こども達(小学生2人)が夏休みに入ったので、怒涛の日々です💨
学校って、給食って、有り難いなぁとしみじみ噛み締めております。
さて、そんな今日は木曜日💡
週刊少年チャンピオンの発売日ですね✨
以下は私の大好きな弱虫ペダルのお話に入って行きますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◎ケイちゃんの勝利の秘策とは!?』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
ロクちゃんこと六代は、ケイちゃんと恭ちゃんと一緒に体育館にいます。
ロクちゃんは花見山と書かれた中学時代のジャージを、ケイちゃんと恭ちゃんは花見山と書かれたバスケのユニフォームをそれぞれ着ています。
ケイちゃん「あと10日しかない!! 10日でヤツを追い抜く体をつくる!!」
恭ちゃん「正確には9日だけどな!!」
ロクちゃん「もう~~びっくりしたよ。2人が一緒に入るなんて言い出すから~。事前に言っといてよ~。事前に言われてもびっくりしたけど~」
ロクちゃんは言いますが、ケイちゃんは気合いの入った表情で続けます。
ケイちゃん「秘策がある!! うで立て30、腹筋30、背筋50×3、プランク1分間×3、スクワット50!! これを10日間やり続ける!! 朝と昼休みと部活のあとに!!」
恭ちゃん「正確には9日間だがな!!」
ロクちゃん「う、うん!!」
ロクちゃんはケイちゃんに足を抑えてもらい、まずは腹筋を行います。
その横では恭ちゃんがバスケのボールを片手でくるくる回しています。
ロクちゃん「ていうか」「これって…」「単なる、筋トレじゃない!? っテ!?」「ケイちゃん秘策だっテ…」
腹筋でハァハァしながら、ロクちゃんは言います。
ケイちゃん「ああ、安心しろ。これが秘策だ。筋トレは全ての基礎だ」
ロクちゃん「基礎…?」
ケイちゃん「基礎とは土台だ!! 土台が不安定だと家も建たない!!」
ロクちゃん「う、うん」
ケイちゃん「恭太郎」
恭ちゃん「ほいっ」
ケイちゃんの合図を受けて、恭ちゃんは持っていたボールをワンバウンドさせてケイちゃんにパスします。
ケイちゃん「ロクちゃん」
ケイちゃんは恭ちゃんからパスされたボールを、今度はロクちゃんにパスすします。
ケイちゃん「ドリブル」
ロクちゃん「はいっ」
ロクちゃんはドリブルを始めますが、全く続かず、ボールはあっという間にどこかへ転がって行ってしまいます。
ケイちゃん「シュート」
ロクちゃんはバスケゴールに向かいボールを投げ入れようとしますが、見事に外れ、シュートは決まりません。
ロクちゃん「やっぱりムリっテ~」
ショックを受けたような顔のロクちゃん。
ケイちゃん「確かにロクちゃんはバスケが苦手だ。だが、この3年間、ロクちゃんは、筋トレメニューの時だけは、オレたちと一緒にやってきた。『自分だけ見てるだけっていうのは悪いから』とおまえは言うが、オレはその基礎にこそ、強みがあると思っている!!」
ロクちゃん(え)
ケイちゃんの自信に満ちた言葉を、恭ちゃんも黙って聞きます。
ケイちゃん「そして基本的に、直進のみの運動を行う自転車競技には、これはオレの肌感だが__その基礎が最も重要なんじゃないかと、オレは踏んでいる!!」
ロクちゃん(え、基礎…!!)
ケイちゃん「さぁ、まだ続けるぞ。もう1セットだ、ロクちゃん!!、」
ロクちゃん「う、うん」
ケイちゃんちゃん「オレたちもつきあうぜ!!」
恭ちゃん「うおお!!」
そんな3人の筋トレのシーンから、場面は自転車競技部の部室へと移ります。
ドアには『ミーティング中、入室は必ずノックすること!』というプレートが掛けられています。
部室の中には、今泉、鳴子、小野田、幹に杉本が地図を広げて真剣な表情です。
鏑木や段竹もいます。
今泉「今年の1年生レースは正回りだ!!」
今泉が机の上に広げられた地図に手を置き、言います。
今泉「去年はダムの方から登る逆回りだった」
鏑木「オレが優勝したヤツすね!! ハハッ」
今泉「毎年、正・逆を入れかえて行う。今年は」
鏑木「盛大に無視!!」
今泉「オレたちが1年生の時に闘ったルートと同じコースだ!!」
今泉の言葉を黙って受け止める鳴子、小野田。
小野田は自分が1年生レースを走った時の事を思い出しています。
小野田(1年生レース……!!)
