそらく相当__それを用いて城を崩すか…あるいは仲間へ引き入れるゥか…たのしみやね、インターハイ!!)
神奈川県
湘南海岸
練習で箱根の山を下って湘南海岸まで来たのでしょう。
すっかり日の暮れた夜の海を、真波と高田城が眺めています。
高田城「知ってるか、真波。そのMTBの2連覇の男、雉弓射」
真波「んにゃ、全っ然♪」
『◎雉の飛ぶ鳥を落とす勢い、箱根学園(ハコガク)は意に介さず!!』と綴られ今週はおしまいです。
最後に出てきた湘南海岸、けっこうな地元なので。
真波と高田城を探しに行きたくなりました。笑
雉くんに対する真波の反応、聞くに留まる限り、そうなるよなぁって感じです。
真波の場合は実際に会った瞬間に強さを感じ取るんだろうなぁって。
対する御堂筋はわりとしっかり警戒していますよね。
個の力が強いという意味では、御堂筋に近いものがあるのかもしれません。
そして楽しみにしていた京伏の1年生!
私の想像とはちょっと違う感じでした。
もっとゴツくて、ガンガン来る感じのキャラかなぁなんて思っておりました。
確かに大きいですし、顔もお面みたいな感じなんですが。
発する言葉はわりとピュアな印象を受けます。
田所さんの肉弾列車を思わせる引きっぷり……京伏が強力な武器を得たって感じがしますね。
そう言えば対する総北ですが……
田所さんのようなバリバリのスプリンターのポジションはやはり鏑木が次いで行くのでしょうか?
鳴子もスプリンターではありますが、登れますし。
今年はゴールまで行って欲しい気持ちが強いので。
やっぱり3日目、最後に平坦を引くのは鏑木なのかなぁなんて考えてしまいます。
というか、そもそも総北はインハイメンバー、どうなるのでしょうね。
そろそろ合宿の話に入っていきますよね?
でもその前に箱学の一年生の話も期待してしまいます。
真波みたいな一年生が入るのか……
楽しみです(≧▽≦)