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弱虫ペダルRIDE.676『夏のくも太郎1』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日になりました✨✨
今朝ちょっとトラブルがありまして。記事のアップが遅くなってしまいました😱
遅くなったので…前置きはさておき、今週の週刊少年チャンピオン、弱虫ペダルのお話、させて頂きます💨
以下は内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

今週の弱虫ペダルは『◎激闘続きの箱根学園から舞台は変わり総北高校では!?』と綴られ始まります。

千葉県
総北高校

2年2組の教室で今泉が小野田の席を訪ねます。

今泉「おいおい、小野田」

小野田「! あ、今泉くん」

今泉「またそれ見てニヤけてんのか?」

小野田「へへっ」

今泉の言葉に目を細めて笑顔を返す小野田。
彼の両手に包まれていたのは、小さなクモらしきものののぬいぐるみでした。

今泉「その……何だっけ、ニョロ太郎?」

小野田「『モグモグリン子』のいやし系キャラ、くも太郎です。ニョロはくも太郎の口ぐせです。糸を出す時、『くもにょろ~』って…」

今泉「あ…ああ、そうだった、それ!」(意外にシンプル)

そんな会話を交わしながら、二人はおもむろに教室の窓の外を眺めます。
広がる青空を見つめる二人。

今泉「もう…夏の話だぜ?」

小野田「うん、だけど今でも思い出すんだ。はっきりと」

遠くの空を眺めながら、小野田は続けます。

小野田「高い山の上で、少し酸素がうすくて…風が涼しい感じと、にぎやかな皆の熱気と、そのあとの静けさと…」(あの手の温もり と)「一生忘れないかもしれないよ…」

今泉「…ああ、そうだな」

小野田「今年のインターハイの表彰式のあとの出来事は」

 

ここから場面が変わります。

 