今泉「これまでに入ってきてる1年生は11名。初心者が多くて8名___。経験者は3名だけだ」
鳴子「そこや!! そこやでスカシ!! 二連覇チームにしては少なすぎると思わんか!? 何かあるで!! こうなった原因が!!」
今泉「ああ。部活動訪問の際に赤髪のヤツのローラーがガチすぎて引いたという報告がある」
鳴子「カッカッカー。そらどこのウワサ話やねん。ワイが原因なわけあるかー!!」
幹「鳴子くん、ちょっと言いずらいんだけど__」
鳴子(?)
幹「来ていた1年生に…アンケートとりました」
幹が張り付いたような笑顔のまま鳴子に告げます。
鳴子「ガチのヤツかーい!!」
今泉「ま、あくまで意見のひとつだがな。村紙、木中、古屋、この3人の経験者の中から、インハイレベルの走りをするヤツが出てきてくれりゃあ問題はない」
今泉が話している背後では、鳴子と幹のやり取りが続いています。
鳴子「ほ…他には!?」
幹「さけびがこわかった」
鳴子「うお」
幹「赤がこわかった」
鳴子「マジか」
幹「何で関西人?」
鳴子「ほっとけ!!」
今泉「村紙はたんたんとしたヤツで、レースでも10位そこらではゴールしてる。古屋はペースメーカーみたいだ。山は悪くない。峰ヶ山の中学の部では6位だ」
小野田「しょ…初心者の8名の中からも、がんばる子がいればいいよね」
今泉「ああ。それを見極めるのが1年生レースだ。闘いの中から生まれてくる才能もある。勝ちたい、抜きたい__一緒に走りたい。2年前の『1年生レース』意外なところで才能を発揮したおまえはその張本人だ。見た目だけでは何とも判断できないさ。この間入ってきた、バスケ部のデカいのと小さいのの3人衆、あの中から自転車に向いてるヤツが出てくるかもしれねェ」
小野田はその言葉を聞いて、裏門坂でロクちゃんと走った時の事を思い出します。
小野田(名前はたしか『六代』くん。裏門坂で声をかけた。部活動訪問の日も、終わっても一人だけ残ってじっとこっちを見てた。最後は何も言わずに立ち去ったけど、なんかすごく気持ちわかった。話しかけたいけど、話しかけられないんだ。裏門坂のお礼かなって、あの時は思ったけど、まさか入部してくるとは思わなかった。寒咲さんが昔言ってた、自転車は気持ちが前に進める乗り物__だとしたら__)「彼が成長する姿を、近いうちに見れるかもしれないな」
小野田は部活動訪問の日の事、ロクちゃんが入部届を持ってきた日の事を思い出しながら一人言を言います。
今泉はそんな小野田の様子を見ています。
小野田(あの日も、すごいふるえる手で)
小野田はロクちゃんが部室に入部届を持ってきた日の事を思い出します。
ロクちゃん「入部届です。…よかったら…受け取って…ください…」
ケイちゃんや恭ちゃんは、今泉や鳴子と話していましたが、ロクちゃんだけ、小野田の方へやってきて、小野田に入部届を差し出したのでした。
ロクちゃん「調べました。…あの、すごいチームだっていうのは知ってますっテ。いや、ホントのところはわかっていないかもしれないですけど…いっ一生懸命頑張りますっテ。なので…」
ロクちゃんは頭をさげつつ、入部届を差し出します。
小野田「うん。受理するよ」
小野田は笑顔で受け取ったのでした。
ロクちゃん「あ、ありがとうございますっテ」
小野田はその時のロクちゃんを『すごく嬉しそうだったから』と振り返り、回想が続きます。
ロクちゃん「やったよ、ケイちゃん、恭ちゃん」
小野田に入部届を受け取ってもらえ、喜んでケイちゃんとロクちゃんの方に駆け寄るロクちゃん。
ケイちゃん「泣くなよー」
そんな3人の姿を今泉は「『テ』って何だ」と眺めていました。
ロクちゃん「あ…あの、裏門坂先輩…」
小野田(裏門坂…?)
