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弱虫ペダルRIDE.715『小さな記事』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

忙しすぎて、木曜日な事を忘れておりました(´Д`)
私の業務、毎年1月が一番ハードなんですよね……
というわけで、もう夜ですが。
今週の週刊少年チャンピオン、弱虫ペダルのお話をしたいと思います!
以下、内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください!

 

 

 

『◎群馬の番狂わせを聞いた坂道は!?』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
屋上でお昼を食べていたらしい小野田、今泉、鳴子、鏑木。
今泉がネットの記事で読んだ、群馬の選手、雉弓射を知っているか?と小野田に尋ねたその続きから始まります。

小野田「え…!!」

今泉「知らないか?」

鳴子「ワイらと同じ3年らしい」

小野田「………」

小野田はあんぐり口を開いたまま固まっています。

今泉「雉弓射って名前だ。まあネットでも片隅に載るような小さな記事だ。確かに取るに足らない__上水が不調だったのかもしれない。だが、少し気になる」

今泉は真剣な眼差しで続けます。

今泉「最後のインターハイだ。気になる要素は払い落しておきたい!!」

鏑木「ハハッ!! いやいや、気にすることないすよ!! 気にしすぎすよ、今泉さん。オレそんなヤツ聞いたことないすよ!! 上水が油断したんでしょ。『弓射』?キウイ?フルーツすか。ねー小野田さん♪」

鏑木は言いながら座ったままの小野田の顔を覗き込みます。

小野田「その人たち、どんなレースを……したの」

今泉「出走は4人。1人は落車で、2人逃げにのってる」

小野田「4人…!!」

鏑木「なぬ、ちょい興味あり!?」

小野田は膝の上でぎゅっと拳を握ります。

今泉「最後500mで前の2人に追いつき__」

小野田(そうか、チームを作れたんだね、雉くん!!)

笑顔になる小野田。

小野田の表情の変化に気づく鳴子。
今泉もレースの話の途中でしたが、小野田に聞きます。

今泉「知ってるのか」

コクっと頷く小野田。

鏑木「まじすか」

鏑木も驚き増す。

今泉「そのまま__2人を引き千切り力ずくでゴールしたそうだ」

鏑木「!?」

小野田「雉くんらしい勝ち方だと思います」

鏑木「『くん』?! マジの知り合い!?」

小野田「彼は、MTB競技の2連続インターハイ覇者です。今年はロードにも参戦してインターハイの優勝を狙うそうです!!」

小野田の言葉に衝撃を受ける今泉、鳴子、鏑木。

鏑木「ちょ…何すかそれ。マジすか。MTB!? そ…ヤベーやつじゃないすか!!」

今泉(MTBだと!? しかも二連覇!? それが雉弓射!!)

鳴子(マジか!! 他競技参戦!! 正直MTBは完全ノーマークやったわ!! そいつがロードに来る!!)

今泉「ヤバイ…のか?」

小野田も立ち上がって答えます。

小野田「強いです。もしかして__一発の登りだけなら、ボクより速いかもしれません!!」

今泉(!!)

鳴子(!!)

鏑木「ぎょえ。ていうかインハイ狙うって…ガチの敵じゃないすか!!」

小野田「去年の夏に峰ヶ山で会って、レースを見せてもらって、そして__去年の秋に、もう一度会いました。その時…二冠を狙うって言ってました。けど、MTBは1人…だから、ロードはどうやってやるのかなって…うまくいってるのかなって心配してた。冬に一度メールした時は、『強力な助っ人が来てくれたヨン』て返事があって__」

鏑木(ヨンって何だ)

小野田「今のそのニュースを聞いて安心した。よかったよ。チームができれば、インターハイの可能性はうんとあがるから」

今泉「……」

鳴子「…」

小野田「インターハイに来てくれれば、一緒に走れるから!!」

小野田は真っ直ぐな眼差しで言い、今泉も鳴子もそれを受け止めます。

鏑木「いや、来ない方がいいでしょ、そんなヤツ__!!」

鳴子「カッカッカ。鏑木おまえ、まだ小野田くんのこと理解しとらんな」

鏑木「え!?」

鏑木「小野田くんのモチベーションは常に『勝つこと』より『一緒に走ること』なんやで!!」

今泉「いいだろう。敵が強けりゃオレたちも強くなるまでだ!!」

鳴子「いくで!! 今日の練習も一層気合い入るわ!! いや二層や!!」

今泉と鳴子は言いながら、小野田と鏑木を屋上に残し、二人で階段を下りて行きます。

今泉「来ると思うか。群馬陵成」

鳴子「ああ、たぶん。いや三層やな…。県予選まであと一か月はある。レース慣れしとるヤツなんやったら、細かいとこ修正してくるやろ」「カー!! しっかしやること多っ!! ただでさえ箱根学園(ハコガク)さんや京伏さん__広島なんかの対策も考えなアカンのに、今度は群馬て!! ま、レースが始まれば、この天才鳴子が、スァーって一掃したるけどな!! 事もなげに!!」

