あっという間にまた木曜日がやってきました🎶
1月は特に仕事が忙しいので。
本当に一瞬で一週間が過ぎていた感覚です…💦
なんてつまらない仕事の話はさておき、今日発売の週刊少年チャンピオンのお話に入らせてもらいます。
以下は今週の弱虫ペダルの内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
今週の弱虫ペダルは『◎彼らに部室ができる前日の話__』と綴られ始まります。
一日前
群馬県
群馬サイクル
スポーツパーク
県北部
大峰山の中腹にある
自転車専用サーキットで
一周6kmのタイトな
コーナーやアップダウン
終盤のキツイ坂もあり
変化に富んだコースである
群馬でのレースは
度々ここで
開催される
この日も
春の群馬高校生
チャレンジカップ
が行われ
会場にいる
誰もが
インターハイ出場
常連の強豪
群馬上水工業が
圧勝すると思っていた
そんな説明とともに描かれるのは、群馬上水工業のエースらしき選手(戸牧)と、同じ学校の選手
戸牧「今日のレースも、単にオレたちの『見せ場』だなァ。大きい声じゃ言えねェけど、敵きゃいないべ?」
もう一人の選手「だな。西前橋も利根川商業もまァ…にぎやかしだァ」
二人が話していると、おかっぱ頭にメガネをかけた女子マネージャーが話しかけてきます。
マネージャー「あ、あの。あのですね。一応報告なんですけど、今日初めてエントリーしてるチームがあります。
戸牧はマネージャーを一瞥します。
戸牧「あのさぁマネージャー?キミまだ入りたて?1年?そういうの、“しょうもない情報”って言うんだよ」
マネージャー「あっ、えっ、すいまえん」
戸牧「聞いてやるよ。どこ?」
もう一人の選手「そんで2秒で忘れるんだろ、戸牧。ハハハ」
マネージャー「あ、はい。よ…4名出走で…榛城市にある……群馬陵成学園高等学校です」
そんなマネージャーの言葉とともに、場面はその群馬陵成の選手4人に移っていきます。
雉と壱藤の他、2名の選手で合計4名。
開田という長めのツンツンした前髪、目が細めの黒髪の選手と、園本という、一瞬リーゼントの様にも見えそうなもさっとした黒髪の選手です。
壱藤は腕を組んで佇んでいるも、実はブルブル震えていました。
壱藤「う、う、おおおお~~~~~~~!!」
声をあげ、屈伸運動の様な動きをする壱藤。
壱藤「うわわ、初レースですよ、初レース!! ロード!! 大丈夫すかね、雉さん!!」
雉「うん」
壱藤「即答!? つうかオレがダメです。チビりそうです!!」
落ち着いている雉とは対照的に、壱藤は緊張で騒いでいます。
壱藤「すげー人数いるし、地面アスファルトだし、道幅広いし、自転車も__何度乗ってもMTBと比べて細くて頼りないし」
雉「でもこいつ、扱いやすいよ、軽くて」
雉は自身の乗っている自転車を指して言います。
雉「ひょいってもち上がるし」
わざわざ一度自転車を降りて、持ち上げて見せる雉。
壱藤「コ…コントロールの話じゃないすよ。レースですよ。何でそんなに落ちついてられるんですか!!」
雉「レースなんて今まで何度も出てきたでしょ」
壱藤(………)
雉の言葉にはっとします。
雉「変わんないよ、それと。自転車が集まって__誰が一番強いかを決める。最後まで力を残して、敵を見て冷静でいられたヤツが勝つ___それだけでしょ?」
雉は壱藤に続けます。
雉「雨が降ってコースがぬかるんだり、MTBのレースだって条件はいつも変化してる。自転車が変わって路面が変わっただけ__いつもと変わらないヨン。考えるのは、どうやって勝つか__だけだヨン!!」
壱藤「…!!」
雉「緊張なんか要らないでしょ。行こっ♪」
雉はスタート前のゲートの方に向かって進み始めながら言います。
雉「叫んだら?いつもみたいに」
アナウンスが『間もなくチャレンジカップ、スタートです』と告げています。
壱藤(いつも……)「は!! はい!!」
雉に言われた壱藤は叫びます。
壱藤「フォウ!!」
スカートの合図が鳴り、レースが始まります。
雉「開田くん」
開田「はい」
雉「園本ちゃん」
園本「ああ!!」
雉「誰かとびだしたら、追いかけて一緒に逃げて」
園本「おう」
開田「はい」
雉「壱藤くんはオレの前走って」
壱藤「はい!!」
雉「今日はとにかくあの『上水』の動きを見て走るから!このレースはどうやら彼らがコントロールするみたい。よく観察して。注意深く。オレたち陵成は、上水工業(かれら)を倒してインターハイにいくんだから!!」
壱藤・開田「はい」
園本「おお!!」
そんな陵成学園の近くを走っていた選手ははっとします。
選手(!? 今インターハイってきこえた!? え!? あれ、あいつ!! いや…違う…似てるだけだ。ここにいるわけない。あいつはMTBだから!!)
ここからしばらく、台詞なしでレースの様子が描かれます。
雉の支持で開田や園本が飛び出す様子。
そして雉を引く壱藤の前で横転する選手。
それを避けきれずに自身も横転、落車する壱藤。
そんな壱藤の後ろを走っていた雉も巻き込まれるてもおかしくない状況下。
雉はなんと、落車した壱藤達を華麗にジャンプで飛び越えていきます。
周りの選手が『とんだァーー!!』と驚き声をあげる中、雉は駆け抜けて行きます。
壱藤(すいません、雉さん。オレよけきれずに__あとお願いします!!)
