2週間ぶりの週間少年チャンピオン発売日です😆
久しぶりに弱虫ペダルの読める嬉しさったらありませんね🎶
というわけで、早速ですが今週の弱虫ペダルのお話に入らせて頂きます💨
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◎今回、野川文房具店を訪れる人物とは…!?』という文字が綴られ始まる今週。
箱学の追い出しレースの話とは別の特別編。
以前、真波が星のシールを買いに行った野川文房具店の店主野川さんのナレーションで話が進んで行きます。
ここは
野川文房具店
箱根学園のそばにあり
生徒入れ食い状態の
ズブズブな__おっと
生徒さんの要望に沿った
商品展開をしている
信頼の文房具店である
オレは
野川幸二郎(42)
この店の店主だ
野川文房具店内では訪れた箱根学園の女子生徒が、もふもふした筆箱を手に取り、『わー、かわいい』などと騒いでいます。
野川(そう、それは最近流行ってる水産物筆箱シリーズ!! 私が見立てて仕入れておいた!!)
触っていくがいい
そして
勝っていくがいい!!
野川さんがそう思っているそばから、『これくださーい!!』と声が上がります。
野川「まいだーりー」
野川さんはフッと笑った後にポーカーフェイスで言うのでした。
野川「袋には入れるかい?」
女子生徒「そのままでいいですー。連れて帰りまーす」
野川「はっはっは___」
客の女子生徒とそんな話をしながらも野川さんは思うのでした。
野川(フッ、また追加の仕入れが大変だな。1クラス3つ売れたとして学年で…25~30個。それが3学年!! いやはやまた忙しくなるぞー!! 揃っていないものなどない。それが野川文…)「はっ」
などど
考えていたら
ふと
1年前の春の
ある出来事を
思い出した
1年前 春___
カラカラと野川文房具店のドアを開けて入ってきたのは___
福富寿一でした!
福富「ないか……」
店に入った瞬間にそう呟いてUターン、出ていこうとする福富。
野川「ちょい___っ!!」
野川は慌てて福富に声をかけます。
野川「キミキミちょいまち」
どたたっと福富の方に近寄る野川。
福富「!」
野川「何を探してるのかな!?『ないか……』って今言わなかった!?」
福富「……」
野川「うちにない?ないっていうのはちょっと気になるなー。きになりますねー」(生徒さんの『欲しい』を全て取り揃えている、それが)「野川文房具店なのだから!!」
野川さんは『野川ブランド!!』と呟きながら拳を握って意気込み十分です。
福富「……………………」「いえ……見回したところなかったので、置いてないのかと………失礼します!!」
野川「一応そういうのは尋ねた方がいいと思うなー!! 店主であるわたくしに!!」
福富「いえ!!」「このファイルを…」
福富は鞄の中から使い込まれた雰囲気のファイルを取り出します。
野川「あっあ__!! そのタイプね。そういうことね。奥にあるのよ、奥に!はい同型のファイル!! 色違いもあるよ」
野川は福富の言葉を遮る勢いで店の奥から福富の出したファイルと同型のものをとってきました。
福富「失礼します」
しかし福富はファイルを買おうとはせず、くるりと向きをかえて、店を出ていこうとするのでした。
野川「聞かせてくれ。何が欲しかったのかだけ!!」
福富「物ではないので…」
野川「物じゃない?え!? 愛情…?そういえば確かに表情がとぼしいような…」「あーもしかしてキミが欲しいのは『友人』!? おしさんが代わりになってあげようか?」
店先でそんな押し問答をしていると、箱根学年の生徒がもう一人、ヨロヨロと近づいてきます。
その生徒とは、荒北靖友です!
荒北「何モメてんだヨ、福チャン!!」
福富「ああ荒北」
野川「あ、友人いた」
荒北「終わったのかヨ!! 自転車部(チャリぶ)の今年のレースの計画表のコピーはァ!!」
荒北はしゃべりながら店内に入り、コピー機のところまで歩みを進めます。
福富「まだだ。見回したがなかったので、下のコンビニまで歩こうと」
野川「コピー機ィィ!!」
荒北「柱のカゲにあってよ。見つけづらいけど、あんだヨ」
福富「おお!!」
野川「あるよ。ありますよ、ちゃんと」
荒北「貸せよ、やってやんヨ。ったく学校のコピー機すぐぶっ壊れるからなー」
野川(は__単にコピー機が探せなかっただけか!!)
福富と荒北の会話に置いてけぼりになった野川さんは心の中で叫ぶのでした。
野川(まあでもいいだろう。やはりうちに揃ってないものはなかった!!)「ごゆっく……り」「!」
福富に必要なページを聞いてコピーを行う荒北。
そんな荒北を見た野川さんははっとします。
野川「!?」(え!?)
荒北が『オレもこの店久々に来たぜーハッ』と言っている、その横顔を見て。思い出したのです!
野川(!?)(!? ああっ、この子は…たしか…たしか2年程前にうちに来て)
その2年前を思い出す野川さん。
場面も2年前にさかのぼります。
荒北「おい店主!!」
勢いよく野川文房具店にやってきたのは荒北です。
そしてその頭はバリバリのリーゼントでした。
荒北「ハサミあるカヨ!! この店で一番切れるヤツゥ!!」
2年前、当時1年生の荒北靖友に当時39歳の野川はびっくりします。
野川「え……ハ サミ?」
ごくりと唾を飲み込みながら聞く野川さん。
野川「な……何に使うんだい?」
荒北「アァ!? 決まってんだろ。もう要らなくなったからヨ。切んだヨ、バッサリと。このリーゼントを!!」
ここで話が福富とコピーをしている荒北たちに戻ります。
野川(ハサミ買っていった、あん時の子だ__!!)(何か目つきが少しだけやさしくなってる!)
リーゼントを切った姿の荒北に気づいた、そんな話を思い出し、野川さんは『フッ』と笑います。
『◎次号、追い出しレース編再開!! エース対決白熱関東カラー!! 増大27P!!』と綴られ今週はおしまいです。
今回の野川文房具店のお話は副ちゃん&荒北でしたー❗うれしー😆✨
やっぱり箱学は副ちゃん世代が好きです😌💓
出てきてくれるとテンション上がりますし、なんか安心感を覚えてしまうメンバーだなと思います。
文房具店の野川さん、欲しいのは愛情…?とか、面白かったですね✨
欲しいもの、友人だったら自分が友人になっちゃうとか、いい人ですし。笑
今回のようなお話が読めて、箱根学園のコピー機、壊れてくれてありがとう!って感じでした😆
前回は真波&泉田(泉田は小さな一コマでしたが)、今回は福富&荒北と来たので。
ぜひぜひぜひ!次は東堂&新開をお願いしたいです❗
そして東堂と言えば…今日は木曜日であると同時に12日💡
別冊少年チャンピオン発売日でもあるので✨次の記事では別チャンのお話を書きたいと思います💨
東堂……ため息出るほどかっこよかった😍
って、野川文房具店の感想じゃなくなってしまっててすみませんー💓