今泉「たまには頼もしいじゃないか!!」

鳴子「たまにてどゆことやねん。おまえホンマひとこと多いな」

今泉「?そうか?」

鳴子「感心だけしとけ!! へーとか、ほーでええねん」

今泉「へー」

鳴子「心こめてー!!」

 

一方、屋上に残っている小野田は空を見上げていました。

小野田(雉くん…すごいな……)

鏑木「一人で出会ってずるいですよ」

鏑木の声はまるで届いていないようで、小野田は一人で思いを馳せます。

小野田(どんどんインターハイに近づいてる。ボクなんか最初、出るので精一杯だった)

鏑木「こんどはオレも誘って下さい」

鏑木は全く聞いていない小野田に向かって90度に頭を下げながら言っています。

小野田(いつも一段とばして登ってる感じだ。雉くん…!! 真波くんとは少し気が合いそうな気がするな)

雉が『ヨン』と言い、真波が『あはは』と笑っている様子を空に思い描く小野田。

小野田(御堂筋くんとは___……うーん…どうかなー、会話するかな?)

 

 

そんな小野田の想いから、場面は京都へと移ります。

京都伏見 自転車競技部 部室

御堂筋「ハァ~~~~!? 群馬ぁ?」

小鞠にマッサージを受けながら、船津の報告を受けている御堂筋。
顔のサイズだけで船津の倍くらいの大きさに描かれています。

船津「そ、そや。い、一応、細かいことでも報告しろ言われとるから。まあオレは大したことない記事やと思うとるけど、報告は以上や。…ま、一応な…」

御堂筋「イチ…?オウ!? 船津クゥン!! はぁ?大した、こと?ない?今の情フォウが………?」

船津「あ…ああ、そや。御堂筋くんは気にする必要ないと思うで。あ…ちょっと群馬上水の番狂わせがあっただけや…」(く……プレッシャーは人を大きく見せるいうけど…御堂筋のヤツ…3年上がって更にプレッシャー増すようになって。今じゃ部室いっぱいに感じるんや……)

御堂筋「船津クゥン」

船津「お、おう…」(うう、髪の毛が迫ってきとるように感じる)

船津が感じる状態を表現して、御堂筋の髪の毛が伸び、蛇のように船津に絡みつこうとしています。

御堂筋「ひとつ……噂を耳にしとったよ?ボクゥは…群馬のォ、『山の皇帝』よばれる男が、ロードのチームをつくろうとしとる…いう噂をォ…その小さなレースで勝った男の名はァ、“雉弓射”やろォ!?」

御堂筋は巨人のようで、彼の発した言葉が暴風となって船津を襲います。

船津(で…かすぎやろ…!!)「うっく、うあ!!」

船津は風に飛ばされそうになりながらもスマホでニュースの記事の続きを見ます。

船津「ホ、ホントや。『雉』!? え!? こいつ」MTBで…二連覇しとるよ。みどっ……」

船津が先程まで御堂筋が横たわっていた場所を見ると、その姿が消えています。

船津「ああっ、もう外へ…、マッサージは終わったんか…は、速い…」(最近速いしデカいし…こっちも3年やのにプレッシャーに押されまくりや…。近頃は小鞠までデカく見えるんや……)「小鞠が連れてきたっていう、新一年生のあいつまでも!!」

『◎潰れそうなほど巨大なオーラ!! 次号、パワーアップした京都伏見が!?』という文字とともに、御堂筋と小鞠が他の部員よりはるかに大きく描かれ、そして船津の言葉にあった新一年生と思われる人物のシルエットが描かれて、今週はおしまいです。

 

 

 

来ましたねー!!!
京都伏見!御堂筋と小鞠。加えて強力そうな新一年生も。
どんな人物なのでしょうか。
早く見たくてたまりません(≧Д≦)
それにしても今週、“プレッシャーで大きく見える”と言っても、その描写がすごいっ!
完全に進撃の巨人でサイズです。
船津、御堂筋の口に入りそうですもん(^-^;
あれ、これ弱虫ペダルだよね?って確認したくなるレベルで進撃の巨人のようでした。笑
最後のページでは小鞠もしっかり巨人化してましたので。
要するに小鞠くんも更に強くなってるという事でしょう。
群馬陵成も楽しみですが、やっぱり京伏!
今年もすごい事になりそうで楽しみです♪
さらに今週ちょっと嬉しかったのは、鳴子が今泉と話す中で、箱学、京伏に加え、広島も対策をねるチームとして上げていたところです。
広島呉南はアニメで超不遇だっただけに、とてもとても応援したいチーム。
待宮、浦久保とインハイを走ってきた東村が三年になった今年、どんなチームを作ってくるのか。
そちらもすごく楽しみにしています!

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