雉(了解だヨン♪)
壱藤の思いも受け取って雉は進みます。
雉「ハヤァア!!」
そんな様子をみていた雉の後方の選手からは『何だかあいつ』『とっさに飛びこえた』『バイクコントロール上手ぇ!!』と驚きの声が次々にあがっています。
雉(うん、うん、ナルホド。これがロードレース。役割を分担できるってイメージかな?全部を一人でやらなくていいんだ。うん、これはこれで、おもしろいかもね!!)
そんな事を考えながら走る雉は、トップを走る上水工業の二人に追いつきます。
上水の選手「な、なんだ!?」
戸牧「え、あ!? “陵成学園”!?」
ゴールまでのこり500mの地点です。
驚いた戸牧は叫びます。
戸牧「バカヤロ。誰だてめェ。ここはオレたち上水工業のワンツーが…決まる場所なんだよ!!」
上水の選手「戸牧!!」
上水の戸牧ともう一人の選手は加速します。
雉「そうやって力勝負?いいヨン!! けど、ごめんちゃい。一発のパワー勝負なら、MTBのこの脚の方が」
言いながら雉は思い切り踏み込みゴールに向かいます。
雉「はるかに上だヨン!!」
雉は真っ先にゴールラインに達し、高らかに拳を上げています。
雉のゴールで会場にアナウンスが響きます。
『フィーニッシュ!! 優勝は上水工業…え!? いや…りょ、陵成学園!! 群馬陵成……ゼッケン…78番…雉弓射!!』
応援しに来ていた会場の人々もどよめき『りょうせい?』『どこ!?』『キジ!?』『誰だ!!』と次々と声があがります。
スタート前に上水の戸牧達にバカにされていたマネージャーも改めて驚いています。
マネージャー「あの人…すごっ」
会場のアナウンスも伝えています。
『ゴール前の驚異的な加速…何だったんでしょうか、今のは…』
人々が驚く中、雉は余裕です。
雉(よし。まずは一勝__と)「ヨン♪」(届くかな__皆に)
そんな雉の思いが綴られた後、場面は埼玉県の長瀞町に移ります。
そこで描かれるのはMTBで走り込んでいる雷音と、兄のもとに駆け寄る鈴音。
鈴音「お、お、お、お兄ちゃーーん。ちょ、ちょ、ちょ」
雷音「何だ、鈴音。慌てて…」
鈴音は持っていたスマホの画面を見せながら言います。
鈴音「これ見てよ、ニュース!! 昨日のこと!! あいつが!! ロ、ロ、ロ、ロードレースで…。去年の秋、言ってたじゃない。ほら、ロードもやるとか訳わかんないこと!! 優勝だって!!」
鈴音はスマホを兄に渡し、続けます。
鈴音「今年のロードのインターハイにも出るかもって書いてある。お…、ロードやれ!! お兄ちゃんも!!」
雷音「やるかっ!! オイ!!」
雷音は返します。
雷音「オレはMTB命なんだよ。浮気はしない!!」
鈴音「えー」(そうゆうとこ好きだけど)
そして場面は千葉県、総北高校へと移ります。
スマホでニュースを見ていた今泉が声をあげます。
今泉「誰だ…こいつ…。“鮮烈優勝”__か」
今泉のスマホ画面を見た鳴子も言います。
鳴子「3年か…同学年やな。けど聞いたことないな。一回も」
今泉は鏑木と話していた小野田に声をかけます。
今泉「おい、小野田。群馬で小さなレースが行われた。そこで強豪上水工業を破った無名の選手がいる。雉弓射って知ってるか」
その名前を聞き、あんぐり口を開ける小野田。
『◎ダークホース台頭!! その名、千葉まで届く!!』と綴られ今週はおしまいです。
やっぱり面白いですねー!!
雉くんカッコいい!!
小野田と戦った時は特に気にとめなかった壱藤も、今となっては私には可愛く見えてしまってヤバいです。
群馬陵成めちゃくちゃ応援したくなってきました😆
まあ、実は私は小野田くんが三年連続優勝でレジェンドになるというのを一番希望しているのですが。
やはりレースは面白くなくては!
という事で、箱学、京伏、呉南に続いて陵成、すごく期待してしまいます✨
ちなみに陵成の雉&壱藤以外の選手。
開田くんと園本くんには非常に申し訳ないですが、顔の印象と台詞からして、陵成は雉がすごく強いけれど、箱学みたいに全員がエースですという布陣にはならないのかなぁと感じました。
陵成学園の華々しいデビュー戦、雉の名前はしっかり千葉にも届いたわけですけども。
ひとつ思ったのは、今泉とかが見ているニュース。
記事を書いた記者は自転車の事にそこそこ詳しい人なら、MTBのインハイ二連覇の雉弓射って知ってそうですが…。
ニュースはどんな風に書かれているんでしょう。
私にも読ませて欲しいです。
今週は先週に引き続き、群馬陵成の事が描かれていました。
次はそろそろ京伏の方も、どうなっているか描いて欲しいです。
あと、段竹の状態はどうなんでしょうか??
弱虫ペダル、気になる事がありすぎます!!
早く続きが読みたいです。