インターハイ3日目
最終日
群馬 長野の県境
渋峠 標高2172m
特設表彰台

特設会場に、司会者の声が響きます。
『山岳賞を手にしたのは、初日2日目とゼッケンを獲得している最多ゼッケン葦木場拓斗選手__!!』

表彰台の上で長い両手を広げ、皆の拍手を浴びているのは葦木場です。

「ハコガクー!!」「神奈川ー!!」「でけぇ、あいつめちゃでかくない?」等の歓声が上がっています。

司会者が『花束と記念品が贈られます』と語るマイクの声が響く会場。
『表彰式選手控えテント』とかかれた札の近くでは、小野田がたくさんの記者に囲まれていました。

記者「サイクルタイムだけど表彰式を終えて今の率直な感想は?」
記者「2連覇どお!?」
記者「目線こっちもらえる!?」

矢継ぎ早に質問する記者の中央にいる小野田があたふたしています。

小野田「ひ~~~!!」

記者「ライバル真波くんと再び対決となった訳だけど、のこり2Kmのところでどう思った!?」

小野田「はいっ、えっ、2km!? え~~~~と…」

記者「勝因は!? 自分で分析してみてどお?」

小野田「しょういん…いや…ホントにチームの皆さんがですね…」

記者「笑顔でポーズください」
記者「こっちも!!」

小野田「えっ…ポーズ!?」

記者「ズバリ来年の目標は!?」

小野田「らいねん!? いやっ、その、まだ夏ですし…」

そんな記者に囲まれる小野田の様子を、少し離れたところから見ている今泉と鳴子。

今泉・鳴子「…………」

小野田の『ひ~~』という悲鳴が聞こえてくる中、取材の様子を遠巻きに見ています。

今泉「こりゃあ…」

鳴子「すぐには終わらなそうやな」

今泉「だな」「ま、去年もそうだったしな」

近くにあった座れそうな場所に腰を下ろしながら、今泉が付け加えます。

今泉「気長に待ってやるか」

鳴子「せやな!!」

今泉の隣に腰を下ろす鳴子。

するとそこに、ハコガクの泉田と黒田が通りかかります。

泉田「大人気だね、小野田くんは」

鳴子「おーーーおつかれした!! マツゲさん!!」

立ち上がって手をあげこたえる鳴子。

今泉「どもす」

座ったまま挨拶をのべる今泉。

そんな今泉の肩をポンと叩きながら、黒田が声をかけます。

黒田「じゃあな、エリート。いい闘いだった。来年もガンバレよ」

今泉「黒田さん…あ、はい」

結局今泉も立ち上がり、ぺこっと頭をさげ、二人を見送ります。

するとそこに、今度は寒咲幹が走ってきました。

幹「今泉くん、鳴子くん」

鳴子「お、マネージャーや」

今泉「どうした、慌てて」

鳴子「ワイら小野田くん待ちや。あと30分はかかるでー」

幹は相当急いできたらしく、ハッハッと息をついています。

鳴子「カッカッカー。優勝のトロフィーでも落として割ったかー?」

幹「巻島さんたち、帰るって。予約の飛行機の時間あるからって」

鳴子も今泉もはっとします。

幹「2人だけでも…最後にお礼言った方がいいかなって思って、チームテントに……」

幹は今度は先程走ってきた方に向かって再び走り出します。

鳴子「いや、そらおーきに…やけど…」「ちょっとくらいは待てるんやろ?言うても?小野田くんインタビュー中やで?」

幹「……………」
振り返って何も言いませんが、その顔が残酷な事実を物語っています。

鳴子「帰るって…巻島さん、飛行機て!! イギリスにやろ!? 去年のインハイ終わって、急に外国いって、おらんようになって。小野田くんめっちゃ落ち込んで、それでもめっちゃ頑張って。今回も最後1人で全部背負って走って闘って。なのに。もう帰るて……肝心な小野田くんとは、会わんのかい!!」

幹と今泉もやるせない顔をしています。

今泉「………何事にもリミットてのはあるんだよ、鳴子」

鳴子「うっさいわ。大人ぶるなやボケコラスカシ!!」

鳴子の叫びから場面は変わります。

 

手嶋や青八木らが、金城、田所、巻島の三人と話している姿等が描かれています。
主将としてでしょうか、金城に労われているような手嶋や青八木。
鳴子を介して話をしている田所と鏑木の様子。
巻島と談笑する幹。綾や古賀もその輪にいます。
それを少し離れたところから見た1年生は驚いています。
定時(すげー髪だ……おん)
段竹(立ち姿が斜めだ…)
定時・段竹(あれが巻島さん)

そして田所パンと書かれた車に乗り込み、運転席に座る田所と嬉しそうに握手を交わす青八木が描かれます。
その傍ら、まだ車に乗り込んでいない巻島は鳴子に挨拶をし、今泉や鳴子がやってきた道の向こうを見つめます。

その道に、小野田の姿はありません。

何か想いを馳せているような表情の巻島。
ポケットに手をつっこむとごそっとした感触。
巻島はそのポケットの中のものを取り出す事なく車に乗り込みます。

巻島「先帰るワ、じゃあな」

今泉「はい、ありがとうございました」

キュルルルル、ブロンと音をあげ、車のエンジンがかかります。

ジリッと動き出す車。

総北在校生の「ありざした!!」「したァ!!」という声に見送られ、車が去っていきます。

車が見えなくなるまで手を振る在校生メンバー。

鳴子「帰っ……た」「マジ…で」

今泉は少し俯き、暗い顔になってしまいました。
今泉(べつにオレも…大人ぶりたいわけじゃねーよ)

 

ここで再び場面が変わります。
贈られた花やゼッケン、記念品を手に、小野田が総北のチームテントの方へもどってきました。
ヘロヘロと疲れた様子です。

小野田「は~~~~~疲れたよ~。やっと終わりました~」

ふら~っとした足取りの小野田。

小野田「は~、皆さんもう帰りの準備を~」

そう言ったところで、会場の係の人達がチームテント等を撤収させている様子に気づきます。

小野田「うわ、もうチームテントが撤収させてる。ゴールゲートも…!!」「はっ、ボクの荷物は!?」

小野田の帰りに気付いたメンバーが声をかけます。

段竹「オレもちます」
小野田が持っていたものを手伝う段竹。

幹「小野田くんのはこっちにまとめてあるわ」

小野田「ああ、よかった。ありがとう、寒咲さん」

幹にお礼を言った小野田は、キョロキョロと周りを見回しながら言います。

小野田「そ、それでっ、ど、どちらに…」

キョロキョロしながら小野田は続けます。

小野田「皆さんもう会いました!? な、なんとですね!! この会場に巻島さんたちがいらっしゃってるのです!!」

先ほど挨拶を済ませた他のメンバーは言葉が出ません。

小野田「走ってる時にですね。見たんです!! 身をのりだして応援してくださったのです…!! ほんとうにほんとうに、あの時は力になりました」

ゴール前、真波とのギリギリの勝負中、巻島が身を乗り出して応援してくれた時の事を思い出しながら、小野田はぐっと拳をつくります。

小野田「お会いして、その時のお礼をしなくては!! それと…ずうっと思ってた…インターハイの『報告』を__したいんだ!! 今日は直接『報告』できるよ!!」

小野田の言葉を聞きながら、鏑木は自分が以前、小野田に『今年のインターハイの目標は何ですか』と聞いた時の事を思い返していました。
小野田は巻島に報告したいと語っていた事を、鏑木も思い出します。