ロクちゃん「ひとつ……テ、きいても、いいですか…」
小野田「え!?」
ロクちゃんが入部届を出した際の事を思い出している小野田でしたが、その思考を鏑木の声が遮りました。
鏑木「あ、これ木中じゃないすか」
小野田「!」
鏑木「こいつ、総北来てたんすねー。知ってますよ、次直くん」
今泉「!」
小野田「……」
今泉「おまえがか、鏑木ー。そいつは経験者3人の内の一人だ。たしか六代てのと同じクラスだな」
小野田(六代くん…)
鏑木「段竹とチームSSで走ってる時、入門希望で来たんすよ。な?」
鏑木は段竹にも木中の入部届を見せます。
段竹「ああ、こいつか。覚えてるな」
鏑木「そん時の走りは悪くなかったですよ。ハハッ、何か言ってることはすげー薄味ですけど、足は太かったですよ」
鏑木のそんな言葉とともに、場面は一度、部活中の一年と一年生に付き添う二年生に移ります。
定時「おん!! この先はカーブだから気を付けて」
木中「はいっ!!」
定時「今日はコースを覚えるだけでいいからね」
木中「はいっ!!」
定時の後ろについて走っている木中。
どうやら、小野田達がミーティング中、他のメンバーは一年生を連れて練習に出ているようです。
木中(杉本さん…だっけ、この大きい人…。抜いていいのかな。いやいや、何考えてんだ。ダメダメ絶対!! 先輩なんだから!!)
鏑木「ひとつ、欠点があるんですよ、あいつ。とにかく先輩には萎縮するタイプのヤツなんです。それでSSの入門落ちたんすけど」
今泉「マジか」
鏑木「けど、同級とか、下には強いんで」
今泉「そいつ性格大丈夫か!?」
鏑木「1年生レースにはたぶん__」
ここで再び少しだけ、定時と走る木中が描かれます。
木中は走りながら、数日前の出来事を思い出していたのでした。
木中(それにしてもあれはムカついたな。皆の前でオレの頭わしづかみにしやがって。あの六代ってヤツと、そのとりまき2名……やってやる…やってやるぜ絶対)
木中の胸中が描かれた後、再び鏑木の言葉に戻ります。
鏑木「あの木中次直は、1年生レースには強いすよ!!」
鏑木のそんな言葉を残しつつ、場面は1年生レースの日へと移っていきます。
六代 入部から
10日後
1年生レース
当日
スタートまで
10分
『◎次号、レース直前、激熱巻頭カラー22P!!』と綴られ今週はおしまいです。
木中くん、性格大丈夫か!?笑
今週はテンポ良い会話が面白かったです😄
次回から始まる一年生レース、楽しみですねー🎶
ロクちゃんはここで才能の片鱗を見せるのかなぁなんて、ある程度安心して読めるのですが、気になるのはケイちゃん&恭ちゃんです。
今週冒頭でバスケのユニフォームを着ている姿を見ると、やっぱり二人の入部は期間限定なのね……と寂しくなってしまったり。
私的には是非3人で残って欲しいです😣
一年生レースはロクちゃん達3人vs木中がメインになってくるのでしょうけれど、村紙、古屋の二人もどんな感じか楽しみです。
まだ気が早すぎますが、小野田達が卒業した後の、総北魂を受け継いでいく次世代メンバーですからね!
強くなれる子達でありますように~なんて。思ってしまいます😌
次週はお盆でチャンピオンがお休みなのが残念でなりませんが。
まもなく12日の別冊少年チャンピオンの発売日ですので✨
お休みの期間はそちらを全力で楽しみたいと思います😆