無邪気に喜んでいる小野田の言葉に硬直してしまう他のメンバー。
鳴子に至っては悔しそうに歯を食いしばっています。

まだ何も知らない小野田は一人続けます。

小野田「巻島さんたちはどこ?金城さんたちにも皆やっと会えるね。1日目は会えなかったから。車の中にいるのかな?駐車場あっち?」「あれ?あ!! もう皆会ったの!?」

今泉「………ああ」

小野田「なんだ~~会ってないのはボクだけか~。どうりで皆さんへんな空気だと思ったよ~。じゃあボクだけ行ってくるよ。駐車場あっち?お花も見せてくるよ」

小野田が駐車場の方へ向かおうとすると、道を遮ったのは幹でした。

幹「こめんなさい、小野くん」「巻………」

小野田(?)

幹「巻島さんはもう帰ったの」

小野田「え」
小野田の笑顔が凍り付きます。

幹「飛行機の時間があるからって、予約の。田所さんの車で。もう会場から出発したの。30分前に」

小野田「え?」

呆然とする小野田。

小野田「え…帰?イギ…リスに?」

鳴子に加え、手嶋も歯を食いしばるような表情で見守ります。

幹「他の皆はあいさつしたわ。ごめんね…………すぐに言えなくて」

 

ここで場面は空港に向かう田所車に移ります。
田所が運転し、助手席に金城。後部座席に巻島が一人座り、窓から外を見ています。

金城「本当に良かったのか、巻島」

巻島「…………ああ……。飛行機の時間あるショ」

金城と田所は黙って巻島の話に耳を傾けます。

巻島「小野田とは昨日の夜も峠で会ったし。今日もレース中に声かけた」「それで、十分ショ」

『◎巻島を乗せ、走り出してしまった田所の車。次号、坂道の想いは…!?』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

うわーーー、小野田くんがかわいそう😭
めちゃくちゃ心が痛いです😣
一番頑張ったと言ってもいい小野田が、一番巻島に会うのを楽しみにしていたのに。
そんな小野田だけが会えないなんて。
その辛い事実に感情を爆発させる鳴子と、理性で抑える今泉の様子も胸を打ちました。
てか今回、今泉の、自分も大人ぶりたいわけじゃないという気持ちが描かれたの、ちょっと珍しい感じがして。すごくキュンときました💓
今泉って、だいたいその場では冷静なコメントしておいて、後々に実は熱かったんだ~みたいにフォローされるパターンが多い気がするのですよね。
今回はその瞬間の正直な姿と感情が綴られてて嬉しかったです😌
それにしても、なんなんでしょう~このすれ違い恋愛ドラマのような展開は💦
次週、小野田くんが自転車で巻ちゃんの乗る車を追いかけちゃう感じでしょうか?
空港まで、車だと迂回しないといけないけれど、自転車なら直線で行けるから間に合う~とか。
今週の冒頭で小野田が持っていたくも太郎、あれ絶対巻ちゃんのポケットに今入ってるやつだと思うんですよね!
だからきっと、会えたんでしょう💡

きっと会えたんだよね……と安心はするものの、この巻ちゃんと小野田のラブストーリー展開。
キュンとすると同時に東巻推しな私としてはちょっぴりジェラシーな感じで、少~し複雑だったりします💦
まあ、東巻はスペアバイクで最高な展開を味わっているので贅沢は言っちゃいけませんよね!こちらの主人公は小野田くんですから💦

それにしても……そもそも飛行機、もうちょっと余裕持たせられなかったんですかね?(翌日にするとか)
あと、小野田くん記者に囲まれてても、そこは声かけて連れ出しちゃって、取材は後で応じますから~でも良いと思うのですが、どうなのでしょう?
取材陣だってむしろ、応援に駆けつけたOBからも労われている小野田選手~って記事に出来るじゃないですか。
ダメなの~?って、思っちゃいました💨💨

それから、最後にひとつ💡
今回、先週までめちゃくちゃ見ていた黒田が、今週はちょっと荒北かぶれで出てきていたのが微笑ましかったです💓笑

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